この記事では、2025年度(令和7年度)以降の入試を受験する人に向けて、2025年度入試から変わる、新学習指導要領に基づいた新課程入試の概要をお伝えしています。
実は、新課程入試はみなさんが思っているよりも大きな変化で、早めに手を打っておかないとまずい、ということも。
詳しい内容は随時他の記事でもお伝えしていきますが、「とりあえずこれさえ押さえておけばOK」という内容はすべてお伝えするので、参考に早速勉強をスタートしてください。
こちらの動画でも簡単に解説しているので、参考にしてみてください!
新課程入試で変わること
2025年度入試、つまり2024年4月に3年生になる高校生が現役で受験する入試から、学習指導要領の変更に伴う新課程入試になります。
新課程入試とはいっても、試験範囲が変わるだけではなく試験科目や大問構成なども変わるため、ただ今までの入試や勉強法を参考にして勉強するだけではうまくいかない可能性があり注意が必要です。
次の3つについて、変更点を見ていくことにしましょう。
- 学習指導要領変化に伴う科目変化
- 共通テストの変化
- 各大学の入試の変化
とくに最初の2つ、学習指導要領にあわせた科目割の変化や、共通テストの出題傾向の変化が非常に大きいため注意しましょう。
学習指導要領を踏まえて科目が変わる
新学習指導要領にあわせた入試科目へ変更になるのはイメージしやすいのではないでしょうか。
すでに新学習指導要領に沿った授業を受けている人は、今授業を受けている科目に合わせて入試が行われる、と思ってもらえばOKです。
具体的な科目変更の例としては以下のようなものがあります。
- 数学1/2/3/A/Bを1/2/3/A/B/Cに再編
- 情報科目を整理して重要視
- 地理・歴史科目を「A/B」から「歴史総合」「地理総合」と「世界史探究」「日本史探究」「地理探究」に
- 公民科目を「現代社会」「倫理」「政治・経済」から「公共」「倫理」「政治・経済」に
特に大きく変わっているのが数学で、簡単にいうとこれまで「数学B」で扱っていた「ベクトル」と、「数学3」で扱っていた「平面上の曲線と複素数平面」が「数学C」に移動となり、数学Bの「統計的な推測」の指導の優先度が上がる形になります。逆に数学Aの「整数の性質」は「数学と人間の活動」の中に含まれ、優先度は下がっています。
社会は特に地理・歴史が「歴史総合」「地理総合」という区分を追加されていて、ほとんどの高校生が「歴史総合」という形で世界史・日本史の近代の流れの一部を習うことになります。
出典: 文部科学省HP(PDF)
詳しくは出典元の表を見ていただくのがわかりやすいですが、大事なのは社会や数学など科目の再編が行われている教科は入試の範囲にも変更の可能性があるということです。これは入試によっても対応が変わるため、入試の詳細や要項などを必ずチェックして範囲を確認していく必要があります。
新課程を踏まえた共通テストが大きく変わる
この新学習指導要領の科目変更を踏まえて、大きく変化があるのが共通テストです。主な変更点は次の通り。
- 「情報」が新たに教科として追加
- 「数学2・B」から「数学2・B・C」に変更になり、試験時間が60分から70分に
- 「数学1・A」の選択科目がなくなり、「整数」の問題が削除
- 国語に大問が追加され、試験時間も80分から90分に
- 地理・歴史と公民が新指導要領に合わせた科目になり、科目選択の方法に注意が必要
情報が追加される、ということは有名ですが、指導要領が大幅に変わる数学・社会も変化が大きいため見逃さないようにしましょう。
変更点も多いため、共通テストについてはこのあとの章で改めて説明しますが、科目によってはセンター試験から共通テストに変更になった2021年度入試以上に変わるため、甘く見ないようにしましょう。これまでの過去問が使える科目も多いですが、突然傾向が変わることも予想しつつ、予想問題集などを多めに活用するようにしたいところです。
各大学の入試は新課程でどう変わる?
