「標準問題も終わって、入試問題レベルを解きたい!」そう思っている人にオススメしたい参考書が、今回紹介する「理系数学入試の核心難関大学編」です。
難しい参考書ですが解説も問題構成も丁寧なこの参考書、初めての応用問題の参考書としてはちょうどいい参考書です。
では「理系数学入試の核心難関大学編」参考書を効率よく使うにはどのような点に注目すればいいのでしょうか?
今回は「理系数学入試の核心難関大学編」の使い方から、効率よく使うコツまで紹介していきます。
理系数学入試の核心標準編がおすすめの人、おすすめじゃない人
理系数学入試の核心難関大学編の基本情報
- 値段
- 1296円
- ページ数
- 248ページ前後
- 出版社
- Z会
- レベル
- 早慶レベル〜
- オススメ度
- ★★★★☆
「理系数学入試の核心難関大学編」は他の入試の核心シリーズ同様に、全60問と少ない問題数で数学の全範囲の応用問題を抑えているます。
1日に解く問題数も決まっているので、サボることなく問題を解けますよ!
また、解答には「なぜそのように解くのか」という解説も乗っています。効率的な問題の解き方を学ぶのには「理系数学入試の核心難関大学編」はかなり適した参考書になっています。
理系数学入試の核心難関大学編のおすすめの人
- 今まで解いていた応用問題よりも難しい問題を解きたい人
- 難しい問題の解き方を理解したい人
- どのように解けばいいのかという考え方を身に付けたい人
- 丁寧な解説を元に学習をしたい人
「理系数学入試の核心難関大学編」はとても難しい反面、解答のバリエーションはとても多いです。身に付く知識は他の参考書とは比べ物にならないでしょう。
自分自身がより力をあげたいと考えているならば「理系数学入試の核心難関大学編」は本当にオススメです。
理系数学入試の核心難関大学編がおすすめじゃない人
- 細かい範囲を集中して問題を解いていきたい人
- かなり難しい応用問題を解かなくてもいい人
- たくさんの問題を解きたい人
「理系数学入試の核心難関大学編」は問題数がとても少ないです。数学の全範囲を60問で抑えているので、範囲が狭くなってしまうのです。
なので、全範囲の重要な部分は抑えられるのかもしれないですが、集中して勉強したい人などはおすすめできない参考書になっています。
理系数学入試の核心標準編の使い方
1周目
- ステップ1
- 指定された2題〜4題を学習する
- ステップ2
- どこを間違えたのかを確認する
2周目
- ステップ1
- 間違えた問題を2〜4題解く
- ステップ2
- どこを間違えたのかを確認する
「理系数学入試の核心難関大学編」を解く際には自分の難しいと思う問題を中心に学習しましょう。わからない問題こそが理系数学の応用問題を勉強する意味になるからです。
また、「理系数学入試の核心難関大学編」は難しいので、進むペースは遅くてもいいです。ただしやはり理解することはとても大切!理解しながら解き進めていきましょう。
理系数学入試の核心難関大学編の使い方のコツ
問題はわからなくても必ず考える時間を取ろう
ここまでの応用問題になってくると、わからなくても1問1問考えることが大切になってきます。どれだけわからないとしても最低10分は考えるようにしましょう。
数学の応用問題は思考力を鍛えるのにはぴったりです。皆さんも入試問題を解くときはみたことのない問題も出てくるでしょう。
そのような問題こそまさに思考力を試しているのです。
普段から考えながら問題に取り組んでいるかどうかによって思考力が全く違います。すぐに答えを見るひとは解答のパターンでしか問題を解くことができないので、「この問題はこのような視点から考えてみよう」ということできないからです。
解答はわかるまで考えよう!
わからない問題をわからないままにしてしまうと、勉強が無意味になります。
例えば、10分考えてわからなかった問題を理解しないままにしたとします。別の日に同じ問題に出会った時に、あなたは理解できるようになっているでしょうか?
そうです。理解していない問題はいつまでも解けないまま。問題を解いた時間すら無駄になってしまいます。なので、問題を理解することはとても大切な作業なのです。
問題を理解する方法は解答を見ることだけではありません。学校の先生や塾の先生などに聞いて解決することもできます。
解答だけを1〜2時間にらめっこしても解決はできません。どうしてもわからない問題は別の解決方法で問題を理解しようとしましょう。
しっかりと解き方を吸収しよう!
1つ1つの問題でどのような視点で解いているのかを吸収することは大切です。わからなかった問題こそ、そのような着眼点を身につけるのにうってつけです。
まとめ
- 理系数学入試の核心難関大学編は応用問題を60題解くことができる参考書
- わからない問題を集中的に学習して成績をあげよう
- わからない問題は理解できるまで考えること!そして盗める部分は盗んでいこう!
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