英単語は覚えたんだけど、英熟語になると分からなくなる。対策しないといけないのはわかるけど、どれがいいのかわからない。こんな悩みを持っている学生は多いのではないでしょうか。
参考書は人によって相性が異なります。そのため、自分に合った参考書を見つければ学習効率は格段に跳ね上がります。
この記事ではオススメな英熟語帳を3冊ご紹介します!同じ英熟語帳は全員にはあいません。
紹介する3冊の英熟語帳の特徴や使い方などを踏まえて自分に合ったものを見つけてください!
自分にピッタリの英熟語帳を選ぶのが成績アップのコツ!
英熟語帳の種類は数多くあります。種類が多いからこそ、自分の実力に合った英熟語帳を選択しなければなりません。
もし、自分の実力に合わない英熟語帳であれば続かなくなり、入試直前に焦る事態になってしまいます。
では、どのような観点で英熟語帳を選べばよいのでしょうか?基本的には以下の3点に着目しましょう。
- 自分の現状と志望校のレベルに合った難易度か?
- 熟語の意味をテストできるようになっているか?
- 使いやすいと思えるデザインかどうか
これら3点を意識し英熟語帳を選ぶと、自分に合った1冊を見つけることができます。今回はこの基準に沿って英熟語の長文読解にオススメな英熟語帳をご紹介します。
英熟語帳おすすめ3選
英単語帳と同じくらい種類が多い、英熟語帳。英熟語の勉強にはこの3冊の中から自分にぴったりの1冊を見つけてみましょう!
英熟語帳早見表
まずは今回ご紹介する英熟語帳がどのような人にオススメなのか、簡単にまとめました。
- 英熟語をさっと効率的に、素早く覚えたい!→ターゲット英熟語1000
- 丸暗記は苦手!イメージで熟語を理解したい!→システム英熟語
- 早慶上智など難関大志望!→解体英熟語
おすすめ英熟語帳その1:「ターゲット英熟語1000」
レベル:共通テストから国公立二次試験レベル
「ターゲット英熟語1000」は英熟語帳の王道。シンプルな構成で英熟語の意味を理解するには最適な参考書です。出題頻度の多い順番で掲載されており、勉強の成果が得点に直結します。
本書はページの左側に意味、右側に例文が掲載されています。そのため例文を通して熟語を覚えることができ、記憶に定着しやすい構成です。
また、英熟語帳の後半部分はテスト形式になっており、勉強した内容を実践できます。手のひらサイズの参考書で通学時にも持ち運びやすい一冊です。
「ターゲット英熟語1000」はこんな人におすすめ!
- 時間をかけずに英熟語を覚えたい!
- 赤シートによるテスト形式を徹底して英熟語を覚えていきたい!
- 共通テストから国公立二次試験レベルの英熟語を覚えたい!
おすすめ英熟語英熟語帳その2:「解体英熟語」
レベル:基礎から難関私立二次試験レベル
「解体英熟語」は、やり遂げればあらゆる大学の熟語に対応できる珠玉の一冊です。入試に出題される熟語のほとんどが収録されています。
英熟語帳の多くは熟語と例文が記載されているものが多いですが、「解体英熟語」は例文は少なく、代わりに穴埋め形式になっている英熟語帳です。そのため、暗記と同時に実戦演習もできます。
また、似た英熟語の構成や意味もまとまっており整理しやすいという特徴があります。
一方で、圧倒的な英熟語量であるがゆえに相当量の勉強時間が必要です。早稲田大学や上智大学、また英検準1級などハイレベルな英語の試験を受ける人にはぜひ取り組んでほしいですが、志望校がそれ以下の大学や国公立の場合、また時間が無い人は手を出さないようにしましょう
「解体英熟語」はこんな人におすすめ!
- 英熟語を極めたい!
- 早慶上智以上の難関大学志望!
- 問題形式で覚えたい人
この参考書については、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめ英熟語英熟語帳その3:「システム英熟語」
レベル:共通テストレベルから難関大学まで
「システム英熟語」は共通テストで7割くらいの人が、GMARCHから早慶レベルまで目指せるようになる英熟語帳です。
単に英熟語を覚えるのではなく、イラストを用いたイメージが用いられています。そのため、基本動詞と前置詞の組み合わせイメージで理解し、初見の英熟語でも意味を予想できようになります。
丸暗記が苦手で視覚的に英熟語の意味を捉えたい人にはおすすめの一冊です。
「システム英熟語」はこんな人におすすめ!
- イメージで英熟語を理解したい人!
- 難関国公立・早慶を目指している人
おすすめの英熟語帳がわかったら、使い方をチェック!
英熟語の攻略法はたった一つ、「短期間で何度も繰り返す」ことです。暗記は何度も反復することが欠かせません。短い時間でもよいので自分に合った英熟語帳に毎日取り組みましょう!
使い方のポイントは、「短期間でインプットとアウトプットを繰り返す」ということ!
英熟語は暗記メインとはいえ、ただ単に眺めて覚えようとするだけでは身につきません。覚えたものを実践してこそ自分の力になります。
そのため、英熟語帳を用いる際には「インプット→アウトプット」を一つのサイクルとして取り組んでいきましょう、
例えば、次のステップを守るようにしてください。
- Step1.
- ページごとに英熟語を暗記
- Step2.
- 英熟語の意味を答えられるか
- Step3.
- 赤シートで隠して意味をこらえられるか
- Step4.
- 覚えてなければその英熟語にマーク
- Step5.
- 同じ流れでページを進めていく
この流れを守ってください。
最も効率的にな勉強法は赤シートなどで意味を隠してテストをすることです。短期間で功利的に学習できます。
また、時間があるようだったら例文や英熟語を覚えてインプットし、その内容を頭の中で思い出したり、ノートに書いたり、他の問題集を解くなどしてアウトプットしましょう。
アウトプットは記憶への定着に有効です。英熟語といっても勉強法は英単語と同様です。勉強した内容が確実に定着しているかを確認しながら続けていきましょう。
英単語の勉強法はこちらです。
まとめ
英熟語を効率的に学ぶためには自分のレベルに合った英熟語帳を見つけるのが欠かせません。自分のレベルや目標に合ったものを選択しましょう。
そして必ずインプットとともにアウトプットを行いましょう。英熟語を一回で覚えることは難しいです。反復し着実に英熟語を覚えていくことで、入試に向けて実力を高めていきましょう。
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば英語の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
■ 参考書マップとは? ■
STRUXの「参考書マップ」は、受験までにやるべき勉強を「順番通りに」すべて洗い出したもの。「いつまでに」「どの順番で」勉強をすればいいかがひと目で分かるので、あとはこの通りに勉強するだけ!という状態になります。
- 「どの順番で」参考書に取り組めばいいかひと目でわかる!
- 「なぜこの参考書がおすすめなのか?」「かわりに使える参考書」もすべて紹介
STRUX参考書マップ公式LINEに登録することで、いつでも無料で見ることができます!
LINEに登録して参考書マップを見る