「大学受験コンサルタントとは何なのか?」と疑問を抱く人は多いのではないでしょうか。スタディサプリなどの映像授業や教材が充実してきたために、塾や予備校に通うのではなく、大学受験コンサルタントに「どの教材をいつまでにどう勉強していけばいいのか」「志望校と自分の現状の実力とのギャップはどれくらいあるのか」という疑問を解決してもらい、不安を抱くことなく勉強を進めているような生徒さんが近年急増しています。塾や予備校と比べて圧倒的に安価ということも理由の1つでしょう。今回は『大学受験コンサルタント』とはどういったものなのか、を解説していきます。
最近話題!?大学受験コンサルタントとは?
受験コンサルとは、「自分の勉強方法があっているのかを確かめてくれる」塾です。現在は様々な参考書が発売されており、塾に行かなくても勉強できる環境はそろい始めていますが、それらの参考書をどのように扱えばいいのかがわからない受験生は多いはずです。そのような人にオススメなのが、受験のコンサルができる塾です。
生徒一人ひとりにあった計画を立案!?
受験のコンサルでは、1人1人にサポートの先生がついてくれて、どのように勉強を進めていけばいいのかの「勉強計画を作成」してくれます。各生徒に合わせてどのような勉強方法があっているのかを考察し、受験までどのような形で勉強を進めていけばいいのかが理解できるようになっているのです。
受験はよくマラソンに例えられます。受験もマラソンと一緒で、ゴールが見えないと頑張ろうという気持ちにはなりません。ゴールがないと、マラソンも30km地点まで来てもあきらめてしまう人が多いですが、ゴールが明確だと42.195Kmを走れるという人は多いです。これと同じで、受験もゴールがないのとあるのとでは大違いです。
勉強のやり方から徹底指導!
受験生の中には自分の勉強方法があっているのかがわからないと感じている人も多いと思います。しかし、受験コンサルではそのように悩みがちな「勉強方法」についても解説してくれます。
勉強のやり方はいわば「どうやって目的地まで行くのか?」と同じです。やり方が違うとそもそも目的地に着くことはできませんし、効率の良さによって目的地につく時間はかなり変わります。それほど勉強のやり方は大切になるのです。
生徒にあった参考書を提案!
受験のコンサルでは生徒に合うオススメの参考書も紹介します。参考書は使う人によって効率がかなり異なるので、塾の先生が一つ一つオススメの参考書を紹介していき、生徒の定着度を上げていきます。
大学受験コンサルはこういう人におすすめ!
自分で計画を立てても長続きしない人!
計画を立てる際にもコツはいります。しかし、そのコツはあまり知られていないので、計画を立てたとしても続かない人は多いです。そのことは高校生にも言えて、「計画を自分で立ててみたものの、予定通りにいかなくて長続きしない……」という人も多いはずです。
受験コンサルはそのような、「なかなか計画通りに物事を進められない人」にはかなりおすすめできます。担当の先生と一緒に「どのような計画で進めていけば合格できるのか?」を計画していき、自分に合ったペースかつ、しっかりと合格できるような形で勉強を進めていくことができます。
どんな参考書を使って勉強していけばいいのかわからない人!
大学受験のコンサルでは自分に合う参考書をしっかりと紹介してくれる部分も魅力の1つとなっています。どの参考書が自分にピッタリなのかを担当の講師が丁寧に教えてくれます。
自分の勉強法に不安を抱きながら勉強している人!
