塾・予備校


塾を掛け持ちするメリットとデメリットは?塾の掛け持ちの実態を徹底解剖!

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

「これから塾の掛け持ちを検討しているが実際どうなんだろう?」と悩まれている方はいませんか?

「成績を上げたいけど、掛け持ちをしたら忙しくて逆効果かな…」なんて考えてしまいますよね。

今回の記事では、塾を掛け持ちするメリットとデメリットを詳しく解説していきます!

塾を掛け持ちしたから必ず成績が上がるわけではない!

そもそも「塾を掛け持ちしたから絶対に安心!」ということはありません。

なぜなら、受験勉強で最も大切なことは自習学習だからです。

塾はあくまでも自主学習の補助です。

塾の授業中では「なるほど!理解した!」と思っても、授業後に問題をいざ解いてみると「あれ…わかんないな…」なんてことはよくあります。

授業中では“わかったつもり”になることが多いですが、塾の授業だけでは、十分に理解することはできないのです。

自主学習の時間を活用し、自分1人でわからないところと向き合うことによって、“本当の理解”に繋がります。

そのため、「塾を掛け持ちすれば成績は上がる!大丈夫!」というわけではないので、掛け持ちすることが必ず良いとはいえません。

塾を掛け持ちすると、自主学習の時間が減ったり、勉強の息抜きの時間も減ってしまいます。

さらに、掛け持ちしている塾同士で、指導方針が180度異なったり、反対に同じ内容ばかり教わったりしてしまう可能性もあります。

このように、塾の掛け持ちは、しっかりと検討しなければ、リスクが非常に多いのです。

塾を掛け持ちするメリットとは?

必ず成績が上がるわけではないとはいえ、塾を掛け持ちしている人は一定数います。

では、塾を掛け持ちするメリットとは何でしょうか?

今から2つのメリットをご紹介します。

  1. 1つの塾ではカバーできない部分を補える
  2. 相性の良い講師に巡り会える可能性が高まる

それぞれ見ていきましょう!

メリット1・1つの塾ではカバーできない部分を補える

2つの塾に通うので、それぞれの塾の良いとこ取りができます。

具体的には、以下の3つのポイントがあります。

ポイント1・指導形態を変えられる

塾を掛け持ちすることで、以下のような指導形態で勉強することができます。

  • 集団授業塾でインプットをして、個別指導塾で毎日の学習状況を管理してもらう
  • 個別指導で知識をインプットしながら、演習メインの塾でアウトプット
  • 塾に勉強習慣を管理してもらいながら、映像授業でインプットをしていく

このように、全く異なる授業形態の塾をうまく組み合わせることによって、効率的に勉強をすることができます。

もし1つの塾にしか通っていなかったら、ひたすら知識をインプットするだけになったり、ひたすら演習するだけになったりと、偏った勉強になってしまいます。

上記のように塾を掛け持ちすることで、まんべんなく勉強でき、志望校合格に繋がるのです。

ポイント2・塾ごとで受講科目を変えられる

塾を掛け持ちすることで、受講科目を塾ごとに変更することができます。

例えば、「不得意科目の英語は2つの塾で受けてより強化しよう!」と思った場合、異なる講師と指導方法で授業を受けられるので、2倍の学習量・知識量を蓄えることができます。

また、以下のように自分の志望校に必要な科目を重点的に勉強することもできます。

  • 数学の配点が高い理系大学志望だから数学特化のレベルが高い塾に行きたい!
  • 外部試験がめちゃくちゃ大事だから4技能見てくれる英語の塾には別で行こう!

このように、志望校合格のためには「何の科目の勉強がどのレベルでどのくらいの勉強量必要なのか?」を考えて、塾を掛け持ちしてそれに特化した授業を受講することによって、合格にグンと近づきます。

ポイント3・気になる授業を受けられる

メインの塾に通いつつも、CMなどで宣伝している特別講座を受講することができます。

「今だけ、○○講座がお得!」といった、宣伝をよく目にしますよね。

「授業内容も志望校にピッタリだし、値段も安いし、気になる!」と思った体験講座や夏期講習・冬期講習を申し込み、勉強することができます。

メインの塾でしっかり勉強しているからこそ、このような不定期の講座に好きなときに申し込めるのです。

メリット2・相性の良い講師に巡り会える可能性が高まる

2つの塾の講師を体験できるので、相性の良い講師と巡り合える確立が2倍になります。

塾に通う上で大切なポイントは、講師との相性です。

講師の性格や指導方法が自分に合っていることで、塾に通って勉強するモチベーションが高まります。

性格も合わないし、話し方もきついし、自分の勉強ペースやスケジュールに全然合わせてくれない講師なんて嫌ですよね。勉強のモチベーションも下がります。

1つの塾に入るとなかなか講師を変更することは難しいので、塾を掛け持ちすることによって自分にぴったりの講師に会うチャンスが増えます。

塾を掛け持ちするデメリットとは?

これまで、塾を掛け持ちするメリットを見てきましたね。

しかし、デメリットもしっかり理解したうえで塾の掛け持ちを考えましょう。

それではこれから、以下3つのデメリットを見ていきましょう。

  1. 自習時間が減る
  2. お金がかかる
  3. 同じ内容を指導される可能性がある

それぞれ見ていきましょう!

