古文の実力が伸びなくて苦労しているという声をよく聞きます。
- 模試になると古文が全く解けない!
- 単語を覚えたのに古文が読めるようにならない
- 文法を勉強したけど読解に活かせていない気がする
と感じている人は、読解力が足りていないのが一因です。
この記事では、読解力がグングン伸びる「古文上達 読解と演習45 基礎編」の特徴と使い方を解説します!



「古文上達 基礎編」はこんな人におすすめ!
「古文上達 基礎編」の基本情報
- 問題数
- 45題
- 習得にかかる時間
- 68時間
- レベル
- 基礎~応用。定期テストからセンター・MARCHレベル
- おすすめ度
- ★★★★☆(基礎レベルの総合力がつく。中堅大学なら「基礎編」1冊でOK)


こんな人におすすめ!チェックリスト
- 古文単語・文法の勉強を終えた人
- 読解の勉強を始めたばかり!
- 読解の演習をしたい
- 文法の復習をしながら読解力をつけたい
- 解説が丁寧な参考書が欲しい
- 簡単な問題から段階的に力をつけたい
- 受験に必要なポイントを効率よく学びたい
- 有名予備校の参考書を使いたい


こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- 古文単語をまだ暗記していない
古文単語315、古文単語勉強法|単語帳1冊で大学受験の古典単語が完成する!をチェック! - 古典文法の基本的な知識の理解ができていない
スタディプラス 、古典文法勉強法|1か月で古典文法の基礎をマスター!をチェック! - 既に別の参考書で古文読解の勉強をしている
古文上達 読解と演習56がおすすめ! - 難易度の高い実践問題をバリバリ解きたい
得点奪取古文がおすすめ!

「古文上達 基礎編」の使い方・勉強法!

「古文上達 基礎編」の構成は大きく3つに分かれていて、「文法整理編」「問題演習編」「解答解説編」から成っています。
まず「文法整理編」にある「まとめ」+「集中講義」で知識をインプットしましょう。
次に、覚えた文法事項を左ページの「練習問題」で確認します。
この一連のインプットとアウトプットをこなすことで、読解力が身につきます。


「集中講義」と「練習問題」で基本知識を覚えたら、「問題演習編」にある実践問題に取り組みましょう。


基本的なカリキュラムのステップ
1周目
- Step1.
- 制限時間を気にせず、納得のいく解答ができるまで問題に取り組む
- Step2.
- 答え合わせを行い解説を読む
- Step3.
- 解説を読む中で、解説と自分の考え方を比較する
- Step4.
- 文章の意味を理解した上で2回音読
2周目
- Step1.
- 1周目で読んだ解説通りの解き方を意識しながら問題に取り組む
- Step2.
- 答え合わせをおこない間違えた問題の解説を読む
- Step3.
- 音読を5回行う



1、解答解説を丁寧にチェックする
答え合わせをする際に〇と×をつけただけで終わっていませんか?あるいは、「解説は明日読もう」と先延ばしにしていませんか?
これでは読解力は伸びません。答え合わせをする時には「なぜ間違ったのか」を正確に理解することが大切です。
そのために丸つけが終わったら本文を一文ずつ解釈していきましょう。問題文と現代語訳を照らし合わせ、分からなかった単語や文法を細かく確認してください。
2、古文を音読する
答え合わせと本文の解釈が済んだら、必ず問題文を音読しましょう。


音読の作業で古文独特の言い回しが身体に染みつき、古文をいちいち現代語訳せずとも読めるようになります。
つまり、古文を古文のまま読めるようになるのです。そうすることで古文の読解スピードが上がり、難関大で出題されるような文量が多い古文も解けるようになります。
こんな使い方は要注意!

「古文上達 基礎編」使用上の3つの注意点

その1 単語の知識があいまいだけど取り組んじゃおう
古文の勉強は「単語」→「文法」→「読解」の順番に進めましょう。したがって「古文上達 基礎編」を取り組むより先に古文単語の勉強を済ませておく必要があります。
- 古文単語に不安がある!
- 自分にあった古文単語帳が分からない!
という人は次の記事も読んでみてください。
その2 文法はまだやってないけど読解の演習をしながら勉強すればいいや
文法知識が浅い状態で古文の読解に取り組むのはかなり困難です。「単語は覚えたけど文法の暗記が終わってない」という人は、まず文法の勉強をしましょう。
その3 知識が細かくて読むのが面倒だから「集中講義」のところはサラッと読もう
これもやってはいけない使い方です。
「集中講義」の箇所には大切な文法事項や読解のコツがぎっしり詰まっています。必ず熟読して知識を頭に入れてから設問に取り組みましょう。
次に使う参考書はコレ!


MARCH以上の私大・国公立大学志望の人は『古文上達 演習と読解56』を使いましょう。
また、志望校で記述模試が出題される人や早慶志望の人は『得点奪取古文』を使いましょう。

まとめ

- 解説を熟読!
- 演習が終わったら必ず音読をする!
- 単語と文法の勉強が終わってから使う!

- 古文単語・文法の勉強を終えた人
- 読解の勉強を始めたばかり!
- 読解の演習をしたい
- 文法の復習をしながら読解力をつけたい
- 解説が丁寧な参考書が欲しい
- 簡単な問題から段階的に力をつけたい
- 受験に必要なポイントを効率よく学びたい
- 有名予備校の参考書を使いたい
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