受験勉強を進めているうちに、どのように進めていけばいいのかわからなくなる時はあると思います。そのような時に気楽に相談できる場所こそが「受験コンサル」なのです。
大学受験コンサルタント塾の紹介
ところで大学受験コンサルタントの塾はどのようなものがあるのでしょうか?あまり知られていない大学受験コンサルタントの塾ですが、ここではどのような塾があるのか紹介しましょう。
1. 武田塾
武田塾は、自分が目指す大学に向けた勉強計画を「塾側が1から計画してくれる」塾です。自分で勉強するまでの環境はすべて整えてくれて、あとは自分でやるだけという状態までもっていってくれます。
2. 増田塾
増田塾は私大の文系受験に特化したコンサルの塾になっています。確かに1部に特化しすぎていてどうなのと感じるかもしれません。しかし、持っている情報が私大文系の情報が多いので、私大文系受験については敵なしの実力を誇ります。
3. 学習塾STRUX
学習塾STRUXはどこからでも授業を受けることができます。オンラインビデオ通話サービス「appear .in」を使うことで、全国どこからでも信頼できる講師陣のサポートを受けることができるのです。
もちろん、他のコンサルタント塾のように自分の志望校にあった学習計画を立ててくれますが、「計画を立てる」「相談に乗る」だけではなく、頭の使い方や問題の解き方を演習形式で身につけられる「学習トレーニング」も受講することができます。学習塾STRUXは独自の勉強メゾットで受験生を合格へと導く塾となっているのです。
また、STRUXは「大学受験STRUXマガジン」で勉強のサポート記事を配信しています。講師から教えてもらっている勉強のやり方を記事から参考にして復習することができます。自分オリジナルの勉強計画を立ててくれ、その確認を記事でできます。
東大生に聞いた!失敗しない塾の選び方
受験に臨むにあたって重要になってくる塾選び。塾を選ぶといっても数多くの塾があって選ぶのにも一苦労している人やした経験がある人が多いはずです。そこでここでは東大生であり、当サイトを作成している学習塾STRUXの塾長である綱島にインタビューしました。
- 綱島将人
- 学習塾STRUX塾長、STRUX大学受験マガジン監修。東京大学在学。無料勉強計画作成会などを通して多くの高校生の勉強法や学習計画の相談に乗っている。きちんとした計画と正しい勉強法で合格に近づいて欲しい、という思いから学習塾STRUXを立ち上げ。「勉強だけに集中できる環境づくり」を目指している。
塾選びをする際に最も気を付けることはありますか?
まず気を付けてほしいことは「塾に使われてしまうこと」なんです。せっかく高いお金を払うのに、ただ塾の授業を受けるだけでは残念ながら合格することは難しいでしょう。いわば高いお金を払うだけで終わってしまうのです。従来の塾や予備校はあくまで良い授業を提供する場所であって、生徒の合格まで手取り足取りサポートする場所ではないのです。ですから、もし従来の塾や予備校にお世話になる場合は自分の第一志望校と現在の学力の差を埋めていくために自分で勉強計画を立てていかなければなりません。
塾や予備校では講師が授業面を、チューターが計画面を担当するからサポート体制はバッチリではないのですか?
チューターは生徒ひとりひとりの勉強計画まで面倒をみてくれないことが多いんです。みなさん受験生は受験に関しては初心者ですので、勉強計画を立ててくれる存在が必要なのです。実際に自分で計画を立てられたとしても、自分に合わない計画の立て方をしてしまったり、挫折してしまったりしまう子を多く見てきました。
それともうひとつチューター制度には問題があって、チューターのアドバイスは個人の経験にそったものになってしまいます。仮にチューターがおすすめしてくれた参考書をやったとしても自分が第一志望校に合格するために適切なものであるかどうかは不透明です。生徒さんによってそれぞれ志望校も違いますし、チューターの大学も違うからです。
そんな勉強計画を立てる不安なく生徒さんに勉強してもらいたい、という思いから僕は「自学自習」を最適化するための塾を立ち上げました。それが学習塾STRUXなんです。従来の塾や予備校と違う点がいくつかあります。
それは「コンサルタント」「コーチング」「オンライン塾」の3つを取り入れた塾となっている点です。
コンサルタントはなぜ必要なんですか?
先ほども言った通り、受験生だけでは正しい勉強計画が立てられないからなんです。その理由が3つあって、
1つ目は、自分の第一志望校が求めている学力を受験生自身の力だけでは正しく把握できないからです。
学校の先生や塾・予備校の先生に「過去問をみて第一志望校がどんな問題を出題しているのか、どういった学力を求めているのか、を探りなさい。」と言われた経験はありませんか?
