『入試現代文へのアクセス基本編』は、現代文の読解問題を学びたい人にオススメの参考書です。テーマごとに例題が用意されており、基本的な読解の解き方を学習できます。
『入試現代文へのアクセス基本編』を1冊やり切れば、読解問題の解き方を理解し、定期テストで高得点を取れるようになるでしょう。
今回の記事では『入試現代文へのアクセス基本編』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『入試現代文へのアクセス基本編』はどんな参考書?
それではまず『入試現代文へのアクセス基本編』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥1,026
- 収録問題数
- 16題
- ページ数
- 190ページ
- 習得にかかる時間
- 約1ヶ月
- レベル
- これから読解の勉強を始める人、現代文が苦手な人
『入試現代文へのアクセス基本編』は、現代文の読解の一歩目にふさわしい1冊です。読解問題の点数が安定しない人でも、基礎から解き方を学習できます。
「現代文が苦手」「まだ受験生ではないのでじっくり基礎を始めたい」という人は『入試現代文へのアクセス基本編』を使いましょう。
『入試現代文へのアクセス基本編』のメリット・デメリット
メリット
- 解説が丁寧
- 問題の種類が豊富
- 現代文の用語の説明が充実している
デメリット
- 国公立大の対策には向かない
- 読解問題に取り組んだことがない人は難しく感じる可能性がある
『入試現代文へのアクセス基本編』は、解説が丁寧で文中の用語説明も充実している点が特徴です。
掲載されている問題の種類は、漢字の読み書き・選択問題・抜き出し問題など豊富なため、さまざまなパターンの問題に対応できる力を身につけられるでしょう。
ただし、記述問題が中心の国公立大の対策をしたい人や読解問題を一度も解いたことがない人は、別の参考書を使うことをオススメします。
『入試現代文へのアクセス基本編』がオススメな人
『入試現代文へのアクセス基本編』は以下のような人にオススメです。
- 読解の基本を学習したい人
- 徐々にレベルアップしたい人
- 定番の参考書で勉強したい人
- 現代文重要単語をおさえながら勉強したい人
- 記号問題・抜き出し問題・記述問題をバランスよく練習したい人
『入試現代文へのアクセス基本編』は、現代文の重要単語をおさえながら読解の学習を進めたい人にオススメの参考書です。まだ受験勉強が始まっていない1,2年生が、現代文を勉強する足掛かりとしても使えます。
『入試現代文へのアクセス』は、基本的なレベルから順に「基本編」「発展編」「完成編」の3つがあります。
発展編は共通テストから中堅私大レベル、完成編は共通テストから早慶レベルまで対応できるため、自分の進捗や志望校に合わせ徐々にレベルアップするとよいでしょう。
発展編・完成編については、以下の記事でも解説しています!
『入試現代文へのアクセス基本編』の使い方
ここからは具体的な『入試現代文へのアクセス基本編』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『入試現代文へのアクセス基本編』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 解き方のコツを意識しながら「どこに根拠があるか」印をつけて問題を解く
- Step2.
- 丸付けをして解説をすべて読む
- Step3.
- 間違いの選択肢が「なぜ間違いなのか」を確認する
- Step4.
- 本文中でわからなかった言葉を調べて覚える
毎日の勉強時間は約1時間です。
Step1.解き方のコツを意識しながら「どこに根拠があるか」印をつけて問題を解く
まずは、問題を一通り解きましょう。その際に、根拠が書かれている場所に印をつけてください。印をつけておくことで、解説を確認するときに「どこで間違えたのか」がわかりやすくなります。
また『入試現代文へのアクセス 基本編』は、文中に掲載されている用語が解説されているので、問題を解く際の参考にしましょう。
Step2.丸付けをして解説をすべて読む
問題を一通り解いたら丸付けをして、解説を「すべて」読みましょう。
ここでのポイントは「正解していた問題も含めて解説を読む」ということです。現代文においては、「たまたま正解した」という状態で理解しないままにしておくと、本番で類似問題が出題されたときに対応できません。必ず「自分が解いた根拠と合っているか」まで確認しましょう。
Step3.間違いの選択肢が「なぜ間違いなのか」を確認する
記号問題の場合は、間違いの選択肢を見て「どの部分が間違いなのか」を確認しましょう。
この作業をくり返しすことで、記号問題を解くときに根拠を持って正解を選ぶ力が身につきます。
間違えた問題だけではなく、正解していた問題の選択肢も確認しましょう。
Step4.本文中でわからなかった言葉を調べて覚える
最後に、読めなかった漢字や知らなかった熟語の意味を調べましょう。
知らなかった熟語の意味をノートにまとめておくと、スキマ時間に見直しができるのでオススメです。
ただし、この作業は10分程度で行い、時間をかけすぎないように注意してください。
2周目以降も同じステップで演習を行いましょう。
ペースを落としても良いので、毎日少しずつ続けて読解力を向上させましょう。
より細かい現代文の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!
『入試現代文へのアクセス基本編』を使う際のペース配分
『入試現代文へのアクセス基本編』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は「1日に30分」学習し、約2ヶ月での完成を目指します。1日の学習時間は少なくてもよいので、毎日継続して学習する習慣をつけましょう。
受験まで時間がない高校3年生の場合は、「1日に2時間」取り組むことで約2週間で完成させます。「高3の秋だけど基礎が固まっていない」など、受験まで残りわずかな人のみ取り組みましょう。
『入試現代文へのアクセス基本編』を使う際の注意点
『入試現代文へのアクセス基本編』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 毎日継続して学習をしよう
- 自分に合ったレベルの問題集を使用しよう
- 解き方を意識して問題を解こう
現代文は、毎日継続して問題を解くことで読解力が向上します。部活や他の教科の勉強が忙しい場合は、時間を減らしてもいいので継続して問題に取り組みましょう。
問題を解いた後は解説を読み、読解のポイントや解き方を確認しましょう。2周目以降は、1周目で確認した読解のポイントや解き方を意識して問題を解いてください。
また『入試現代文へのアクセス』は基本編・発展編・完成編の3部作があるため、自分のレベルに合った問題集を選びましょう。
『入試現代文へのアクセス 基本編』は、模試での偏差値が50前後で、基礎から読解力を高めたい人にオススメです。
まとめ
最後にもう一度『入試現代文へのアクセス基本編』がオススメな人を確認しましょう。
- 読解の基本を学習したい人
- 徐々にレベルアップしたい人
- 定番の参考書で勉強したい人
- 現代文重要単語をおさえながら勉強したい人
- 記号問題・抜き出し問題・記述問題をバランスよく練習したい人
現代文に苦手意識がある人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人などは『入試現代文へのアクセス基本編』を使って読解の基礎を固めましょう!
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