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【共通テストリスニング】センター試験と何が変わる?必要な対策は?

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【共通テストリスニング】センター試験と何が変わる?必要な対策は?

センター試験から共通テストへ移行することで、リスニングの問題がどう変わるか知っていますか?配点が50点から100点に変わることは有名なので皆さん知っているかもしれませんが、実は他にもいくつか大きな違いがあるんです。

センターとの違いを理解し、しっかりと共通テストにあった対策をしないと、なかなか点数は伸びません。この記事では、センターと共通テストの違いを解説した上で、どのように対策すれば良いのかまでお伝えします。

共通テストリスニングとセンターリスニングの違い

それでは早速共通テストとセンター試験で、リスニングは何が変わるのかを確認していきましょう。主な違いはこの5つです。

  • 「満点が変わる」
  • 「読み上げ回数の変更」
  • 「図表問題が頻出」
  • 「アメリカ英語以外も流れる」
  • 「複数選択問題がでる」

以下で詳しく確認していきましょう。

共通テストリスニングとセンターリスニングの違いその1:満点が50→100点に変更

センターからの1番大きな変更点が、「リスニングの配点の変更」です。センター試験はリーディング200点、リスニング50点という配点でしたが、共通テストからはリーディング100点、リスニング100点という配点に変わります。英語全体の点数に占めるリスニングの割合が25%→50%と2倍になっており、リスニングの重要性が増加。

また1問あたりの配点もセンターでは2点だったのが、3または4点に変更とこちらも約2倍になっています。1問、1問を丁寧に解くようにしましょう。

さらにセンター試験では、リーディングとリスニングを「独自の配点」で計算しているところがありましたが、その配点の仕方を共通テストから変えるところもあるので注意してください。基本的にはセンターの時と同じように「リーディング:リスニング=4:1」で計算する大学が多いですが、「3:1」や「1:1」などリスニングの比重を増やす大学も多数出てきています。
以下は「独自の配点」を用いている大学の一例です。

東京大学 リーディング140点・リスニング60点 東京都立大学都市環境観光科学(旧・首都大学東京) リーディング150点・リスニング50点 東北大学 リーディング150点・リスニング50点 筑波大学 リーディング160点・リスニング40点 京都大学 リーディング150点・リスニング50点

大学独自の配点について詳しく知りたい方はこちらをチェック!

共通テストリスニングとセンターリスニングの違いその2:問題の読み上げが1回だけになる部分がある

センター試験では問題文の読み上げが2回ありました。しかし共通テストでは大問2までは2回読み上げで、それ以降は1回のみ読み上げという形式に変わり、センターよりも難易度が上がっています

共通テストは、英語を実用的に使うことを目的に作成されているもの。そのためリスニングも読み上げを1回だけにすることでより実践に近づけるのだそうです。

読まれる英文の量が多い後半の設問で1回しか読み上げがされないため、高い集中力が求められます。またいくら集中しても、放送される英文の内容を全て覚えておくのは不可能ですので、適時メモを取るようにしましょう。

メモをとるといっても放送内容全てを書き取るのは不可能です。問題文を先読みしておいて解答に必要な要素だけをメモしましょう。

共通テストリスニングとセンターリスニングの違いその3:聞き取った情報と図表の情報を組み合わせる問題が頻出

リスニング 表 問題

共通テストではセンター試験では少なかった、「内容全体を把握し要点をまとめた上で解答を選ぶ力」が重視されるようになります。センターでは内容をピンポイントで聞き取ることが大切でしたが、共通テストではそれに加えて全体を把握し、内容をイラストと関連づけたり、図表の中で分類することが必要です。

解答の際には表の内容などを素早く読み取る必要があり情報処理のスピードが問われることになります。問5では、音声が流される前に問題文や表を読む時間が60秒間与えられますが、表の数が多く問題文もセンターと比べるとword数が多いため時間が足りません。

対策としては速読力を身につけると共に、英語を「ただ聞き取る」だけなく、「聞き取った情報からどんなことが分かるのか」を考えたり、「会話がなされている場面」を想像しながらリスニングを勉強したりするようにしましょう。

共通テストリスニングとセンターリスニングの違いその4:アメリカ英語だけでなく、イギリス英語や非ネイティブの英語も混じる

共通テストからはアメリカ英語だけでなく「イギリス英語や非ネイティブの英語」も流されるようになります。また実際のコミュニケーションの場面を意識して、センター試験よりも自然な英語の英語の読み上げ方となっており、慣れていない人は戸惑うことでしょう。

「アメリカ英語しか聞いたことがないです…」という人もいるかもしれませんが、しっかりとしたリスニング力が身についてさえいれば、聞き取ることは十分に可能です。わざわざ時間をかけて対策する必要はありませんので、時間のある人だけアメリカ英語以外の発音にも触れると良いでしょう。

