『詳説世界史ノート』は、世界史の流れと用語をセットで覚えたい人にオススメの参考書です。図や表が充実しており、解答欄が横についているので、答えを隠して何度でも問題を解けます。
『詳説世界史ノート』を1冊やり切れば、世界史の基礎的な用語や流れを身につけられるでしょう。
今回の記事では『詳説世界史ノート』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『詳説世界史ノート』はどんな参考書?
それではまず『詳説世界史ノート』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥990
- 収録問題数
- 58章
- ページ数
- 248ページ
- 習得にかかる時間
- 4ヶ月半
- レベル
- 世界史の流れを身につけたい人、重要用語をセットで覚えたい人
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『詳説世界史ノート』は、世界史全体の流れや重要用語を理解するのにふさわしい1冊です。重要用語や基本的な用語を優先的に覚えられるため、世界史が苦手な方でも効率よく学習できるでしょう。
「世界史が苦手」「まだ受験生ではないのでじっくり基礎を始めたい」という人は『詳説世界史ノート』を使いましょう。
『詳説世界史ノート』のメリット・デメリット
メリット
- 山川出版社の「詳説世界史」に完全対応している
- 歴史の流れを復習できる
- 重要な語句は穴埋め式になっておりテスト対策がしやすい
- 図・表・地図が充実しており視覚的に理解しやすい
- 各章のまとめ問題で定着度を確認できる
デメリット
- 山川出版社の「詳説世界史」以外を使っている人は使いにくい
- 解説がない
- 難関大学レベルの単語暗記には不向き
『詳説世界史ノート』は、山川出版社の「詳説世界史」に完全対応しているため、学校で習う順番で学習を進められます。
章末にはまとめ問題がついているため、定着度を確認しながら進めることが可能です。また、重要な語句は穴埋め式になっているので、定期テスト対策もしやすいでしょう。
ただし解説がないため、世界史の新しい知識をインプットするには不向きです。一度インプットした単語や歴史の流れをまとめて復習するために使用しましょう。
『詳説世界史ノート』がオススメな人
『詳説世界史ノート』は以下のような人にオススメです。
- 世界史の流れが身についているか不安な人
- まだ高1、2で受験まで時間がある人
- 世界史のまとめノートを作成している人
- 世界史の流れと用語をセットで押さえたい人
- 世界史に苦手意識がある人
『詳説世界史ノート』は、世界史の流れと用語をセットで覚えたい人にオススメの参考書です。まだ受験勉強が始まっていない1、2年生が学校で習った範囲の復習としても使えます。
『詳説世界史ノート』は、一度インプットした内容の復習として使用することをオススメします。世界史の流れを理解できていない人や学校の予習をしたい人は、『Try IT』を視聴して通史の理解から始めましょう。
『Try IT』の具体的な使い方などについては、以下の記事で解説しています。
『詳説世界史ノート』の使い方
ここからは具体的な『詳説世界史ノート』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『詳説世界史ノート』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 歴史の流れを思い出しながら問題を解く
- Step2.
- 答え合わせをして覚えていなかった範囲は映像授業や参考書を確認して埋める
1日1時間半の学習を継続することで4ヶ月半でマスターできます。
Step1.歴史の流れを思い出しながら問題を解く
まずは、歴史の流れを思い出しながら問題を解きましょう。
わからない問題がある場合は飛ばして、一通り最後まで問題を解くことを優先してください。また、世界史は漢字が多いので、1回目に問題を解く際は必ずノートに書いて解きましょう。
Step2.答え合わせをして覚えていなかった範囲は映像授業や参考書を確認して埋める
1ページ分の問題を解き終えたら、答え合わせをします。
答え合わせをする際は、カタカナの覚え間違いがないか、漢字が間違っていないかまで細かくチェックするのがポイントです。
間違えた問題や覚えられていなかった範囲は、映像授業や参考書を確認して覚えなおしましょう。
また、間違えた問題には印をつけておき、3周目以降は間違えた問題を中心に解き直しをしてください。世界史は覚える範囲が広く量も多いため、最低でも3周は解くことが大切です。
ペースを落としても良いので、毎日少しずつ続けてせっかく覚えたものを忘れないようにしましょう。
より細かい世界史の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!
『詳説世界史ノート』を使う際のペース配分
『詳説世界史ノート』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
まだ受験まで時間がある高校1、2年生の場合は、学校で学習した範囲の復習として『詳説世界史ノート』を使用しましょう。
受験まで時間がない高校3年生の場合は、2周目以降の学習は間違えた問題のみを解きましょう。理解できていない部分を中心に進めることで効率よく学習を進められます。
『詳説世界史ノート』を使う際の注意点
『詳説世界史ノート』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 毎日数分でもいいから学習を継続しよう
- 1回目は必ず書いて解こう
- 何度もくり返し復習をしよう
世界史の用語を暗記する際は、必ず毎日継続して取り組みましょう。世界史に限らず暗記項目については、毎日取り組まないと「翌日にほぼ忘れてしまう」ということはよくあります。
また、1回目に問題を解く際は、眺めてテストをするだけではなく、必ず「書いて解く」ようにしましょう。世界史では、漢字やカタカナの用語が多いため、ノートに書くことで覚え間違いを防げます。
間違えた問題は、覚えられるまで何度もくり返し復習しましょう。答え合わせをする際は、間違えた問題に印を入れておくと、その部分だけ復習ができるのでオススメです。
まとめ
最後にもう一度『詳説世界史ノート』がオススメな人を確認しましょう。
- 世界史の流れが身についているか不安な人
- まだ高1、2で受験まで時間がある人
- 世界史のまとめノートを作成している人
- 世界史の流れと用語をセットで押さえたい人
- 世界史に苦手意識がある人
世界史に苦手意識がある人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人などは『詳説世界史ノート』を使って重要単語を覚えましょう!
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