梅雨が明ければ、すぐに暑い夏がやってきますね!
暇さえあれば、一人で旅行サイトを眺めながら、夏休みの海外旅行の計画を立ててます。計画はバッチリですが、今の所行く暇がありません。。
こんにちは。
STRUXマガジン編集部の橋本です。
みなさんの中には、大学生になったら「とりあえず海外に行ってみたい!」と考えている人も多いのではないでしょうか?
大学生の期間は、社会人や高校生に比べると自由な時間がまとまってとりやすく、海外にいくには絶好の時期です。
(巷には「人生の夏休み」なるワードもあります……)
最近では、千葉大学や早稲田大学など、大学・学部で海外留学を推奨して必修授業にしている大学もあります。
また、長期休暇も長いためサークルの友達で海外旅行に行こう!と計画することも多く、海外に行くチャンスは多いです。
なので、あなたも大学生になれば、とりあえず海外行ってみたい!という夢を実現できるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
「とりあえず海外に行ってみたい!」のはいいんですが……
どうして大学生になったら海外に行ってみたいのか?って、考えたことありますか?
案外そう聞かれると「確かになんでだろう……」と思う人は、少なくないはず。
そんなあなたは、大学4年間で結局「海外行きたかったけど行けなかった……」というような状態になってしまうかもしれません。
そもそもとりあえず海外に行きたい!と思うのはなぜか?
行きたい国が無くて明確な理由も無いのに、なぜ私たちは「とりあえず海外に行ってみたい!」と感じるのでしょうか?
「絶対に行きたい国や、絶対に体験したいことなどもあまり思いつかない。」
「友達が行きたい国に自分も行けたら楽しめそうだし……」
「テレビやSNSでみる観光地や世界遺産にもどれでもいいから行ってみたい!」
とりあえず海外に行きたい人は、「なんとなく、言ってみたら楽しそう!」「でも、なにか行きたいところが決まってるわけじゃない……」という人が多そうです。
じゃあ、そういう人はどこにいっても楽しめるのか?というと、実はそうでもなかったり……。
とりあえずじゃあ「エルサルバドル」に行ってきてよ!と言われたらどうしますか?
海外経験はしたいけど、どこそこ!!となるような国はいやなはずです。
全く知らない国にいくのは、何があるかわからないので少し怖い気もしてきます。
仲の良い友達といくのであれば、それも楽しいとは思いますが、せっかく海外にいくのであれば、やっぱり「有名な世界遺産」とか、「海が綺麗なリゾート地」のような場所に行ってみたい!というのが、とりあえず行ってみたい国のポイントとしてあるはずです。
なので、「とりあえず海外に行きたい!」というのは、翻訳すると「全く知らない場所ではなく、よく知っている、有名な場所やSNS映えするスポットに行きたい!」だというのが実際のところなのです。
となると、初めての海外では失敗したくない!いい思い出を残したいし、楽しみたい!という人は、自分がなぜ海外に行きたいのか?をより明確にする必要があるかもしれません。
もちろん「〇〇がしたい!」「〜〜を学びたい!」などの理由で海外に行きたい!と思っている人は、それが達成できる場所に行きましょう。
でも、なんとなく海外に言ってみたいなあ〜という人は、適当で選ぶんではなく「自分が知っている国はどこか?」「みんながいっている評判の場所はどこか?」ということを調べて考えていくと、「楽しい!」と思える海外旅行になること間違いなしです。
じゃあ、そんな「みんながよくいく評判の場所」って、どこなんでしょう?
さきさきみたいに、なにか少しでも目的があると選びやすいですね!
でも自分はどういう国に行きたいんだろう?というところが、いまひとつピンときていない人のほうが多いはず。
自分が海外に行きたいけど、別に深い理由なんてわからないよ!!
と、目的がないあなたでも、行きたい国を明確にする方法や、周りに流されずに海外経験ができるための解決策をご紹介して行きます!
行きたい国がないけど、ちゃんと旅行したい人は……
・HISなど旅行会社に行って、ツアーコンダクターに相談してみる。
旅行の相談はプロに聞くのが一番です。
行きたい国や、予算など、なに一つ決まっていなくても、あなたが行きたいと思う海外のイメージをお伝えするだけ!
