早稲田大学文化構想学部


早稲田大学文化構想学部 国語の対策

早稲田大学文化構想学部は、文学系統の中でも最も偏差値の高い学部の1つです。現古漢すべての分野で一定水準の読解力が求められます。

文構独特の出題形態として、第3問では現古漢の融合問題が出題されることから、しっかりとした読解力を身に付けることが必要です。

この記事では、早稲田大学文化構想学部の国語攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

早稲田大学文化構想学部の国語出題傾向

早稲田大学文化構想学部の入試は、マーク方式と記述式の両方があります。しかし記述式は抜き出しや語句記述がメインとなるため、説明記述の出題はほぼありません。

問題は現代文・古文・漢文すべてから出題され、「空所補充問題」と「内容一致問題」の割合が多いです。

そのため、基礎的な知識だけでなく限られた時間内で前後の文脈から文章を推測する論理思考力が求められます。

早稲田大学文化構想学部の国語の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 大問1 評論文、文語文
  • 大問2 評論文
  • 大問3 現古漢融合

大問1:評論文、文語文

大問1では、本文を読み内容一致している選択肢や空欄に補充する文章を選択する問題がメインとなります。また、文化史の問題も1問出題されます。

近代の思想や文化についての出題が多く、近代の歴史の出来事や時代背景を理解しておくと文章を読み取りやすくなります。

精読すれば解答が難しい問題は多くありませんが、複数の文章にわたって問題が出題されるため、それぞれの文章での主張を整理しながら読み解く必要があります。

大問2 評論文

大問2では、空所補充問題がメインで出題され内容一致問題や漢字問題1問も出題されます。

大問1と異なり少し癖のある随筆が出る傾向にあり、論旨展開を問う空欄補充問題が多いです。

そのため、読解力に加えて論理的思考力も必要になります。普段から新聞のコラムや小説、新書などを文章の組み立て方について意識しながら読むクセをつけておきましょう。

大問3 現古漢融合

大問3では、他の大学でもあまり類をみない現古漢の融合問題から内容理解問題が出題されます。

語彙・文法などの基礎的な知識だけでなく、文学史についての基礎的な知識も必要とされます。ただし、融合されたからといって難易度が特別高いわけではありません。

そのため、現代文・古文・漢文それぞれでしっかり勉強しておけば問題ありません。

対策がしにくい出題形態であるため、過去問を中心に初見の問題でも時間をかけずに解く訓練を積んでおきましょう。

早稲田大学文化構想学部の国語の時間配分の例

文化構想学部の国語は、90分で大問3つから構成されています。

見直しの時間も考慮に入れると、時間に余裕を持って計画的に解き終えることが大事になってきます。

方針としては大問1、大問2を早めに解き終えてしまい、現古漢融合の大問3に時間を確保することがおすすめです。

出題構成として空欄補充や内容一致が多いため、設問を先に読んでおき出題内容を把握しておきましょう。

時間配分の例

00:00 大問1 評論文&文語文(20)
00:20 大問2 評論文(20)
00:40 大問3 現古漢融合(30)
00:70 見直し(10)

見直しの時間は、解き終わっていない問題や自信がない解答を確認する時間として使いましょう。

計画段階からギリギリの時間配分にしてしまうと、不測の事態が起きたとき対応できません。

心の余裕を持つという観点からも見直しの予備時間を確保するようにしましょう。

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早稲田大学文化構想学部の国語で必要な学力レベル

早稲田大学文化構想学部では、単語や文法の理解・論旨理解・文学史に対する理解など現代文・古文・漢文すべてにおいて高いレベルが求められます。

現代文

現代文はレベル4。文学史の問題が出題されるため、近代文学の歴史の出来事や時代背景についても理解しておく必要があります。

また、漢字の問題も出題されるため漢字問題は確実に得点を取れるようにしておきましょう。

現代文では内容は難しくても精読すれば正解を導きだせるレベルの出題が多いです。そのため、センター試験の過去問などを使用して早く精読する対策をしておきましょう。

古文単語

古文単語はレベル5。難易度としては最難関レベルになります。単語の理解は文章の内容理解をするうえで欠かせません。しっかりした単語力をつけておきましょう。

「マドンナ古文230」などを使いながら早い段階で基礎的な古文単語は完璧にしておきたいところです。

古文文法

古文文法はレベル4。文法問題のみで出題されることはありませんが、内容一致や空所補充の問題を解答するために高いレベルの文法理解が必要となります。

こちらも古文単語と同じで、文章を読む基礎となるため早い段階で完成度を高めておきたい分野です。

古文読解

古文読解のレベルは4。早稲田大学の国語では現代文と古文を読んで問題に解答することが求められるため、高いレベルの読解力が必要です。

単語・文法の対策と並行して問題集などを活用しながら読解力を鍛えるための演習を積み、古文についても早く正確に読む力を鍛えておきましょう。

特に明治~大正期の文章を数多く読んでおくことがおすすめです。

漢文句法

漢文句法のレベルは4。古文と同じく文法問題がそのまま出題されることはありませんが、現古漢融合問題で高いレベルの漢文句法の理解が求められます。

漢文の勉強では句法を覚えることが最も大切です。「漢文ヤマのヤマ」などの問題集を使って、漢文句法を完成させておきましょう。

漢文読解

漢文読解のレベルは3。出題される漢文句法のレベルに比べると読解力はそこまで必要とされません。

ただし、最低限の読解は出来る必要があるため句法を覚えたら入試過去問や問題集を使って演習を積んでおきましょう。

早稲田大学文化構想学部の国語が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、早稲田大学文化構想学部の国語で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。

