「どの塾・予備校に通えばいいの?」「とりあえず家の近くの塾に通わせてみたけど、成績が上がらない…」「塾の値段が高い気がするけど、どこもそういうものなのかしら。」という声をよく耳にします。塾も予備校もたくさんありすぎて、どのような視点で比較すればいいのかわからないですよね。ここではそんな方のために、東京都内の塾と予備校の違いについてまとめてみました。本当に自分に合った塾・予備校選びができているかのかどうかを一緒に考えていきましょう!
東京にある大学受験予備校・塾の選び方を徹底解説!
全ての予備校は、生徒を大学合格に導くためにカリキュラムを組んでいますが、このカリキュラムに予備校の色が出ています。つまり 、予備校によって、目標達成に至るまでのやり方が違うということです。予備校の特徴については、あとで詳しく説明するので参考にしてみてください。
授業形態には、大きく分けて集団授業・個別授業・映像授業があります。
①集団授業
全国的にみられる授業形態です。一人の講師が複数の受験生に対して授業を行います。大手の予備校ほど、1授業の受験生の人数は多くなる傾向にあります。
メリットとしては 「安めの価格帯」「他の受験生の様子が分かるので受験に対する緊張感を保つことができる」「評判の先生の授業が受けられる」ということが挙げられます。一方では「授業のレベルが自分に合わない場合がある」「授業日程の融通が利かない」「思いついたときにすぐに質問ができない」というデメリットもあります。
②個別授業
個別授業のメリットは、「自分のペース・レベルに合わせて授業をしてもらえる」「わからないことはすぐに質問できる」、デメリットは「講師によって授業の質が変動しやすい」「比較的高価格」です。
③映像授業
映像授業の良いところは何といっても「どこにいてもハイクオリティーな授業を受けられる!」というところ。家の近くに塾がない人や、自分一人でも勉強できる!という人には良いです。しかし「ペースなどは自己管理」「質問はチューターにできるがプロではない。」という難点も…。
大学受験の塾・予備校を選ぶ5つのポイント!
- 体験授業を受ける!
- カリキュラムを確認!
- 質問対応の体制を確認!
- 生徒一人一人へのフォローは?
- 合格実績を確認!
東京の大学受験予備校・塾5選!
理解力と解答力を高める!四谷学院
メリット
四谷学院だけの教育スタイル、ダブル教育での指導が売りです。科目別能力別授業×55段階個別指導で「理解力」と「解答力」を共に高めます。科目別能力別授業では、四谷学院のクラス授業は「科目」ごとにレベルチェックした上でクラス編成しています。ギャップが生まれやすい志望大学別や教科別得点によるクラス編成とは異なり、科目別にあなたの学力に合った授業が受けられます。
また、55段階個別指導では受験に必要な知識なテクニックを、段階を追って無駄なく学びやすい順序に並び替えたものです。部分部分を完成させていくことによって全体を完成させていきます。しかも、中1レベルからスタートするのに、最後は東大レベルまで到達することを目標としてカリキュラムが組まれています。本質を理解させて学力を上げていくシステムです。これにより、授業の内容を「わかる」だけではなく、その先の「できる」まで実現させることで高い目標に到達していきます。
デメリット
また、正確なクラス分けをするので、自分のレベルにあった授業が受けられるというメリットとは逆に、基盤のレベルが低いとハイレベルな授業を受けにくいことがデメリットとして挙げられます。初期レベルと目標レベルの差が大きいと、大学受験本番までに学力を上げきれるかということが問題になってきます。また1コマのくくりが狭いので、一度の授業で広い範囲を網羅することは難しくなり、授業料は高くなる傾向にあります。
合格実績を数字で明らかにしていないため、塾の指導レベルをはかりにくいということもデメリットです。ただ、四谷学院は「合格体験記」という形で合格者の声を載せているので、そちらから四谷学院の指導方法を詳しく知ることができます。
こんな人におすすめ
- 小さい単位できめ細かく勉強したい人