その場で具体的な海外旅行のプランを練って提案してくれます。
大手旅行会社であれば、初めての海外でも安心のプランを練ってくれます。
周りに流されて結局留学とか行けなさそう……でも海外に行きたい!!
・留学が必修の大学に行こう!
ベネッセのまとめによれば、留学が必修となっている大学は千葉大学や早稲田大学国際教養学部など。
これは冒頭でもお伝えしたとおりですね。
必修であればもう行かざるを得ません。流されやすい性格を逆手にとって、行かなければいけないきっかけを自ら作り出しましょう。
周りにいる友人も海外志向な学生が多いので、海外にいくための情報感度も高いです。理由や目的が明確でなくても、海外に行ってみたいという強い気持ちがあるのであれば、海外志向な仲間がいる環境に飛び込んで、まずは留学を通して海外に行ってみることがいいですよ。
なんでもいいから海外に行きたい!!
絶対楽しめる自信はあるけど、本当に行きたい国が決まらない人は
・友達と世界地図を広げて、地図に向かって適当にダーツを投げてみましょう。
いかに海外にいくきっかけを作ることができるかが重要です。ダーツが刺さった場所に行ってらっしゃい!!!
あとはノリと勢いで航空券を予約してしまおう!
アルバイトもその友達と一緒にしていれば、お互いにいくら稼いだか?も管理しあえるかもしれません。はちゃめちゃな旅も学生のうちだからできるかもしれませんよ!!
僕は絶対にやりたくないですけどね。
あと、いくらダーツであたったからと言って渡航が制限されている国に行くのはやめましょうね。外務省さんが親切に教えてくれています。
なんとなく、それでもどこに行こうか悩む……という人は
まあ、それでも悩むのがニンゲン。
どうしても悩んだら、「みんながいっているところ」に行くのが良いです。the無難of無難。
……ということで、ここからは、大学生がどういうところに旅行に行くのか?ピックアップしてご紹介していきます!
大学生おすすめの海外旅行先に行けば、「なんとなく海外に行きたい!」という人にも間違いなし!な渡航先になるはずです、きっと。
いくつかご紹介するので、写真や説明を見ながら「なんとなくここいいかも!」ってところを直感で見つけてみてください。直感で。
海外は文化も価値観も違うので、国ごとに得ることができる体験も様々です。
ここでご紹介する国・地域はそれぞれ異なる文化が味わえますし、何より大学生もよく行くようなところなので、ツアーやパックなど安いプラン・安全なプランも多いですよ!
それではさっそく見ていきましょう!
青い空と透き通った海はまさに求めていた”THE海外リゾート”!常夏の島「グアム」で海外を満喫!!
*スマホの場合横スクロールで表をすべて表示できます
グアム | |
飛行機価格 | 【日系航空会社】(JAL・ANA)50,000円-70,000円程度
、 【LCC(格安航空会社)片道8000 円程度】 |
宿泊価格 | 1泊1.5万〜3万強まで(グレードによる) |
行くべき場所 | ココス島 |
割安な時期 | 4月、5月、6月、10月、11月 |
バイト日数 | 17日(¥1000/1h 、6h/1日)目標10万
バイト代を全額貯金した場合 |
旅費相場 | 安くて
3~5万、高くて6~8万 |
誰もが聞いたことのある代表リゾート地・グアム。本格リゾート地だが、お手軽な値段で行けるので大学生にも人気。
学生の旅行や初海外として行くことが多いのには、日本語が通じやすいなんて理由も。
というのも、日系の方が多く、日本人観光客も多いので、ショッピングやレストランで困った時に日本語を理解してもらえるケースが多いんですね。
そして海外リゾートといえば、なんといっても海!エメラルドグリーンのきれいな海を満喫できるのもグアムの魅力!中でもココス島は、インスタ映えも狙えるスポット。
ダイビングなどのアクティビティも豊富なので、大学生の海外旅行で遊びまくりたい!思い出残したい!という人にはとてもおすすめ!!
大学生になった先輩がインスタに投稿していた、あの「海外旅行」の追体験ができちゃいます!
バイトどれだけしたら行けるの?
