世界史勉強法

世界史勉強法|世界史が得意になる勉強法を徹底解析!

「大学受験オンライン戦略会議」、略して「オン戦」では、学習塾STRUX塾長である綱島将人監修のもと、第1志望校合格のための勉強法や勉強に関するコラムを、"受験計画"を通してわかりやすくお伝えしています。高校生のマルオをはじめとするキャラクターたちと、合格への"最短距離"をすすんでいきましょう。

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合格力判定レポート

このページにきた皆さんは「世界史の成績が上がらなくて困っている…」「世界史の単語が覚えられない…」そんな人たちかと思います。
この記事ではそんな世界史に悩める人たちに向けて、「第一志望に受かるためにはどんな世界史の勉強をすればいいのか」ということを丁寧に解説していきます。このページを見れば、どんな参考書を使って、どれくらいの時間、どんな勉強をすればいいのか、がすべてわかります!

世界史の勉強で何をやるべきかわかりません。おすすめの勉強法を教えてください。

赤神さん、僕世界史をあきらめようかと思います。
あきらめるな、マルオくん。
だって、暗記量やばくないですか!?ただでさえ覚える量多いのに、その上論述までって…なんなんすかもう。
確かに世界史はやらなければならないことが多い。しかしその分、ある程度の勉強量を積むと安定して高得点が取れる科目なんだぞ!
本当ですか?でもどんな勉強したら点数があがるんでしょうか…?
そうだな、今回は「世界史でどんな勉強をすれば点数が上がるのか」をもれなく説明しよう!

マルオ君のように世界史は暗記量が多いため、なかなかやる気がでないという方もいるのではないでしょうか。あなたにもこんな悩み、ありませんか?

  • 暗記に苦手と感じている。勉強時間をかけているのになかなか成績が上がらない。
  • とりあえず一問一答をやっているが、なかなか成績が伸びない。
  • 教科書や資料集などを使って勉強していない。
  • 世界史はひたすら暗記をすれば点数が上がると思っている。
げっ、全部当てはまりますね……
1つでも当てはまる人は、これから紹介する勉強法を進めてこう!

世界史の勉強法の全体像を知ろう

まずは世界史の勉強の全体像を教えよう。これを見れば、第一志望に合格するまでにどんな勉強をすればいいかがわかる!

世界史勉強のステップは、大きく3つ。


まずは通史を行い、次に単語を覚えていく。最後に論述問題や選択式問題などの問題演習を行う流れとなっている。
なんでその流れなんですか?

世界史の勉強のゴールは「入試問題が解けるようになること」。入試問題を解けるようにするための勉強法が「問題演習」の勉強法なわけですがが、問題演習をする前提として、世界史の単語の知識がなければ問題を解くことすらできません。だから「単語暗記」の勉強が必要になります。

問題を解けるようになるには、まず知識をつけないといけないんだね!

そして「単語暗記」をするにあたっては、単語を覚える土台となる「通史」の理解が必要です。通史の理解がなければ、ただ単語を覚えるだけの作業になってしまい、暗記効率も悪くなってしまいますし、一問一答のような問題にしか答えられなくなってしまうのです。

それはたいへんだ!
それぞれの勉強の目的や進め方は、各勉強法で解説しているのでチェックしてくれ!

勉強法①|世界史の通史の勉強法

世界史の勉強で必要なことは、時代ごとの特徴や次の時代へ移ったきっかけなど「歴史の流れ」をきちんとつかむことです。
もちろん、実際の入試で問われる選択式問題や論述問題では、「以下の出来事a~eを起こった順番にならべなさい」「〜という過程を論述しなさい」といった歴史の流れが問う問題が出題されます。

流れを掴まないと解けないですね……!

また、それだけではなく最初に歴史の流れをつかむことで、そこに用語や問題の解き方を関連づけることができます。先に流れを理解して、単語を関連づけることで、「暗記が苦手!」という人でも、暗記がしやすくなるはずです。

暗記をラクにできるんですね!でも、「歴史の流れ」をつかむなんて難しそう……
ヨコ?タテ?