- 必要な科目だけ点数を効率よく上げたい人
- 私立受験で教科が絞られている人
基本情報
- 授業形態
- 集団授業+個別指導
- 料金(週1コマの場合の月額料金目安)
- 13,533円
- 入学金
- 30,000円
- 授業時間
- 60分
個別指導30年の実績!東京個別指導学院
メリット
30年間の伝統と実績のある個別指導塾のパイオニア。最大1対2までの完全個別指導を行い、演習と解説のバランスがよい1対2ととことん質問が1対1の授業。学習目的に合わせて選べます。また講師は生徒のすぐとなりにいて必要な時にきめ細やかなサポートを受けられます。学習目的や時間の都合に合わせて最適な時間割・講師で授業を進められます。当日振替も無料のため、部活動や習い事との両立も可能です。
入塾テストの成績・塾に通う目的に合わせて生徒専用のカリキュラムを作成する点も東京個別の特徴です。例えば、塾に通う目的が大学受験であるなら受験用のカリキュラムを、学校の復習・予習であるなら学校の進度にあわせたカリキュラムを作ってもらえます。
また、東京個別では、初めに数人の講師の授業をお試しで受け、気に入った講師を選ぶことができます。
テスト前は「テスト補講」というものがあり、通常取っている1週間分のコマ数の授業を受けることができるようです。例えば、1週間で英語1コマ・数学1コマ取っている場合、2コマ分の授業を無料で入れてもらうことができます。
デメリット
「競争意識が育まれにくい」「メリハリのない勉強習慣になる」というデメリットもあります。
他の受験生との関りが極端に少ないため、受験に対する危機感が芽生えにくく、「焦る」というプラスの力が働きにくくなります。受験においてマイペースさも重要ですが、本番までの準備段階ではライバルの姿をみてある程度焦るということも必要です。
当日振替が可能であるということは、スケジュール通りに動くという緊張感が弱まり「気が向いたときに通う」ということにもなりかねません。
こんな人におすすめ
- 集団より個別で自分のスピードで勉強したい
- 自分にあった講師を選んで勉強を進めたい
- 部活動とも両立しながら勉強したい
基本情報
- 授業形態
- 個別指導
- 料金(週1コマの場合/月額料金目安)
- 17,300円
- 入学金
- 0円
- 授業時間
- 80分
私大文系専門の自習型塾!増田塾
増田塾は、文系私大専門の塾です。生徒の合格実績にまで責任を率先して負う姿勢を示しており、それを強く表しているのが、「合格保証制度」です。この制度は、ある一定の条件を満たしていれば受けることができ、内容としては「早慶上智もしくは志望校に一つも受からなかった場合に塾代を全額返金する」というものです。
増田塾は、生徒を確実に合格に導くためのシステムを数多く設けています。
「強制自習制度」は、生徒の自習スケジュールを組み、強制的に自習をさせる制度です。自分専用の席で私語・外出を禁止して勉強をすることや自習内容までも細かく指示されることが特徴です。
毎週行われる授業復習テストに合格しなかった場合、補講に参加しなければならない「補講制度」があります。授業の理解度・定着度をその都度はかることができます。
メリット
面倒見のよい増田塾ならではのメリットとして「大学合格のためのシステムが充実していること」「自習時間が有意義なものになること」「自習場所に困ることがないこと」があります。
生徒の結果に対する責任感が格段に高いため、強制自習制度や補講制度など、成績アップのための制度があります。合格保証制度をうける条件には出席率80%以上であることと課題提出をしっかりすることが含まれています。
強制自習制度では、自習することのみを指示されるのではなく、自習時間の勉強内容も指示されるため、自習時間をより意味のあるものにすることができます。
また、自分専用の席を用意してもらえるため、いつ塾に行っても自習場所が確保されています。せっかく自習をしに塾に行ったのに居場所難民になるという心配はありません。
デメリット
人によってはメリットがデメリットになってしまうこともあります。「自分のペースで勉強できない」「ストレスがたまりやすい」などが挙げられます。
