共通テスト英語のリーディングに取り組もうと思ったとき「時間配分、どうすればいいんだ?」と悩んだことはありませんか?そんな受験生の悩みを解決するために、今回は共通テスト英語リーディングの時間配分や解く順番、そして短時間で解く上でつまずくであろうこととその解決法を説明していきます。
共通テスト英語を時間内で解くコツは以下の動画でも解説しています!
共通テスト英語の時間配分と解く順番はこれだ!
まずは、共通テスト英語の時間配分と解く順番について説明していきます。ここに書いているものを守るだけで点数が向上するのでしっかりと確認してください。
共通テスト英語の時間配分について
時間配分で悩む受験生は多いですよね。そんな受験生に向けておすすめの時間配分を今から紹介します。
おすすめの時間配分は以下の通りです。
基本的には大問が進んでいくにつれて文章量は増えていくので、かける時間も長くなっています。ただし、第4問は長文の数が1つで、かつ分量もそこまで多くないので、かけられる時間は第2問より短くなります。
第1問は問題数も少ないので短い時間しか割り振られていませんが、第2、3、5問は第4問と比較して単語量、問題数が多いため時間が長めになっています。第6問に一番時間を割いているのは難易度、単語量ともにどの大問よりも多いからです。
また、従来のセンター試験と違い文法問題がないため、どこかの大問で時間短縮する、ということができません。この時間配分通りに解いていかないと制限時間が足りなくなる可能性が非常に高いです。
全体的に読む速度を上げていかないと時間切れになる確率が高いため、この時間配分を意識しながら模試等に取り組んでください。
解く順番のポイント、前の問題から順番に解くべし!
共通テストの英語は、基本的に第1問から解くようにしましょう。特に8割以上の点数を狙う人は、最終的には全ての問題に手を付ける必要があるので、前から順番に解いてマークミスを極力防ぐようにしていくのがおすすめです。
6割前後を目標点にするならば、配点の高い第4問以降から解いてみてもいいかもしれません。その場合はマークミスに気をつけながら問題を解いてください。
なかなか時間配分通りに解けない人に向けて
先ほど紹介した時間配分通りに解こうとしたけどなかなかうまくいかない、という受験生も多いのではないかと思います。その原因と対処法を説明していきます。
解答時間が足りなくなる人は何より「音読」!
1つ目は「そもそも長文が読むのが遅くて時間配分通り解けない」というパターンです。第6問までたどり着く前に制限時間になってしまうという人は、そもそも長文を早く読めるようにならなければなりません。そのためにしてほしいのが音読です。
音読のポイントは、ただ英文を声に出して読むのではなく、英文の意味を理解しながら読んでいくことです。そのためにはまず前提として英文にSVOCを振って意味を取れるようになっていなければいけません。そのため、まずは「英文解釈」の練習をしておき、今までに解いたことのある英語長文の問題集を使って練習することをおすすめします。
おすすめの問題集は「英語長文ポラリス」シリーズ。解答の部分にすべての文章のSVOCが割り振ってあるため、それを確認しながら音読の練習をすることができます。
SVOCを割り振った後は、自分が意味を読み取れる速度でゆっくり音読してください。慣れてきたら速度をあげていって、最終的には1分間で150単語読めるようにしましょう!
特定の大問だけ時間が守れない人はひたすら形式に慣れる演習!
「特定の大問だけ時間がかかる」「正答率が低いから時間をかけてしまう」という受験生はいると思います。そんな受験生は共通テスト対策問題集に取り組むようにしましょう。共通テスト対策問題集では各大問ごとにどういった対策をとればいいのかを知ることができるだけでなく、演習をすることができます。演習を積み重ねることで時間配分通りに解くことができるはずです。
時間内に解き終わるコツは「文章を何度も読まない」ようにすること
時間が足りないという人は、文章を何回も繰り返し読んでしまっていることが多いです。文章を読むのに一番時間がかかるから、文章は一度読むだけで済むようにすることが必要です。そのためには「先に問題を読んでおくこと、根拠が出てくるたびに問題を解いていくこと」が重要です。一回全部読んでそこから問題を解く、というやり方を避けるだけで時間内に解けるようになります。
英文を早く読むための練習については、以下の動画でも解説しています!
まとめ
今回は共通テスト英語の時間配分について説明していきました。最後に時間配分を確認します。時間配分は以下の通りです。
ここに書いてある通りの時間配分通り解くことで正答率が上がるはずです。そのためには普段から時間配分を意識して演習をすることがなによりも大切です。受験生の皆さん、時間配分どおりに解けるようにしましょう。
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