- 志望校の過去問をパッと見ても、解けそうに感じない
- センター試験の物理で7割は取れても9割は取れない
- 物理の入試問題を解いた経験がない
このカリキュラムでできるようになること
こんなことができるようになる!!チェックリスト
- センターの物理はほぼ落とさない!
- MARCHレベルの入試問題が解けるようになる!
- 純粋に計算力も上がる!
ここまではできない!!チェックリスト
- 難関大国公立や難関私立の問題で合格点とる
合わせてこの記事を読もう!
どの参考書を使うのか??
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』
入手方法
- 書店でゲットせよ。
- インターネット注文せよ。(http://amzn.asia/8qngfaZ)
なぜ、この参考書を使うのか??
【メリット】
- 標準レベルの質の高い入試問題が豊富。
- 解説も詳しい。
- 基礎事項がKey Pointとしてまとまっている。
- 難問には印がついている。
- 複数の大学の入試問題を組み合わせた問題多数。
【デメリット】
- 初学者や苦手な人には難しい。
- 2色刷りなので視覚的には見にくい。
確かに、視覚的な見づらさはありますが、肝心なのは問題の質と解説の詳しさです。どちらも他の問題集の中でもかなり優れている部類に入ります。この問題集で応用レベルの演習を進めて何も問題はありません。
どのように進めていくのか??
毎日の勉強時間:1時間
1冊をマスターするのにかかる期間:2か月半
毎日の勉強内容:
『良問の風』の問題数は148題。これを全部1周解くのはかなり時間がかかります。全部を1回ずつ解いた後にもう1度解き直すのは、記憶を維持するという観点からは効率が悪いです。
よって、分野ごとにサイクルをまわし、完璧にしてから、次の分野に進みましょう。
また、力学はすべての分野に通じる基本となる分野なので、必ず力学の問題から解いていきましょう。
① 1周目
- Step1
- 重要事項のまとめに目を通す
- Step2
- 問題を解く(1日あたり3問)
- Step3
- 解説を熟読しつつ答え合わせ
- まずはまとめに目を通す
- 『良問の風』は、ただ問題が並んでいるだけではなく、重要な公式やポイントがまとめられています。それを確認してから問題に取り組みましょう。
- 問題を解く際にはだらだら解かない
- この問題集はほとんどが実際の入試問題ですが、入試問題はだらだら解くべきものではありません。行き詰まって10分ほど考えても先に進めなければ、解説を読みましょう。適度な思考は良いですが、考えすぎは時間がもったいないです。どうせ2回3回と解き直すので、1周目で完璧に解ける必要はありません。
- 最後まで解ききれなかった問題にはチェックをつける
- 多くの問題が小問に分かれていますが、もし最後まですべて完答できなかった場合は、問題番号の横にチェックをつけましょう。たとえ最後の1問だけが解けなくても、です。物理の問題には流れがあるので、解き直す際には問題の一部ではなく全体を解き直す必要があります。よって、完璧に解けた場合を除いて、チェックをつけておき、2周目以降で解き直しましょう。
②2周目
- Step1
- 問題を解く(1日あたり4問)
- Step2
- 解説を熟読しつつ答え合わせ
- チェックがついているかどうかにかかわらず、2周目もすべての問題を解く!
- 「良問」の風、というだけあって、『良問の風』の問題は、物理を受験するすべての高校生が理解する価値のある良問です。よって、たとえ1度目で解けても、2回解いて定着の上では何も損はありません 。1回目解けても、2回目になると解けない、ということもありえますからね。すべての問題を解きましょう。
- 別解にも目を向けて理解しよう
- 物理の問題は、別解が存在することもしばしばあります。『良問の風』は解説が詳しいので、そうした別解もよく解説されています。複数の方針で解けるようになることは、物理のさらなる力の向上につながります。たとえ正解していても、自分の考え方と異なる解法があればきちんと把握しましょう。
③3周目以降
- Step1
- チェックがついている問題を解く(1日あたり4問)
- Step2
- 解説を熟読しつつ答え合わせ
- 問題を見た瞬間、解法が思いつくレベルまで解き直す
- 物理は問題パターンが数学に比べればはるかに少ないです。入試問題でも、一見難しそうに見えて実は典型問題の集合体、ということがよくあります。よって、この問題集に載っている典型問題を何度も解き直し、もはや問題を見た瞬間「あ、これはエネルギー保存の式を立てればいいんだ」などのように解法がすぐに思いつくレベルを目指しましょう。そうすれば、初見の問題でもすぐにその問題を解くカギになる部分を見抜き、使う公式や解法が思いつくようになりますよ。
まだまだ受験まで時間がある!!(高校1年生向け)
1日2問ペースでじっくり進めていこう!
部活動で忙しくて、時間が取れない!!
部活のない日に2倍の量を解こう!
物理難関大演習<-->
学習の注意点
【よい例】
- 力学からはじめて分野ごとにマスターしていく
- どの問題も2回は解き直す
- 完答できなかった問題にはチェックをつける
- 10分考えてわからなければ潔くあきらめる
【悪い例】
- 分野関係なく全148問を一気にやろうとする ⇒ 効率が悪い!力学からはじめて分野ごとに取り組もう!
- 1回しか解かない ⇒ 何度も解く価値のある良問ばかり!最低2回は解く!
- 途中まで合っていたからチェックはつけない ⇒ 物理の問題は最後まで完答してこそ!
- 1つの問題に1時間ほどかける ⇒ 時間がもったいない!潔く解説を読もう
今回の記事で押さえてほしいこと!
- 『良問の風』はセンター~MARCHレベルに対応できる良い問題集!
- 力学からはじめて分野ごとにマスターせよ!
- どの問題も2回以上解く!
- 問題を見た瞬間解法が思いつくレベルまで解き直す!
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