大半の人はその質問に対してどんな問題が出るのかを把握出来たとしても、そこからどんな学力が求めてられているのかは分からないでしょう。実際大学ごとに求められる力、もっと言うと学部ごとに求められる力が全く違うんですよね。受験に関して初心者である皆さんが事細かに分析することは難しいのです。
2つ目は、自分の学力を正確に把握できないからです。
おそらく多くの受験生は模試の偏差値や得点率を見て、「今回は偏差値が上がった!やった!」とか「今回点数下がったな…」といった風に見てしまいがちです。模試の偏差値や得点率を見て、「自分は今この偏差値だからあと何時間勉強すれば合格できるのか!」と判断することは出来ないでしょう。ですから、こういったことは受験のプロに任せてしまった方がいいのです。
3つ目は、第一志望校が求めている力と現在の学力の差を埋めていかなければならないのですが、その方法が分からないのです。
具体的に言うと、どんな参考書を使えばいいのか・どんな順番でそれらの参考書をやればいいのか・どう進めていけばいいのか、最初は分からないですよね。それは全くおかしいことではなく、当たり前なんです。受験に関して初心者なのですからしょうがないのです。
判断に迷ったときに、学校の先生に聞いたり、インターネットで検索したりすると思うんですよ。しかしながら、きっと学校の先生やインターネットは皆さんの第一志望校のことを知らないですし、皆さんの現在の学力を知らないで適当にアドバイスしてしまっているんです。言い方を変えると、誰にでも当てはまるアドバイスをしてしまっているんです。誰にでも当てはまるアドバイスは悪い者ではないんですけど、最適ではないですよね?
でももしあなたの学力であったり、あなたの第一志望校だったりを正確に把握してくれるコンサルタントがいれば、皆さんひとりひとりにとって100点満点のアドバイスを提供してあげられるんですよ。なかなかひとりで解決することは難しいのです。
ではどう解決すればいいんですか?
そこでこの3点解決するために、我々は高校生ひとりひとりに「コンサルタント」を付ける塾を設立しました。学習塾STRUXではレーダーチャート分析というツールを使っています。レーダーチャート分析とは、主要国公立・主要私立大学の過去問3年分、計2000題くらいの過去問をすべて現役東大生がリサーチをしたものです。どう作っているのかと言いますと、「この過去問だったらこの能力が必要」だとか「この生徒さんの偏差値がこうだったら、これくらいのレベルだ」とか「参考書がこれくらいできてからこれくらいのレベルだ」とかを我々で決めているデータがあって、それをもとに皆さんの学力と第一志望校との差を正確に把握できるものとなっています。
学習塾STRUXの強みとなっている2つ目のポイントであるコーチング制について教えて下さい
コーチングにはメリットが2つあります。
1つ目は「勉強の見通しがつく」ところです。
受験勉強をしていく上で、勉強の見通しがつくということは思っている以上大切です。受験生の方々の悩みを聞いていて、皆さんが口を揃えて言うのは「今やっている勉強が正しいのか分からない」ということです。自信が持てないと、不安になって、集中して勉強できなくなってしまうのです。
自信を持って勉強ができないのには原因があって、今の勉強を頑張ることが第一志望校の合格とつながっていると確信をもって勉強できていない。ということです。
コーチングをつけることでそのような悩みが解決されるのです。コーチングをしているトレーナーというのは、多くの受験生の相談に乗ってきましたし、もちろん自分自身が受験を乗り越えてきているからこそ、今勉強していることがどういう風に第一志望校につながっているのかをしっかりと言葉で伝えることができます。
2つ目は「やる気が見違えるほど上がる」ところです。
人間だれでもチェックしてくれる存在がいないと必ずだれるんですよ。コーチングをつけることによって、勉強を自発的にできるようになります。というのも、トレーナーが毎週勉強時間をチェックしたり、勉強方法もチェックしてくれたりするんです。チェックが毎週あると思うと「やらなきゃ!」という危機感もでてくるはずです。
実際にうちの生徒さんは、最初は全く勉強していなかったんですよ。平日1時間以下くらいで。でも学習塾STRUXに入って大きく変わりました。入って2ケ月で5時間くらい勉強するようになりました。
トレーナーが毎週学習状況をチェックするという、いわば反強制の状態に置かれることによって勉強に意識がいくようになります。スポーツ選手にもコーチがついて練習内容を管理しているのと同じように、大学受験もプロのトレーナーをつけ、管理してもらうことで毎日の勉強に不安なく取り組むことができます。
学習塾STRUXはオンラインでの授業を取り入れているということですが、オンラインでのメリットやデメリットはありますか?
1つ目にメリットは、地方出身の方でもどこにいてもトップ講師の授業を受けることができます。
例えば学習塾STRUXであれば東大生や早大生が講師を務めているんですけど、やっぱり東京都内にいないとなかなかアドバイスを受けられる機会がないと思うんですよね。
しかし、オンラインがあることによって全国各地どこにいても一番受験に熟知している東大生のアドバイスを受けることができるのです。
2つ目のメリットは、通塾時間が0時間だということ。通塾時間が0時間というのは大きなメリットです。うちの生徒さんも含め、多くの人にも共通するかと思うんですけど、受験の後半になるにつれて1分1秒が惜しいですよね。例えば通塾時間が1時間あるとします。180日間通塾したとしたら、180時間も時間ができるんですね。学習塾STRUXのメゾットによると、180時間あれば理科基礎を満点まで持っていけるというデータがあるんです。それくらいの時間が節約できるわけですからオンラインは効果的ですよね!
