『実力をつける地理100題』は、地理の問題をどう解けばいいのかを知りたい人にオススメの参考書です。さまざまな形式の問題が収録されていて対策できる幅が広く、解説も詳しく掲載されているため、地理に苦手意識がある人も使えます。
『実力をつける地理100題』を1冊やり切れば、難関レベルの論述問題にも対応できるようになるでしょう。
今回の記事では『実力をつける地理100題』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『実力をつける地理100題』はどんな参考書?
それではまず『実力をつける地理100題』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥1,430
- ページ数
- 432ページ
- 習得にかかる時間
- 95時間
- レベル
- 基礎的な知識をインプットしたい人、難関レベルの論述問題に対応したい人
『実力をつける地理100題』は、地理の問題をどう解けばいいのかを学ぶのにふさわしい1冊です。地理に不安がある人でも、問題演習を通してレベルアップできます。
「地理の問題が解けない」「模試での論述問題は捨てている」という人は『実力をつける地理100題』を使いましょう。
『実力をつける地理100題』のメリット・デメリット
メリット
- さまざまな形式の問題が収録されていて対策できる幅が広い
- 解説が詳しい
- 採点ポイントが掲載されているので自分で解いた問題を採点できる
デメリット
- 掲載されている問題の幅広いためやり終えるまで時間がかかる
- 共通テストで使う論述を使う人にとってはオーバーワークになる
『実力をつける地理100題』は、客観問題や論述問題などさまざまな形式の問題が収録されているため、網羅的に勉強できます。採点ポイントが掲載されているので、自分で採点して、本番でどのくらい得点できるかを予想しやすいです。
入試に役立つ関連知識も取り上げているため、参考書としても活用できます。また、問題編よりも解説にページを割いているため、難しいポイントもしっかり理解できます。
ただし『実力をつける地理100題』では、基礎的な単語も勉強できますが細やかなインプットまではできないため注意しましょう。
実力をつける地理100題がオススメな人
『実力をつける地理100題』は以下のような人にオススメです。
- 地理の教科書や資料集を読む程度の勉強は完了している人
- 基礎知識もインプットしつつ実際の問題でアウトプットにも取り組みたい人
- 難関レベルの論述問題に対応したい人
『実力をつける地理100題』は、基礎的な内容も振り返りつつ国公立二次や私大地理受験に向けて実践的な勉強を積みたい人にオススメの参考書です。
『実力をつける地理100題』の使い方
ここからは具体的な『実力をつける地理100題』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『実力をつける地理100題』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 問題を解く
- Step2.
- 間違えた問題には印をつける
- Step3.
- 正解していた箇所も含めて解説をすべて読む
- Step4.
- 解説を読んで知らなかった単語は覚え直し、該当箇所の地図帳や資料集も確認する
Step1.問題を解く
まず、どんどん問題を解きましょう。わからない問題は飛ばして大丈夫なので、できるところからやりましょう。
Step2.間違えた問題には印をつける
間違えた問題には印をつけます。2周目を解く際に印のついた問題を優先的に取り組むことで、自分の苦手な問題を効率的につぶせるようになります。理解できている問題に時間を割かないようにすることで、短時間で多くの問題を解けるでしょう。
Step3.正解していた箇所も含めて解説をすべて読む
正解していた箇所も含めて、解説をすべて読みましょう。解説を読むことで、間違えて覚えていたことを正しく覚え直したり新たな知識が手に入ったりできます。
正解した問題については、偶然正解していただけの可能性もあります。入試本番で根拠を持って知識を引き出せるよう、解説を読んで「なぜこの答えになるのか?」という部分を理解しておきましょう。
論述部分については、解説を読んで「記述に盛り込む部分」を確認しておきます。
Step4.解説を読んで知らなかった単語は覚え直し、該当箇所の地図帳や資料集も確認する
解説を読んだ際に知らなかった単語は、新たに知識として身に付けておきましょう。また、該当範囲の地図帳や資料集も確認して知識を補強します。
より細かい地理の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!
『実力をつける地理100題』を使う際のペース配分
『実力をつける地理100題』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
受験まで時間がない高校3年生の場合は、2周目以降は間違えた問題だけを解くことで、効率よく演習を繰り返せます。ただし、答えを丸暗記しないように注意しましょう。
地理にかけられる時間が少ない人は、「1日2題」に取り組んで2ヶ月以下で終わるようにしましょう。余裕があれば2周目にも取り組みましょう。
『実力をつける地理100題』を使う際の注意点
『実力をつける地理100題』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 正解していた問題も必ず解説を読む
- 資料集や教科書に戻る
- 「なぜ」を意識して解説を読む
たとえ正解した問題でも、必ず解説を読むようにしましょう。自分が知らなかった知識が手に入る可能性があります。
また、勉強の基本は教科書です。適宜教科書に戻り、応用的な知識として資料集も参考にしましょう。
解説を読むときに、ただ読むのではなく「なぜ」を意識すると、より頭に入ってきやすくなります。
まとめ
最後にもう一度『実力をつける地理100題』がオススメな人を確認しましょう。
- 地理は教科書や資料集を読んだくらいの人
- 今まで地理の用語は半分以上覚えていない人
- 模試での論述問題は捨てている人
- 基礎的な知識をインプットしたい人
- 難関レベルの論述問題に対応したい人
地理に苦手意識がある人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人などは、レベルアップのための教材として使いましょう!
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば地理の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
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