共通テストの変更点が目立ちますが、変わるのは共通テストだけではありません。各大学の入試でも、指導要領の変更に合わせた選択科目や試験範囲の変更があるため注意しましょう。
大きく変わりそうなのは数学Cが追加される数学ですが、今のところ数学を出題する多くの文系大学では、これまでと変わらない試験範囲を予告しています。
つまり、「数学1・A・2・B(数列)・C(ベクトル)」という出題範囲になる大学がほとんどということで、そこまで大きな変化はないと考えてもよさそうです。
ただし、大学によっては「数学B」としか指定しておらず「統計的な推測」などの出題可能性も残していたり、逆にこれまで出題していた「整数の性質」を範囲から削除していたりするため、必ず受験する大学の要項を確認するようにしましょう。
また、共通テストに「情報I」科目が増えることにより、どの大学も配点が変更になる可能性があるので注意しましょう。そのまま100点分満点を増やしているところもあれば、配点をうまく変えて満点を変えずに対応しているところもあります。
北海道大学のように情報科目を合否判断に使わない、という大学は稀ですが、こういったところも含めて2023年夏にはすでに発表している大学がほとんどです。何度も言いますが必ず大学公式ホームページで「令和7年度入試」について確認しましょう。
新課程「共通テスト」の変更点を詳しくチェック
ざっくりと新課程入試の変更点に触れたところで、ここで改めて最も大きな変化になる共通テストについて説明しておきましょう。
ここから挙げる科目はほとんどがこれまでの対策から勉強時間が増える可能性のある、大幅な変化が起こる科目なので、早めに情報を知った上で対策の時期を決めておきましょう。
ここに挙げている情報は2023年11月現在の試行問題がもとになっています。すべて公開されているので参考にしてみてください。
令和7年度試験の問題作成の方向性、試作問題等(大学入試センター)
また、ここに挙げたもの以外でも、出題形式の変化や傾向の変化はあると思われるので、直前まで予想問題などを使いつつ、形式にとらわれず実力をつけておくのが賢明です。
情報科目が追加
何より科目が1つ増えるのが共通テストでの大きな変更点でしょう。旧課程でも授業としては行われていた「情報」教科ですが、時代の流れを踏まえて今回から共通テストでも問うことになりました。2日めの最後、これまで理科を実施していた時間に実施が予定されています。
範囲としては高校の「情報I」分野で、次のような内容が問われることになっています。
- 情報社会の問題解決
- 情報通信ネットワークとデータの活用
- コンピュータとプログラミング
- コミュニケーションと情報デザイン
- 情報社会の問題解決
これだけを見てもよくわからない、という方がほとんどかもしれませんが、具体的には次のような問題で、プログラミングの基本的な考え方、データの分析と取り扱い、情報モラルやルールなどの部分が中心になっています。一般常識に近いような問題もあれば、専門知識がないと解けない問題、数学的思考が必要になる問題もあり、きちんと勉強していないと対応はできません。
第1問では、情報リテラシーや情報の利用ルール・マナーなどについて問われています。
プログラミングを活用する問題では、このような穴埋め形式になることがあります。
プログラミングだけでなく、情報の利用という観点ではデータの分析・表現方法についても設問があります。
出典:サンプル問題(『地理総合』,『歴史総合』,『公共』,『情報』)(令和3年3月24日)|大学入試センター
高校の「情報」の授業を真面目に受けておくことが一番の近道ですが、内容を覚えている、という人は多くないかもしれません。はじめての実施になるため、予想問題や問題集を有効活用しましょう。
詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください!