色々な出身地の人の発音を聞くにはTEDというサイトが字幕もついていてオススメです。

TED 公式サイト

共通テストリスニングとセンターリスニングの違いその5:複数選択の問題がある

リスニング 複数選択 問題

センターではひとつの問いに対してひとつの選択肢を選べば良かったですが、共通テストでは「同じ選択肢を2回以上使える問題」や、「当てはまる選択肢を全て選択する問題」が出されます。これらの問題では完答時のみ点数が与えられるため、一部分だけ分かっていても意味がありません。消去法も使えなくなるため、しっかりと放送された内容全体を把握し、情報を細かく整理する力を身につけるようにしましょう。

センターと違う?共通テストリスニングの対策

勉強風景

センターと共通テストでリスニングがどう変わるのか分かったところで、共通テストリスニングで点を取るためにどう対策すれば良いのかを見ていきましょう。共通テストとセンターでは、「読み上げ回数の変更」や、「表やグラフを使う問題が頻出する」など問題形式の変更点は多々ありますが、流れる英文に難易度などの違いはほぼありません。

リスニングの問題を解くためには、音声をある程度は聞き取れることが絶対条件です。まずはセンターレベルの音声を聞き取ることができる基礎的なリスニング力を身につけた後で、共通テスト独自の問題形式に慣れていくようにしましょう。

共通テストリスニング対策その1:まずはセンターレベルの音声を聞き取れるようになろう

先ほども述べた通り、まずは基本的なリスニング能力を参考書で身につける必要があります。共通テスト用の問題集はまだ少ないですが、共通テストとセンターで流れる英文の難易度は変らないので、センターの問題集や過去問を使うと良いでしょう。
問題集を買ったらまずは問題を解いて答え合わせをします。ここまでは普通ですが、この後の作業が重要です。答え合わせが終わったら「ディクテーション」と「音読」を行いましょう!

ディクテーション

ディクテーションとは「英語の音声を聞き、それを書き取る作業」です。音声を流しながら書き取り、音声に追い付かなくなった、もしくは聞き取れない、というところは繰り返し再生し聞き取ってみましょう。そして終わったらスクリプトを見て、「聞き取れなかったところは何を言っていたのか確認」します。自分が聞き取れなかったフレーズは「ネイティブ特有の発音が聞けなかった」ということですから、繰り返し聞いて自分もその発音ができるようになりましょう。繰り返していけば必ず、今まで「聞こえるはずがない…」と思っていた英文まで聞き取れるようになるはずです!

音読

ディクーテーションの次は音読を行います。音読といってもただの音読ではなく、「オーバーラッピング」か「シャドウイング」と呼ばれるものです。と言ってもこの言葉を知らない人も多いと思うので、解説しておきます。

  • オーバーラッピング:スクリプトを見ながら、音声に合わせて発音すること
  • シャドウイング:スクリプトを見ずに、音声のすぐ後から追いかけて発音すること

最初はこれをやろうとしてもうまく発音できないと思います。ですが、何回もやるうちに英語の速さにも慣れ、ネイティブの正しい発音を体に染み込ませることが可能になるのです。一度自分が発音できるようになれば、次に聞いた時には必ず聞き取れるはずですので、上手くできなくてもくらいついてやってみましょう。

この「ディクテーション」と「音読」を繰り返しやっていけば、センターレベルの英文をある程度聞き取れるようになるはずです。そしたら次は共通テストの問題形式になれる対策を行いましょう。

「音読」の詳しいやり方はこちら!

リスニングの詳しい勉強法はこちら!

共通テストリスニング対策その2:共通テストの問題形式に慣れよう

センターレベルの英文を聞き取れるようになったら、いよいよ共通テストに特化した対策を行うようにしましょう対策すべきは主に「読み上げ回数が1回」「表やグラフを用いる問題」の2点です。読み上げ回数はセンターの過去問を1回しか流さずに問題を解いてみることでも対策できますが、表やグラフの問題はセンター過去問では対策できませんいくつか出ている共通テスト予想問題集を使うのが1番良いでしょう。

オススメの問題集は「Z会共通テスト実戦模試(2)英語リスニング」です

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表やグラフを結びつけて考えるといった問題が収録されていて、読み上げ回数も共通テストに対応して1回と2回が混在した形になっています。問題を解く際には「メモを取ること」や、「聞こえてくる音声情報から何が分かるのかを常に考える」ことを意識しましょう。問題は5回分しかないので直前期の最後の仕上げに使うのがオススメです。解き終えた後には音読を必ずすることも忘れずに!

共通テストリスニングの詳しい勉強方法はこちらをチェック!

まとめ

共通テストリスニングとセンターリスニングの違いが分かりましたか?共通テストに移行することで、配点や表の読み取り問題が出るなど問題形式が大きく変更になります。先ほども書いた通り、放送される英文の難易度はセンターと変わりませんので、まずは基本的なリスニング力を身につけた上で、表を使った問題などに取り組むようにしましょう!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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