日本史の参考書使い方


『実力をつける100題』は日本史の基礎を固めるのにオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『実力をつける日本史100題』は、共通テストから私立、国公立で出題される日本史の単語を復習しながら、入試形式の演習をしたい人にオススメの問題集です。単語だけでなく出来事が起きた背景なども勉強できるため、効率よく知識を定着させられるでしょう。

今回の記事では『実力をつける日本史100題』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『実力をつける日本史100題』はどんな参考書?

それではまず『実力をつける日本史100題』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥1,430
  • 収録問題数
  • 時代別75題、テーマ史20題、論述5題
  • ページ数
  • 464ページ
  • 習得にかかる時間
  • 50時間
  • レベル
  • 定期テストから共通テスト・日東駒専

『実力をつける日本史100題』は、実戦的な問題形式で演習経験を積みながら、日本史の知識を総復習したい人にオススメの参考書です。

『スタディサプリ』などの映像授業で通史の学習を行い単語の勉強も終えて、入試形式に近い問題で実戦演習をしたい人にもぴったりの1冊です。

『実力をつける日本史100題』のメリット・デメリット

メリット

  • 実戦的な問題形式で演習経験を積める
  • 日本史の知識を網羅的に総復習できる
  • 丁寧な解説を読み込んで学習できる

デメリット

  • 初めて日本史を学習する人には向いていない
  • 国公立大で出題されるような論述対策は別に行う必要がある
  • 早慶で出題されるようなマニアックな問題には習得できない

『実力をつける日本史100題』は、問題演習形式で進めることで、単語や出来事が起きた背景などを学習できる問題集です。時代史だけではなく、出題されやすいテーマ史も載っています。

解説がとても丁寧に記載されているため、間違えてもその場で理解できるようになっています。また、問題文は歴史の流れに沿って穴埋め形式で出題されるため、通史を復習しながら問題演習ができます。

ただし、問題数が多く計画的に進めないと時間がかかってしまうので注意しましょう。

実力をつける日本史100題がオススメな人

『実力をつける日本史100題』は以下のような人にオススメです。

  • 通史の理解が終わった状態で日本史の知識を確認・復習したい人
  • 日本史の単語を復習しながら入試形式で演習したい人
  • 丁寧な解説を読んで理解したい人
  • 全範囲の問題演習に取り組みたい人

『実力をつける日本史100題』は、日本史の単語を復習しつつ入試形式で演習したい人にオススメの参考書です。日本史の全範囲が問題として出題されるため、効率よく学習できます。

問題文が穴埋め形式で出題されるため、歴史の流れを復習できますし、解説がとても充実しているので入試形式で問題演習を積み重ねたい人にぴったりです。

『実力をつける日本史100題』の使い方

ここからは具体的な『実力をつける日本史100題』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い問題集でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『実力をつける日本史100題』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
問題集を解く
Step2.
間違えた問題には印をつける
Step3.
正解していた箇所も含めて解説をすべて読む
Step4.
解説を読んで知らなかった単語は覚え直し、該当箇所の教科書や資料集も確認する

Step1.問題集を解く

問題集をイチから解いていきましょう。繰り返し解けるように、問題集に答えを書き込まず、ノートや紙に答えを書きましょう。

問題を解いている途中に答えがわからない場合でも、教科書や資料集などで調べないように注意しましょう。『まずは自力で問題を解いて、自分が理解していない部分を把握することが大切です。

Step2.間違えた問題には印をつける

間違えた問題に印をつけておきましょう。間違えた問題に印をつけておくことで、自分が重点的に復習すべき箇所がわかりやすくなります。

用語がわからず問題を解けなかった場合は、その用語をノートや一問一答で探してチェックマークをつけておきましょう。目立って覚えやすくなるはずです。「どんな単語と一緒に問われていたか」を余白に書くのも良いでしょう。

「用語はわかっていたが問題は解けなかった」という場合は、その単語の理解が足りていない証拠です。例えば、わかっていた単語が「人物名」なら、その人物がやったことを十分に理解していないことになります。また、わかっていた単語が「出来事」なら、出来事の詳細や歴史的意義を十分に理解していないということです。

