学習院大学


学習院大学 地理の対策

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

  • 2025年度入試から学習指導要領の変更に伴い、各大学の入試配点や出題範囲の変更が予定されています。順次更新していますが、一部古い情報が含まれている可能性もあるので、記事の更新日を必ずご確認ください。

この記事では、学習院大学・地理の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

学習院大学・地理の出題傾向

学習院大学で地理が出題される学部は、経済・法・文学部です。

大問数は4〜6題で、年度や学部により異なります。選択式問題も記述式問題も出題されています。さらに論述問題もよく出題され、1問あたりの記述量はそれほどないものの、全体の設問数が多いためテンポよく解答を作成する力が求められます。出題分野は系統地理、地誌がバランスよく出題されている年度・学部もあれば、どちらか一方に偏っていることもあるため、満遍なく知識を身につけておくことが求められます。

学習院大学・地理の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。第5問・第6問は年度・学部により出題されない場合もあります。

  • 第1問 選択肢問題・記述式問題
  • 第2問 選択肢問題・記述式問題
  • 第3問 選択肢問題・記述式問題
  • 第4問 選択肢問題・記述式問題
  • 第5問 選択肢問題・記述式問題
  • 第6問 選択肢問題・記述式問題

学習院大学・地理の時間配分の例

学習院大学の地理は法学部と経済学部は60分、文学部は90分です。まずは問題全体をチェックし、記述問題の比率を把握しましょう。得意不得意がハッキリしている場合は、得意な問題から解いても構いません。1問あたりに割ける時間は決して多くないため、合格点を取るためには分からない問題を飛ばすことも重要です。こうした戦略は本番でいきなり実行できるものではないので、模試や過去問を使って試験の要領をつかんでおきましょう。

法学部・経済学部の時間配分の例(5題構成の場合)

00:00 第1問 選択肢問題(12分)
00:12 第2問 選択肢問題(12分)
00:24 第3問 選択肢問題(12分)
00:36 第4問 選択肢問題(12分)
00:48 第5問 選択肢問題(12分)

文学部の時間配分の例(6題構成の場合)

00:00 第1問 選択肢問題(15分)
00:15 第2問 選択肢問題(15分)
00:30 第3問 選択肢問題(15分)
00:45 第4問 選択肢問題(15分)
01:00 第5問 選択肢問題(15分)
01:15 第6問 選択肢問題(15分)

時間配分は受験学部やその年の大問構成によって異なりますが、大問1つに当てられる時間はおおよそ12〜15分です。

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学習院大学・地理で必要な学力レベル

学習院大学の地理は全体的にハイレベルな問題が出題され、論述問題もしっかりと対策しておかないと安定して得点することは難しいでしょう。ここでは系統地理、地誌のレベルとともに、設問形式ごとの分析もご紹介します。

レーダーチャート

ここでは、学習塾STRUXが使用しているレーダーチャート分析をもとに、学習院大学の地理に必要な参考書・レベルをチェックしていきます。

学習院大学のレーダーチャートはこのようになります。

学習院大学の地理のレーダーチャートはこのようになりました。

系統地理

系統地理はレベル5。教科書レベルは確実に定着させておきましょう。降水量など特定の項目に関する世界各国のデータをまとめた表は頻繁に現れるため、資料の読み取り力も鍛えておく必要があります。

地誌

地誌はレベル5。こちらも教科書レベルを確実に理解しておきましょう。地図帳を併用して、どこの地域について学んでいるのかしっかりとイメージしながら勉強すると理解が深まるでしょう。

選択肢問題

選択肢問題はレベル5。一般的な選択肢問題に加え、誤りを含む選択肢を選ぶ問題も多いので、あらゆる形式に慣れておく必要があります。選択肢をなんとなく選ぶのではなく、きちんと根拠を示しながら指摘するよう心がけて演習に取り組みましょう。

論述問題

論述問題は法学部・経済学部がレベル3で、文学部はレベル4です。ひとつひとつの設問で求められる記述量はそれほど多くありませんが、問題数が多いため時間をかけず簡潔に表現する力が求められます。論述問題の演習は敬遠する受験生も少なくありませんが、十分に演習して合格を目指しましょう。

学習院大学・地理が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、学習院大学の地理で合格点をとるために取り組むべき勉強内容をご紹介します。これから地理の勉強を始める人は最初から順番に進めてください。あるいは基礎が仕上がっており、学習院大学に特化していく場合は途中から読み進めてもOKです。

地理の基本を最短でマスターするカリキュラム

地理が苦手であれば、まずは苦手意識を払拭するべく教科書レベルの理解と復習を行う必要があります。

まずは「スタディサプリ」などを活用し、地理の全体像をつかみましょう。
本格的な勉強は高校2年生の後半から始めれば問題ありませんが、それまでにスキマ時間などで読んで地理に親しんでおきたいところです。

学校の授業進度も適宜確認するのがポイント。受験学年の夏休み前までには浅くでも構わないので一通り学習し終えた状態にすべきです。

なお、いきなり一問一答で演習すると単語の丸暗記になってしまい、体系的な理解にはつながりません。映像授業などの付属の問題は必ず解き、学校で配られているのであれば穴埋め形式の問題集も解いておくようにしましょう。

次に進むポイント

  • 地理の「系統地理」「地誌」の内容を理解できた
  • 地理で学習する内容がどのように関係しあっているか理解できた(細かい単語は覚えていなくても可)
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた

学習院大学に向けてレベルを上げていこう

大学入試の地理で合格点を取るためには、勉強したことを適切にアウトプットできることが大前提です。特に学習院大学の地理は論述問題が多く出題されるため、自分の言葉で地理的考察を説明できるレベルまで深く理解しておくことが重要です。ここからは入試問題を解くための「武器」として、典型問題を確実に解けるように取り組みましょう。

さらに演習量を増やすため、共通テストの過去問も積極的に解きましょう。

  • 選択肢問題駿台短期攻略共通テスト地理B
  • 選択肢問題共通テスト過去問

次に進むポイント

  • 共通テストの過去問で8割程度は正解できる
  • 論述問題ではポイントを押さえて簡潔にまとめることができる

仕上げの過去問演習で学習院大学合格レベルへ!

ここまでの学習で標準的な問題の考え方は身についたので、あとは学習院大学の入試に向けてさらに絞り込んだ対策をしていきましょう。これまでに取り組んできた典型問題は入試で戦うために不可欠であることは間違いありません。しかし自信をもって試験当日を迎えるためにはまだ不十分です。地理に関する知識を使いこなして思考・論述する力をさらに高めるため、入試レベルの問題演習をこなしていきましょう。

基本的な参考書を終えたら、学習院大学の過去問や形式の似た他大学の問題で仕上げていきます。個別試験の問題は大学によってまったく異なるため、実際に解いて解答のコツを掴みましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

直近10年ほどの過去問は赤本で時間を測って取り組みましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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