ある地域での出来事が、別の地域に影響を与えている、なんてこと世界史ではよくありますよね。例えば、ある地域でできた思想が別の地域に伝播して広がっていくことがあります。16世紀以降のヨーロッパにおけるカルヴァン派の広がりなどですね。

国を超えて、影響を与えるってことですか?

そういうことです。それが「ヨコ」のつながりです。他にも、ある時代の出来事が、未来に影響をもたらしていることもあります。

「貧富の格差が広がった結果、社会主義の思想が強まる」といった感じだ。

これがタテのつながりになります。このヨコとタテのつながりの積み重ねこそが「歴史」の流れです。

なるほど!

歴史の流れをつかむ勉強法は以下のの2記事で知ることができます。

通史理解

全体像把握

概略理解(通史の完成)

勉強法②|世界史の単語暗記勉強法

歴史の流れをひととおり完成させれば、世界史を暗記する準備は完了です。歴史の流れをつかんだ後は一気に単語暗記を進めていきます。

いよいよ単語を覚えるんですね!
その通り。大まかに歴史の流れを理解した上で暗記していくことがポイントだ!通史の勉強の中では覚えられなかった重要度の高い用語もここで押さえていくぞ!

世界史の暗記でオススメの方法が「一問一答」を使うこと。
一問一答は問題形式になっているので、 どこまで知識が定着しているかがわかりやすく、かつ「その単語がどれくらいの頻度で出るか」ということまで書かれているのでとても使いやすいのです。

この時にやってはいけない勉強は、自分でノートを作ること。ノートを作る時間がもったいないですし、問題形式ではないのでどこまで自分が理解をできているかわからない、といった弱点があります。

わかりました!

ところで世界史は間違った暗記方法をしてしまうと「一問一答を一生懸命してるのに、点数が伸びない」なんてことになりかねません。
特に、「一問一答の単語を全て覚えようとしている」「暗記をするときは見るだけ」という人はキケンな暗記をしているかもしれません。

え?そうなんですか!!

一問一答で覚えるべき単語の数は大学によって違いますし(一般的には私大は偏差値が高くなるほど覚えるべき単語の数が多くなり、国公立は少なめです。)、漢字の用語などは書いて覚えた方が間違いなく覚えやすいです。

なるほど!

正しい暗記を知って、効率よく暗記をしていきましょう!

具体的な世界史の単語の暗記の仕方はこの2記事を見てくれ!

単語暗記

勉強法

基本的に、通史の理解や暗記は今まで紹介した勉強法や参考書で十分大王できる。しかし勉強する中で「この単語の意味ってどういう意味なんだろう?」「文字だけ読んでいてもよくわからない…」となることが出てくると思う。そんな人にオススメなのが「用語集」「資料集」だ!

用語集や資料集を使うことで、通史や暗記の勉強をより効率よく行うことができます。

用語集は世界史の単語の意味を調べるのに便利ですし(入試は用語集を基準に作られています)、資料集は年表や写真がのっているので歴史の流れを理解することにも、暗記をすることにも使えます。

用語集とか資料集持っているんですけど、どうやって使えばいいかいつもわかんないんですよね……。

用語集は一問一答や教科書をやっているときに、意味がわからない単語が出てきたときに「辞書」として使いましょう。たまに用語集を一問一答のように使っている人がいますが、あまりにも数が多く、入試にはまず必要のない単語も含まれ大変非効率なので、やめましょう!

資料集は
世界史通史(概略理解)|効率よく頭に入る!知っておきたい世界史の通史の勉強法
のときに手元に置いておくと、ビジュアルで理解することができます。「文字だけだとよくわかんないなあ…」と思った人は是非使って見るとよいでしょう。

詳しい使い方は下の記事を読んでみてくれ!

