『新 キムタツの東大英語リスニング Super』は、東大や一橋大など、最難関大学を受験する人にオススメの参考書です。長い英文を聞き取るためのコツが詳しく載っているので、リスニングの問題で意識すべきポイントを理解できます。
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』を1冊やり切れば、難易度の高い大学でも合格点を取れるようになるでしょう。
今回の記事では『新 キムタツの東大英語リスニング Super』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』はどんな参考書?
それではまず『新 キムタツの東大英語リスニング Super』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥2,420
- 収録問題数
- 22のChapter・30問の模擬テスト
- ページ数
- 246ページ
- 習得にかかる時間
- 2ヶ月
- レベル
- 志望校が東大・一橋大・東京外国語大学の人
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』は、東大や東京外国語大など難易度の高い大学のリスニング対策をするのにふさわしい1冊です。試験本番よりも短めの問題が載っており、問題の解き方や解いた後の復習方法について詳しく書かれています。
「最難関の国公立大のリスニング対策をしたい」という人は『新 キムタツの東大英語リスニング Super』を使いましょう。
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』のメリット・デメリット
メリット
- 参考書の進め方とリスニング問題の解き方が丁寧に解説されている
- 徐々にレベルアップできる問題構成になっている
デメリット
- 難易度が高いため途中で挫折してしまう可能性がある
- 東大で合格点をとるだけならばオーバーワーク
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』は、問題の前に「東大英語リスニングを攻略する16のStrategy」が載っていることが特徴です。ここには、リスニング問題の解き方や役立つ情報が書かれています。
また、問題は後半に行くにつれて難易度が上がるように作られているため、徐々にリスニングの力を身につけられるでしょう。後半には、東大の入試で出題されるより難易度の高い問題も載っています。
このように問題のレベルは非常に高いため、東大や一橋大、東京外国語大などの大学を受験する人のみ取り組みましょう。
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』がオススメな人
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』は以下のような人にオススメです。
- 志望校が東大・一橋大学・東京外国語大学・阪大の外国語学部の人
- 記述式のリスニング問題に苦手意識がある人
- TEAP入試で基準点がListening70点以上の大学を志望している人
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』は、記述式のリスニング対策をしたい人にオススメの参考書です。模擬テストが10回分収録されているので、問題演習量も確保できます。
『新 キムタツの東大英語リスニング』シリーズの中には、80語程度の比較的短い英文から学習できる『新 キムタツの東大英語リスニング』(無印)もあります。
「東大を目指しているが、いきなり入試本番レベルの問題は解けない…」という人は、まずは『新 キムタツの東大英語リスニング』を使用するとよいでしょう。
『新 キムタツの東大英語リスニング』については、以下の記事でも解説しています!
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』の使い方
ここからは具体的な『新 キムタツの東大英語リスニング Super』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 問題を通しで解く
- Step2.
- 解答・解説を全て読む
- Step3.
- 知らない単語を辞書で調べる
- Step4.
- スクリプトを見ながら音源に合わせて音読する
- Step5.
- (2周目以降)シャドーイングやディクテーションをする
1日1時間の学習でマスターするのにかかる時間は2ヶ月です。
Step1.問題を通しで解く
まずは、問題を通しで解いてみましょう。
このレベルの問題演習になると、問題を通しで解くことが重要になります。
1文1文で区切って音源を聞いてもトレーニングにはなりません。途中で分からなくなっても、粘って挽回する練習をしておかないと、本番で同じことが起きたときに対応できなくなるからです。
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』には英語リスニング攻略のポイントが16個載っているので、一通り目を通してから問題を解きましょう。
Step2.解答・解説を全て読む
問題を解き終えたら解答・解説を全て読み、スクリプトを理解します。
のちほど音読をしますが、英文の意味をわからずに進めてしまうと本末転倒です。構造が難しい英文がときどき出てくるので、スクリプトの和訳を参考に英文をしっかり理解しましょう。
Step3.知らない単語を辞書で調べる
解答・解説を一通り読めたら、知らない単語は辞書で調べましょう。
リスニングに出てくる単語はしっかり暗記しておく必要があります。知らない単語は必ず辞書で調べ、発音までしっかり覚えていくことで、徐々に聞き取れる語彙が増えていきます。
Step4.スクリプトを見ながら音源に合わせて音読する
次に、スクリプトを見ながら音源に合わせて音読をくり返しましょう。
音源と同じような発音、アクセントで音読しながら、文章の意味も理解できるようになるまでくり返してください。
1周目はこの4つのStepで学習を進めましょう。
Step5.(2周目以降)シャドーイングやディクテーションをする
2周目以降は、シャドーイングやディクテーションを行いましょう。
シャドーイングとは、英文スクリプトを見ずに音源を流し、少し遅れて音源のマネをして読む方法です。そしてディクテーションとは、英文スクリプトを見ずに音源を流し、英文を書きとることをいいます。
シャドーイングは、意味と構造を理解しながら練習することがポイントです。ただの口真似になってしまっては全く意味がありません。
ディクテーションは、「一定の長さの英文を覚えながら聞いて」「再生を止めて」「覚えているうちに英文を書いて」「また再生して」というサイクルをくり返します。その際、徐々に1再生あたりの英文量を長くしていくことがオススメです。
ただし、シャドーイングとディクテーションは効果が高いですが、両方をしっかり行うと負担が大きいです。そのため、実力がつくまでは「問題を解いて解説も確認した文章」で行いましょう。
また、1周目からこの作業を行うのはハードなので、2周目以降から取り組むことをオススメします。
これらの5つのステップを繰り返すことで確実に「聞く力」がアップします。長文を読むスピードが上がるという効果もあるので必ずやってください!
より細かいリスニングの勉強法や解き方については、以下の記事で詳しく解説しています!
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』を使う際のペース配分
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
部活動で忙しくて時間が取れないという人は、週末にまとめて3〜4単元を進めて問題ありません。通学途中などのスキマ時間で、週末に学習した部分の音声をくり返し聞きましょう。
受験まで時間がない高校3年生の場合は、「1日2時間」学習することで約1ヶ月で完成させます。受験直前は他の教科の学習も必要なため、スキマ時間などを活用して取り組むこともオススメです。「リスニングの配点が高い難関大学を受験する」など、受験でリスニングが必要な人のみ取り組みましょう。
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』を使う際の注意点
『新 キムタツの東大英語リスニング Super』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 構造や意味を理解してから音読をしよう
- わからない単語は辞書を使って調べよう
- 問題を解く前に「東大英語リスニングを攻略する16のStrategy」を確認しよう
問題を解く前に「東大英語リスニングを攻略する16のStrategy」を確認しましょう。リスニング問題の解き方やテストに強くなるためのテクニックなどが詳しく載っています。
また、リスニングの学習では、音読をすることが大切です。ただし、意味を理解せずに音読をしても意味がありません。英文の構造や意味を理解してから音読しましょう。
わからない単語が出てきたら辞書を使って調べてください。その後、発音まで覚えておくことで聞き取れる単語が増えていきます。
まとめ
最後にもう一度『新 キムタツの東大英語リスニング Super』がオススメな人を確認しましょう。
- 志望校が東大・一橋大学・東京外国語大学・阪大の外国語学部の人
- 記述式のリスニング問題には苦手意識がある人
- TEAP入試で基準点がListening70点以上のところを志望している人
記述式の問題に苦手意識がある人や最難関大学を受験予定の人などは、『新 キムタツの東大英語リスニング Super』を使って問題演習をしましょう!
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