英語勉強法


【共通テスト英語】点数が取れなくてもあきらめるな、共通テスト英語6割を取る勉強法!

「共通テスト模試を解いてみたけど英語リーディングが全然解けない……。」そんな思いをしていませんか?今回はそんな悩みを抱えた受験生に向けて、まず「6割」を取ってもらうためにやってほしい勉強について説明していきます。

共通テスト英語で6割取れない人がまずはじめにやるべき2つのこと

共通テストで点数を取れるようにするために、まずはじめにやってほしいことが2つあります。それはずばり、単語と文法です。

いやいや、どっちも勉強していますけど……?

マルオ君と同じことを思った受験生もいると思います。しかし、残念なことに6割取れていない人は単語と文法の勉強が不十分な場合がほとんどなんです。どんな勉強をしたらいいのか気になっている人に向けて単語と文法の勉強方法を説明していきます。

単語は1日で100個覚えるべし!

突然ですが、皆さんは以下のどちらの方法で英単語の勉強をしていますか?

 A. 1日20個ずつ暗記しようとする

 B. 毎日100個すべての単語に触れる

Aを選んだ人は非常に危険です。

どうしてですか?B何ですか?毎日100語覚えるなんて無理だと思うんですけど……

Bの方法は1日に見る単語の量はAの5倍あって一見大変そうですが、5日間同じ単語に触れるので、繰り返す回数という点では圧倒的にAより多いです。英単語はこのように「短い期間で」「何度も繰り返す」ことではじめて覚えられます。科学的にも、何度も繰り返したものは短期記憶から長期記憶に移行して思い出しやすくなることが実証されています。

一方で、Aだと1つの単語を1日しか目にしていないので、単純に繰り返しの回数が少なく、それだけ忘れやすい状況になっているからです。恐らく、5日目には1日目に覚えたはずの単語のほとんどは記憶から消えている状況になっていると思います。そうなるとまた同じ単語の覚え直しです。

英単語は毎日100語取り組み、最終的に単語帳を最低でも3周するのが理想的です。毎日100単語を3周繰り返せば、だいたい2ヶ月で単語帳を一冊完璧にできます。

文法はインプット→アウトプットを徹底する!

英文法の勉強をしようと思っていきなり参考書を開いても何をしたらいいのか分からないですよね?もしくは、闇雲に問題を解いているだけになっているのではないでしょうか?そんな人はまず、英文法の勉強の流れを押さえてください。

英文法の勉強の流れは、「知識を頭の中に入れる→インプットしたものを定着させる→アウトプット」です。この流れを徹底しましょう。

インプットとは、文法知識を頭に入れること。その単元の文法はどうなっているのか理解するために「スタディサプリ」を活用しましょう。「スタディサプリ」は解説が丁寧なうえ、必要なことだけを理解しながら進めることができます。

文法書で勉強しちゃ駄目なの?

「Evergreen」などの文法書だと分厚すぎて、全てを理解するには時間がかかってしまいます。あくまでも、辞書のように英文法勉強の補助として活用してください。

インプットした後は、それを定着させなければいけません。理解した知識を定着させるために、文法書についている問題や「入門英文法問題精講」などの問題集を活用してください。ここでのポイントは「解答の根拠を必ず言えるようにしておく」こと。

そこまでやらないといけないの!?

「さっき勉強した単語だからこの選択肢」といった選び方をするだけだとインプットしたものが定着したとは言えません。必ず「このwhenは時や時制を示しているから現在形」といったように解答の根拠を言えるようにしましょう。

インプットしたものが定着したら、さらに問題を解いて正答率を高めていく「アウトプット」をしてください。アウトプットには「NextStage」や「Vintage」といった文法問題集を活用してください。正解率が低いようであればインプットの段階に戻ってもう一度勉強をし直しましょう。

共通テスト英語で6割取るには、単語・文法+「英文解釈」がカギ!

単語と英文法が完璧になれば、つぎ英文解釈を完璧にしましょう。英文解釈は長文を読むのに欠かせない能力です。解釈の勉強をしなければならない理由は、文の意味をかたまりごとに読み取れるようになるためです。かたまりごとに意味を読み取れるようになれば、長文をスラスラ読みながら意味を読み取れるようになります。詳しい勉強法はこちらをみてください。

あとは長文読解を繰り返し、取るべき問題を取ることで共通テスト英語で6割は安定!

センター試験と違い共通テスト英語リーディングでは長文問題しか出題されません。そのため、単語・英文法・英文解釈の3つの基本が完璧に身についていないと点数を取ることができません。その3つの能力が身についたら、後は長文読解をひたすら繰り返してください。長文問題を解いていくことで、身につけた3つの能力が長文内でどうやって活用されているのかを確かめながら解くようにしてください。

具体的にはどの問題が点数を取れるようになるの?

長文演習を繰り返していけば大問1A、2B、3B、5、6が取れるようになります。この大問の点数を合計すると64点になり、目標の6割を突破することができます。
逆にこの長文演習が曖昧な状態になっていると、単語を追いかけて読み解くことになり、点数が安定しません。具体的には「ポラリスシリーズ」などの参考書を使い、問題の解き方・長文を時間内に読む方法をきちんと身につけていきましょう。

まとめ

今回は共通テスト英語リーディングで6割を取るためにやってほしい勉強を説明してきました。まずは、単語では1日100語覚える、文法では知識を頭の中に入れる→インプットしたものを定着させる→アウトプットの流れでした。それを完璧にしたら、英文解釈を勉強して長文問題を解いていくことで6割は確実に取れるようになるはずです。

この勉強法で共通テスト英語リーディング6割を目指してください!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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