数学Cの追加により構成・時間が変化
数学は指導要領が変わって「数学C」が追加されるため、共通テストの科目も変更になります。
数学①(1A)
数学①はこれまで「数学1・A」「数学1」のどちらかを選ぶ形で、これは変更ありません。
見落としやすい変更点としては、これまで「数学1・A」で「整数の性質」「場合の数と確率」「図形の性質」から2つ選ぶ形式だった第3問〜第5問が、「場合の数と確率」「図形の性質」の2つをすべて答えるという形式に変更になっているところです。「整数の性質」が出題されないぶん、選択問題はなくなりました。
数学②(2BC)
数学②も、これまでは①同様「数学2・B」「数学2」のどちらかが選べたのですが、数学Cが入ったことで「数学2・B・C」しか選べなくなっていることに注意が必要です。これまで「数学2」が使えた大学でも、募集要項が変更になるので注意しましょう。
数学Cが入ることで、選択問題にも変化が起こります。これまでも第3問から第5問は「数列」「確率分布と統計的な推測」「ベクトル」から2つの選択でしたが、ほとんどの人が「数列」「ベクトル」を選んでいました。数学Cが入ることで「数列」「統計的な推測」「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」の4つの中から【3つ】を選ぶことになるため、文系でも「数列」「ベクトル」だけでなくもう1つ選ぶ点に注意してください。
理系であればどちらにせよ「平面上の曲線と複素数平面」は習う範囲なので、こちらのほうが解きやすいと思います。ただ文系だと「統計的な推測」まで習い、数学Cのベクトルだけ授業がある、ということが多いのではないかと思います。
もちろん好きなほうを解いていいのですが、学校で習う科目と得意・不得意に合わせて予め選んでおくのがおすすめです。
また、解く問題数が増えるため、試験時間も60分→70分になっていることに注意しましょう。
社会の科目選択が大きく変化
社会(地理歴史・公民)も、指導要領の変化に合わせて大きく受験できる科目が変わります。
2025年度以降の共通テストの地理歴史・公民では、次の受験科目が用意されています。
旧課程 | 新課程 |
---|---|
「世界史A」「世界史B」 「日本史A」「日本史B」 「地理A」「地理B」 |
b「歴史総合、世界史探究」 b「歴史総合、日本史探究」 b「地理総合、地理探究」 |
「現代社会」 「倫理」 「政治・経済」 「倫理、政治・経済」 |
b「公共、倫理」 b「公共、政治・経済」 |
(各科目の「A」や現代社会) | a「歴史総合/地理総合/公共」 (3つの分野から2つを選んで解答する) |
地理歴史はこれまでの「世界史A」「世界史B」などの分け方が新課程で変わったため、それに合わせて「〇〇総合+〇〇探究」という組み合わせが基本になっています。日本史・世界史どちらかしか選んでいない場合でも、「歴史総合」の範囲から出題される問題もありえるため注意が必要です。
公民はこれまでの「現代社会」などが廃止され、「公共+政治経済」「公共+倫理」のどちらかになります。
廃止された「世界史A」「現代社会」など基本的な内容の入試は表のa「歴史総合/地理総合/公共」にまとめられていますが、この中から2つを選んで解答する必要がある点に注意してください。
aの3科目の中から2つ選んで1科目換算と、理科基礎のような扱いであることに注意が必要です。
さらにここからがややこしいのですが、文系で社会を2科目受験する場合、「aから2つとbから1科目」もしくは「bから2科目」という形で選ぶことになります。
この場合、aで選んだ科目はbでは使えないので、たとえばaで「歴史総合と地理総合」を選んだ場合はbでは「公共、倫理」か「公共、政治・経済」しか選べませんし、aで「地理総合と公共」を選んだ場合は、bで「歴史総合、世界史探究」か「歴史総合、日本史探究」しか選べません。
こうすると「歴史・地理・公民をほぼ全て勉強しなければならない」状態になるため、文系の場合はaを選ぶのはあまりおすすめできない、ということになります。
理系の場合もaで2つ選ぶか、bから1つ選ぶかは実際の入試の予想難易度を見ながら決めていく必要があるので注意してください。今まで安易に公民科目を選んでいた場合や、アドバイスで「公民が楽」と聞いている場合でも、試験範囲が広がることで少し面倒になる可能性があります。
