「共通テスト化学の予想問題集ってどれを使ったらいいの??」
「予想問題集が多すぎてどれがいいのか分からない」
そんなお悩みをお持ちのあなたに、おすすめの予想問題集を紹介します!
入試対策で一番大事なのは、何といっても過去問。
ですが、共通テストはまだまだ始まったばかりで過去問が少なく、過去問だけでは演習量としては不十分ですよね。
そこで予想問題集を使いたいんだけど、これは種類が多すぎてどれがいいか分からない。。。
そんなあなたにおすすめしたい予想問題集を紹介しますので、ぜひ参考にして効率的に対策を進めていきましょう!
迷ったらこれを使おう!予想問題集の決定版【2024年用共通テスト実戦模試】Z会
「2024年用共通テスト実戦模試」シリーズの化学は、2022年、2023年に行われた共通テスト本試・追試に加えて、オリジナル模試が5回収録されており、各出版社が出している予想問題の中でも特にボリュームが充実しています。
共通テストの問題形式や時間配分に慣れるには何度も本番を模した状況で解いてみるしかないので、「2023年用共通テスト実戦模試」は非常に有用な予想問題となっています。
また解答解説も丁寧なので、自分で学習を進めるのに最適な一冊となっています。
まだ物足りない、というときはこれ!【大学入学共通テスト実戦問題集 化学 (駿台大学入試完全対策シリーズ) 】
Z会の予想問題集だけでは問題量が足りないという方は、駿台の実践問題集シリーズがおすすめです。
本書では本試験2回分に加えてオリジナル予想問題が5回分収録されています。
「2021年用共通テスト実戦模試」と本試験分は被ってはいますが、5回分追加で演習することができます。
各出版社のパック問題を使うのもおすすめ!
これでも足りない場合には、各出版社が出している予想問題のパックを買って使うのが良いでしょう。
全科目が入っているものですが、他の科目の学習でも使う可能性は高いので無駄になることはないはず。
センター試験の頃から多くの受験生が予想問題パックは使ってきているので、おすすめです。
予想問題集のおすすめの使い方
予想問題集は本番と全く出題形式になっています。
そのため本番と同じ時間や形式で解いてみるのが有効な使い方となります。
ここからは、具体的にどういった使い方をするべきなのか確認していきましょう!
- ステップ1
- 時間を計りながら1年分解く
- ステップ2
- 採点をする
- ステップ3
- 解説を見て間違えた部分を確認する
- ステップ4
- 目標点まで上げるためのアクションを起こす
STEP1:時間を計りながら1年分解く
自分が現時点でどれだけの点数を取れるのかを確認したいところです。
そこで本番と同じ60分の試験時間をタイマーで測りつつ、1年分解いてみましょう。
Z会の「2023年用共通テスト実戦模試」には解答用紙がついているので、解答用紙にマークしつつ、問題の方にも自己採点用の印をつけつつ解きましょう。
解き終わっていないのに時間切れになってしまった場合、時間を増やして解けるところが増えるのであればペンの色を変えて解きましょう。
このように取り組めば時間が足りなかったのか、実力が足りなかったかの判断が出来ます。
STEP2:採点をする
次に自己採点をして点数を記録してください。
この際、色を変えて解いたところはカウントしないようにしましょう。
現時点で目標点まで何点足りていないかを自分で認識することが重要となります。
STEP3:解説を見て間違えた部分を確認する
点数をつけたら、自分が正解した問題も含めて解説を全て読みます。
そして「解説を読んだ後、解説を閉じて間違えた問題を自分の手で解きなおす」という作業を行ってください。
同じ問題をもう一度解いたら必ず満点が取れる、と言えるようになるまでこれを繰り返すようにしましょう。
さらに間違えた問題にバツ印を付け、その問題の類題を解くようにしてください。
類題はこれまで使ってきた問題集、参考書の中から探しましょう。
それからしばらく時間を置いてバツ印の問題を解きなおしましょう。
この際、自分の点数の推移が分かるように記録してください。
STEP4:目標点まで上げるためのアクションを起こす
ここで一度予想問題から離れ、目標点まで上げるためにどういった行動を起こせばいいのか計画します。
具体的な内容は、以下の記事を参考にしてください。
ここまで実行できたら、STEP1に戻って、予想問題をもう1年分を解いてみましょう。
ゴールA:全部解き終わる前に目標点に到達した場合
以上を繰り返して、全部解き終わる前に目標点まで到達できた場合、ひとまず予想問題を購入した目的は達成できたことになります。
しかしより共通テストの形式に慣れるために、もし余った問題があれば最後までSTEP1~3を続けてください。
ゴールB:目標点に到達しないまま全て解き終わってしまった場合
目標点に到達しないまま、収録されている全ての問題を解き終わってしまった場合には、最初まで戻ってもう一度STEP1から繰り返すようにしてください。
また、少々形式は異なりますがセンター試験の過去問を解いてみてもいいでしょう。
類題なども含めて復習が不十分だった場合には、2周目でさらに気合を入れて復習に取り組むようにしましょう。
予想問題を解く際の注意点
予想問題を解く際には、どのような注意点があるのでしょうか。
ここでは以下の3点を取り上げたいと思います。
- 共通テスト当日までに全部終わらせる
- 制限時間を延長しない
- しっかり復習してから次に行く
注意点その1「共通テスト当日までに全部終わらせる」
せっかく量が多い予想問題を買っても、共通テスト当日までに終わらなければ意味がありません。
例えば「2023年用共通テスト実戦模試」には予想問題が5回分と、共通テストの本試追試問題が4回分の9回分が収録されているので、最後までしっかり活用するようにしましょう。
共通テストが近い方は、ペースを逆算して、何日あたりに1年分解けばいいかを計算しましょう。
例えば、残りの問題数が3年分で、共通テストまで45日ある場合、45÷3=15日間に1年分は進められるようにしましょう。
注意点その2「制限時間を延長しない」
もう一つの注意点として、良いところで制限時間が来てしまったからといて、その問題を解き終わるまで勝手に延長する、といったことをしないようにしましょう。
模擬試験は本番と近い環境で解くから意味があるものです。
ギリギリで延長してしまう癖がつくと、本番環境に対応できるようになりませんし、実際の自分の実力で何点が取れるのか測ることもできなくなります。
誰も見ていないとはいえ、本番と違う状況を作り出すことは控えてください。
注意点その3「しっかり復習してから次に行く」
問題集と異なり、予想問題や模擬試験では、点数だけ確認して次の年度に進んでしまう人がいます。
しかしこれでは、共通テストによく出るタイプの問題を解けるようになりません。
回を重ねるごとに徐々に点数が上がるか、時間に余裕が出てくるかしてくるのが普通ですので、そのようになっていなければ、復習が不十分だと思いましょう。
少々面倒に思えることもあるかもしれませんが、上で紹介したSTEP1~4の順番をしっかり守り、確実に一歩ずつ進めてください。
まとめ
共通テスト化学の予想問題集として「2023年共通テスト実戦模試」の他2つを紹介しました。
この本を進める際には、4つのステップに従ってください。
- ステップ1
- 1年分解いてみる
- ステップ2
- 採点をする
- ステップ3
- 解説を見て間違えた部分を確認する
- ステップ4
- 目標点まで上げるためのアクションを起こす
更に、このステップを行う際に注意すべき点が3つありました。
- 共通テスト当日までに6回分終わらせる
- 制限時間を延長しない
- しっかり復習してから次に行く
以上のことに気をつけて、共通テストの形式に慣れていきましょう。
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