英語の参考書使い方


『英語長文ポラリス1(標準編)』で、国公立やMARCHレベルの長文を読めるようになろう!

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『英語長文ポラリス1(標準編)』は、共通テストレベルの長文を7割ほど理解できるけど、それ以上のレベルの長文にはついていけない人や、国公立大学・MARCHを目指している人にオススメの参考書です。

シンプルなデザインでとても見やすく、使い方なども丁寧に解説しているので、英語に苦手意識がある人も使えます。

『英語長文ポラリス1(標準編)』を1冊やり切れば、長文を読む力がつき、2次試験の長文問題でも自信を持って回答できるようになるでしょう。

今回の記事では『英語長文ポラリス1(標準編)』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『英語長文ポラリス1(標準編)』はどんな参考書?

それではまず『英語長文ポラリス1(標準編)』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥1,320
  • 収録長文数
  • 12題
  • ページ数
  • 256ページ
  • 習得にかかる時間
  • 36日
  • レベル
  • 国公立大学・MARCHを目指している人

『英語長文ポラリス1(標準編)』は、志望校の英語の過去問を解いてみたけど今の実力では太刀打ちできない人や、国公立大学やMARCH以上を狙っている人におすすめの参考書です。

『英語長文ポラリス1(標準編)』のメリット・デメリット

メリット

  • 出題ジャンルや最新の入試傾向を反映している
  • 選択問題、和訳問題、要約問題など問題の種類が多い
  • 全文に構文解釈をつけていて、復習しやすい
  • 無料で音声ダウンロードできる

デメリット

  • 掲載文章の語数のバラつきが大きい(240語~840語)
  • 問題の種類が多い分、私大を狙う人でも記述問題を解かなければならない

『英語長文ポラリス1(標準編)』は、細かい構文解釈や解説が書かれているため、文章を理解しやすく復習を行いやすいというのは大きなメリットです。

さらに音声データや英語だけのページもあるため、音読練習もしやすくなっています。

『英語長文ポラリス1(標準編)』がオススメな人

『英語長文ポラリス1(標準編)』は以下のような人にオススメです。

  • 共通テストレベルの長文は7割ほど読めるが、それ以上のレベルは自信がない
  • MARCH個別試験レベルの過去問を解いてみたけど、今の実力では解けなそう
  • 目指す志望校が国公立大学またはMARCH以上

『英語長文ポラリス1(標準編)』は、共通テストレベル以上や2次試験レベルの長文の読解力を身につけたい人におすすめの参考書です。

『英語長文ポラリス1(標準編)』は、レベルが3(発展レベル)まであります。旧帝大や最難関私立レベルまで対応できるため、自分の進捗や志望校に合わせ徐々にレベルアップするとよいでしょう。

早慶などMARCHより高いレベルを目指している方には、『英語長文ポラリス2(応用レベル)』、『イチから鍛える英語長文700』をおすすめしています。それぞれ以下の記事で解説しています!

『英語長文ポラリス1(標準編)』の具体的な勉強法

ここからは具体的な『英語長文ポラリス1(標準編)』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

  • 1周目:長文問題を解いて、長文問題に慣れる
  • 2周目:解答方法を思い出しながら自力で再現する
  • 3周目:文構造をしっかりと復習する

1周目:長文問題を解いて、長文問題に慣れる

『英語長文ポラリス1(標準編)』は1周目から3周目まで使い方が異なります。まず1周目は、以下のステップで活用しましょう。

Step1.
時間を計りながら解く
Step2.
時間をオーバーして解けるところが増えるなら、ペンの色を変えて解く
Step3.
頭から長文を読み返して問題部分の解説などもすべて読む
Step4.
知らなかった単語・文法を辞書や文法書で調べて覚える
Step5.
音源に合わせて3回以上音読する

毎日90分で、5つのステップを繰り返しながら学習を行います。12日で1周するイメージです。ここからはStepごとに解説をしていきます。

Step1.時間を計りながら解く

慣れないうちは時間がかかって当然です。とはいえ、時間に間に合わせるために、何も考えず勘で答えてしまうのはやめましょう。

問題集の中には解答の目安時間が記載されているケースも多いため、参考にすることがオススメです。

Step2.時間をオーバーして解けるところが増えるなら、ペンの色を変えて解く

徐々に「制限時間をオーバーするけど解けるところが増える」となってきたら、ペンの色を変えて解答を続けましょう。

ペンの色を変えておくと、「スピードが足りていないのか」「そもそも読めていないのか」をスムーズに判断できます。

Step3.頭から長文を読み返して問題部分の解説などもすべて読む

必ず和訳や文章の解説パートを確認しつつ、頭から長文を読み返しましょう。

解説もただ読むだけではもったいないです。自分の考えと比較し、どこが違うのかを確認しましょう。考え方を学習することで、今後同じような問題が出てきたときに非常に役立ちます。

