理系数学入試の核心標準編は、典型問題の学習を終了し、応用問題に移る前に基礎をもう一度確認しておきたい人にはかなりオススメです。
理系数学は応用問題の段階では今までの知識は覚えていることが前提となるため、覚えられていない部分があるとかなりのダメージになってしまいます。
そのため、短い期間で数学の基本を抑えることができる「理系数学入試の核心標準編」は数学の典型問題から応用問題へと移る人にはかなりオススメできる参考書になります。
でも実際どうやって使えばいいのか、この参考書でより知識が身につくのかなど疑問点は多いはず!そこで、今回は理系数学入試の核心標準編の簡単な使い方をレクチャーします!
理系数学入試の核心標準編のおすすめの人、おすすめじゃない人
理系数学入試の核心標準編の基本情報
- 値段
- 1080円
- ページ数
- 296ページ前後
- 出版社
- Z会
- レベル
- センターレベル〜MARCHレベル
- オススメ度
- ★★★★☆
「理系数学入試の核心標準編」はモチベーションを上げることができるように、自然と1日3題に取り組めるデザイン!
参考書には回答の流れや重要ポイント、核心なども載っており学習を捗らせてくれます!
理系数学入試の核心標準編がおすすめの人
- 典型問題を終わって最後の確認がしたい人
- 自分はどこができていないのかを最後の確認したい人
- 入試における重要項目を抑えたい人
- 丁寧な解説を元に学習をしたい人
「理系数学入試の核心標準編」の1番のポイントは、とても丁寧に解答が作られている点!
「process」を使って、回答の流れを図解によって一目で把握できるようになっています。さらに問題のまとめである「核心はここ!」では、入試で問われる考え方の要所を一言で抑えることができます。
また、1日3題×50回を終わらせると問題集を1周終わらせることができることも特徴の1つです。
1日3題なので、応用問題の参考書に取り組みながら進めることもできますし、時間のない受験生でも無理なくこなすことができますね!
理系数学入試の核心標準編をおすすめじゃない人
- 細かい範囲を集中して学習したい人
- 基礎から数学の全てをマスターしようとしている人
- 沢山の問題を解きたい人
「理系数学入試の核心標準編」は150題で数学Ⅲまでの範囲を抑えている参考書です。
しかし、基本問題も乗っておりませんし、当然150題だけでは完璧にはなりません。なので、「理系数学入試の核心標準編」だけで数学を完璧にすることはできません。
理系数学入試の核心標準編の使い方
1周目
- ステップ1
- 指定された3題〜6題を学習する
- ステップ2
- どこを間違えたのかを確認する
2周目
- ステップ1
- 間違えた問題を3〜6題解く
- ステップ2
- どこを間違えたのかを確認する
1日に学習する量は3題と書いていますが、他の参考書を使っているのかによって1日に学習する量は変わっていきます!
他の参考書をしている人であれば3題で十分ですが、「理系数学入試の核心標準編」だけを学習している人は3題を2ヶ月かけて学習するのはペースが悪いです。なので、6題は進めたほうがいいでしょう
理系数学入試の核心標準編の使い方のコツ
わからない問題は何も見ないで解けるようになるまで復習しよう!
「理系数学入試の核心標準編」は、典型問題と応用問題の間の架け橋的な存在であると言いました。
なので、応用問題を解く際には「理系数学入試の核心標準編」の内容は全て把握しないといけません。
ただし、答えを覚えるということではないです!答えを見て解いたとしても何も成果も得られません。どのように解くのかを覚えるようにしましょう。
しっかり考えてから解答を見よう
わからない問題はしっかり考えるようにしましょう。すぐに答えを見てはいけません。すぐに答えを見てしまうと思考力が鍛えられないからです。
考える目安の時間は10分~20分です。10分以下では考える力が身につきません。それは上記で解説しましたね。
しかし、20分以上も学習してしまうと時間の無駄になってしまいます。20分以上考えてできない問題は1時間考えてもほぼ解けません。キリのいい時間の目安として10分〜20分にしましょう。
まとめ
- 理系数学入試の核心標準編は典型問題の最後の確認により使える参考書
- 短期間で数学の基礎の復習をして、応用問題に使える基礎力を身につけよう
- わからない問題もしっかり考えて解くこと、10分くらい考えることが大切です。
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