デメリット1・自習時間が減る

塾に通う時間が増えるので、自習学習の時間が減ってしまいます。

冒頭でお伝えしたように、受験で最も大切なことは、自主学習です。

授業型の個別指導塾や集団授業塾を掛け持ちすると、一方的に授業を受けている時間が増えるので、自分で主体的に考える時間が少なくなってしまいます。

授業型の塾を掛け持ちするならば、自主学習の時間をうまく確保することが重要です。

デメリット2・お金がかかる

2つ塾に通うので、費用はその分かかってしまいます。

例えば、費用相場が低い集団授業塾でも、年間約40〜60万円かかります。

それを掛け持ちするとなると、単純計算で年間約100万円かかるということです。

ただし、短期の講座を取るなどの工夫をすれば費用はおさえられるので、気になる塾の料金を調べてみましょう。

デメリット3・それぞれの塾の指導方針や勉強内容の調整が大変!

塾の授業内容をしっかり確認しておかないと、同じような授業を受ける可能性があります。

2つ以上の塾で、同じレベルの同じ内容を指導されたら、時間の無駄になってしまいます。

「どっちの塾も基礎しか教えてくれない…」なんてなってしまったら、入試実践レベルを演習できず受験に間に合いませんよね。

反対に、掛け持ちしている塾の指導方針が全く異なる場合は、どちらに従えば良いかわからなくなってしまいます。

「こっちの塾では英単語は書いて覚えろって言われたのに、あっちの塾では書かずに音読して覚えろと言われる…」のような状況だったら、どちらに従って勉強すれば良いかわからないですよね。

しっかりと自分の志望校レベルと現在の偏差値のギャップを考慮して、「何が必要なのか?」を理解したうえで、塾の授業内容や指導方法を確認してください。

塾を掛け持ちして失敗するパターンは?

ここまで、塾を掛け持ちするメリットやデメリットを見てきました。

しかし、実際に塾を掛け持ちする際のイメージはなかなか湧いてこないですよね。

では、今から塾を掛け持ちして失敗するのはどんな時かをご紹介します!

不安解消のためだけに塾を掛け持ちしているとき

なんとなく不安に駆られて塾を掛け持ちすると、塾に通うことが目的になってしまいます。

「こっちの塾だけじゃ成績上がらない…どうしよう…塾を増やして2倍勉強しよう!」という考えはいけません。

授業型の塾を増やすと「受けて満足」の状態になり、主体的に自分で考える自主学習の時間が減るため、受け身のまま大学受験が終わってしまいます。

これを防ぐために、塾を増やす前に“どうして今の塾だけでは成績が上がらないのか”を考えましょう。

原因を探ってみると、塾の授業内容が原因ではなく「そもそも自主学習の方法が間違っていた」ということもあります。これではいくら塾を掛け持ちしても成績は上がりません。

このように、塾を増やすことが最善の解決策でないこともあります。

だからこそ、「どういう問題を解決するために塾に通っているのか?」という明確な目的をもって、塾を掛け持ちすることが大切です。

塾を掛け持ちする目的を明確にすることが大切!

先ほどもお伝えしましたが、塾を掛け持ちする際は、その目的を明確にすることが大切です。

塾の数を倍増することは、精神的にも体力的にも大変なことです。

そのため、目的が明確ではないと「なんで自分はこんな大変なことやっているんだろう…」とモチベーションが下がるときが絶対に来てしまいます。

そうならないためにも、塾を掛け持ちする目的は必ず持ちましょう。

例えば、「2つ目の個別指導塾は、1つ目の集団授業塾で習った内容を丁寧に演習するために通う」など、志望校合格のための自分の目的を定めましょう。

大学受験の不安に駆られて、なんとなく塾を掛け持ちするということは絶対にしてはいけません。

STRUXも掛け持ち通塾で効率的に勉強できる!

これまで、塾を掛け持ちするメリットとデメリットや、実際に掛け持ちする際の注意点などをお伝えしてきました。

授業型の塾の数を増やしてしまうと、最も大切な自主学習の時間を減らしてしまうことに繋がります。

学習管理型の学習塾STRUXは、毎日の学習管理がメインの塾です。STRUXは、志望校合格から逆算して毎日の勉強内容や勉強時間を管理して、自主学習のサポートをします。

そのため、授業を受けることができる予備校や学習塾と掛け持ちをすると効果的です。

東進、河合塾マナビス、四谷学院などの予備校をインプットとして利用し、それをアウトプットする場としてSTRUXを利用できます。

STRUXは、掛け持ちしている塾での勉強内容や勉強時間を考慮したうえで、あなたの志望校にぴったりの毎日の学習スケジュールを立てます。

さらに東大や早稲田出身の専任講師がつき、毎日の学習管理と週に1回の面談、さらに24時間の質問体制とオンライン自習室であなたの合格に導きます。

大学受験において最も重要なのは自主学習です。そのため、どんな塾に通っていてもSTRUXと掛け持ちして毎日の学習管理をしていく必要があります。

文面だけでは、STRUXの雰囲気や指導方法などはわからないと思うので、無料体験を通じて自分に合うのか合わないのかを確かめてみてください!


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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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