大学合格のために設けられたシステムは、悪く言えば「制約がある」ともいえてしまいます。自分なりの学習スタイルがありそれにしたがって勉強したい人にとってはやりにくい環境となってしまう恐れがあります。
また、制約の多さがストレスに繋がる恐れもあります。
こんな人におすすめ
- 他からの強制力がないと自分を律しきれない人
- 復習に重点をおいた指導を受けたい人
- 少人数クラスで学びたい人
基本情報
- 授業形態
- 集団授業(少人数制)
- 料金(年間合計)
- 685,000~725,000円
- 入学金
- 100,000円
- 授業時間
- 60分~80分
圧倒的価格で勉強動画が見放題!スタディサプリ
近年 広く知られるようになってきているスタディサプリ。月額980円で授業動画を好きなだけ見ることができます。
授業動画は、5教科18科目で4万本。授業内容は教科学習からセンター試験対策、志望校別受験対策にまで及びます。これらの動画の中から見放題ということになります。授業範囲は小学4年生から高校まで網羅されているため、一から丁寧に学習しなおしたいという場合も教材に困ることはありません。
授業はスタンダードレベル(国公立・私立受験向け)・ハイレベル(難関国公立・私立受験向け)・トップレベル(最難関国公立・最難関私立受験向け)と3段階に分かれており、どの授業を受けるべきか学生だけでもわかるように分かれています。
メリット
メリットは「圧倒的安価」「自分で受けたい授業だけ受けられる」「塾に通う手間が省ける」です。大学受験本番までの一年間利用すると、980円/月×12ヶ月=11,760円!これは予備校に通う場合の金額とは比べ物にならないくらいの値段です。この値段で予備校と同じ授業が受けられるのですからお得ですね。
受けたい授業を本数、教科の制限なくみられることも大きなメリットです。予備校の場合、申し込んだ教科のみを受講可能であるのに対し、スタディサプリの場合は英語・数学・世界史・化学というように教科の垣根なく受講することができます。「苦手単元はあるけど教科全体が苦手なわけではない…。」という人にとっては、一部のために高い授業料を払って予備校に通うより、安く自分の苦手単元に関する授業のみを見られるスタディサプリを利用するほうが効率的ですし経済的ですよね。
また、「受験対策はしたいが塾通いに時間を割くほど配点は高くない」というような教科に関してもスタディサプリを利用するのが良いでしょう。
デメリット
デメリットとしては「自己管理が必要とされること」「演習は提供されないこと」「質問システムがないこと」が挙げられます。
スタディサプリは時間と場所を問わずに授業を受けられるというメリットがありますが、悪く言えば自分を律する制約がないことです。苦手単元克服を目的とし、わからないところが出てきたときにのみ利用するスタイルの人は良いですが、予備校代わりの利用を目的とし定期的に動画を見るスタイルの人には要注意です。
予備校の場合、授業中に問題を解く、もしくは利用教材についている問題を解き解説を授業で受ける、というように、授業+演習+解説というスタイルが一般的です。インプットだけでなくアウトプットの機会も提供されており、確実な定着を図ることができます。一方でスタディサプリの場合はインプットのみで、アウトプットは自らで積極的に行わなければなりません。また、自分を指導してくれる講師もいないため質問ができないというデメリットもあります。
こんな人におすすめ
- 苦手単元のみを受講したい!
- 自分で勉強できる!
- なるべく大学受験の費用は抑えたい!
基本情報
- 授業形態
- 映像授業
- 料金(月額見放題)
- 980円
- 入学金
- 0円
- 授業時間(動画1本)
- 10~20分
計画と実行まで徹底サポート!学習塾STRUX
以上で説明した予備校は、「教科を教わる」ことを目的としたものでした。一般的な予備校は教科の点数を一点集中で伸ばすために通う場所です。
それでは、大学受験における勉強全体の具体的な戦略はどこで教わればよいのでしょうか ?