今のところ、歴史科目や公民科目に比べて「地理」だけは「地理総合+地理」と科目内で完結しているため、場合によっては地理を選択するほうが過去の地理Bの対策も流用しやすく賢明かもしれません。
理系の場合は「地理総合、地理」、文系の場合は「地理総合、地理」と「歴史総合、日本史」「歴史総合、世界史」のどちらか、
のような形で選択するのがちょうどいいのではないでしょうか。
少し仕組みが複雑になっているところですので、
これも早めに選べる科目を確認しておきましょう。
国語の試験時間と問題数が変化
国語も一部学習指導要領が変わっていますが、共通テストの問題も構成・時間が大きく変化しています。
- 試験時間:80分→90分
- 大問数:4問→5問
これまで4問構成だったところ、第3問に近代以降の文章(実用的な文章など)が追加され、第4問が古文、第5問が漢文というふうになります。
配点も次のようになり、これに合わせて試験時間も10分延びて90分になる予定です。
- 第1問(評論)45点
- 第2問(小説)45点
- 第3問(実用)20点
- 第4問(古文)45点
- 第5問(漢文)45点
10分延びたとはいえ、もともと時間制限が厳しい科目なので、よりスピードが求められる入試になりそうです。
英語・理科は大きくは変わらない
英語・理科の試験は大きく変わらない予定ですが、これまで理科基礎が午前中、理科が数学の後に行われていたところを、どちらも午前中に変更しています。
浪人したらどうする?旧課程の移行措置は?
このように、新指導要領に合わせて大きく変化が予想される大学入試と共通テストですが、旧課程で勉強してきた受験生も無関係ではありません。
もし浪人してしまった場合、いままでの入試との変更点も大きいため苦戦する可能性があります。
浪人してもいいのか?浪人した場合どうするのか?についてもきちんと確認しておきましょう。
共通テストは移行措置がある
基本的に大学入試は誰でも受けられるものなので、旧課程で学習した人にも配慮した試験になっています。そのため浪人したからといってすぐに不利になるわけではありません。
共通テストでは、一部科目で旧課程受験者向けの移行措置がとられます。
- 移行措置がある科目:数学・社会・情報
- 同じ問題中で選択問題になる科目:理科
- 移行措置がない科目:国語・英語
学習指導要領によって大きく変わる「数学」「社会」と、新しく追加になる「情報」は移行措置が取られ、旧課程履修者向けの別冊が配られることになります。ただし、情報が免除になる、ということはないので、これは追加で勉強しなければいけません。
理科の場合は科目によって新課程と旧課程で変更になる内容があるため、その分野の大問だけ選択問題として、旧課程内容も選べるようになります。
国語・英語は移行措置がありません。とくに国語は入試形式が変わるため浪人生は注意しましょう。
個別試験は移行措置なし
各大学の個別試験は基本的に移行措置はありません。ただ、ある程度旧課程履修者にも配慮した個別試験の試験範囲になっていることもあるので、必ず要項を確認しましょう。
浪人するかは慎重に考えよう
移行措置もあるのであれば、あまり大きな影響はないかも?と思うかもしれませんが、次の点で気になる点がないか確認した上で浪人を検討しましょう。
- 国公立志望なら「情報」1科目ぶん勉強時間が増える
- 移行措置は相対的に難易度が高くなりやすい
- 新しい共通テストに向けて再度対策が必要なため前倒しで勉強が必要
国公立志望であれば、純粋に1科目「情報」の勉強が追加で必要になるため、現時点で「浪人してもなかなか厳しい学力」という場合は情報科目まで手を回す余裕がないかもしれません。
また、基本的に移行措置は「これまでの入試形式」を元に作っているため、難易度が落ちにくい傾向にあります。その一方で現役生は「新課程」の「新しい入試形式」の問題を解くため、こちらは様子見で難易度が下がりやすいことも。相対的に難易度の高い問題を解くことになる可能性はあるため、浪人を検討する上でも慎重に検討が必要です。
他の科目も再度新しい共通テストに向けた対策が必要になるため、ある程度前倒しで、3〜4月からしっかり勉強できる場合や、私大志望などで共通テスト変更の影響が少ない場合でない限りは慎重に考えたほうが良さそうです。
新課程入試はどう対策すればいい?勉強法をチェック
最後に勉強法についてまとめておきましょう。とはいっても、基本の勉強法はこれまでと大きく変わりません。
基本の勉強法は変わらない!
