古文勉強法

古典読解勉強法|たった一ヶ月で古典がすらすら読めるようになる勉強法

「大学受験オンライン戦略会議」、略して「オン戦」では、学習塾STRUX塾長である綱島将人監修のもと、第1志望校合格のための勉強法や勉強に関するコラムを、"受験計画"を通してわかりやすくお伝えしています。高校生のマルオをはじめとするキャラクターたちと、合格への"最短距離"をすすんでいきましょう。

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古文の勉強も読解まできたら大詰め。しかし一番難しいのが読解です。「どうやって読めばいいの?」「読解力つけるためにはどうしたらいいの?」など受験生の悩みが尽きません。
今回はそんな悩みを解消する読解の勉強を紹介します。この記事を読めば「たった1ヶ月で古文が読めるようになる」勉強法がわかります。


紙画像
案件02
古典の文章が全然読めません。

先生、やっと古典の読解に入ったんですけど、全然読めません。
読めないってどんな感じなんだ?
え〜。何書いてあるのかわからないし、登場人物多いし、難しいっすよ〜。
なるほどな。じゃあ今回は読解が苦手な人のために「古典読解をマスターする勉強法」を教えてあげよう。
ぜひとも教えてください!
じゃあさっそく始めていくぞ

ペン画像戦略01
古典を「確実」に読みとく勉強法

この記事を読んでいるみなさんは古典を「日本語」だと思っていませんか?

もちろん古典は昔書かれていた日本語です。
ですが同じ日本語だと思っても、古典は現代語と語法も使われている単語も全然違います。

もはや「外国語」と思ってもいいくらいです。少なくとも受験においては「外国語」だと思って勉強しなければいけないくらい、現代語と大きな違いがあります。

確かによく考えたら外国語同然ですね!

では、そんな外国語みたいな古典読解が上達するにはどうすればいいか考えてみましょう。

実際、古典でよく聞く悩みは次の二つのうちどちらかであることが多いです。


1.何が書いてあるのかわからない …… 単語、文法、主語がわからない

2.問題が解けない …… 記述問題ができない。記号問題で選択肢を絞れないなど。

の二つです。

僕は両方当てはまるぞ!
そんなところで威張ってるんじゃないよ。

戦略1では、「1.何が書いてあるのかわからない」 についての対処法を紹介していきます。

1-1.古典を正確に読むための二つのポイント

古典を正確に読むためのポイントを紹介する前に、一つ認識しておくべきことがあります。

それは「古典の読解ではスピードを求める必要がない」ということです。

英語の長文や現代文の読解ではスピードを意識して読みなさいと言われている人が多いかもしれませんが、古典ではスピードは必要ありません。

なぜなら古典は全体の文章が比較的短いことがほとんどで、時間が足りなくなるということはほとんどないからです。時間内に読み終わる文章量がほとんどだと思います。

もちろん速く読めたほうがいいですが、古典の読解においてはそれよりも

「文の意味を正確に読み取る精読力」を身につけるようにしましょう。

「正確」に読めるようにするにはどんな勉強をすればいいでしょうか??

結論から言うとこの二つです。


①「単語」「文法」といった基礎事項を完璧にすること
②「何度も繰り返し読んで「慣れること」

「基礎知識」と「慣れ」が大切だ。

では一つずつ解説していきましょう。

1-2.「単語」「文法」を完璧にしよう

「単語」「文法」の暗記は読解に入る前に必ずやりましょう。基礎知識の暗記は英語でも大事ですよね。英単語とか、英文法とか。

はじめに言った通り、古典はもはや外国語です。

古典単語、古典の文法ルールに従って読み進めていかないといけないので、単語や文法をきちんと理解できていないと正確に読解することができません。

「なんとなく読めるからいいじゃん」と思っている人は気をつけてください 。

僕もそう思ってた!!