グアムは航空券と、現地での食事代などを合わせると約10万円ほどあれば十分に楽しめそうです!
この10万円を合法的に手に入れるためには、どれだけバイトに入ればいいのでしょうか?
時給1,000円のアルバイトで単純計算すると、4時間勤務を25回こなせばいい!というわけですね。
週に3回アルバイトをすると、ちょうど2ヶ月ほどで稼げてしまう金額ですね。
ちなみに大学生の月の平均収入は、大学生の実態調査によると約3.85万だそうです。
初めての海外旅行めちゃくちゃ不安!それでも思う存分楽しみたい!遊びたい!という方には「台湾」がおすすめ!
*スマホの場合横スクロールで表をすべて表示できます
台湾 | |
飛行機価格 | 【日系航空会社 平均相場38000円
】 【LCC 12,000 円程度】 |
宿泊価格 | 2000~12000
※台湾のホテルはひと部屋単位の値段 |
行くべき場所 | 九份、士林夜市 |
割安な時期 | 4,6,10,12(年末を除く) |
バイト日数 | 17日(¥1000/1h 、6h/1日)目標10万 |
旅費相場 | ツアー3~5万、6~7万 |
こちらも大学生がよくいくスポット「台湾(台北周辺)」。なにより治安がとてもいいです。ヨーロッパなどではスリや置き引きも多いイメージがあると思いますが、台湾では普段どおりきちんと気をつけていればそこまで心配なし!
日本語が街にもいくつかあったり、なじみの「吉野家」「セブンイレブン」などが出店していたり。
筆者が渡航したときは、台湾のロッテリアで日本フェアをやっていました。
日本から3時間ほどで距離も近い!ということもあり、なんとなく「ここは日本なんじゃないか……」と思えてきます。
言葉が通じなくても最悪漢字で書けば通じやすい!というのもプラスですね。
海外に漠然とした不安を抱えている!という人は、まずは台湾からはじめてみるのがいいかもしれないです。
筆者も初海外は台湾でした。国内旅行のような感覚で、しっかり海外感を味わえるのでおすすめです!
そして台湾のおすすめスポットと言えばなんといっても「九份」!
ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」の街並みのモデルとなっていて、急な坂や階段の通りに夜店が並び、風情のある町並みが楽しめます。
九份の写真
ここで写真を取って、最高の海外旅行の思い出になること間違いなし!
観光の中心・台北から距離はありますが、ぜひいってほしいスポットですね。
そして台北で外せないのは「士林夜市」。
夜市と聞くとなんだか怖そうなイメージもありますが、観光客も多くいるので、安心してまわることができます。
台湾の夜は遅くまで賑やかで、多くの夜市が発達してるんですね!
そんな店頭で地元の料理を頬張るべし!台湾グルメを食べ尽くそう!!!
あ、水となまものには気をつけてくださいね。
バイトどれだけしたら行けるの?
台湾にいくには、航空券、宿泊費合わせて、だいたい5万円ほど、それ以外もざっと見積もって8万円ほどあれば十分に楽しめる台湾旅行になると思います。
さっきのバイトだと1ヶ月半くらいですね。
もっと世界に飛び出したい!やっぱ雄大な自然といろんな文化が楽しめる「アメリカ」でしょ!
日本とは全く違う価値観や景色などを体感できる場所に行きたい!という人は、まず「アメリカ合衆国」に行きましょう。
*スマホの場合横スクロールで表をすべて表示できます
アメリカ | |
飛行機価格 | 【日系航空会社】(JAL・ANA)120000-150000円程度、
【LCC(格安航空会社)】 片道80000-100000円程度 |
宿泊価格 | 中級ホテル15000円 |
行くべき場所 | グランドキャニオン |
割安な時期 | 4月、5月、6月、10月、11月 |
バイト日数 | ¥1000/1h |
旅費相場 | 20~30万 |
なんといっても、国土も広く文化も多様な国。さすがは世界一の大国アメリカだけあって、全てにおいてスケール感も違います。
アメリカの多様な価値観や壮大な景色を体感すれば、きっとあなたが求める刺激がえられると思います。
ちっぽけな自分をぶち壊したいぜ!なんて人や、刺激が足りない!グサグサ来てほしい!なんてロックな方々は、ぜひいってみるといいかも。
多様な文化ばかりが目に付きがちなアメリカですが、実は自然も豊か。国土も広く地理的にも多様なので、雄大な自然を体験できること間違いなし。
その代表格といえば、グランドキャニオンでしょう。
画像
そのスケール感は自分の見ていた世界がいかに小さいものだったのかを気づかせてくれるはずです。
それもそのはず。
最大幅29km、長さ450kmにも及ぶこの渓谷は、その地を流れるコロラド川によって25億年も前から少しずつ削り取られていってできたものです。
一生に一度は行きたいと言われるグランドキャニオンはきっとあなたの好奇心を加速させてくれるはずです。
バイトどれだけしたら行けるの?