用語集・資料集について

勉強法③|世界史問題演習の勉強法

通史もやったし、暗記もやった!という人は総仕上げとして、志望校向けの対策をしていきましょう。志望校によって、「選択式の問題」「単語を答える問題」「論述問題」など、出題される問題が大きく異なります。あなたの志望校の形式に合わせて、必要な分野の演習を重ねていきましょう。

一問一答だけじゃだめなんですか?

実際の個別試験では、色々な時代の出来事を混ぜたさまざまな問題形式が出題されます。一方で、一問一答は穴埋め式。一番簡単な問題形式なわけです。

穴埋めばかりの問題が出るわけじゃないだろう?
確かにそうですね…

センター試験レベルならば一問一答でも十分ですが、「次の記述の中から誤っているものを複数個選びなさい」「以下の5つの出来事を起こった順番にならべなさい」などの形式になるとできなくなってしまう人も多いはず。入試で出題される様々な問題をできるようにするには、「さまざまな問題を解く」ことを繰り返すのが一番なのです。

特に論述問題では、ゼロから自分で回答を作らなければなりません。ただ単語を覚えているだけでは、まず解くことはできないでしょう。具体的には、論述問題を解くためには、「問われている時代を絞り込む」「書くべき出来事を並べる」「図で出来事を示す」という解き方をする必要があります。ただ頭のなかで思いついた出来事を並べても、高得点をとることはできないのです。

詳しい問題演習の仕方はこれらの記事を読んでくれ!

志望校別演習

選択式・単語解答演習

論述演習

センター演習

それなら、不安だし色んなの問題集をやっちゃおっかな〜
それは危険だ!世界史の勉強は範囲が広い分、どうしても時間がかかってしまう。自分の志望校に出ない問題形式の演習をやってしまうと、他の教科の勉強時間が十分にとれなくなってしまうぞ!
それは怖いですね!
しっかり過去問を見て、自分の大学の問題形式を把握しよう!

自分にあった世界史の勉強法が知りたい!

世界史の勉強法はわかりました。歴史の流れをつかんでから単語を暗記するのが大事なんですね。
その通り。通史理解をしてから、単語暗記をする。そのあとに問題演習で入試問題を解けるようにするんだ。
でも、歴史の流れをつかむって具体的にはどんな風に参考書をつかえばできるんですか?あと一問一答の使い方も自信ないです……。
安心してくれ!これから紹介するページでは「通史」「単語暗記」「論述演習」に分けて、具体的な勉強法、勉強にかける時間、日数までを全て説明しているぞ!「自分はどの参考書を使えばいいの?」ということがわかるチェックリストも載せているぞ!

世界史通史の勉強法

  • 今まで世界史の受験勉強をしたことがない
  • 1ヶ月で歴史の流れをざっくり理解したい
  • 世界史で今まで習った内容を覚えていない
  • 定期テストで70点以上がとれない

通史理解で重要なのは、「繰り返し読む」こと。何度も繰り返し読むことでだんだんと定着し、理解が深まっていきます。
逆に言えば、1周目で覚えられないのは当たり前です。気にする必要はないので、3周以上しっかり繰り返し学習する中で、少しずつ学んでいきましょう。

単語暗記の勉強法

  • 一問一答をやっているが、やり方に自信がない
  • 入試で必要な単語を一通り覚えたい
  • 一問一答を一通りやったので、実際の問題を解いて定着率を知りたい
  • 期テストは高得点が取れるが、私大の過去問になると手が出せない
  • センター世界史で90点は下回らない
  • 早慶や旧帝大レベルの単語の不安をなくしたい!

