生物勉強法


生物定石理解|受験生物で得点をあげるための、知識定着のコツ

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

受験生物の基礎がわかった!ひととおり教科書を見た!そんなあなたはさっそく定石理解!定石をふまえた問題演習を行うことで、センターから2次試験までに対応できる得点力が身につきます!さっそくこの記事を読んでトライ!

  • 紙画像
  • 案件受験生物での定石を学びたいです。

※この記事では、専門科目「生物」を中心に話を進めていきます。もちろん、「生物基礎」にも応用できますが、「生物基礎」の詳しい内容はこちらの記事(生物基礎勉強法)も参考にしましょう。

さきさき泣く表情
あかがみせんせーい!うわ~~~~ん!
どうしたんだ、まためそめそして。
さきさき泣く表情
ふえーん。
……。
さきさき泣く表情
……。じゃないよ~、ぐすん。この間教科書を1周したから、「これでテスト頑張れる!」とおもったのに、また赤点近くとっちゃったの……ぐすん。
ほう。
さきさき泣く表情
やっぱりうち、生物の才能ないのかも……ぐすん。
そんなことはないぞ。安心しろ。
さきさき慌てる表情
ふえ?
さきさきがやったのは、まだ「教科書理解」だけだ。実は、それだけでは点数がとれるようにならないんだ。
さきさき慌てる表情
え、そうなの?
よし、まずはそのことから話していこう。

戦略01 定石理解ってなに?受験生物のロードマップ

1-1. 定石理解っていつやるの?受験生物の流れを知ろう!

さきさきにひとつ質問だ。生物の勉強を始めるために、まずやるべきことは何だと思う?
さきさき通常の顔
うーんえっとね、まずは教科書を読んで……。
そうだ。まず初めにやらないといけないのは「教科書レベルの知識を理解する」ことなんだ。これは以前やったな。

「定石理解」とは、読んで字のごとく「入試でよく問われること=定石」をきちんとつかむことです。

もういちど、「勉強の大鉄則」をみてみよう!

どの科目にも共通して言えることですが、受験勉強で実力をつけていくためにやるべきことは3ステップ。

  1. インプット:教科書理解
  2. 定着:基本問題演習(定石の理解)
  3. アウトプット:入試問題演習(過去問形式の演習)

さきさき通常の顔
あ!きいたことある~!
このあいだやったばかりだぞ……。

今回はそれぞれのステップについて詳しくは触れませんが、もっと知りたいあなたは生物全体の勉強法ページを参考にしてみてください。

この3ステップでいくと、今回は2番目の「定着」にあたる段階です。

さきさき通常の顔
ねー「定着」ってなにー?教科書読んだだけじゃ定着しないのー?なんとなく覚えられそうなのに。
そこが実は落とし穴なんだ。
さきさき慌てる表情
ええ!
いくら知識があっても、本当に使えるのかテストしてみないといけないんだ。「なんとなく」覚えているだけでは、使えるようにはならないぞ!
さきさき慌てる表情
それはもったいない~!
それに、生物ではよく「考え方」を問うような問題も出るんだ。
さきさき泣く表情
そんなのいきなり解けって言われたらむり~。
そうだね、こういう問題はとくに「どうやって考えるのか?」がわかっていないと解けないことが多いな。でも、こういう問題では、たいてい考えないといけない部分や出るグラフが決まり切っているから、何度も問題を解いていくうちに慣れることが多いぞ!
さきさき通常の顔
まさに「定石」だね!
そうだ。だからこそ、きちんと「定石理解」「問題演習」を通して、どういう問題が出るのか?どういう考え方が問われるのか?を確認して、実際に解けるようになろう。

戦略02 定石理解のポイント3つ

さきさき喜ぶ表情
それでうちは点数が取れないのね!な~んだやっぱりうちって天才なのかも~
??????(ダメだついていけないぞ?)
さきさき通常の顔
で、どうやればいいの?
そうだな、きちんとやらないと点数につながらないからな。まずは定石理解の注意点をピックアップしておこう。それはこの3つ!
1. 必ず問題を解く
2. わからなかったところは必ず参考書に戻る
3. 1単元ごとに区切って進める
それぞれ見ていくぞ!