「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、「ある程度基礎はできている!これから早稲田大学文化構想学部に特化していきたい!」という人は途中から読み進めてもOKです。

土台となる基礎固め、古文・漢文の単語と文法を覚える

早稲田大学文化構想学部を目指すからといって、いきなり難しい現古漢の融合問題や過去問を解き始めても力はつきません。

入試で必要とされる応用力を身につけるためにも、まずは基礎から着実に固めていきましょう。

基本的な古文単語を「マドンナ古文単語230」で覚えながら、古文で最重要な文法についての理解を深めていきましょう。

単語帳については3周以上取り組み、8割以上は記憶に定着している状態を早めに作ってしまいましょう。

文法についてはスタディサプリを全て見終えた上で問題集で8~9割取れるようになったらOKです。

漢文についても早いうちから句法を覚えておくと後が楽になりますよ。

  • 現代文高校現代文をひとつひとつわかりやすく。

現代文が苦手で何から取り組んだらいいのかわからない…という方は、ここから始めましょう。1冊で現代文に必要な基本知識を学ぶことが出来ます。

2周ほどやりきって解き方のプロセスを理解できるようになればOKです。高校3年になるまでに、これらの基礎を固めておくようにしましょう。

一通り参考書をやり終えたら次のステップに進みましょう!

次に進むポイント

  • 助動詞の表に載っている「接続」「意味」「活用」をすべて覚えた
  • 動詞の活用をすべて覚えた
  • 古文単語帳の意味の8割は答えられる
  • 漢文の句法の8割は答えられる

入試に必要な「古文読解」の力を身に付ける

古文は単語・文法を覚えるだけでは読むことはできません。試験時間内で問題を解き終わるためには、助動詞の識別や敬語の見極めることが必要です。

特に、「品詞分解」を行ってスムーズに古文を読めるようになることが重要です。ここでは品詞分解と識別の練習を行い古文読解の準備をおこないます。

単語や文法の基礎が固まってきたら、演習を通じて文章を読むことにも慣れていきましょう。

今まで固めてきた知識をどのように生かして問題を解くのか演習を通じて身に付けたいところです。

古文と一緒に出題される現代文についても、ここで読み方をしっかりと定着させましょう。

現代文の「解き方」を解説した参考書となっており、「勉強法がわからない!」「勉強しているのに現代文の成績が伸びない!」という人におすすめの1冊です。

次に進むポイント

  • 敬語の表を覚え、品詞分解がスムーズにできるようになった。
  • 助詞・助動詞の識別について、完璧に識別の仕方が言える
  • 古文読解のコツが掴めた

入試演習、共通テストレベルの問題が解ける実践力を身に付ける

古文の読解の方法を身につけたら、現代文・漢文も含めてどんどん問題演習をしていきます。共通テストレベルの問題は演習教材として非常に使いやすいです。

早稲田大学文構志望でも積極的に活用していきましょう。

満点のコツシリーズで正しい解き方を身に付けたら、センター試験の過去問も早い段階から積極的に活用しましょう。受験生の8月〜10月には取り組めるのが理想です。

  • 古文読解センター試験過去問
  • 漢文読解センター試験過去問
  • 現代文センター試験過去問

次に進むポイント

  • センターや共通テストの問題は8割以上正解できる

最終段階、国語力を早稲田大学文化構想学部の入試レベルまで引き上げる!

ここまでの勉強で基本的な入試対応力は習得済みです。残すは早稲田大学文化構想学部に照準を合わせた勉強をしていくのみです。

文構特有の融合問題対応も頭に入れながら得点力を高めていきます。

単語や文法と違い、直前までに暗記できていれば良い漢字や文学史の対策はあまり優先度が高くありません。

高校3年生の夏明け頃から取り組めば十分間に合います。早稲田大学の国語では文学史の問題が出題されるため文学史についてもしっかり暗記しておきましょう。

最後の仕上げとして、直近10年ほどの過去問は赤本で時間を測って取り組みましょう。

実際にどういった時間配分で解答していくかを意識できるので、11月にある早稲田プレオープン模試以降、11月以降の仕上げに使っていきましょう。特に融合文はなかなか問題集だと演習できないため、過去問を使って慣れておきましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)
  • 過去問早稲田の国語

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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