古典は文法をあまり気にせずさらっと読めてしまいます。使われている文字は現代と同じ日本語ですからね。

そしてさらっと読んでしまっていざ問題を解こうと思っても手が止まってしまい、全然意味を把握できていなかった……なんてことはよくあります。

全然意味を把握できないことがないように「単語」「文法」をしっかり勉強しましょう。
そして覚えた単語と文法をフル活用して読むんだ、という意識を持ちましょう。


  

「古典単語勉強法」「古典文法勉強法」の詳しい勉強法についてはそれぞれ下のリンクで読んでみてください。

→古典単語の勉強法はこちら

古典の勉強において避けられない道である単語の勉強。単語をどれだけしっかり勉強できるかどうかで古文の出来を左右してしまいます。しかし多くの人が「どうやって覚えたらいいの?」「どれくらい覚えればい ...... 続きを読む≫

→古典文法の勉強法はこちら

古典文法といえば古典の勉強の核となる部分。古典文法ができないと、古典の入試問題はほぼ解くことができません。とはいえ、0から始めるとなると、「どうやって勉強したらいいの?」と思う人も多いはず。 ...... 続きを読む≫

1-3.何度も繰り返し読んで慣れよう

二つ目にやらなきゃいけないことは古典の文章に「慣れる」ということ。

1-2で古典単語や文法を勉強して、それらを使う意識を持つように言いました。

しかし文章を読んでいても習った知識をうまく使えない、文章の意味を把握できない、という人も少なくありません。

こんな状況になってしまう原因はすごくシンプル。

いくら基礎事項を覚えたところで、実際に文章を読む練習をたくさんしていないと本番で読解はできません。

読み込んで慣れないと正確に読めないぞ。

そうはいっても、具体的に何をやったらいいかわからないと思う人が多いと思います。

ここから
「正確」に読めるようになるための勉強法を紹介します。

一ヶ月で文章をより正確に読めるようになり、スピードまで上がることを実感できます。

「正確」に読めるようになるための勉強法


【用意するもの】 古典の読解用の問題集
【いつ頃からやるべきか】 単語、文法を一通り 暗記し終わったら
【どのくらいやるのか】毎回10回音読


【具体的な勉強法】
step.1問題集を選ぶ
step.2実際に文章を読み、問題を解く
step.3答え合わせを読み、解説を確認
step.4現代語訳を見て自分の訳と照らし合わせる
step.5最後に音読

ステップごとに見ていくぞ。

Step.1 問題集を選ぶ

まずは問題集を選びましょう。ここでは二つオススメを上げておきます。

古文完全攻略 マドンナ入試解法

まるで授業を受けているかのような丁寧な解説が掲載されています。その解説量は圧倒的で古典の読解が苦手な人にオススメです。実際に問題を解きながら古典を勉強していきたい人にはぴったりです。

古典上達 読解と演習56

問題数も豊富でがっつり古典の演習をしたい人にオススメです。問題集も中身が入門・基礎・演習と分類されていて、自分にあったレベルからスタートできます。文学史解説も豊富です。古典の基礎が身についていて、演習量を増やしたい人にオススメです。

これ以外にもやりたいという人に向けて、問題集選びのポイントをまとめておきます。


【問題集選びのポイント】
①現代語訳が必ずついている
②出典がわかる。出典の解説が書いてある
③実際の入試で使われた問題を使用している

簡単にポイントを解説しておくぞ。

①現代語訳が必ずついている。

古典の原文を読んだだけで完璧に分かる人は受験生ではほぼいません。ですので勉強するときは、原文と現代語訳を照らし合わせてストーリーをしっかり理解することが大事です。
また、このパターンで使われている文法はこの活用形でこういう意味になるんだとか、この単語はこの場面だとこんな意味になるんだとか、その都度しっかり認識することでどんどん古文に慣れることができます。

現代語訳はマストで必要だ!

②出典がわかる。出典の解説がわかる。

2章での読解問題を解くコツの中で解説しますが、出典がわかることは重要です。いつ書かれたのかによって時代背景は全然違います。その時代によって、誰を尊敬しているのかとか、この物語ではどんな登場人物が出てくるのかなどは、文章を理解する上で欠かせない知識です。

読解練習する上で出典はきっちり押さえなきゃだね。

③実際の入試で使われた問題を使用している

古典の入試問題では問題になる箇所がある程度偏っています。そして題材となる話も場面も限られています。と、いうことは、よく見る問題というのが存在します。
受験生 は、試験の問題を解いて合格することが目標です。実際の受験の時には、今まで入試問題で使われたことある問題が再び出てくることがよくあります。なので、過去の様々な大学の入試問題が収録されている問題集を選びましょう。