人気のアメリカは距離も遠いことからやはり費用は高いです!
航空券だけで往復で15万円くらいが相場。
航空券が高いのは仕方ない……でも少しでも費用を抑えたい!となれば、グランドキャニオンから近いラスベガスのホテルなどが安め。
他の都市で格安ホテルを探すとしても、1万円強のモーテルになってしまいますが、ラスベガスでは、1泊7000-9000円の値段で3つ星のホテルに泊まれることもありリーズナブルです。
ただ、注意点が一つ。それは……
アメリカはとても広い!ということ。
日本と比べてもこの有様。
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観光地巡りをするだけでも、グアムや台湾とは違い2泊3日では周りきれません。
「西海岸+グランドキャニオンだけ」「東海岸でニューヨークやボストン!」などと絞っても、やっぱり1週間位はみておきたい。
アメリカにいく際には1週間ほど滞在する気で、気合いを入れて準備することをおすすめします。
なので、30万円近くは準備したいところです。先ほどの条件でバイト回数に表すと、75回ほど。
週に3回バイトを入れたとすると、半年間働いて全てしっかり貯金し続けた時に、30万貯蓄できるイメージになります。
4ヶ月間サークルの友人との遊びなどで誘惑に撃ち負けずに、ため続けるのはなかなか難しいことですが、それだけ苦労して貯めたお金をだす価値がある経験や刺激を受けられる場所だと思います。
世界はグローバル化だからね!英語が話せるようになりたいな!
……という人は語学留学に行きましょう!!
場所は、自分の学びたい言語圏であればどこでも!!大学によってはプログラムで夏のみ学生の受け入れをしていたり、補助金のシステムがあったりするので安めに滞在できることも。
行く国によってメリットデメリットは様々ですが、今回は大学生に人気なカナダを紹介!
*スマホの場合横スクロールで表をすべて表示できます
カナダ | |
メリット | 綺麗な英語が身につく |
デメリット | 日本人が多い・寒い |
相場価格 | 半年で100~140万 |
カナダは自然が多く、他の先進国に比べて比較的治安も良いことから、語学留学先として非常に人気のある国です。
アメリカなども近く、文化もフラットなことから癖のない英語を身に付けることができるという点で、カナダは語学留学には非常に適した国であると言えるでしょう。
そして、様々な留学の要望を実現できる場所でもあります。短期、長期、1~4年かけた学位取得など、色々なケースに対応できる幅広さを持ち合わせています。そして何と言っても、留学費用がリーズナブルです。
めちゃくちゃ寒い!ということを除けば、いい留学先でしょう。
そして、日本人の留学生も多いので、留学中に仲良くなり、英語を学びに来たのに英語をほとんど話さないで終わってしまった。。なんてことも。
語学を真剣に学びたい人は、英語をしっかりと使える環境を目指してください。
バイトどれだけしたら行けるの?
0から自費で貯めるのも無理ではありませんが、効率が悪いです。留学のための奨学金が大学内にも、大学外にもあるので、みてみましょう!
もちろん留学費の一部を自分で支払う場合もあります。
はてさて、今回は大学生になったらとりあえず海外に行きたいと考えている方に向けて記事を書いてきました。
理由のない、友達といく海外も楽しいものですが、改めて、海外に行きたい理由はなんなのか?考えてみると、「とりあえず行きたい!」が「必ず行きたい!」に変わっているかもしれませんね。
勉強の合間に考えてみるといいかもしれません。