日本史の参考書使い方


『山川日本史論述問題集』は日本史の論述対策を始めたい人にオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『山川日本史論述問題集』は、日本史の論述対策をこれから始める人にオススメの問題集です。山川出版社の教科書「詳説日本史」「新日本史」に準拠した内容なので、教科書と併せて学習を進められます。

『山川日本史論述問題集』を読めば、日本史論述の力が身につくでしょう。

今回の記事では『山川日本史論述問題集』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『山川日本史論述問題集』はどんな参考書?

それではまず『山川日本史論述問題集』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥836
  • ページ数
  • 153ページ
  • 習得にかかる時間
  • 38日間
  • レベル
  • これから論述対策を始める人向け

『山川日本史論述問題集』は、山川出版社の教科書「詳説日本史」「新日本史」に準拠した論述問題集です。設問ごとに「教科書を読む」「実際の論述を解く」「解答を見る」という一連の流れで学習することで、知識を定着させることができます。

解答例だけでなく、解答の指針や教科書の該当ページも記載されているため勉強を進めやすくなっています。

「一問一答などで用語学習を終えた」「日本史論述の対策を始めたい」という人は『山川日本史論述問題集』を使いましょう。

『山川日本史論述問題集』のメリット・デメリット

メリット

  • 教科書に準じているため論述の根拠を確認しやすい
  • 出題レベルが区分されていて分かりやすい
  • 年代ごとの頻出テーマを対策できる

デメリット

  • 詳細なテーマ論述対策には適さない
  • 出題傾向が決まっている大学の受験勉強には向かない

『山川日本史論述問題集』には、根拠として教科書「詳説日本史」「新日本史」の該当するページ数と引用箇所が記載されています。そのため、論述を解いた後に教科書で内容や表現を確認しやすい点がメリットです。

また、出題レベルの目安として「基礎」「標準」「応用」の3つに区分されているので、年代ごとに頻出テーマを対策できます。

ただし、出題傾向に偏りがある大学を受験する人や詳細なテーマ論述対策をしたい人は、『山川日本史論述問題集』だけでは足りないので注意しましょう。

『山川日本史論述問題集』がオススメな人

『山川日本史論述問題集』は以下のような人にオススメです。

  • 日本史の用語学習を終え、これから論述対策を始める人
  • 授業で習った範囲の復習をしたい人
  • 日本史を得点源にしたい人

『山川日本史論述問題集』は、一問一答などで用語を一通り学習し、これから論述対策に取り組む人に最適な問題集です。丁寧な解説と教科書の該当箇所が掲載されているので、論述に取り組みながら曖昧な知識部分を着実に定着させられます。

自分のレベルや目標に合わせた参考書を知りたい人は、以下の記事で紹介しています!

『山川日本史論述問題集』の使い方

ここからは具体的な『山川日本史論述問題集』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『山川日本史論述問題集』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
記述問題を解く
Step2.
解説を読んで記述に盛り込むべきポイントを押さえる
Step3.
解説の内容を意識してもう一度論述に取り組む

Step1.記述問題を解く

まずは、記述問題を解きましょう。左ページが原稿用紙の形式になっているので、問題集をコピーして書き込むのがオススメです。

論述問題では実際に自分で書いて解くことが重要です。自分の解答と模範解答を比べて、不足している内容をしっかりと把握しましょう。

Step2.解説を読んで記述に盛り込むべきポイントを押さえる

解答の指針や右ページの解説を読み、論述のポイントを確認しながら記述の内容やコツを掴みましょう。

論述の根拠となる教科書の引用が掲載されているので、適宜教科書を開いて復習することがオススメです。

Step3.解説の内容を意識してもう一度論述に取り組む

解説や教科書で内容を確認したら、もう一度同じ論述問題を解いてみてください。模範解答や解説で読んだ内容を忘れないうちにすぐアウトプットすることで、自分の知識として定着させられます。

より細かい日本史の学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『山川日本史論述問題集』を使う際のペース配分

『山川日本史論述問題集』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

比較的時間に余裕のある人は、授業の復習として活用してください。習ったタイミングで論述問題をこなすことで、早いうちに知識を定着させておきましょう。

時間に余裕のない人は、1日2題ずつ、38日間で1冊やり切ってください。一度解いて終わりではなく、解説と教科書の該当箇所を確認し、再度解き直しましょう。

『山川日本史論述問題集』を使う際の注意点

『山川日本史論述問題集』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • まずは自分で解答を書いてみる
  • 模範解答と解説だけでなく教科書の該当箇所も振り返る
  • ポイントを理解したらすぐ解き直す

分からなくてもまずは自分の力で解答を書いてみることが大切です。右ページの模範解答と解説を読むだけでは頭に入らない場合、教科書の該当箇所も読んで内容を振り返ってください。

文章で解答が書けない場合は、必要な情報を図で示すところまで取り組んでみるのもおすすめです。どちらにしても自分の解答や図と模範解答・解説を見比べて、足りない部分を一つ一つ確認していくことが重要です。

解説や教科書で論述のポイントを理解したら、再度論述を書いて、解答を自分のものにしていきましょう。

まとめ

最後にもう一度『山川日本史論述問題集』がオススメな人を確認しましょう。

  • 日本史の用語学習を終え、これから論述対策を始める人
  • 授業で習った範囲の復習をしたい人
  • 日本史を得点源にしたい人

日本史の論述対策をこれから始める人や日本史を得点源にしたい人などは、論述問題の頻出テーマ対策に役立てましょう!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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