大学受験において、「戦略」は勉強と同じくらい大事です。「戦略」とは、具体的に言えば、本番までに「どの教科」を「どのくらいの時間」「どうやって」勉強するかという勉強計画です。志望校によって傾向や配点が違えばそれにあわせた受験勉強が必要になってきます。
そこで、お勧めするのが「コーチング型塾」STRUXです。STRUXは、教科学習に加え、勉強計画(戦略)をメインに生徒を指導します。
STRUXでは東大生、早稲田生らを専属の講師として、『計画作成』『進捗管理』『フィードバック』のサイクルを繰り返し、生徒が正しい受験勉強を進められるよう本番まで生徒の勉強を管理、モチベーションを維持します。
『計画作成』では、講師が作成したレダーチャート(自分の学力レベルのバランスを表したグラフ)で自分の強み・弱みを把握したうえで、年間計画と習慣計画を作成します。「どのくらいの時間」勉強すべきなのかを教科ごとに決め、「いつまでに」「どの参考書」を終わらせるかをスケジュールに落とし込みます。
『進捗管理』とは、勉強の進み具合を常に講師が把握することです。計画はうまく実行できているかを確認するのです。また、ある程度監視している人がいることで、勉強に対して緊張感が生まれ、勉強習慣がつきやすくなります。
1週間に1回、生徒と講師の面談形式で『フィードバック』の時間をとります。計画通りに進められているか、生活習慣は乱れていないかを確認し、計画を修正します。これに加えて学習塾STRUXでは、週1回の「学習効率向上トレーニング」が行われます。「学習効率向上トレーニング」とは、STRUX独自の教材を用いて頭の使い方を身につけるための思考トレーニングです。
メリット
STRUXのメリットとして、「正しい戦略で勉強できる」「勉強全体を通して専属の講師に見てもらえる」「拘束なしに自分のペースで勉強できる」ことがあげられます。
「今までは与えられたものをこなすだけで良かったけど、受験勉強となると何をどう計画すればよいかわからない…」という人!多いと思います。友達と相談しながら計画しても、お互いに大学受験に対しては素人。教師に相談したとしてもあまり長い時間話し合えない…。そんなときにSTRUXを利用すると、受験のプロにマンツーマンで、じっくり相談することができます。
志望校のレベルと自分の学力レベルの差を埋めるには、「いつ」「何を」すればいいのか、総合的に「何時間」勉強すればいいのかを、具体的なデータをもとに割り出し、勉強計画を練っていきます。こうすることで、実は配点の低い教科に時間を割きすぎる、ということがなくなります。
また、専属の教師に見てもらえます。すべての教科の成績や生徒の生活リズムを一人の人が把握しているので、勉強時間の教科バランスを調整することができます。
自分のペースで勉強できることもメリットの一つ。
予備校は夜遅くに終わることがほとんど。帰宅後は勉強する時間もなく、その日は授業だけ受けて終わり…。ということになってしまいがちです。STRUXの場合は、通塾は週に1回(オンラインでの受講も可能) 、勉強計画の見直しや質問のために通うというスタイルです。 長い授業はないので、時間の大半を自分の勉強したいことに使えます。学校、STRUXが終わったらすぐに自分の家で勉強できます。
デメリット
デメリットとしては、「勉強は基本的に自分ですることになる」ことです。
STRUXが一般的な予備校と大きく違う点は「授業をしないこと」です。コーチングをメインとするSTRUXでは、勉強に関する指導をするときは質問形式です。自学自習で何が分からないのかを生徒がみつけ、それを週一回の面談で解決するということになります。「基礎から丁寧に教えてほしい!」「そもそも形式的に授業メインが良い」という人には合わないかもしれません。
こんな人におすすめ
- 勉強に対するやる気はある!
- 授業ではなく自学自習を基本的なスタイルにしたい!
- 難関大学に受かった人たちに戦略を練ってほしい!
基本情報
- 授業形態
- 個別指導(対面かオンライン)
- 料金(月額)
- 45,000~65,000円
- 入学金
- 50,000円+税
- 授業時間
- 60分
東京で塾に通うなら学習塾STRUX!他の塾との違いをまとめる!
STRUXと一般的な予備校の違い!
- コーチング型かティーチング型か
- 戦略を重要視しているか
- 生徒主体の指導か受け身の授業か
「自分で勉強を進めたいけど、自分で立てた計画では不安」「常に自分の勉強を管理してくれる人が欲しい」「予備校には通いたいけど授業を受けるのは違う…」という人にはSTRUXがおすすめ!
講師陣は東大生と早稲田生。受験を乗り越え、受験事情にも詳しい講師からアドバイスを受けながら大学受験に備えることができます。
まとめ
予備校によって、メリット・デメリットは異なります。周りの友達が通ってるから、有名だからという理由で安易な予備校選びをしてしまうのは危険です。
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