夏休み張り切って長時間勉強しようとおもったら、休憩時間の方が長くなってしまい、結局普段と勉強時間が変わりませんでした。
STRUXマガジン編集部の橋本です。
夏休みに長時間勉強しようとしても、一回休憩を挟むとグダグダしてしまいますよね。
休憩し始めて1時間経過したところで、慌てて勉強を再開する……なんてこともあるのではないでしょうか?
夏休みは長時間勉強できるチャンスです。
しかし、長時間勉強するには休憩時間の使い方がとても重要になってきます。
今回は長時間勉強するために、集中力を切らさず休憩をとる方法をお教えします!
長時間勉強できる人の特徴については、以下の動画でも解説しています!
そもそもあなたは正しい休憩をとって勉強できているか?
あなたは勉強中の休憩で何をしていますか?
好きな本や漫画を読んだり、友達からの連絡を返すために携帯を見たり、自分の好きなことをする時間にしていませんか?
休憩中を自分の好きなことの時間にすると、休憩をきっかけにダラダラしてしまい長時間勉強できないことがあります。
勉強の集中を妨げる要因になる携帯や漫画などの誘惑から抜け出せなくなってしまうからです。
逆に、休憩をあえて取らず集中力の続く限り勉強をしている人もいるかもしれません。
しかし、実はこれも休憩を機にダラダラしてしまう原因になります……。
集中力が続く限りまとまった時間をとって勉強すると、休憩中に疲労感がでたり、や勉強がひと段落した達成感が出たりしてしまいます。
もちろん短時間しか勉強をしない時は、勢いに任せて集中できる限り勉強するのもいいかもしれません。
しかし、1日中勉強する!など長時間勉強をする場合、休憩を取らずに勉強したとしても、調子がいいのは最初の2~3時間だけが限界です。
1日などの長時間では疲れてしまい勉強が続きません。
あなたは勉強中どう「休憩」を取っていますか?
もしかするとあなたがこれまで休憩するために取っていた行動は「休憩」でなかったかもしれません。
「休憩」についてスポーツを参考にもう少し考えて見ましょう。
スポーツで考えると、「休憩」は試合や練習の最中にするものです。
この「休憩」は、息を整えたり、体力や集中力を回復するなど休憩後のプレーのために準備をする時間です。
休憩中に試合や練習にまったく関係ないことをして時間を費やしたり、休憩時間を取らなかったらどうなるでしょうか?
注意力が散漫になり集中力が切れてしまうでしょう。
こうなると自分が思うようにプレーすることができず、ミスを多発してしまうかもしれません。
また、休憩無しでは体力が持たず試合後半ではバテてしまう可能性もあります。
勉強も一緒で、「休憩」は疲れを取ったり、休憩後の勉強に再度集中するための時間です。
休憩で何をするかは人それぞれです。
しかし、休憩はあくまでも次の勉強の効果を最大化するための準備の時間です。
勉強時間だけでなく、休憩の時間の使い方も意識することで長時間の勉強を実現することができるはずです。
あなたは長時間勉強をするための休憩がとれていますか?
それでは、長時間勉強するための最適な休憩の取り方について詳しく見ていきましょう。
休憩の取り方やタイミングは人それぞれ
長時間勉強するために最適な休憩はどうしたら取れるのでしょうか?
