英語の参考書使い方


『基礎英文解釈の技術100』でMARCHレベルの英文解釈ができる!3ヶ月でマスターする方法を徹底解説!

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『基礎英文解釈の技術100』は、国公立の二次試験やMARCHなどの難関私大レベルの長文を読めるようになりたい人にオススメの参考書です。

英語や文法を勉強しているけれど、長文はスラスラ読めない人にはピッタリです。

『基礎英文解釈の技術100』を1冊マスターすれば長文問題が正確に読めるようになり、和訳問題も解けるようになります。

今回の記事では『基礎英文解釈の技術100』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『基礎英文解釈の技術100』はどんな参考書?

『基礎英文解釈の技術100』の基本情報はこちらです。

  • 料金
  • ¥1,485
  • ページ数
  • 228ページ
  • 習得にかかる時間
  • 約3ヶ月
  • レベル
  • MARCH、関関同立などの難関大学レベル

『基礎英文解釈の技術100』は、基本的な文法や単語は習得済みで、さらに上の難関大学レベルの長文が読めるようになりたい人に挑戦してほしい参考書です。基礎がまだできない人や志望校が偏差値55以下の場合にはあまりおすすめしません。

「難関大学を目指している」「基本的な文法は分かるけど長文が読めない」という人は『基礎英文解釈の技術100』を使いましょう。

『基礎英文解釈の技術100』のメリット・デメリット

メリット

  • 例題と演習の計200問で練習しながら実力をつけられる
  • 基礎的な構文から応用・発展レベルの構文を取り扱っている
  • 英文解釈をするのに必要な解説がしっかりしている

デメリット

  • 基礎ができていない人には解説が難しく感じる

『基礎英文解釈の技術100』は、志望校が偏差値55以上で長文読解が苦手な人に挑戦してほしい参考書です。実際に問題演習を行うことで長文読解ができるようになります。解説も詳しいので、間違えた問題についても丁寧に理解を進められますね!

英文解釈に必要な構文について、基礎的なものから発展レベルまで取り扱っているので、読解に必要な構文を過不足なく覚えて、これ1冊で難関大レベルの長文をスラスラ読めるようになるでしょう。

ただし、単語や文法の基礎ができていない人にとっては、解説が難しく感じられるかもしれません。

基礎英文解釈の技術100がオススメな人

『基礎英文解釈の技術100』は以下のような人にオススメです。

  • 英単語や文法を覚えたが、まだ和訳に生かせていない人
  • 志望校が国公立大学、MARCHや関関同立以上の私立大学の人
  • 共通テストの長文は読めるので二次試験の対策が必要な人

『基礎英文解釈の技術100』は、単語や基本的な文法を修得した後にステップアップしたい人におすすめの参考書です。とくに国公立志望で二次試験がある場合やMARCH以上の私大を狙っている人は、この1冊を完璧にするのがいいでしょう。

『基礎英文解釈の技術100』は、レベルごとに『超入門英文解釈の技術60』『入門英文解釈の技術70』『英文解釈の技術100』の全4冊あります。『基礎英文解釈の技術100』は3番目のレベルなので、本書が難しい場合は前のレベルの参考書を先に使うようにしましょう。

『基礎英文解釈の技術100』の使い方

ここからは具体的な『基礎英文解釈の技術100』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『基礎英文解釈の技術100』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
例題の英文解釈を行う
Step2.
例題の解説を隅から隅まで読む
Step3.
例題の和訳に取り組む
Step4.
解答と見比べて間違っているところがあれば解説に戻る
Step5.
覚えてなかった文法用語や単語を調べて覚える
Step6.
2周目は例題だけでなく演習問題の和訳にも取り組む
Step7.
例題の構文を暗記できるまで音読をくり返す