Step.2 実際に文章を読み、問題を解く

問題集を選んだら、早速解きましょう。普通に解けばいいのですが、この時に一点だけ注意事項があります。それは

「問題をコピーすること」です。

問題をコピーする理由は、復習(読み直し、音読など)の時に書き込みがあるものとないものの二つを用意するためです。

問題をコピーしておこう

Step.3 答えを確認し、解説を読む

この時にやって欲しいのが、

設問が解けなかった理由を考えて、設問に関係する文法事項や単語を復習すること。

単純に文法や単語がわからなかったから解けなかったのか、それとも全体の流れがわからなかったのか、など原因を考えて復習しましょう。

また、問題には記述問題も含まれていることがありますが、長文を読むのに慣れるのが教材に取り組む目的なので、誰かに添削してもらうといった必要はないです。単語や助動詞の意味を間違えずに書けていれば、多少文章がおかしくても〇にしてください。

もちろん、志望校の過去問は別です。学校の先生などに添削してもらってくださいね。⇒「過去問に関する記事(執筆中)」

そして単純に知識を覚えてなかったのなら復習して覚え直しましょう 。疑問点がなくなるまでしっかり復習しましょう。

ちょっと待ってください!復習して覚えましょうっていうけど、どうやって復習すればいいですか?
じゃあここで簡単に復習の仕方を説明するぞ!

①単語を知らなかった場合

単語が思い浮かばなかった、こんなの知らない!って思った場合はまず、単語帳を見てみましょう。

その時に

◆解いている時にわからない単語が載っていた場合。
すかさずその単語にチェックを入れましょう。これによって次その単語を勉強した時に「あ、この前間違えた単語だ!」と強く印象つけることができます。単語帳に載っている単語は受験で覚えるべき単語が載っているので、完璧に覚えましょう。

◆解いている時にわからなかった単語が単語帳に載っていなかった場合。
➡この場合は「へー、こんな単語あるんだ」程度に思っていれば大丈夫です。単語帳に載っていないということはそこまで重要な単語ではありません。単語帳に載っている単語を覚えていれば、入試で大差がつくことはないので、無理して覚える必要はありません。

単語帳に載っている単語を覚えればいいんだね!

②文法を知らなかった場合

今まで勉強してきたテキストをもう一度見直しましょう。そして今までと同じように文法の勉強をしてもう一度覚えなおしましょう。
文法の勉強の仕方も教えて欲しいという人は「古典文法の記事」を参考にしてください。

古典文法といえば古典の勉強の核となる部分。古典文法ができないと、古典の入試問題はほぼ解くことができません。とはいえ、0から始めるとなると、「どうやって勉強したらいいの?」と思う人も多いはず。 ...... 続きを読む≫
もう一度勉強し直そう!

Step.4現代語訳を見て自分の訳と照らし合わせる

古典の読解に慣れる上で一番重要です。

自分なりに理解したストーリーと実際のストーリーが同じかどうか、現代語訳を読んで確かめましょう。
同時に、適切に主語を把握できているか、単語や助動詞の意味を正しく把握できているかもチェックしましょう 。正しいストーリーと自分自身で解釈したストーリーとのギャップを確かめてください。

もちろん最初はできていなくて当たり前です。

Step,4でも、自分はなぜ間違えて読んでしまったのかを考えましょう。できなかった原因を考えることで、step,5の音読に活きてきます。

なぜ間違えて読んでしまったのかを考えよう!

Step.5 最後に音読

最後は音読です。音読を行うことで、わからなかった単語の覚えなおしもできて 、文法の確認もできます。慣れることにおいては音読が一番手っ取り早いです。

音読で大事なポイントは二つ。


①間違えてしまった原因を意識して音読する。
②同じ文章を繰り返し読む。

それぞれのポイントの解説をしていきましょう。

①間違えてしまった原因を意識して音読する。

Step.4で間違えてしまった原因を考えてもらったと思います。この音読で、正しいストーリーと自分の間違った解釈の差を意識して修正しましょう。

②同じ文章を繰り返し読む。

単語や文法を定着させる上で同じ文章を繰り返し読むことは大事です。実際の単語、文法の使われ方に慣れるために同じ文章で音読しましょう。

知識の定着のために繰り返し読むことが大事だね!

最後に音読のオススメの回数を紹介します。

毎回古典の問題を読み終えた後、10回 は音読しましょう。

具体的に10回の音読の中でどんな音読をすればいいのかを紹介します。

まず最初の5回は、実際に書き込みをした問題文を使って音読しましょう。
音読をする前に解説を読んで間違っていたポイントを書き込んでもよいです。
品詞分解など、解いた形跡のある問題で、どうやって品詞分解したらいいのか、主語、敬語の把握など、書き込みを見て正確に読めるようになりましょう。

最初の5回は書き込みのある文章を音読しよう!

