日本史の参考書使い方


『山川日本史一問一答』は日本史の用語暗記にオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

山川一問一答日本史

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『山川日本史一問一答』は、日本史の重要用語を暗記したい人にオススメの参考書です。シンプルなデザインでとても見やすく頻出単語をチェックしやすいため、日本史に苦手意識がある人も使えます。

『山川日本史一問一答』を1冊やり切れば、共通テストレベルの用語を暗記できるでしょう。

今回の記事では『山川日本史一問一答』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『山川日本史一問一答』はどんな参考書?

それではまず『山川日本史一問一答』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥880
  • 収録項目数
  • 49章
  • ページ数
  • 312ページ
  • 習得にかかる時間
  • 4ヶ月
  • レベル
  • 日本史の重要用語を暗記したい人、通史の学習を終えた人

『山川日本史一問一答』は、日本史の用語暗記の一歩目にふさわしい1冊です。山川出版の教科書に対応しているため、教科書の流れに合わせて学習できます。

「用語暗記が苦手」「シンプルなデザインが好き」という人は『山川日本史一問一答』を使いましょう。

『山川日本史一問一答』のメリット・デメリット

メリット

  • 学校で一番使われている『詳細日本史B(山川出版)』に完全対応しているので授業で習う順番に復習できる
  • シンプルなデザインで見やすい
  • 赤シートを使って覚えらえる
  • 細かく目次立てされているためペース管理しやすい

デメリット

  • 『詳細日本史(山川出版)』を使っていない人には少し使いづらい
  • 全てのページが同じデザインなので飽きやすい

『山川日本史一問一答』は、シンプルなデザインで細かく目次立てされているため、ペース管理をしやすい点が特徴です。

また、多くの学校で使われている『詳細日本史B(山川出版)』に完全対応しているため、授業で習う順番に復習できます。手のひらサイズで持ち運びがしやすく通学時間を使って暗記を進めることも可能です。

『山川日本史一問一答』がオススメな人

『山川日本史一問一答』は以下のような人にオススメです。

  • シンプルなデザインが好きな人
  • 共通テストレベルの単語を暗記したい人
  • 山川出版の教科書を使用している人
  • 細かい単語よりも頻出の単語に絞って学習したい人
  • 学校の授業の復習や定期テスト対策に使いたい人
  • 多くの受験生が使っている問題を解きたい人

『山川日本史一問一答』は、教科書の流れに合わせて暗記を進めたい人にオススメの参考書です。まだ受験勉強が始まっていない1,2年生が学校の授業の復習や定期テスト対策として使用してもよいでしょう。

一問一答は、歴史の流れを理解してから始めるのがオススメです。歴史の流れ(通史)の勉強が終わっていない人は、『スタディサプリ』『TryIT』などを使って学習しましょう。自分の進捗や志望校に合わせ徐々にレベルアップするとよいでしょう。

『スタディサプリ』については、以下の記事でも解説しています!

『山川日本史一問一答』の使い方

ここからは具体的な『山川日本史一問一答』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『山川日本史一問一答』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
単語を隠して覚えているかテストをする
Step2.
覚えていなかった単語を覚えなおす
Step3.
再度テストをする
Step4.
すべての単語を覚えるまで繰り返す

1日1章ずつ学習を継続することで、4ヶ月でマスターできます。

Step1.単語を隠して覚えているかテストをする

まずは、単語を隠して覚えているかテストをしましょう。わからない単語があっても一通り解くことを意識してください。

1周目は正答率を気にせず、「現状の自分がどのくらい解けるか確かめる」くらいの気持ちで取り組むと良いでしょう。

教科書頻出度の☆マークの記載がありますが、志望校によっては「まずは☆2のみ覚える」というやり方も有効です。具体的には、志望校ごとで以下を意識して勉強すると良いでしょう。

  • 共通テストで7〜8割程度を取りたい:☆2を最優先で覚える
  • 国公立大を目指す:☆の問題をすべて覚える
  • 私立大を目指す:☆がついていない問題も含め、すべての問題を解く

Step2.覚えていなかった単語を覚えなおす

一通り問題を解き終えたら、覚えていなかった単語を覚えなおしましょう。

1周目から高い正答率は出ません。そのため、間違えた箇所は疑問点がなくなるまで復習をすることが大切です。参考書や授業で使用したノートを使って復習すると良いでしょう。

日本史の用語を暗記するためには、何度も問題を解く必要があります。繰り返した分だけ自分の力になると思って挑戦しましょう。

Step3.再度テストをする

単語の覚えなおしができたら再度テストをしましょう。Step1で間違えた単語が正解できているか確認します。

間違えた問題には印を入れて、あとから確認できる状態にすると、自分が間違えやすいポイントに絞って復習できるためオススメです。

Step4.すべての単語を覚えるまで繰り返す

Step1~Step3の作業を、すべての単語を覚えるまでくり返します。

間違えた問題を正解できるようになることで成績がアップします。問題を解いて終わるのではなく、自分の力で解けるようになるまで繰り返しましょう。

3周目以降は、1周目で間違えた問題のみ取り組みましょう。最終的には、正答率が9割程度になるまで繰り返し問題を解いてください。

毎日少しずつ続けてせっかく覚えたものを忘れないようにしましょう。

より細かい日本史の学習法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『山川日本史一問一答』を使う際のペース配分

『山川日本史一問一答』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

部活動や他の科目の勉強で忙しくて時間が取れないという人は、2周目以降は間違えた問題にのみ取り組みましょう。間違えた問題に集中して取り組むことで、短時間で苦手分野を克服できます。

受験まで時間がない高校3年生の場合は、「1周目は1日に2章」進めることで、1周目を早期に終わらせることを目標にします。2周目以降は、1日に1章ずつ丁寧に取り組みましょう。

志望校によっては「まずは☆2のみ覚える」というやり方も有効です。また、共通テストや国公立でしか世界史を使わない場合は、☆1や☆なしの用語の出題頻度はぐんと下がるため、最低限の☆2から覚えましょう。「2周目で☆2の間違った問題と☆1の問題を解く」という形を取ることが効果的です。

『山川日本史一問一答』を使う際の注意点

『山川日本史一問一答』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 通史を理解してから一問一答を始めよう
  • 確認テストをしながら進めよう
  • 1周目は「書いて解く」ようにしよう

日本史の学習を始める際に、いきなり一問一答から始めると難しくて挫折する可能性が高いです。映像授業を使って通史の理解をした後に、一問一答を使って暗記を進めましょう。

また、1周目は必ずノートに「書いて解く」ようにしてください。日本史の用語は漢字が多いため、書く練習をしないと間違えて覚える可能性があります。

用語の暗記を進める際は、定期的にテストして理解度を確認しながら進めましょう。せっかく学習しても、覚えていなければ点数にはつながりません。ペースを落としてもよいので、確実に知識を定着させましょう。

まとめ

最後にもう一度『山川日本史一問一答』がオススメな人を確認しましょう。

  • シンプルなデザインが好きな人
  • 共通テストレベルの単語を暗記したい人
  • 山川出版の教科書を使用している人
  • 細かい単語よりも頻出の単語に絞って学習したい人
  • 学校の授業の復習や定期テスト対策に使いたい人
  • 多くの受験生が使っている問題を解きたい人

日本史の用語暗記をしたい人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人などは、単語を覚える足掛かりとして使いましょう!

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橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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