日本史の参考書使い方


『考える日本史論述』は日本史の論述問題を対策するのにオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

考える日本史論述の使い方

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『考える日本史論述』は、日本史の論述問題を解けるようにしたい人にオススメの参考書です。論述形式の問題の解き方を基礎から学ぶことができるため、日本史の論述問題に苦手意識がある人でも使えます。

『考える日本史論述』を1冊やり切れば、日本史論述の典型問題はほぼ解けるようになるでしょう。

今回の記事では『考える日本史論述』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『考える日本史論述』はどんな参考書?

それではまず『考える日本史論述』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥1,210
  • 収録範囲
  • 古代から現代史まで全範囲
  • ページ数
  • 128ページ
  • 習得にかかる時間
  • 40時間
  • レベル
  • 国公立2次試験、難関私立の論述対策

『考える日本史論述』は、日本史の論述問題対策にふさわしい1冊です。論述問題に不安がある人でも、基礎から始めて日本史を得点源にすることができます。

「日本史の論述問題が苦手」「国公立の二次試験で日本史を受験する」という人は『考える日本史論述』を使いましょう。

『考える日本史論述』のメリット・デメリット

メリット

  • 論述問題の解き方を基礎から学ぶことができる
  • 日本史論述の典型問題を一通り経験できる
  • 解説が丁寧で答えにたどり着くまでの過程が具体的にわかる
  • 様々な大学の過去問の中から選りすぐった良問で問題演習を積める

デメリット

  • 解説が淡々と書かれているため人によっては退屈に感じる

『考える日本史論述』は、初めて日本史論述の演習に取り組むという人にオススメな問題集です。『考える日本史論述』の1冊で論述の解き方を一通り学ぶことができるため、志望校の過去問を解く際に高い得点を取れるようになります。

この問題集で論述の基礎を固める意識で進めましょう。

考える日本史論述がオススメな人

『考える日本史論述』は以下のような人にオススメです。

  • 志望校の入試に日本史の論述問題が出る人
  • 日本史の通史を覚えたので論述の点数の取り方が知りたい人
  • 単語暗記まで行い初めて論述問題対策に取り組む人
  • 論述の頻出テーマを知りたい人
  • 日本史を得点源にしたい人

『考える日本史論述』は、日本史で高得点を取りたい人にオススメの参考書です。日本史の通史を覚えて、これから本格的に得点を取るために勉強する足掛かりとしても使えます。『考える日本史論述』を1冊取り組むことで、論述の基礎を固めて典型問題を解けるようになるでしょう。

ただし、まだ単語や年号を覚えていない人は、まず基礎から勉強しましょう。

日本史の暗記法、単語勉強法については、それぞれ以下の記事でも解説しています!

『考える日本史論述』の使い方

ここからは具体的な『考える日本史論述』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い単語帳でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『考える日本史論述』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
記述問題を解く
Step2.
解説を読んで記述に盛り込むべきポイントを押さえる
Step3.
解説の内容を意識してもう一度論述に取り組む

Step1.記述問題を解く

まず、記述問題を解きましょう。論述問題では、実際に解答を書いてみることが大切です。

自分の解答と模範解答を比較することで、自分に足りない部分を正しく把握できるようになります。具体的には、「知識が足りなかったのか」「頭でわかっていても言葉にできなかったのか」「問題の捉え方が間違っていたのか」などです。

どうしてもわからなければ1文だけでもいいので書いてみてください。自分の考えを解答に落としてから、解説ページに進みましょう。

Step2.解説を読んで記述に盛り込むべきポイントを押さえる

続いて、解説を読んで自分の答えと照らし合わせてみます。自分の答案で間違っていた箇所・不足していた箇所があったら、必ずノートにメモをしましょう。

メモの内容は、忘れていた知識や答案を書くときに気をつけるべきポイント、重要な考え方などです。

教科書の記述は論述に向いたフレーズも多いので、そのまま論述の表現に使ってしまうのもありです。

Step3.解説の内容を意識してもう一度論述に取り組む

答え合わせをしたら、解説の内容を意識してもう一度論述に取り組みます。基本的に1周目と同じ手順で、勉強を進めればOKです。

ただし2周目に取り組む際は、1周目のミスを繰り返さないようにしましょう。

同じ間違いをしている問題があったら要注意です。2回とも間違っていた問題は、自分の弱点とも言える部分です。間違えた部分の解答を読み込み、しっかり弱点を潰すことで論述の得点力を上げましょう。

より細かい日本史論述の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『考える日本史論述』を使う際のペース配分

『考える日本史論述』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、「1週間に1回のペースで勉強する」ことで、6ヶ月での完成を目指します。

部活動で忙しくて時間が取れないという人は、「毎日の勉強時間を1時間」にして、4ヶ月での完成を目標にしましょう。

受験まで時間がない高校3年生の場合は、「1回の勉強時間を4時間にするor週6回勉強する」ことで、1ヶ月で完成させます。

『考える日本史論述』を使う際の注意点

『考える日本史論述』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • わからなくてもまずは自力で答案を書いてみる
  • 自分の知らなかった知識をノートの隅に書いておく
  • 難しく感じてもひとまず1周をやりきる
  • 解説を見てもう一度答案を自分なりに書いてみる

自信がないからといって、最初から参考書や模範解答を見ながら答案を作るのは無意味です。論述の力を身につけるために、最初はどんなに解けなくても良いので、自力で答案を書いてみましょう。もし自力で答案を書けない場合は、構成やメモだけでも自分で作ってみましょう。

また、解説をみた後、何も考えずにただ模範解答と同じ答案を書き写すのも無意味です。表現を覚えたり、思い出したりしながら書くようにしましょう。

最初の答案に足りなかった要素を一つ一つ足していくイメージで、自分なりの答案を作りましょう。

まとめ

最後にもう一度『考える日本史論述』がオススメな人を確認しましょう。

  • 志望校の入試に日本史の論述問題が出る人
  • 日本史の通史は覚えられた!あとは点数の取り方が知りたい人
  • 単語暗記は行ったけど、論述問題対策は初めての人
  • 論述の頻出テーマが何かを知りたい人
  • 日本史を得点源にしたい人

日本史の論述問題に苦手意識がある人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人などは、日本史の論述問題を解く足掛かりとして使いましょう!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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