次に、先ほどコピーした、何も書いていない真っ白な問題文があると思います。今度はこれをつかって音読しましょう。
ここでの目的は「品詞分解など何も書かれていない文章を読めるようになること」です。

実際の入試問題には当たり前ですが、品詞分解や訳などが書かれていない真っ白な文章が出題されます。このまっさらな文章を読み解かなければいけないので、その訓練をしましょう。

何も書いていない文章に対しても、品詞分解が瞬時にできるか、主語、敬語が適切に把握できるかを確認しながら音読しましょう。

これも最低5回は音読しましょう。

どうだ、マルオ。古典読解をするイメージがついたか。
はい、やっぱり単語や文法といった基礎知識が大事なんですね。
その通りだ。それがなかったら話にならない。しかし逆を言えば、古典の読解の場合、単語力と文法力があればある程度は読める。あとは慣れるだけだ。
でも僕、文章中で主語が誰だかわからなくなったり、うまく現代語に訳せなかったりするんですよ。
なるほどな。
どうすればいいですか??
じゃあ今度は読解を楽にできるようになるテクニックを教えよう。

ペン画像戦略2
できる人はやっている。古典読解で役立つ4つのテクニック

この章では、単語、文法はある程度勉強したし、そこそこ古典読解の練習をしたけれど、いまひとつ読解ができない人向けに、読解をサポートするテクニックをお伝えしていきます。

これをうまく使いこなしてすらすら読解できるようになりましょう。

ここで紹介するのが

1、文の主語を把握する

2、敬語の知識を使う

3、注釈やリード文にもしっかり目を向ける

4、古典常識を使って読解を楽にしよう

うわぁ、こんなにあるんだ。

マルオもびっくりの分量ですが、一つ一つ解説していきましょう。

1〜3までのテクニックは読解で一度はつまずく悩みだと思います。ここではどのように使いこなせばいいか紹介していきます。

1.文の主語を把握する

まず一番多い悩みの一つが、主語がわからないことだと思います。主語がわからないから、誰が言った言葉なのかわからない、だから文章がどんどん読めなくなってしまう。

こうならないための工夫を紹介しましょう。
それは

主語を四角で囲むこと

です。

文章の中でどれが主語なのか、わかりやすくするために印をつけてわかりやすくしましょう。
主語を四角で囲むと登場人物がどこで出てきたのか、しっかりわかるようになると思います。

また書き込むことで、折り返し読み直しても主語が一目でわかります。

ちょっと待ってください!主語ってよく省略されませんか?省略されたら印のつけようがないですよ。
それじゃあ「なぜ主語が省略されるのか」を簡単に教えてあげよう。これを知ることで主語に印をつける意味がわかると思うぞ!

主語の省略のルール

主語省略のルールは大きく二つあります。

①何度も繰り返される。
②敬語など、文法知識を使って分別できるから書いていない。

もちろん他にもありますが、入試ではこの二つが理由だと把握していれば、問題ありません。

それぞれについて説明するぞ!


①何度も繰り返される。

これは現代人でも同じ感覚になることがあると思います。文章を書いている時に何度も「自分は〜〜だ」みたいに主語を書くことはないですよね。古文でも同じことが起きています。

なので、主語に印を一度つけておくと、「今はずっと同じ主語だ」というのが一目でわかります。

下の例を見てみましょう。印をつけておくことで、主語がどこにあるのか、一目でわかります。


②敬語など、文法知識を使って分別できるから書かれていない。

マルオ君のように主語を把握できなくて悩んでしまうことの原因はほとんどが②のパターンです 。こちらについては 2.敬語の知識を使う で詳しく対処法を紹介しているのでそちらを参照してください。

主語以外にも、自分でルールを作って印をつけると読みやすくなります。
印をつけたほうがいいポイントを紹介すると

  • 主語
  • 話し言葉
  • 敬語(尊敬語、謙譲語、丁寧語はそれぞれ別々で)

です。自分なりの形のルールなどを作ってやってみると文章を読む効率が格段に上がります。

2.敬語の知識を使う

次に紹介するテクニックは「敬語の知識を使う」ことです。

これを使うとどんないいことがあるのかというと、

主語の発見が格段に楽になること

です。

敬語を勉強した人ならおわかりの人が多いと思いますが、簡単に敬語の知識をおさらいしましょう。特に重要なのが敬語の「誰から誰へ」敬意を表すのかという知識です。


*誰から
地の文:作者から
「」:「」を言った人から


*誰へ
尊敬語:動作主=主語(ガ・ハの上にある人物)
謙譲語:動作対象者=目的語(ヲ・ニ・ト・ヨリの上にある人物)
丁寧語:その話を聞いている人=読者

この知識を知っているだけで登場人物たちがどう関わっているのかがすぐにわかります。

なるほど!そんな簡単なルールだったのか!