単語暗記のポイントは、「悩まないで解けるようになること」と「解説を読み込むこと」

問題を見てすぐに解けなければ、単語が定着しているとは言えません。試験本番で悩まず解答できるためには、練習で即答できるレベルになりましょう!
また単語暗記の際には、解説をしっかり読み込むことが重要です。なぜならそうすること「自分がなぜ間違えたのか?」を知ることができるからです。暗記していない事項があるかもしれませんし、勘違いして覚えている部分があるかもしれません。解説を読んで、自分の知識を補強していきましょう。知識を補強することで、ミスが少なくなっていきます。

世界史論述の勉強法

  • 論述の勉強を今までしたことがない
  • 「意義を説明しなさい」「変化を説明しなさい」という問題に手が止まってしまう

世界史の論述演習は、「問題を解く」→「知識を入れ直して整理する」の繰り返しです。1周しただけでできるようになる人はいません。1周目で問題を解いてできなくても落ち込むことなく、知識を入れ直して2周目にはできるようにしましょう。

1周目でできなくても気にしないこと!とにかく繰り返し問題を解こう!
  • 論述演習をしているが、得意になっている感覚がない
  • 論述問題を解いても、半分以下の点数しか取れない
なんで教科書を読むことが論述の勉強に入ってるんですか?
それは、「論述問題は教科書の内容から出る」からなんだ。

実は入試の論述問題で扱っている内容の多くが、世界史の教科書の記述されている内容なのです。つまり教科書の内容を理解すれば、多くの論述ん問題を簡単に解くことができるのです。

  • 東大や一橋など難しい論述問題が出題される大学を受ける
  • 教科書は一通り読んだものの、地域と地域のつながりなどがわからない
  • 一つの地域、一つの時代を問う論述問題はほとんど解けるようになったが、地域・時代がまたがると解けなくなってしまう
「ヨコから見る世界史」は、教科書とは違い、同じ時代の違う地域のつながりを知ることができます。また、論述で狙われやすいポイントも詳しく説明しているので、東大などの難関大を目指す人にはうってつけの参考書だ。このレベルまで終わったら、いよいよ次は過去問演習だ!
  • 志望校が旧帝大、もしくは一橋大、千葉大、筑波大、首都大のように難しい論述が課される大学
  • 世界史論述でしっかりと得点を確保したい!

過去問演習のポイントは復習です。この上で紹介した大学の論述問題は、教科書を読んで知識を入れただけでは解ける問題ではありあません。持っている知識を組み立て、文章にできる力が重要になります。そのため、見直しをする際には模範回答と解説を読むだけではなく、もう一度自分の言葉で納得のいく回答をつくるようにしましょう!

世界史の勉強法|お悩み相談!!

世界史の文化史は勉強しないんですか?

通史は勉強しましたけど、文化史は勉強しないんですか?

もちろん志望校によっては、文化史の勉強は必要になってきます。
文化史のポイントは「試験直前」に勉強をすること。M¥文化史は覚える量がとにかく多いので、普段からやっていては時間がなくなってしまいます。とはいえ、文化史で出題される問題は簡単な問題が多く、少しの対策で差をつけることができます。

そのため、学校の定期試験や模試の直前に繰り返し、勉強をすることで知識を詰めていきましょう。加えて、覚える単語は「教科書に載っているもの」でOKです。一問一答には資料集にも載っていないような単語もありますが、試験では滅多に出ないので覚える必要はありません。詳しい文化史をやるタイミングや範囲はこちらの記事で説明しています。

文化史って覚えるの大変ですよね。「作品の特徴が覚えららない...」「誰が作ったか覚えていない...」今回は、文化史を差察知マスターして成績を挙げたい人にお勧めです。続きを読む≫

世界史の勉強はいつからやればいいのですか?

世界史の勉強っていつから始めればいいんですか?

世界史の勉強するタイミングは他の科目の出来や配点によって変わります。英語数学で順調に成績が伸びていれば、高3の4月から勉強をスタートしてしまってOKです。ただし英語数学の基礎(具体的にはオン戦のレベル2まで)ができていない状態で世界史を1日2,3時間もやるような勉強はやめましょう。

世界史の勉強法|まとめ

①「歴史の流れ」を理解してから暗記をすること

②間違った暗記の仕方では記憶に残らない!

③問題演習は志望校の問題形式を見てからやること!