日本史の参考書使い方


『詳説日本史ノート』は日本史の流れと用語をセットで覚えるのにオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『詳説日本史ノート』は、日本史の試験でよく出る重要用語をおさえたい人にオススメの参考書です。テスト形式のため、実戦力も身につけられます。

『詳説日本史ノート』を1冊やり切れば、歴史の流れと合わせて日本史の重要語句を暗記できるでしょう。

今回の記事では『詳説日本史ノート』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『詳説日本史ノート』はどんな参考書?

それではまず『詳説日本史ノート』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥990
  • 収録問題数
  • 13章
  • ページ数
  • 258ページ
  • 習得にかかる時間
  • 35日間
  • レベル
  • 日本史の用語暗記が苦手な人、共通テストの日本史で5割以下の人

『詳説日本史ノート』は、歴史の流れと用語暗記をセットで進めるのにふさわしい1冊です。山川出版社の教科書に対応しているため、学校の授業の順番に合わせて勉強できます。

「暗記が苦手」「1冊で日本史の全範囲を学習したい」という人は『詳説日本史ノート』を使いましょう。

『詳説日本史ノート』のメリット・デメリット

メリット

  • 高校で一番使われている教科書『詳細日本史』(山川出版)に完全対応しているので授業で習う順番に復習できる
  • 図表・資料などが掲載されている
  • 文章の中に用語を入れる形式のため歴史の流れも復習できる
  • 解答欄が横についているため繰り返し学習できる

デメリット

  • 『詳細日本史(山川出版)』以外を使っている人には勉強しにくい
  • 解答のみで解説がないため、新しい単語を覚えるのには向いてない

『詳説日本史ノート』は、『詳細日本史(山川出版)』に完全対応しているため、授業で習う順番に復習できます。図表や資料なども豊富に掲載されているため、視覚的にも理解しやすいです。

文章の中に用語を埋める形式であるため、歴史の流れも同時に復習できます。また、解答欄は横についているため、何度も繰り返し学習できるでしょう。

ただし、解説はついていないため、新しい用語を覚えるのには不向きです。今まで学習した内容の復習として使用しましょう。

『詳説日本史ノート』がオススメな人

『詳説日本史ノート』は以下のような人にオススメです。

  • 歴史の流れと用語をセットで覚えたい人
  • 共通テストの日本史が5割以下の人
  • 日本史の用語暗記に苦戦している人
  • 歴史の全範囲を1冊で勉強したい人
  • 山川出版の教科書に対応した参考書を使いたい人

『詳説日本史ノート』は、日本史の用語暗記に苦しんでいる人にオススメの参考書です。今までに習った単語を、歴史の流れに合わせてまとめて復習できます。

一方で、日本史を初めて勉強する人には不向きです。これから日本史の学習を始める人は、まず『スタディサプリ』『TryIT』などの映像授業を使って歴史の流れ(通史)を理解することから始めましょう。自分の進捗や志望校に合わせ徐々にレベルアップすることをオススメします。

『スタディサプリ』については、以下の記事でも解説しています!

『詳説日本史ノート』の使い方

ここからは具体的な『詳説日本史ノート』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『詳説日本史ノート』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
歴史の流れを思い出しながら問題を解く
Step2.
答え合わせをして覚えていなかった範囲は映像授業や参考書を確認して埋める

1周目は1日90分、2周目以降は1日60分の学習を継続すると35日間でマスターできます。

Step1.歴史の流れを思い出しながら問題を解く

まずは、歴史の流れを思い出しながら問題を解きましょう。わからない問題は飛ばして、一通り最後まで問題を解いてください。

また、日本史の単語は漢字が多いので覚え間違いがないよう、1回目は必ずノートに書いて解きましょう。

問題を解く際は空欄だけではなく、前後の文章も読むことで歴史の流れも理解できます。

Step2.答え合わせをして覚えていなかった範囲は映像授業や参考書を確認して埋める

1ページ分の問題を解き終えたら、答え合わせをします。

答え合わせをする際は、「カタカナの覚え間違いがないか」「漢字が間違っていないか」まで細かくチェックするのがポイントです。例えば「×スピキオ→○スキピオ」などの間違いがよくあります。

間違えた問題や覚えられていなかった範囲は、映像授業や参考書を確認して覚え直しましょう。

また、間違えた問題には印をつけておき、3周目以降は間違えた問題を中心に解き直してください。日本史は覚える範囲が広く量も多いため、最低でも3周は解きましょう。

ペースを落としても良いので、毎日少しずつ続けてせっかく覚えたものを忘れないようにしましょう。

より細かい日本史の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『詳説日本史ノート』を使う際のペース配分

『詳説日本史ノート』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

まだ受験まで時間がある高校1,2年生の場合は、空欄以外の文章や図表にも目を通して、歴史の流れを把握しましょう。学校で学習した範囲の復習として使用するのがオススメです。

部活動で忙しくて時間が取れないという人は「毎日の勉強時間を半分」にして暗記量も半分にすることで、約70日での完成を目標にします。ただし、夏休み前までには学習を終えて一問一答を進める必要があります。

『詳説日本史ノート』を使う際の注意点

『詳説日本史ノート』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 毎日学習を継続しよう
  • 1回目は必ず書いて解こう
  • 何度もくり返し復習をしよう

日本史の用語を暗記する際は、必ず毎日継続して取り組みましょう。日本史に限らず暗記項目については、毎日取り組まないと「翌日にほぼ忘れてしまう」ということはよくあります。

また、1回目に問題を解く際は、眺めてテストをするだけではなく、必ず書いて解きましょう。日本史では、漢字やカタカナの用語が多いため、ノートに書くことで覚え間違いを防げます。

間違えた問題は、覚えられるまで何度も繰り返し復習しましょう。1周目は、自分がどの程度覚えているか確認する段階です。この時点で覚えられていなくても問題ありません。ただし、解き終えた後に復習をして、次に同じ問題が出題されたら解答できる状態を目指しましょう。

まとめ

最後にもう一度『詳説日本史ノート』がオススメな人を確認しましょう。

  • 歴史の流れと用語をセットで覚えたい人
  • 共通テストの日本史が5割以下の人
  • 日本史の用語暗記に苦戦している人
  • 歴史の全範囲を1冊で勉強したい人
  • 山川出版の教科書に対応した参考書を使いたい人

用語暗記に苦手意識がある人や山川出版の教科書を使っている人などは、日本史の重要単語を覚える足掛かりとして使いましょう!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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