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【共通テストリスニング】各設問の傾向と対策を徹底解説!

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皆さん、共通テスト英語の対策はバッチリですか?共通テストではリスニングの配点が100点満点とセンター試験の2倍です。英語200点満点のうちの5割を占めることになるのでリスニングでもしっかりと点を稼ぐ必要があります。

満点が倍になったことで大問数もセンターは4つでしたが、共通テストでは6つに変更となり、新傾向の問題も出されるため、従来のセンター試験対策では不十分です。

この記事では共通テストリスニングを各設問ごとに徹底分析し、その対策をご紹介します。

*この記事は第1回、第2回試行調査と市販の予想問題集の内容を元に作成されています。

共通テストリスニングの設問構成

それでは早速、共通テストリスニングの設問構成を見てみましょう。

問 問題内容 配点 読み上げ CEFR レベル 1A 聞こえてくる英文の内容にあう文章を選ぶ 3点×4 2回 A1 1B 聞こえてくる英文の内容にあう絵を選ぶ 4点×3 2回 A1~A2 2 短い対話を聞き、質問に対する適切な絵を選ぶ 3点×4 2回 A1~A2 3 短い対話を聞き、質問に対する適切な答えを選ぶ 4点×4 1回 A1~A2 4A 説明を聞き、図表を完成させる 4点×2 1回 A2~B1 4B 複数の情報を聞いて、最も条件にあう答えを選ぶ 4点×1 1回 B1 5 講義を聞き、質問に対する適切な答えを選ぶ 4点×5 1回 B1 6A 長めの対話を聞き、質問に対する適切な答えを選ぶ 4点×2 1回 B1 6B 長めの対話を聞き、質問に対する適切な答えを選ぶ 4点×2 1回 B1

(*CEFRは外国語の学習者がどのレベルまで習得しているかを判定する際の国際的なガイドラインです。A1は英検3級から準2級、A2は英検準2級から2級、B1は英検2級から準1級程度のレベルを表します)

共通テストでは大問数がセンター試験よりも2問多くなって6問になります。読み上げの回数もセンター試験はどれも2回でしたが、共通テストからは2回と1回が混在する形です。

共通テストリスニング設問別分析

続いて各大問ごとに詳しく分析していきましょう。

問1:聞こえてくる英文の内容にあう文や絵を選ぶ

問1では、日常生活において必要となる基本的な情報を聞き取り把握する力が求められます。短い英文(20words程度)を聞いて内容にあった文か絵を選ぶ問題で、簡単なので全問正解を目指しましょう。

これ以降の問題にも共通しますが、リスニング問題に正解するには英語の音声が聞き取れるだけでなく、文法・語法の知識も必要です。この問題のスクリプトを見て、内容がすぐに分からないという人は、まずは文法、語法を完璧にするようにしましょう。

問2:短い対話を聞き、質問に対する適切な絵を選ぶ

イラスト 問題 リスニング

問2では身の回りの事柄に関する短い対話(30words前後)を、場面の情報とイラストを参考にしながら聞いて、状況を把握する力が必要です。センター試験の問1と似ています。ただセンターでは質問内容が問題用紙に示されていた他、数字や時刻が問われることが多かったですが、この問題ではそれらが無くなり、代わりに場面の情報が問題文に書かれ、答え方もイラストを選ぶ形式になりました。

問1と同じく簡単な内容なのでなるべく全問正解しましょう。

問3:短い対話を聞き、質問に対する適切な答えを選ぶ

問3でも問2と同じように、身の回りの事柄に関する短い対話(50words前後)を、場面の情報を参考にしながら聞き取ることを通じて、概要を把握する力が問われます。第二問との違いは、word数が若干増えた点と、選択肢が絵ではなくて文になった点のみです。センターの第一問と同じく、時刻の聞き取りや簡単な計算が必要になる問題が出されますので、英語での時刻や数字表現、その計算に慣れておきましょう。

問4A:説明を聞き、図表を完成させる

表 読み取り 問題 リスニング

問4Aは「説明を聞いて図表を完成させる」問題です。説明を聞いて図表を完成させたり、分類や並べ替えをすることを通じて、必要な情報を聞き取り話し手の意図を把握する力が問われます。試行調査では、学生が好む間食に関する調査結果や作業を行うための指示、チーム分けの方法などのテーマで出題されています。

問題は1回しか流れないので、内容を忘れないようにメモを取ることが重要です。全ての情報をメモしようとするのではなく、前もって問題文と表の内容を見て解答に必要な情報は何かを判断し、求める情報だけをメモする訓練を日頃から積んでおきましょう。

問4B:複数の情報を聞いて、最も条件にあう答えを選ぶ

問4Bは複数の情報を聞いて、状況・条件に基づき比較して判断する力が問われます。試行調査では、複数のボランティアスタッフ応募者の自己紹介を聞いて,最も条件に合う人を選ぶ問題などが出されました。

問題ページに表が用意されており、そこに流れてくる情報を記入していくことで答えが導けるようになっています。メモに集中して情報を聞き逃さないように注意しましょう。話者には非ネイティブも含まれており、グローバル言語としての英語を意識していると考えられます。独特の訛りなどがあるため、普段から非ネイティブ以外の発音にも触れておくことが重要です。

