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日本史論述の過去問演習はどのように進めればいいですか?
まだ日本史論述レベル4の記事を読んでいない人はこちらから確認しよう!
そうですね、日本史論述レベル4まで勉強したので大体の論述問題には対応できるようになりました。
それは良かった。それでは今回は日本史論述における最高レベルのカリキュラムを紹介しよう!
そうだな。以下のチェックリストに1つでも当てはまる人はこの記事を参考にしてほしい。
- 旧帝大など、難しい論述が出題される国公立大学を受験する。
- 日本史論述レベル4などでしっかりと論述対策をしてきた。
- 大体の論述問題でそこそこの点数が取れる!
そうだな。まだこのレベルに達していないと感じた人は1つ下のレベルの記事を読んでみてほしい。
過去問演習ですか。重要だとはよく聞くけれど、正直よくわかっていないんですよね。
確かに重要性だけが強調されて、「なぜ重要か」という肝心なところはあまり認識されていないな。過去問演習を疎かにするとこんなことになるんだ。
いままで学んだ知識を活かすために過去問演習は絶対必要だな。
なるほど、それじゃあ過去問演習するとどうなるんですか?
そうだな。以下のチェックリストで自分に合っているか確認したら進め方を確認だ!
このカリキュラムでできること
こんなことができるようになる!!チェックリスト
- 自分の受験大学の問題に強くなる!
- いままで学んだ知識を生かせるようになる!
- 本番を想定し、試験に合わせた訓練ができる!
ここまではできない!!チェックリスト
知識が足りないと感じる人はこれらのカリキュラムに戻ってみよう!
さて、どの参考書を使うのか?
今回の日本史論述レベル5で使う参考書はコレだ!!!!
志望校別の赤本(例:東大の日本史25か年)
入手方法
志望大学ごとの赤本を使うぞ!旧帝大などでは科目ごとの赤本も出ているから、そちらを使うとより多くの年度の問題を解けるんだ!
なぜ、この参考書を使うのか??
メリット
- 多くの過去問が手に入る!
- 大手塾の有名講師によって解説されている!
- 多くの受験生が使用しているので安心!
デメリット
赤本での対策は受験の王道だ!今回は10年分の過去問を解くことを想定して解説していくぞ!
どのように進めていくのか??
毎日の勉強時間
約1~2時間
マスターするのにかかる時間
20日間
毎日の勉強内容
1、2周目
- Step1.
- 論述問題を解く
- Step2.
- 解説を読んで記述に盛り込むべきポイントを抑える
- Step3.
- 解説の内容を意識してもう一度論述に取り組む
毎日1~2時間で、3つのステップを繰り返すだけ!
- 本番を想定して解こう!
- いままでの問題演習では論述の力をつけることを最大の目的にしてきたため、あまり時間にはシビアでなかったかもしれません。しかし、入試には制限時間がつきものです。全体のプランニングをした後に各大問に割り振る時間を決め、制限時間内に解けるように練習しましょう!
- 復習が必須!
- 論述の答え合わせをした後に、見直しだけで終わってはいけません。解説を読むと書くべきポイントが説明してあるのでわかったつもりになっていますが、実際に文章を構成するとどのような並べ方になるのかは自分の力に影響されてしまいます。自分の言葉で解説されたことを並べなおし、納得のいく解答を作ってください!
- 論述で出た内容を教科書で確認しよう!
- 日本史のテストは、大学教授が自分の専門領域から出題しています。ですから、過去問で出題された範囲は再び形を変え出題される可能性もあります。論述で問われた内容は教科書で復習しておきましょう!
論述の勉強において、復習は特に大事だぞ!書いただけの勉強で終わらないようにしよう!
ペース配分調整のめやす!
入試まで時間のある、夏休み前の高校3年生
夏休み前であれば、まだ日本史論述に本格的に取り組む必要はなく、英語や数学に集中してください。ですが、過去問を一度は解いておき、問題形式は把握しておくとよいでしょう。過去問を知っているだけで、日本史の勉強全体が効率的になっていきます!
入試まで時間のない高校3年生
冬休みも終わり、いよいよ入試が近づいてきた高校3年生は自分の世界史の実力をきちんと把握しながら適切な対策を行っていきましょう。そもそも論述の実力が足りなければ過去問を解き続けるのではなく、日本史論述レベル2などに立ち返り、きちんと力をつけていくことも手段の一つです。特に現役生の社会科目は最後まで伸びていくので最後まで走り続けてください!
『自分はこのカリキュラムで志望校に合格できるのかな?』
『メリットもデメリットもわかった。けど、本当にこのまま進めていいのかな?』
そう思った人は、こちらの志望校別対策をチェック!
日本史論述レベル5の勉強法の注意点
良い例
- 本番を想定し、時間を計って解く
- 過去問で問われたことを、参考書を見て整理する
- 過去問演習に入る前に簡単な論述から始める
悪い例
- 時間を決めず、だらだらと解き続ける→過去問演習の意味がなくなる!集中して時間内に解き切ろう!
- 解説を読んで満足!→わかったつもりでは成績は伸びない!もう一度解きなおそう!
今回の記事のまとめだ!これを読んでさっそく勉強を始めよう!
- 入試本番をイメージして解こう!
- 解きなおしが重要!覚えてしまう勢いで復習しよう!
- できなかったことは教科書で確認!
PREVIOUS:日本史論述レベル4|『東大日本史問題演習』で応用問題でも対応できる力をつける!
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監修者|橋本拓磨
東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。
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