新課程になるとはいえ、「英語は単語と文法からスタートする」「個別試験科目は高3の夏前には全範囲履修しておく」など、受験勉強の鉄則は変わりません。志望校に必要な勉強から逆算して計画を立てる、ということも、どんな内容の試験になっても活用できるものです。
もちろん試験形式が大きく変わるため、中には入試の傾向自体も大きく変わることがあるかもしれません。急に過去問と違う傾向の問題が出たとしても、ほとんどの人は初めてその傾向の問題を解くことになるわけですから、他の受験生と差はつきません。基本の勉強法に忠実に、基礎からしっかり固めて力をつけていく勉強をして、傾向が変わっても落ち着いて問題を見極めれば意外と解けるはずなので、落ち着いて勉強を進めるようにしましょう。
国公立志望は1科目増えるのでより早めに対策を
何より大きく計画を見直さないといけないのが、情報科目が追加になる国公立志望の受験生です。1科目あたりだいたい200時間程度の勉強時間を見積もっておいて、高3の夏休み前ごろから少しずつ復習をできるようにしておきましょう。他の共通テスト科目との兼ね合いもあるため、早めに、かつ少し前倒しで計画を立てておくのがポイントです。
場合によっては新規追加になる情報科目の目標点は低めに見積もっておき、ほかの科目で合格水準を取れるように目標を立てておくことも有効です。
数学の選択問題は早めに決めて対策しよう
共通テストでは「数学2・B・C」で選択科目となります。「統計的な推測」「平面上の曲線と複素数平面」のどちらを選ぶかは大きな問題なので、早めにどちらを選ぶか決めておいて、どちらかの対策を徹底できるようにしましょう。
勉強だけでなく情報収集が重要
これらの勉強を早めにスタートするのはもちろんですが、何より大事なのは受験に向けた情報収集です。今後も新しく試行問題が追加されたり、配点が公表されたりということがありえます。共通テストのサイトやこういった情報サイトはもちろん、志望している大学のホームページでも随時情報を手に入れるようにしましょう。大学受験についてまとめているポータルサイトでは、一部情報の反映が間に合わないこともあります。必ず公式ホームページも合わせて確認することを心がけてください。
さらに、入試形式が変化する年度は決まって出願の傾向も変わります。総合型選抜など異なる入試の定員も増えている昨今ですから、倍率や最低点で大きく変動があってもおかしくありません。受験する側からすればどうしようもない話ではありますが、不安であれば併願校を厚めに設定しておく、「絶対受かる」というラインを低めに見積もっておくなども大切なことです。
入試の変化について、ストマガでは保護者向けのメール講座でも配信しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
今回は気になる新課程入試での変更点を簡単にまとめました。変更点は多いですが、勉強しなければならないことはそこまで大きく変わりません。普段よりもていねいに情報収集を行い、少し早めに対策するつもりで取り組んでいきましょう。
- 学習指導要領で科目が変わる
- 数学や社会で科目の区分が変わる!共通テストもそれに合わせて変更が増えるので注意。
- 共通テストは数学・社会・国語で大きな変化
- 指導要領が大きく変わる数学・社会だけでなく、国語も問題数が増えるため、予想問題集などできちんと対策しましょう。
- 勉強法は変わらないけど、早めに対策&情報収集を
- 入試は変わっても基本的な問われる能力は大きく変わりません。応用的な問題が増えるため、今まで以上に「正確に理解しているか」が重要になります。科目も勉強時間も増えるため、早めの対策と情報収集を心がけましょう。