Step1.例題の英文解釈を行う

まずは例題となっている英文の構造を把握していきましょう。

( )や< >を使って句や節を区切ったり、修飾関係をハッキリさせたりすることが重要です。

Step2.例題の解説を隅から隅まで読む

解説は隅から隅までしっかりと読みましょう。無意識に「読み飛ばし」をしていると、なかなか成長できないので要注意です。

解説を読んで理解してから構文をしっかり覚えましょう。

Step3.例題の和訳に取り組む

解説を読んで覚えた構文をしっかりと反映できるように和訳します。英文の構造をちゃんと理解していればパッと訳すことができるはずです。

訳を作るときのポイントは次の2つです。

  • 意訳せず、文章の構造に忠実な訳をする
  • 知らない単語はすぐに調べず、解き終わってから調べる

英文解釈は構文の理解に必要な練習であるため、文章の構造に忠実な和訳をしなければいけません。意訳してしまうと構文を把握する力が身につかないので、構文を意識して解きましょう。

また、基礎レベルの単語力が身についているかの確認も兼ねているので、知らない単語はすぐ調べないように気を付けてください。解いている最中は文脈から推測するか、ページ下にある単語リストを確認しましょう。

Step4.解答と見比べて間違っているところがあれば解説に戻る

和訳を解説と見比べて、分かったつもりになっていないかをチェックします。添削することで、自分には何ができていないかを客観的に把握できます。自分の和訳が構文の構造を生かした和訳になっているか添削しましょう。

ただ単に答えを写すのではなく、自分の和訳と比べることを意識してください。

Step5.覚えてなかった文法用語や単語を調べて覚える

最初に参考書に取り組んだ際に調べなかった単語や文法用語を調べましょう。今回は英文解釈の力を身につけることが目的なので、解き終わってから調べるようにして下さい。

調べた単語や文法用語はしっかり覚えましょう。

Step6.2周目は例題だけでなく演習問題の和訳にも取り組む

2周目は、1周目で解いた問題が身についているかを確かめるために、例題と演習問題も解きます。

2周目も解説は隅々まで読むようにしてください。

Step7.例題の構文を暗記できるまで音読をくり返す

英文を見なくても、暗記した英文を音読できるようにしましょう。今まで勉強した構文をすべて覚えられるまで繰り返し音読してください。

参考書には音源もついているので、音源に合わせて音読をくり返しましょう。英文解釈の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『基礎英文解釈の技術100』を使う際のペース配分

『基礎英文解釈の技術100』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合う適切なペースで進めていきましょう。

まだ受験まで時間に余裕がある場合は、1周目は1日1時間で2題進め、約50日での完成を目指します。

2周目は、1日1時間かけて33日で解き進めましょう。3周目は1時間で6題暗記すれば17日で終わります。これで約3ヶ月で1冊をマスターしましょう。

部活動などで毎日勉強できない人は土日に集中して勉強してみましょう。1日目は10単元の例文を解き、解説を読んで添削します。2日目は1日目に解いた単元の演習問題を解き、解説を読んで添削しましょう。

『基礎英文解釈の技術100』を使う際の注意点

『基礎英文解釈の技術100』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 添削する時に英文構造に忠実な和訳を作れているか確認する
  • 答え合わせは間違えた理由を確認する

和訳を添削する際に答えを写すだけでは身につかないので、構造に忠実になっているかしっかり確認しましょう。答え合わせを短時間で適当に済ませないように気を付けてください。

間違えた場合については、間違えた理由をしっかり吟味して、次回以降から同じ間違いを繰り返さないようにしましょう。同じ間違いをなくすことで、徐々に英文を素早く正確に読めるようになってきます。

まとめ

最後にもう一度『基礎英文解釈の技術100』がオススメな人を確認しましょう。

  • 英語や文法を覚えたが、まだ和訳に生かせていない人
  • 志望校が国公立大学、MARCHや関関同立以上の私立大学の人
  • 英文解釈をするのに必要な解説がしっかりしている

基本的な単語や文法を覚えたけれど、長文問題の和訳がスラスラできない人は『基礎英文解釈の技術100』を勉強して自信をもって問題を解けるようにしましょう!

以下の記事で英文解釈の勉強方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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