Step4.知らなかった単語・文法を辞書や文法書で調べて覚える

解説を読んでもわからない単語や文法があれば、辞書なども使って調べ、暗記しましょう。

特に過去問演習をするようになると、「過去問の解説に単語の意味が1つも載っていない」ということもあります。参考書を使う段階で、自分で調べる癖をつけておかないと、過去問演習時にかなり苦労するので習慣づけておきましょう。

Step5.音源に合わせて3回以上音読する

音読も非常に大切な読解力を伸ばす練習です。ただ目で文字を追うのではなく、耳や口を使って読むことで英語力全般の向上にも役立ちます。

2周目:解答方法を思い出しながら自力で再現する

続いて2周目です。下記の3つのステップで学習を行いましょう。

Step1.
1周目で読んだ解説通りの解き方を意識しながら問題に取り組む
Step2.
答え合わせを行い間違えた問題の解説を読む
Step3.
音読を5回行う

毎日60分で、3つのステップを繰り返しながら学習をしましょう。こちらも12日で1周できるように行います。

Step1.1周目で読んだ解説通りの解き方を意識しながら問題に取り組む

2周目なので、1周目で学習したことを最大限に活かし、問題に答えていきましょう。

学習したことを自分で再現できるか確認することで、知識として定着しているかをチェックできます。

Step2.答え合わせを行い間違えた問題の解説を読む

1周目と同様に解説をしっかりと確認しましょう。

2周目は一度解いている状態です。そのため、間違えた場合は「なぜ正しい選択肢を選べなかったのか?」かを理解できるよう解答を読みましょう。

Step3.音読を5回行う

こちらも1周目と同じです。回数が5回に増えているのは、すでに馴染みのある文章であるためです。読めば読むほど効果があるので、最低5回は音読を行いましょう。

3周目:文構造をしっかりと復習する

最後は3周目です。2つのステップに沿って勉強しましょう。

Step1.
解説で文構造を確認する
Step2.
3回音読する

毎日60分で、2つのステップを繰り返しながら勉強をします。こちらも12日で1周できるといいペースです。

Step1.解説で文構造を確認する

1周目で行ったことを復習するつもりで、文構造を再確認しましょう。ここで分からないものがあれば、特にその部分に集中して解説を読むことをおすすめします。

Step2. 3回音読する

読解力を向上させるために、今回も音読を行いましょう。ここでは覚えることよりも復習に焦点を置いているため、回数は3回となっています。必要に応じて、音読の回数を増やしましょう。

『英語長文ポラリス1(標準編)』を使うときのペース配分

ペース配分の再確認です。毎日どのくらい行えばよいのかを確認しましょう。
1周目は毎日90分で、時間をかけて丁寧に理解しながら学習し、12日で1周しましょう。

2周目は毎日60分です。解答方法を思い出しながら自力で再現しましょう。こちらも、12日で1周できるように学習します。

3周目も毎日60分で、文構造をしっかりと復習します。1、2周目同様に、12日で1周できるはずです。

入試まで時間がない人は、2周目が終わったら次の勉強に移りましょう。その代わり、1回1回の音読で文構造を意識して音読練習をし、2周で完璧にするようにしてください!

『英語長文ポラリス1(標準編)』を使う勉強法の注意点

最後に3つ注意すべきことを解説します!

  • 参考書に直接書き込まないこと!
  • 分からない単語が出てきたらすぐに調べないこと!
  • 考えても分からないところに時間をかけすぎないこと!

まず参考書には直接書き込まないようにしましょう。復習がしづらくなるため、必ず書き込み用のコピーを用意しましょう。

難関大学になってくると本番で文章中に分からない単語が必ず出てきますが、その時は文章全体の流れから意味を推測する必要があります。

推測する訓練にもなるので、問題を解いている間は、辞書や参考書で調べものをしないようにしましょう。

1分考えてもわからない問題は飛ばして次の問題に進み、最後の問題まで解き終わってから再度考えるようにしてください。

考えすぎてもテンポが悪くなる一方で、勉強のモチベーションが下がることにも繋がりかねません。時間制限を意識してテンポよく進めてくださいね!

まとめ

最後にもう一度『英語長文ポラリス1(標準編)』がオススメな人を確認しましょう。

  • 共通テストレベルの長文は7割ほど読めるが、それ以上のレベルは自信がない
  • MARCH個別試験レベルの過去問を解いてみたけど、今の実力では解けなそう
  • 目指す志望校は国公立大学またはMARCH以上

また、『英語長文ポラリス1(標準編)』のメリットは、最新の入試傾向を分析し長文のジャンルをピックアップしているところです。さらに、細かい解説や構文解釈もついているため、理解も復習もしやすくなっています。音声データの用意もあるため、リスニング対策にも効果的です。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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