2-1. 必ず問題を解く

何度も言っていますが、定石を完璧にするためには「実際に解ける」かどうかテストしてみないといけません。

そのためにも、必ず「問題を解く」という段階が必要だぞ!

実際に解いていくうちに、「この問題はこうやって解けばいい!」というのが見えてきます。とくに頭を使って考える問題や、図やグラフを使った問題はほとんどパターン化しているので、何度も解くことで慣れていきましょう。

必ず「問題を解く」!

2-2. わからなかったところは必ず参考書に戻る

教科書理解を終えたとはいえ、まだまだ知識のヌケ・モレは多いはず。はじめは正答率が低くても(具体的には半分を下回っていても)仕方ありません。

むしろ正答率がひくくて当たり前だ!

基本的に「2回目以降の正答率を上げていく」ことが、定石理解のコツになります。同じ問題を何度も間違えたくはないですよね。

そのために、間違えた問題はかならず復習するようにしましょう

さきさき通常の顔
そうだね!

具体的には、間違えた問題に印をつけながら、間違えた問題・正解したけどよくわからなかった問題について、その分野の教科書や参考書に戻ります。

教材は「教科書理解」で使ったものを使えばOKだ!

そして、「考える系」の問題は、かならず解説を熟読して、どういう考え方をしているのか理解しましょう。

わからなかったところは必ず復習!

2-3. 1単元ごとに区切って進める

これは、「教科書理解」でお伝えしたことと同じ理由。

受験生物は、ひとつひとつの単元の関連性が少なく、べつべつで勉強しても問題ありません。むしろ、違う単元なのに似たような用語が出ることもあり、「この用語はどこで出てきたんだっけ……」というふうにもなりがち。

とくにはじめのうちは、1つ1つの用語をきちんと理解していないから混乱しがちだ!学校の定期テストを区切りにして覚えていく、というのも手だぞ!

「教科書理解→定石理解・問題演習」の流れを、1つの単元ごとに繰り返していくことで、集中して覚えられ、定着度も格段にUPします!

単元ごとに区切ると、1つ1つを集中して覚えられる!

戦略03 定石理解・具体的な勉強法

さきさき笑う表情
なるほどね!そうやって進めていけば、解けるようになるってわけね~^^
ここから具体的な勉強方法を伝えるぞ!

生物定石理解・問題演習 具体的な勉強法

まずは基本的な勉強法から!これをかならず守るようにしよう!
Step1.
1章ぶん、問題をノートに解く
Step2.
1章終わったら自分で採点し、間違った問題には、問題集のほうに×をつける
Step3.
×がついた問題・たまたま正解したけどよくわからなかった問題は、解説を熟読する
Step4.
解説を読んでもわからなかったところは、参考書や教科書に戻って理解する
基本的にはこの流れで学習を進めていってくれ!戦略02で伝えた注意事項を忘れないことだ!

くわしくは、以下の記事で説明しています。レベル別に分けているので「自分はこのレベルだ!」と思うほうから読むようにしましょう。

エッセンス系インプット

こちらがあてはまるのは、次のような人です。

チェックリスト作成中

ほとんどの人は、こちらから始めてほしい!各分野の用語・超頻出のグラフなどをまずおさえよう!

こちらのレベルにあてはまる人は、この記事をチェック!▼

このカリキュラムでは、「生物基礎問題精講」 を使っています。

応用問題インプット

こちらがあてはまるのは、次のような人です。

チェックリスト作成中

生物に自信がある!もう用語はおさえた!という人はこのステップに進もう!より本番に近い、難しいレベルの問題もあるぞ!

こちらのレベルにあてはまる人は、この記事をチェック!▼

このカリキュラムでは、「生物 重要問題集」を使っています。

さきさき通常の顔
このおすすめの問題集とカリキュラムをつかって勉強すればいいの?手厚い~。
そういう記事だからな。もし上に挙げた問題集じゃ自分に合わない!と思ったら、「おすすめ問題集」の記事も見てみるといい!

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まとめ

受験生物の定石理解に必須のテクニック3つはこれ!
1. 必ず問題を解く!
2. わからなかったところは必ず参考書に戻る!
3. 1単元ごとに区切って進める!
定石理解でしっかり基礎を定着させられるかで、点数が大きく変わってくるぞ!気合を入れてがんばってくれ!

もっと具体的に「このとおりに勉強すれば生物の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!

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橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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