英語の参考書使い方


『イチから鍛える英語長文700』で早慶レベルの英語もスラスラ読める!使い方と勉強法を詳しく解説!

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『イチから鍛える英語長文700』は、早慶レベルを目指す人向けの問題集です。共通テストやMARCHレベルの英語長文をスラスラ読める人は、この参考書に挑戦してみましょう。

『イチから鍛える英語長文700』を解くことで、早慶、MARCH上位レベルの英語長文を解けるようになり、英語を得点源にもできます。

今回の記事では『イチから鍛える英語長文700』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『イチから鍛える英語長文700』はどんな参考書?

それではまず『イチから鍛える英語長文700』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥1,320
  • 収録された長文の数
  • 14題
  • ページ数
  • 207ページ
  • 習得にかかる時間
  • 38日間
  • レベル
  • 早慶レベルを目指す人

『イチから鍛える英語長文700』は、MARCH上位〜早慶レベルの英語長文の演習が収録されている参考書です。

「共通テストの長文読解で8割以上取れるが早稲田や慶應レベルは時間内に読みきれない」という人は、『イチから鍛える英語長文700』で英語長文を解く練習をしましょう!

『イチから鍛える英語長文700』のメリット・デメリット

メリット

  • MARCH上位〜早慶レベルの英語長文が14問収録されているため難関大レベルの長文に慣れることができる
  • 音源もついているので音読やリスニングに活用できる
  • 音読練習用のスクリプトと和訳が別冊にまとめてあるので、復習しやすい

デメリット

  • 解説の文字がやや小さい
  • 問題の難易度に若干バラつきがある

解説の文字がやや小さく、多少問題の難易度にバラつきはあります。しかし、収録されている問題は癖のない良問ばかりです。

徐々にステップアップできるような構成で収録されているため、無理なく早慶の過去問に太刀打ちできるレベルまで実力を高められます。

また、音源や音読練習用のスクリプトもあるので、リスニングの勉強にも活用しやすいでしょう。

『イチから鍛える英語長文700』がオススメな人

『イチから鍛える英語長文700』は以下のような人にオススメです。

  • 早慶、MARCH上位レベルを狙っている人
  • 共通テストの英語長文は8割とれる人
  • MARCHレベルの英長文はスラスラ読める人
  • 早慶レベルの英語長文はまだ読めない人

『イチから鍛える英語長文700』は、早慶以上のレベルの大学を狙う人にオススメの参考書です。

「共通テストやMARCHレベルの英語長文で8割は確実にとれる」という人が、次のステップとして使うと良いでしょう。

まだMARCHレベルに達していない人は、同シリーズの易しい問題集も活用できます。

『イチから鍛える英語長文basic』『イチから鍛える英語長文300』『イチから鍛える英語長文500』については、それぞれ以下の記事でも解説しています!

『イチから鍛える英語長文700』の使い方

ここからは具体的な『イチから鍛える英語長文700』の使い方をチェックしていきましょう!毎日英語の長文問題に触れることが大切です。

『イチから鍛える英語長文700』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

1周目

Step1.
時間を計測しながら解く
Step2.
時間をオーバーして解けるところが増えるなら、ペンの色を変えて解く
Step3.
和訳や文章の解説パートを確認しながら頭から長文を読み返す
Step4.
問題部分の解説などを全て読む
Step5.
知らなかった単語や文法を調べて覚える
Step6.
音源に合わせて3回以上音読する

Step1.時間を計測しながら解く

まずは時間を計測しながら『イチから鍛える英語長文700』を解きましょう。時間制限をつけることで自分を追い込むこと大切です!

とはいえ、いきなり速く正確に読むのは難しいため、最初はゆっくりでも良いので「正確に」読みましょう。時間をかけても読めない英文を、いきなり速く正確に読めるはずがありません。

ただし、「単語や文法の知識不足」が原因で読めない状態にもかかわらず、ダラダラ解くのはNGです。

Step2.時間をオーバーして解けるところが増えるなら、ペンの色を変えて解く

徐々に「制限時間をオーバーすれば解ける」という問題が増えてきたら、ペンの色を変えて解答を続けましょう。ペンの色を変えておくと、「スピードが足りていないのか」「そもそも読めていないのか」をスムーズに判断できます。

Step3.和訳や文章の解説パートを確認しながら頭から長文を読み返す

復習する際は、必ず和訳や文章の解説パートを確認しつつ、頭から長文を読み返しましょう。

Step4.問題部分の解説などを全て読む

問題部分の解説は全て読みましょう。不正解の部分はもちろん「正解した問題」「なんとなく正解した問題」についてもチェックすることが大切です。例え正解した問題であっても「考え方が違った」ということはあり得ます。