問5:講義を聞いて、最も条件にあう答えを選ぶ

リスニング 大問5問5では、身近な話題に関する講義をメモを取りながら聞いて概要や要点を捉えたり、聞き取った情報と図表から読み取れる情報を組み合わせて判断する力が問われます。

状況と問いを読み込むための時間が60秒与えられますが、読み取るべき情報は時間の割に多くて大変です。選択肢の英文が長めのこともあるので、リスニング力だけでなく速読力も必要になってきます。素早く内容を理解し、分かりにくい箇所には日本語で内容を記したメモを残しておけると良いでしょう。

問6A:長めの会話を聞き、質問に対する適切な答えを選ぶ

問6では身近な話題に関する対話や議論を聞いて、必要な情報を把握したりそれらの情報を統合して要点を整理、判断する力を問が問われます。

長い英文を聞き取るだけでも大変ですが、適時メモを取るなどして意見の大まかな内容を把握し、複数いる話者がそれぞれどの立場に立っているかを理解しないといけません。

対策としては、予想問題集を使用して同じような形式の問題に慣れておくのが1番良いでしょう。

問6B:長めの会話を聞き、質問に対する適切な答えを選ぶ

問6Bは、問6Aと似たような内容です。ここでは身近な話題に関する議論を聞いてそれぞれの話者の立場を判断し、意見を支持する図表を選ぶことを通じて、必要な情報を把握する力や、それらの情報を統合して要点を整理する力が問われます。

問5と違って表を読み取る時間は設けられていませんので、設問について日本語の解説が流されるわずかな時間の間に、表の大まかな内容を把握するしかありません。

共通テストリスニングの対策

勉強風景

ここまで各大問ごとに詳しく内容を分析してきました。最後にこの分析を元に共通テストリスニングの対策を考えましょう

共通テストリスニングの対策その1:問3までの問題は確実に正解しよう

問3までの問題は、難易度がセンターの大問1と同程度のいわゆる「サービス問題」で、問題文も問1と問2は2回流されます。この3つの大問で50点とリスニング全体の半分の点数を占めますので、これらの問題は満点近い点数を狙いたいところ。これ以降の問題は読み上げ回数も1回ですし、表の読み取りがあったりと難易度がグッと上昇するので、問3以前の問題で苦戦しているようでは太刀打ちできません。

問3までで点数が取れないという人は、リスニングの基礎が出来上がっていないといえるので、下の記事を参考にして基礎から身につけるようにしてください。

共通テストリスニングの対策その2:メモをとる力を身につけよう

共通テストでは、情報量が多くなる後半の問題が1回しか読みあげられません。放送された内容を全て覚えておくことは不可能ですので、情報をメモしておく必要があります。ただ全ての情報をメモしようとするのは難しいので、問題を読んで解答に必要な情報をあらかじめ把握し、解答に使う部分だけをメモするようにしましょう。

またメモすることに夢中になって大事な情報を聞き逃してしまったり、後から見たら意味不明なメモをとってしまっては意味がありません。記号をうまく使ってメモの時間を省略したり、話者ごとにメモのスペースを分割するなどして見やすいメモをとることを心がけましょう。

記号としては以下のようなものが挙げられます。

  • 場所を表す:@
  • 同等を表す:=
  • 対比を表す:⇔
  • 増加を表す:↑

実際に英文を聞きながらメモをとる練習をして、これらの記号を使いこなせるようになりましょう。

共通テストリスニングの対策その3:選択肢や図を先に読んで、情報を素早く把握・整理できる力を身につけよう

センター試験では内容をピンポイントで聞き取る力が大切でしたが、共通テストではそれに加えて全体を把握し、内容をイラストと関連づけたり、図表の中で分類する力が必要です。第4問以降は英文が読み上げられる前の限られた時間で、図表の情報を読み取らないといけませんし、英文が読み上げられている最中も内容を頭の中で分類して、表のどの部分に当てはまるのかを素早く判断する必要があります。

対策としては、英語を「ただ聞き取る」だけなく、「聞き取った情報からどんなことが分かるのか」を考えたり、「会話がなされている場面」を想像しながらリスニングを勉強をするようにしましょう。

共通テストリスニングの予想問題集で設問ごとに対策しよう

共通テストリスニングの各大問の特徴や対策が分かったら、共通テストの予想問題を実際に解いてみましょう。オススメ問題集は「Z会共通テスト実戦模試(2)英語リスニング」です。

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この問題集は試行調査を徹底分析した上で、本番で出題される形式に近いであろうオリジナル問題を5回分収録しています。本番と同じく2回読み上げと1回読み上げが混在する形になっていて、本番さながらの練習を行うことが可能です。

まとめ

センター試験から共通テストになることで、リスニングの配点が上がるだけでなく、読み上げ回数が1回になるなど難易度も上がることになります。しっかりと対策しないと本番で絶対に太刀打ちできませんが、逆にしっかりと対策をすれば本番で満点や高得点を取ることも十分に可能です。この記事を参考に対策を進めていきましょう!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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