休憩をとるタイミングや休憩時間などを考え始めると、正直なところ「人それぞれ」です。
人によって体力や集中力をどれだけ維持できるのか個人差があります。
また、その日の体調によって集中力も変わってくるはずです。
ですから、自分にあった休憩の取り方を見つけることが、長時間勉強するためには重要です。
自分の集中力の限界や、適切な休憩の長さなど長時間勉強のための休憩のタイミングを把握しましょう。
たしかにそもそも長時間勉強することに慣れていなかったりすると、休憩の取り方がわからない人も多いです。
そんな人に向けて、適切な休憩のタイミングを把握するため方法をお教えします。
休憩の取り方は人それぞれとは言えども、疲れたタイミングで休憩をとるのはおすすめしません。
2、3時間とある程度まとまった時間で勉強してから休憩を取り、また2、3時間勉強するのは疲労も溜まります。
これでは結局休憩を機にダラダラしてしまいます。
休憩の取り方がわからない人は最低でも1時間勉強したら1回休憩するというタイミングで勉強をしましょう。
休憩は「疲れきる前に取る」ことで、体力回復が早くなり長時間勉強できることに繋がります。
考えてみてください。
元気なうちは体力の回復もはやいですが、長時間勉強し続けて体力の消費をした後は、体力回復にかなりの時間をつかうはずです。
勉強したら疲れるのは当然です。
だからこそ、こまめに休憩を取らないと長時間勉強することはできません。
1時間に1回の休憩からだんだん勉強する時間を短くして、自分が集中力が続く時間と休憩に最適な時間を把握しましょう。
ここからは、より具体的に、集中力を切らさず長時間勉強するための休憩方法をご紹介します!
この夏休み使える!長時間勉強するための休憩方法
さっそくいってみましょう!
休憩時間に勉強と関係ないことを持ち込まない
勉強を頑張ったご褒美に、休憩中は楽しみにしていた漫画や携帯などを見る時間にしてはいませんか?
勉強の途中で漫画や携帯を見始めると、誘惑に負けて時間通り勉強を始められません。
休憩後も気が散ってしまい勉強に集中できなくなってしまいます。
これでは勉強に集中できなくなる環境を自ら作り出しています。
また体力的な観点からも、休憩中に漫画や携帯で目を酷使しているので、しっかりと休めてはいません。
漫画や携帯など勉強に関係のない事は、その日の勉強が完全に終わってからするようにしましょう。
休憩中はただ目をつぶる、机に突っ伏しているなど、勉強の休憩中に何をするのかしっかりとルール設定しましょう。
休憩時間をあらかじめ決めてメリハリを持たせる
これは休憩時間をあらかじめ決めてこまめに休憩をとることで、集中力を維持するというものです。
25分勉強して、5分休憩する。この繰り返しを行うポモドーロ法という勉強法もあります。
集中が切れる前に休憩を取り、結果的に集中力の高い時間での勉強時間量を多くするテクニックです。
この方法には二つポイントがあります。
一つは、勉強時間は集中力が持続する時間に設定することがポイントです。
もう一つは、集中力が持続しそうでも時間がきたら勉強をとめて必ず休憩をとることです。
こまめに休憩をとる事で、集中力を長い時間にわたって高く保つことができ、勉強を続けられます。
休憩に入るタイミングは、あえて中途半端にする。
集中力を維持するには、休憩に入っても勉強へのモチベーションが落ちない事が重要です。
モチベーションが下がる理由の一つとして、勉強をやりきってしまった達成感というものがあります。
難しい問題を時間かけて解いたり、区切り良く休憩に入ったりすると、勉強をした感覚で満たされた気になってしまいます。
勉強を長時間やっていると。「ここまででいいか」と妥協して勉強をやめてしまうことがあります。
こういった達成感からの妥協を防ぐために、あえて勉強の途中で休憩に入りましょう。
問題やページを中途半端にしておくとなんだか気持ち悪いので、休憩中も問題のことが頭にあります。
さらに休憩後、何の勉強をするか迷わないないのでスムーズに勉強に入ることができます。
さて、今回は夏休みなどの長時間でも集中力を切らさずに休憩できる方法についてまとめました。
- 休憩中に勉強と関係ない漫画や携帯は見ない
- こまめに休憩をとるポモドーロ法で集中力の高い時間を維持して勉強しよう
- あえて問題やページ最後までやり切らず中途半端なまま休憩に入ろう
時間があるとついつい自分に甘くなってしまうという方は、ぜひ休憩の取り方に気をつけてください!
この夏に勉強時間を割けるかどうかで、周りの人と一歩差をつけることができるはずです!
ぜひ参考にして見てください!