この「考え方の違い」を放置しておくと、本番で類似問題が出題された際に正しい根拠で回答することができません。

「なんとなく正解した問題」についても、根拠をしっかり固めることで、入試で類似問題が出題された際に対応できるようにしましょう。

Step5.知らなかった単語や文法を調べて覚える

解説を読んでもわからない単語や文法があれば、辞書などを使って調べましょう。

特に過去問演習をする段階になると「過去問の解説に単語の意味が1つも載っていない」ということもあり得ます。そのため、『イチから鍛える英語長文700』を使う段階で単語や文法を調べる癖をつけておかないと、過去問演習時にかなり苦労するでしょう。

Step6.音源に合わせて3回以上音読する

付属の音源がついているので活用しましょう。音読を行うことで、入試本番でも英文を「左から右に」読み進められます。

目で見るだけでなく、音声を聞くことで「さっきの単語のスペルはどんなのだっけ」「文章のなかだとこの単語はあまり発音しない」など多くの発見ができるため、記憶に残りやすいです。音でも英文を聞き取ることで、スムーズに文章を理解する練習を積み重ねましょう。

2周目

Step1.
1周目で読んだ解説通りの解き方を意識しながら問題に取り組む
Step2.
答え合わせを行い間違えた問題の解説を読む
Step3.
音読を5回行う

『イチから鍛える英語長文700』の毎日の勉強時間は、1周目は1時間30分。2周目、3周目は1時間を目安にします。

1周目で5つのステップを毎日90分目安で繰り返すと、14日間で1周できます。

『イチから鍛える英語長文700』の2周目は、1周目を解いたときに答え合わせをきちんとやっているので解きやすいはずです。正確に、かつ短時間で解くことを意識しましょう。

3周目

Step1.
解説で文構造を確認する
Step2.
3回音読する
Step3.
音読を5回行う

3周目はさらに解きやすくなっていると思うので、仕上げ感覚で毎日60分3つのステップを繰り返します。7日間で『イチから鍛える英語長文700』を1周するイメージです。

『イチから鍛える英語長文700』を使う際のペース配分

『イチから鍛える英語長文700』のペース配分についてお話しします。

先ほどお話ししたように、1周目は90分を14日間、2周目は60分で14日間、3周目は60分で7日間のペースで進めましょう。このペースであれば、約1ヶ月(35日間)で完成できます。

部活などで忙しく毎日は時間をかけられない人は週1回、土日などにまとめて3問分進めましょう。すると、2ヶ月半くらいで完成できます。

その場合は、音読は問題集を解いた直後にやらなくても大丈夫です。寝る前やスキマ時間に音読することで時間を上手く使うようにしましょう。

『イチから鍛える英語長文700』を使う際の注意点

この参考書を使う上での注意点です。

  • 問題のコピーをとる
  • 電子辞書や参考書で調べたりしない
  • 1分考えてもわからない問題は、とばして次の問題に取り組む
  • 解説をしっかり読む
  • 厳しく採点する

問題のコピーを取る

復習をしやすくするためにコピーをとりましょう。コピーをとることで、まっさらな問題を何度も解くことができます。

英文を解くときにメモをするかと思いますが、コピーしているので気にせずメモできますし、消す必要もないのでどこが間違っていたのかも復習しやすくなります。

電子辞書や参考書で調べたりしない

問題を解くときは自分の力だけで解くようにしましょう。

調べながら解くと本当に自分の力なのか分かりません。現状どれくらいの学力が自分にあるのかをはっきり把握するためにも、まずは自力で解きましょう。

ただし、解き終わったあとに分からなかった単語などを調べることは大切です。

1分考えてもわからない問題は、とばして次の問題に取り組む

わからない問題には、あまり時間をかけないようにしましょう。時間をかけても解けない場合は、自分の単語力や文法の知識不足が原因です。そもそもの知識を持っていなければ決して解けません。

1分ほど考えても分からなければ次を解くというスタンスでこの参考書を進めましょう。もちろんしっかりとした復習が必要です。

解説をしっかり読む

長文問題集で一番やってはいけないのは、「解きっぱなし」にすることです。解き終わったあとは、しっかりと解説を読み「なぜ間違えたのか」を理解しましょう。

それに加えて、「音読をして構文理解を早くできるようにする」「正しい発音やリスニング力を身につける」ということが重要です。

厳しく採点する

採点は厳しめにしましょう。なんとなくの理解で分かった気にならないように注意することが大事です。

まぐれで当たっても、本番で似たような問題に正解できるとは限りません。本番の試験で確実に点が取れるように、練習段階で「完璧に理解できること」を目指しましょう。

まとめ

最後にもう一度『イチから鍛える英語長文700』がオススメな人を確認しましょう。

  • 早慶、MARCH上位レベルを狙っている人
  • 共通テストの英語長文は8割とれる人
  • MARCHレベルの英長文はスラスラ読める人
  • 早慶レベルの英語長文はまだ読めない人

共通テストやMARCHレベルの英語長文を確実に8割以上取れるようになった人は、ステップアップとしてこの参考書で英長文を解く練習をしていきましょう。

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橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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