メリットだけではなくデメリットについても聞かせて下さい。
1つ目のデメリットは、高校生の方はオンラインに慣れていないので、聞きたいことがちゃんと相談できるのかということがデメリットにあげられます。そういった保護者さんの声をよく頂くのですが、我々はきちんと対策を立てています。学習塾STRUXでは毎月「問診票」を生徒さんに送らせていただいています。この「問診票」に今の勉強の進捗具合や今週よかった点など書いてもらってそれを事前に提出してもらっています。そうすることによって相談したい内容が明確化されますし、トレーナー自身も生徒さんの悩みを正確に把握できますので、50分間の個別面談が有意義なものになるのです。
2つ目のデメリットは、学力面の把握が難しいという声を頂きます。
しかし、抜き打ちテストを実施したり、毎月添削型の習熟度テストを実施したりすることで解決しています。習熟度テストは記述式ですので、生徒さんがどこまでわかっていて、どこまでわかっていないのかがはっきりと分かります。選択式ですと、考え方(解答課程)までは把握できないですし、生徒さんの学力も正確には把握できません。
記述式ですと、そういったことがはっきりと把握できますので生徒さんには記述式の課題を解いてもらっています。
計画を立てる重要性と自分だけで計画を立てていけない理由とかってあるんですか?
計画を立てる重要性は2つあって、1つ目は目の前の勉強に自信をもって集中できるようにすることです。これはもっとも重要なものです。受験生の方が勉強していてよく言うことは、「目の前の勉強法で合っているのか、このままのペースで第一志望校に合格できるかどうかが不安です」などです。勉強計画きちんと立てることによって、1年間でどの時期にどの参考書をやればいいのかが明確になるので、「このままのペースで大丈夫だな」とか「このままいけば志望校に受かるんだな」といった見通しがつくことが一番のメリットです。
2つ目は、ペースを把握できることです。計画を立てないと「今のペースでいいのか」それとも「今のペースで遅れているのか」ということがわからないんです。これって結構おそろしいことで、人間って「ペースおくれてるな」とわかれば、「もっと勉強しなきゃっ!」と頑張るんですけど、ペース遅れてるかどうかわからないとそもそも頑張ろうなんて思えないんですね。計画を立てることによって、志望校合格のために毎週、毎日の勉強内容がはっきりとしてきます。
自分だけで計画を立てていけない理由は、
「第一志望校に求められる学力を正確に把握したうえで、自分の現在の学力と比較して、その差を埋めるための計画を立てる。」ということです。
受験生の方は基本的にそれができないんです。全体を見通して考えるということは、一度経験した人じゃないと難しいことです。なので合格したことのない人に関しては、やはり合格しているという実績を持っていて、しかも第一志望校がどんな学力が必要なのかを日々研究している人に任せてしまった方がいいと思います。
逆にこの計画を自分で立てられないとなった時に、学校の先生や予備校の講師に相談する場合が多いと思うんですけど、正直あまりおすすめができません。
例えば予備校の先生は各教科のプロフェッショナルなんです。1科目の先生のアドバイスばかり受けていると、その科目に偏った勉強になってしまいます。全科目を見通してアドバイスできる人は実は少ないのです。
予備校のチューターですと、あくまで授業を円滑にすすめることが仕事なので、個人の経験に偏ったアドバイスになってしまいます。「ぼくはこれ使ってて良かったよ」などとアドバイスをされた経験があると思うんですけど、それはチューターさんにとっての学力状況や志望校にあったもので、あなたに合うものではないんです。みなさんの学力状況と第一志望校に合わせて100点満点の勉強法を提供できる学習塾STRUXの無料体験などを使って実際にどういったものか体験して下さると分かると思います!
まとめ
- 大学受験コンサルの塾は勉強のやり方やどのような参考書を使えばいいのかを管理してくれる塾
- 1対1のコンサルタントで勉強の悩みを解決してくれると同時に成績もどんどん上がる!
- 勉強計画が続かない人や今の勉強方法に不安を持っている人にオススメ!