こうした場合は用語集を読んで、単語についての詳しい説明を読み、あやふやな部分をなくしましょう。

Step3.正解していた箇所も含めて解説をすべて読む

答え合わせの際は、正解していた問題も含め解説を読みしょう。「たまたま合って正解していた」ということでは、知識がうろ覚えになり入試で出題された際に思い出せないため、必ず正解した問題も含めて解説読みましょう。

また、『実力をつける日本史100題』には解説が丁寧に記載されているため、じっくり読み込む作業も重要です。解説には、「事件が起こるまでの経緯」「事件が後世に与えた影響」など、さまざまな情報がつまっています。

とくに間違えた問題の解説は、暗記するくらい読み込みましょう。志望校で論述問題が出題される場合、詳しい解説を覚えれば論述問題でその内容をそのまま使えます。

Step4.解説を読んで知らなかった単語は覚え直し、該当箇所の教科書や資料集も確認する

解説を読んで知らなかった単語があれば、教科書や資料集も確認して覚え直しましょう。教科書や資料集もチェックしてしっかり覚え直しできれば、確実に自分の実力として身につけられます。あとから見返そうと思っていると忘れがちなので、なるべくその場で覚えてしまいましょう。

Step1〜4を繰り返して、すべての問題が解けるようになるまで『実力をつける日本史100題』を解きましょう。大体3周もすれば完璧になるはずです。

より詳しい日本史の学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『実力をつける日本史100題』を使う際のペース配分

『実力をつける日本史100題』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

「解いてみたけどさっぱりわからない」「基本的な理解が足りていない」などの場合は、まだ日本史の知識がしっかりと身についていません。まだわからない部分が多い場合は、問題を1題解くごとに、その問題に関連する部分を教科書で読んで詳細を把握しましょう。この作業をしっかりと行うことで、1周目はたくさん間違えても、2周目には正解できるはずです。

まだ受験まで時間がある場合は、1日1時間でも構いません。2周目で間違えた問題については、教科書・資料集を確認して記憶に定着させましょう。教科書や資料集をチェックした際、「問題集には出てこなかったが知らない単語」があれば一緒に覚えましょう。

受験まで時間がない人は、1周目から1日10題のペースで進めていきましょう。問題演習を重ねることで記憶に定着していくので、間違えることを恐れずどんどん解き進めてください。

『実力をつける日本史100題』を使う際の注意点

『実力をつける日本史100題』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 志望校に記述式の問題が出る場合、人名や事件名を書けるようにしておく
  • 日本史を勉強できない日が週に3日以上ある状態は避ける
  • 間違えた問題をチェックし何度間違えたか把握しておく
  • 1周だけ解いて終わらせず2周以上取り組む
  • 20秒考えてもわからない問題は次の問題に移る

日本史を暗記する際は、極力毎日継続して取り組みましょう。暗記項目は毎日取り組まないと、翌日にほぼ忘れてしまいがちです。

もし過去問に記述式の問題が出る場合には、人名や事件名が書けるように練習しましょう。正式な名前がパッと思いつかないと、入試本番でも微妙にズレた解答をしてしまうかもしれません。

また、わからない問題に時間をかけすぎないようにしましょう。そもそも単語がわからなかったら解けないのは当然です。20秒考えても単語がでてこなければ、すぐ次の問題に移りましょう。

『実力をつける日本史100題』は解説が充実しているため、1周だけ解いて終わりにはせず、正解した問題であっても必ず解説を読みこみましょう。解説を読んでもわからなければ、教科書や用語集を読み返して確認しましょう。

まとめ

最後にもう一度『実力をつける日本史100題』がオススメな人を確認しましょう。

  • 通史の理解が終わった状態で日本史の知識を確認・復習したい人
  • 日本史の問題集に初めて取り組む人
  • 日本史の単語を覚えたい人
  • 問題を解くだけでなく、しっかりとした解説が欲しい人
  • 全範囲の問題演習に取り組みたい人

日本史の通史が終わった人で、これから本格的に受験勉強を始めたい人は、問題演習と歴史のおさらいにまとめて取り組める『実力をつける日本史100題』に取り組みましょう。

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