敬語を使われる人物は発言者より立場が上の人です。また、天皇(上皇)に対しては二重で敬語が使われます。
この使われ方は天皇(上皇)に対してだけなので、二重で敬語が使われたら、一発で誰に対しての敬語かわかります。

また、敬語が使われることによって主語が省略されたりします。昔の人が、主語が省略されても読むことができたのは、敬語の知識を使って誰に向かって話していたのかなど、登場人物間の関係を理解できたからです。

敬語の知識を使って人物関係をしっかりつかめるようにしましょう。

「敬語」の詳しい勉強の仕方はこちらを参照してください

→古典 敬語勉強法はこちら

敬語といえば、古文の勉強でも悩む人が多い分野。「敬語がたくさんありすぎて何が何だかわからない」、「敬意の対象がわからない」、そんな悩みがあるのではないでしょうか。今回の記事では、そんな悩める人 ...... 続きを読む≫

3.注釈やリード文に目を向ける。

注釈やリード文に気をつけて読解を始めていますか?

注釈やリード文に目を向けると、いいことがあります。それは「本文の設定がわかる」ということです。

更級日記の冒頭のリード文に注目しましょう。
これから続く文は作者が昔起こった出来事を後年回想したものです。

つまり、この文章は今の話ではなく、昔起こったこと。そして作者自身の話です。

作品によっては作者自身が話の中に登場しないこともあります。

誰が書いたのか、登場人物によって話が全然違ってきますし、主語の省略もあります。
自分自身のことを書くにあたってはわざわざ「私は」と入れないことが多いのは現代にも通じるところがあるので、なんとなく実感が湧くのではないでしょうか?

ヒントが隠されているかもしれないことが多いので、リード文と注釈に目を必ず向けるようにしましょう。

注釈とリード文はシチュエーションを教えてくれるから欠かさず読もう!

4.古典常識を使って読解を楽にしよう

最後のテクニックはこちら。そもそも古典常識を勉強した方がいいの?と思うかもしれませんが、

もちろん必要です。

難関大学になればなるほど必要になってきます。
ですが、

「読解の勉強の中で身につけてしまえばわざわざ必要ない」です。

これも事実です。

どのように身につけるかは「古典 文学史」の方を見て勉強してください。

古典文学史の勉強と聞いてどんな勉強を思い浮かべますか?多くの人は「覚える量多い」「複雑だし分かりづらい」と思いがちです。「そもそも必要あるの?」なんて思う人も少なくないはず。 この記事ではそ ...... 続きを読む≫

ここでは文学史をはじめとした「古典常識」がどうして読解に役に立つか解説していきます。

例えば、古典常識でわかりやすいもののなかに、「旧暦」があります。

同じ「春」でも、今と昔では違うものを言っています。

旧暦における「春」は「睦月、如月、弥生」の三ヶ月を表しています。これは現代における「1月、2月、3月」です。

1月、2月って冬じゃん!!

マルオくんが言う通り、今の春 は3月〜5月くらいまでを指しますが、古典だと、違います。

これが分からないと季節感がずれてしまい、正確に場面をつかむことができません。「古典常識を知っているかどうか」で読解力に大きな差が出てきてしまうこともあります。

古典常識も読解に欠かせないものだと思って勉強しましょう。

「マドンナ古文単語」や「マドンナ古文」などに巻末などで詳しく紹介されています。

1−3で紹介した『マドンナ古文 入試解法』『古典上達 読解と演習56』

でも古典常識は紹介されているので、隙間時間などで確認しておきましょう。

ペン画像まとめ

今日勉強したポイントを復習しよう。

①古文読解はスピードよりも正確に読むことが大切

②古典を正確に読解するために
・「単語」「文法」といった基礎事項を完璧にすること
・何度も繰り返し読んで「慣れること」

③古典を楽に読むテクニック

1.文の主語を把握する

2.敬語の知識を使う

3.注釈やリード文にもしっかり目を向ける

4.古典常識を使って読解を楽にしよう 。

これらを守れば一気に読みやすくなるぞ!。
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