「共通テストの化学が時間内に解き終わらない」
「一番得点が高くなる時間配分ってあるのかな?」
「解く順番とかって点数に関係してくる?」
このようなお悩みや疑問をお持ちではないでしょうか?
実はいくつかのポイントを押さえて解けば、解く順番や試験時間に悩むことなく、共通テストが解けるようになります。こちらの記事で全て解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
一番得点が高くなるための制限時間と時間配分は?【共通テスト化学】
大問構成・問題数を把握すべし!知らずに時間配分は考えられない!?
共通テストの大問構成・問題数を理解したうえで時間配分については考えていかなければなりません。
共通テストの化学の設問構成は、60分間で5つの大問に答えるという形になっています。
センター試験からの変更点として、全ての問題が必答問題となっています。
合計点は100点なので、大問1つあたり20点の配点となっています。
大問1~4は例年、出題される単元は同じで、大問5だけ有機+αという形でやや変化があります。
共通テスト化学
第1問 20点 物質の構造・状態
第2問 20点 物質の変化と平衡
第3問 20点 無機物質
第4問 20点 有機化合物、高分子化合物
第5問 20点 年度によって変化(有機+α)
マーク数:33
特に得意不得意がなければ、前から順に解いていくのが正攻法の解き方です。
これを理解した上で時間配分については考えていきましょう。
各大問12分を目安に【1マークあたり90秒で余裕を持って解ける】
共通テストの化学は大問5問構成、試験時間は60分になっています。
よって、均等に割れば大問1つあたり12分で解くことが出来れば、ピッタリ試験時間中に解き終えることが可能です。
ただし、「どの大問の難易度が高いのか」「どの大問の問題数が多いのか」といったことは年度によって変わってくるため12分というのはあくまでも目安に過ぎません。
大問1は小問集合で、配点が高くなる可能性が高いため大問1を12分で切り抜けられる実力が付いていれば、苦手単元がない限りは十分時間内に解ききることは可能でしょう。
余裕を持って最後まで解き切りたいという場合にはおよそ1マークあたり90秒を目標にして学習を進めるのが良いでしょう。
試験が始まったら、最初に各大問のマーク数をチェックし、マークの数に90秒をかけて、大問ごとの目安の時間を出してからスタートするのがおすすめです。
34マークすれば良い場合には、全部で51分で解き終わることになりますから、少し余裕を持って見直す時間も出てきます。
この単純計算の結果を元に、得意不得意に合わせた時間配分の例を見てみましょう。
解く順番は?得意な所から解いていこう!わからない問題は即座に飛ばそう!
次にどの大問から解くべきか、その順番について書いておきましょう。
解く順番はどの順番でも構いません。
基本的にはマークミスを避けるために前から解いていくことがおすすめです。
苦手な単元がある場合は、その部分は飛ばして戻って来るという風に決めておいてもいいでしょう。
上に書いたように1問あたりにかけられる時間は長くても2、3分程度ですから、悩まず飛ばす癖を付けておくことが重要です。
どの順番で解いても構いませんが、解く順番は本番までに決めておくことが重要です。
本番も「どの順番で解こうかな」と迷っていたのでは、迷っている時間がもったいないですから、解く順番は本番までに過去問や予想問題で練習して決めておくべきです。
【悩む前にすぐ飛ばす】ことが解く順番よりも重要!?
時間が足りないということに悩んでいる受験生はある程度は共通テストレベルの問題を解けるようになってきているという状態です。
解けるようになってきているからこそ、「どうやって解くんだっけ?」と解けない問題に対して「悩む時間」が多くなってしまいがちです。
共通テストの化学は試験の性質上、テンポ良く解く必要がありますし、そうでないと高得点は取れません。
少しでも悩むようなら飛ばして次の問題に進む癖を付けておきましょう。
まとめ
この記事のまとめです。
- ピッタリ終わらせるなら大問1問あたり12分で。余裕を持って終わらせるには1問あたり90秒で試験開始直後に計算を!
- どの順番で解いても構わないけど、順番は決めてから本番に臨もう!
- 少しでも悩んだらすぐに次の問題に移る癖をつけておこう!
共通テスト化学全体の対策を理解したい場合はこちらからご覧ください!
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