慶應義塾大学理工学部


慶應義塾大学理工学部 化学の対策

私立大最難関と言われる慶応義塾大学の理工学部の化学は、理工学部にふさわしく非常に難易度が高く、思考力が問われる試験です。そんな慶応大学理工学部の化学だからこそ、きちんと傾向をつかんで必要な対策に絞っていくことが重要です。
この記事では、慶応義塾大学理工学部の化学の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

慶応義塾大学理工学部の化学出題傾向

傾向として理論化学の出題が多く、計算問題も頻出です。全範囲から出題されており、各単元への対策が必要です。特に反応速度や酸化還元、化学平衡などは計算問題含めてしっかり対策しておきましょう。無機は理論との融合問題が多く、金属イオンと理論を組み合わせた問題が頻出です。有機化学は構造推定が頻出です。理論・無機と比べても有機の難易度は高いことが多く深い知識を要求されます。基礎をしっかり理解したうえで問題演習を通じて応用力と思考力を鍛えておきましょう。

慶応義塾大学理工学部の化学の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 理論化学記述式設問
  • 第2問 理論・無機化学記述式設問
  • 第3問 有機化学記述式設問

慶応義塾大学の理工学部の化学は、大問3つで理論・無機・有機の各分野が出題されます。計算問題が非常に多く、試験時間も長くないため素早く解答する力が求められます。有機化学で頻出の構造推定では非常に難易度の高い問題も出題されており、時間配分に注意が必要です。出題される分野についても特徴的な傾向は少なく、化学に対する実力を見極める問題が多いのも慶大理工学部の化学の特徴です。

慶応義塾大学理工学部の化学の時間配分の例

慶応義塾大学理工学部は理科系2科目で120分のため、基本的には化学に使える時間は60分です。試験時間に対して計算問題の数が多く、思考力を要する構造推定も出題されるため、非常に難易度の高い試験になります。標準的なレベルの問題が出題されることの多い理論化学と無機化学を短時間で解くことを意識して、難易度の高い有機化学に時間を使えるようにしたいです。

時間配分の例

00:00 第1問 理論化学記述式設問(20)
00:20 第2問 理論・無機化学記述式設問(15)
00:35 第3問 有機化学記述式設問(20)
00:55 見直し(5)

慶大理工学部の化学は理論化学の出題割合が高い傾向があります。難問から標準レベルの問題まで幅広く出題されるため、取るべき問題を見極めて、しっかり得点することが合格の鍵になります。計算問題や構造推定に時間をかけるためにも無機化学などの知識を問われる問題は素早く解答していきましょう。
また化学に時間をかけすぎると、理科のもう1科目に割く時間が短くなってしまうので、手が止まってしまったら、次の問題に進む柔軟な取り組み方も必要です。

慶応義塾大学理工学部の化学で必要な学力レベル

私大最高峰の理工学部にふさわしく付け焼刃の知識では対応できないのが慶応義塾大学理工学部の化学です。試験時間に対する設問の難易度が高いため、計算問題などは手際よく解答できるように演習しておく必要があります。思考力を問われる構造推定などは参考書を使って過去問に触れておくことで、慶応大学理工学部のレベルに慣れておくことがおすすめです。

慶応義塾大学理工学部の化学が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、慶応義塾大学理工学部の化学で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから慶応義塾の理工学部に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

慶大入試対策に向けた準備!基礎知識の定着演習

化学の勉強は学校の授業と並行して行うことでスムーズにすすめることが出来ますが、多くの学校では進度が遅く、高3の冬入試ギリギリまで終わらないということもしばしば。
慶応義塾大学理工学部の対策では、早い段階から難易度の高い問題に触れて演習しておくことが重要です。高3の夏前までには基礎を固めて、夏以降は応用問題や論述問題の対策が出来るようにしておきましょう。
授業と並行して参考書を進めておくことで、夏前までに基礎問題の定着を図りましょう。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、教科書レベルの基本知識を盤石にしていきます。いきなり問題を解くことはできないため、まずは映像授業の視聴と付属の問題を解くことで身につけていきましょう。

「リードα」「セミナー」などは適宜学校で配布されたもので似たようなものを使っても構いません。学校で配布されない場合、中古のものの購入や市販の「エクセル化学」などを活用しましょう。問題数が多くレベルも幅広いため、知識の定着にも入試レベルへの飛躍にも最適です。

次に進むポイント

  • セミナー化学の問題を一周した
  • セミナー化学の計算問題が8割以上解ける
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた

慶応義塾大学理工学部の入試に向けて定石問題演習で応用力を身につける

慶応義塾大入試や共通テストレベルの問題を解けるようになるには、理解だけでなく理解したことを問題を解く際に実践できることが大前提です。ここからは頻出の解法を固めていくことで、まずは入試問題を解くための「武器」を身につけていきます。

慶応義塾大学理工学部の化学でも基礎問題精講レベルの問題は毎年出題されます。参考書を使って基礎問題をしっかり解けるようにしておきましょう。出来れば夏前までに例題を1周して解答を見ずに解けるようになっていることが望ましいです。特に計算問題は自分で時間を決めて制限時間内でスピーディーに解答する癖をつけておきましょう。なぜその計算をするのか本質まで理解しながら演習することで、計算問題を手際よく解けるようになります。

次に進むポイント

  • 「基礎問題精講」の例題を一通り解き終わった
  • 「基礎問題精講」の計算問題を解答を見ずに解ける
  • センター試験の過去問で90点くらいは取れる

入試レベルへの引き上げ!慶応義塾大の入試形式問題で演習

定石問題は身についたので、あとは慶応義塾大入試に向けて絞り込んでいくだけ。慶応義塾大学理工学部の入試に向けて、解答時間を意識しながら思考力・応用力を鍛えていきましょう。

重要問題集を使って入試レベルの力をつけたら、総仕上げとして慶応義塾大の過去問や慶応義塾大形式に似た問題に取り組みましょう。特に難易度の高い有機化学の構造推定など慶大理工学部の特徴的な問題は過去問を解いてみないと解くコツが掴めないので、過去問を使って慣れておきましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

直近10年ほどの過去問は赤本で時間を測って取り組みましょう。実際にどの順番で解くのか、というのを意識できるので、11月にある慶大オープン以降、11月以降の仕上げに使っていきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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