日本史の参考書使い方


【実力をつける日本史100題】正しい使い方と勉強法

日本史受験の高校生なら一度は聞いたことあるこの問題集。名前の通りこの問題集をやることで、「実力をつける」ことができるのですが、「どうやって使ったらいいの?」「どんな人に向いているの?」といった悩みを抱える人も多いはず。この記事ではそんな悩みを解消できます。この記事で扱う基本の使い方を実践してみてください。

案件 実力をつける日本史100題の使い方と勉強法を教えてください

俺もこれで実力つけるぜ!
どうしたの、マルオ君。ひとりで盛り上がっていて。
四ノ宮先生、さすがにその言い方はひどすぎます。
マルオ君、手に持っている参考書はまさか『実力をつける日本史100題』じゃないの?
そうですよ!!
なるほどね。だからさっき「実力をつけるぜ!」なんて言っていたのね。
そんな冷静に分析しないでください。それよりも『実力をつける日本史100題』の使い方を教えてください。
わかったわ。じゃあ早速『実力をつける日本史100題』の使い方を紹介するわ。

戦略01 実力をつける日本史100題はこんな人におすすめ!

まずは基本情報をおさらいしておくわね。

実力をつける日本史100題の基本情報

  • 料金
  • ¥1,404
  • ページ数
  • 464ページ
  • 習得にかかる時間
  • 50時間
  • レベル
  • 定期テストからセンター試験・日東駒専
  • 持ち運びやすさ
  • ★★★☆☆(ページ数は多め)
  • おすすめ度
  • ★★★☆☆(基礎から問題演習を積みたい人はこれ!)
『実力をつける日本史100題』は実践的な問題形式で演習経験を積みつつ、日本史の知識を総復習したい人におすすめ!日本史の問題集をはじめて取り組もうとする人にはぴったりの一冊よ。
なるほど!どんな人におすすめですか?もっと具体的に教えてください!
そうね。これからあげるチェックリストに2つ以上あてはまる人かしら。

こんな人におすすめ!チェックリスト

  • これから本格的な日本史の問題演習を始めようと思っているあなた!
  • まずは基本事項の確認からやろうと思っているあなた!
  • 抜け漏れなく網羅的な問題集を使いたいあなた!
  • 日本史のニガテあり!どうやって正解にたどり着くかという方法を知りたいあなた!
  • 丁寧な解説を読み込んで学習を進めたいあなた!
逆におすすめできない人はいるんですか?
そうね、いまから見せるチェックリストにあてはまる人は、ほかの参考書のほうがあってるかもしれないわ。

こんな人にはおすすめできない!チェックリスト

『実力をつける日本史100題』は日本史の問題集の最初の一歩としてはぴったりな一冊だわ!

ひととおりこなせば通史の知識がざっと復習しながら、問題演習をすることができます。

「まだ日本史の通史を1周していない」「センター日本史も3割くらいしか取れないし、学校のテストも半分も取れない……。」という人は、まずは通史の理解からはじめてみましょう。 日本史通史カリキュラム

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戦略02 実力をつける日本史100題の使い方・勉強法!

ここからは『実力をつける 日本史100題』の具体的な使い方について紹介していくわ。
よろしくお願いします。

1周目

step1
問題を解く
step2
解き終わったら解説を読み、間違えた問題にはチェックをつける
step3
1日3題を解き、終わったら間違えた問題だけ解きなおす
2周目からはもう少しスピードアップしていくわよ。

2周目

step1
問題を解く
step2
解き終わったら解説を読み、間違えた問題にはチェックをつける
step3
1日に5題を解き、終わったら間違えた問題を解きなおす
目標は2周目終わった段階で9割取れるようになることよ。
そうなんですね!大変そう!
もし9割正解できなければ、その問題については2回解き直すなど工夫をしましょう。

3周目

step1
2周目で9割を超えなかった問題のみを解く
step2
解説を読み、答えあわせ。間違えた問題を解き直す
『実力をつける日本史100題』を取り組む上で必ず守ってほしいことはこの2つよ。
  • ①わからない問題に時間をかけすぎないこと
  • ②必ず解説を読むこと
詳しい解説お願いします。

①わからない問題に時間をかけすぎないこと

わからない問題に時間をかけすぎてはいけません。単語を覚えるための勉強をしているので、そもそも単語がわからなかったら問題が解けないのも当然ですし、考えても答えられるようにはなりません。20秒考えても単語が出てこなかったら、すぐに次の問題に移りましょう。

目安としては1問あたり45分で解くといいわ

②必ず解説を読むこと

間違えた問題にチェックをつけるだけではできるようになりません。解説を読み、理解があやふやだった部分を確認しましょう。この問題集は特に解説が充実しているので、最初の1周目は必ず解説を読み込んでおきましょう。もし、解説の内容がよくわからなければ、教科書や用語集に立ち返って確認しましょう。

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戦略03 こんな使い方は要注意!使い方のコツ

ここからは『実力をつける日本史100題』を使用する上での注意してほしいポイントを紹介するわ。

・1周解いただけで次の問題集に進んでしまう

たとえほとんど正解できたとしても、必ず2周はやりましょう。なぜなら、1周のみだとただ解いただけで、知識として頭の中に定着しないからです。繰り返し問題を解くことで記憶に定着していきます。なので、2周は必ずやりましょう。

もし、「実力をつける日本史100題を解いてみたけど、さっぱりわからなかった」なんて場合があった時には、もう一度、教科書を読み直してほしいわ。もちろん2周以上やっていてもOKよ。

基本的な理解が足りない場合は、問題を解いてもわからないだらけということになってしまいます。このような場合になってしまった場合は、問題を1問解くごとに、その問題に関連する部分の教科書を読み、何の話をしているか把握しましょう。

教科書が難しいという人は『日本史実況中継』といった解説がわかりやすい参考書でも大丈夫だわ。

これがきちんとできれば、1周目は間違えだらけでも、2周目には進歩が実感できるはずです。

四ノ宮先生、質問です。教科書で通史を理解したり、知識を細くしたりするのがニガテなんですけど、どうすればいいですか?
そうね、そういう人はこれから紹介する記事を参考にしてほしいわ。

まとめ

この記事で押さえてほしいことをまとめておくわね。
  1. わからない問題に時間をかけすぎないこと
  2. 必ず解説を読むこと

・1周解いただけで次の問題集に進んでしまう
→必ず2周は解きましょう。

・解いてもさっぱりわからなかった
→問題を1問解くごとに、その問題に関連する部分の教科書を読み、何の話をしているか把握。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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