「センター古文8割取れるようになりたい!」「時々8割いくけど毎回ではない……。」という人へ!この記事では、センター古文で安定的に8割をとれるようになりためのコツをお伝えします。
- この記事は「センター試験対策用記事」です。共通テストの古文で9割を獲得するための勉強法はこちらの記事をチェック!
センター古文8割に必要な力はこれだ!
まずはセンター古文の設問から再確認してみましょう。
形式 | 点数 | 詳細 | |
---|---|---|---|
問1 | 語彙 | 5点×3問 | 現代語訳 |
問2 | 文法 | 5点 | 敬語や動詞の活用など文法を問う問題 |
問3~6 | 読解問題 | 7~8点×4問 | 心情問題や理由説明、文章全体の正誤問題など |
センター古文で8割取るためには、50点中10点までしか失点する事ができません。
つまり、読解問題を2問落としたらもう8割を切ってしまうという事です。
センター古文6割取得には、単語や文法など基礎が大切だとお話ししました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
しかしセンター8割を目指すには、もう少し応用編で読解力まで求められてきます。そのため基礎的な単語・文法を知った上で、文章を理解できるような力をつけていきましょう。
それではまず、間違えてしまう原因から考えていきます。
センター古文で8割取れないのはここが原因!
まずは以下の項目に当てはまるかをチェックしてみましょう。
- 1.語彙問題を必ず1問は間違えてしまう
- 2.文法問題が毎回あっているか不安
- 3.文章を読んでいるときに集中力が切れてしまう
- 4.選択肢を選ぶときに、いつも最後の2択で迷ってしまう。
- 5.いつも時間が足りなくなってしまう
- 6.文章の読み込みに時間がかかってしまう
これらの項目から、皆さんの原因を予測することができます。当てはまる項目が多いものを選んで、下記と照らし合わせてみてください。
- 1,2にあてはまる
基礎をおさらいしよう!タイプ - 3,4にあてはまる
文章読解に慣れよう!解答力不足タイプ - 5,6にあてはまる
スピードを重視しよう!タイプ
皆さんはどのタイプに当てはまりましたか?
基礎をおさらいしようタイプ
すでにセンター古文を6割取れている人は、おおまかな重要単語・文法はおさえられていると思います。
しかし8割を取るには、「なんとなく」ではダメなのです。重要単語や文法は当たり前に出てくるまで仕上げる必要があります。
古文単語・文法の参考書をおさらいする
なぜそこまで基礎を徹底する必要があるのでしょうか?それは単語や文法がわからないと、文章を理解することができないからです。基礎的な知識が不十分だと、根拠がなくニュアンスで文章を理解することになってしまいます。そうするとたまたま高得点が取れることもあれば、逆に点数が下がってしまうこともあり、点数が安定せず、不安なまま試験本番を迎えることになってしまいます。
もうすでに単語帳や文法の参考書を使っている人は、一通りおさらいするだけでも構いません。
まずはスムーズに助動詞や単語の意味を言える程度まで暗記し、「根拠を持って」文章を解けるようになれるよう基礎固めから始めましょう!
文章読解に慣れようタイプ
古文の文章は、主語が曖昧だったり、単語の切れ目がわかり辛かったり、読むのが大変だと感じることが多くあるのではないでしょうか。そんな古文の文章に苦労しているあなたはもう少し文章読解に力を入れてみましょう。
時間を気にせず解いてみる
センター試験には制限時間はありますが、読解に苦手意識を感じている人はまずは時間を気にせずに解いてみましょう。初めて文章を読んでいるときはわからなくても、設問を解いているうちに、イメージが膨らんできて文章の意味がわかったり、人物関係を整理して解いたら理解できたり……。など、一生懸命解いていたら次第に文章の意味がわかってくることがあるかもしれません。
大切なのは、
- 自力で考える経験をする事
- 問題の解き方を知る事
です。
参考書を使って勉強してみる
書店に行っても分かる通り、現在多くの参考書が出版されており、その中に古文読解対策の本も多数あります。そのため、「自分で読みやすい」「レベル感が合う」と感じる参考書を選び、それを元に勉強を進めていくのもいいでしょう。
この記事の終わりでもオススメの参考書を紹介しているので、ぜひ見てみてください。
スピードを重視しよう!タイプ
いつも時間ギリギリになってしまったり、解き終われなかったりする人はもう少し時間を重視して問題を解いてみましょう。
具体的には次の対策がオススメです。
制限時間を決めておく
センター古文を解くにも、文章を読む→問1を解く→問2を解く→問3を解く……など様々な工程を踏んで文章を解いていきます。
そのため、自分の得意苦手を踏まえた上で、時間配分をあらかじめ決めておくといいでしょう。
設定した時間を目標にして練習を進めていくと、その時間配分が一つの目安となり、次第に問題を解くスピードが上がってきます。
苦手な問題は最後に残す
センター試験は国語全体でも80分と、時間が足りないと感じる人も少なくないでしょう。だからこそ、点数が取れる得意な問題から解いていくことが重要になってきます。
そのため、得意な問題から先に解き、最後に残った時間を苦手な問題に使うと効率的です。
センター古文で8割取るための分野別勉強法はこれだ!
センター古文で8割取るための古文単語勉強法と参考書
重要な単語230語がまとめてある参考書です。解説が丁寧であり、またイラストや色遣いからとても見やすいのが特徴です。
センター試験8割を目指す人は、この参考書の見出し単語を完璧に覚えた上で、解説や関連語などの細かい箇所まで頭に入れるようにしましょう。
センター古文で8割取るための古文文法勉強法と参考書
『ステップアプノート30古典文法基礎ドリル』よりも少し実践レベルの内容になっています。特に基礎的な文法知識から、文章理解までをサポートできる事が特徴です。
センター古文8割獲得を目指す人は、参考書内の問題9割が解ける事を目標にしましょう。
参考書の進め方としては、参考書内の問題を解き、間違えた箇所がなくなるまで何周も解き直すことをおすすめします。
センター古文で8割取るための古文読解勉強法と参考書
センター古文8割を目指している人が、読解力を身につけるためにオススメな参考書です。掲載されている問題全てがセンター試験の過去問となっています。この参考書の特徴は何と言っても、「満点のコツ」が書かれている事です。満点を取るポイントが書かれている、つまりそのポイントさえ押さえればセンター古文満点が取れるようになるという事です。
具体的にこの参考書を進める時のポイントが2つあります。
それは、
- まずは時間を気にせず自力で解く事
- 間違えた箇所の解説を読み、それを踏まえた上でもう一度間違えた問題をやり直す事
です。
まとめ
センター古文8割を目指したい人は、まず8割とれない原因から考えてみましょう。
- 1.語彙問題を必ず1問は間違えてしまう
- 2.文法問題が毎回あっているか不安
- 3.文章を読んでいるときに集中力が切れてしまう
- 4.選択肢を選ぶときに、いつも最後の2択で迷ってしまう。
- 5.いつも時間が足りなくなってしまう
- 6.文章の読み込みに時間がかかってしまう
そして自分に合った対策を行い、8割獲得を目指しましょう!
- 1,2にあてはまる
基礎をおさらいしよう!タイプ - 3,4にあてはまる
文章読解に慣れよう!解答力不足タイプ - 5,6にあてはまる
スピードを重視しよう!タイプ