英語勉強法


【共通テスト英語】センター試験とどう違うの?対策の仕方も違うの?これさえ読めば疑問解決!

2022年時点で共通テストはまだ2回しか開催されていません。

歴史のあるセンター試験よりも、まだ情報が今後変わる可能性もあるため、

「センター試験と共通テストの違いが今ひとつよくわかっていない」
「共通テストって今までと何が違うの?」

という悩みを持つ方もいるでしょう。

この記事では、英語のセンター試験と共通テストで「設問や配点がどう変わったのか?」「対策の仕方は違うのか?」といったところについて分かりやすく扱っていきます。

共通テストとセンター英語の違いについては以下の動画でも詳しく解説しています!

「共通テスト英語」と「センター試験英語」で変わったところ

共通テスト英語とセンター試験の変わった部分は大きく4つです。

  • 配点が「リーディング:200点→100点」「リスニング:50点→100点」に変更される
  • アクセント、文法問題がなくなる
  • 問題文が英語になる
  • 長文の傾向が大幅に変わる

中身を確認して、気をつけるべき点をチェックしていきましょう。

配点が「リーディング:200点→100点」「リスニング:50点→100点」に変更される

リスニングの配点が非常に大きくなったため、今まで以上にきちんと対策しておかねばなりません。

ただし、1:1で英語の得点を判断しない大学も存在します。

例えば、「東京大学はリーディング:リスニング=7:3」「京都大学は3:1」というイメージです。

中には、京都府立大学公共政策学部のように「得点比率が91:9」と極端な大学も存在します。

そのため、必ず志望校の「リーディング:リスニング」の比率は確認しましょう。

アクセント、文法問題がなくなる

センター試験では、第1問に発音・アクセント問題、第2問に文法・語法問題が出題されていましたが、共通テストの英語では廃止されました。

しかし、文法問題が出題されないからといって「英文法の勉強はしない!」と考えるのはやめましょう。

英文法は英語の勉強の基礎ですから、必ず取り組むようにしましょう。

発音・アクセント問題も出題されません。

発音やアクセントに関しては、リスニング対策でCDを聞く・シャドーイングやディクテーションをする際の確認のみにしておき、「Vintage」などに掲載されている発音・アクセントを覚える時間はとらないようにしましょう。

共通テストのリスニング対策に関しては、以下で詳しく解説しています!

アクセントと文法問題がなくなったことで、リーディングは全問「長文読解」になりました。

そのため、今まで以上に長文の対策を入念にしないといけません。詳しい共通テスト英語対策法についてはこちらを確認してください。

問題文が英語になる

今までは問題文が日本語だったため、何を答えればいいのか瞬時に理解できました。

しかし問題文が英語になると、何を問われているのかがわかりづらくなり、慣れていないと途端に難しくなります。

下図が実際に2022年の共通テストで出題された英語の問題文です。

 

英検の問題や共通テストの過去問を解くことで、「問題文が英語」という状況に慣れておくようにしましょう。

長文の傾向が大幅に変わる

出題される長文も今まで以上に幅広くなります。

今までは「1つの文章を読んで問いに答える」というオーソドックスな長文問題も混ざっていたのですが、共通テストになってからはそのような問題が少なくなりました。

代わりに増えたのが「ポスター・図の読み取り」をさせる問題です。ポスター・図が存在することに伴い文章量も増加しています。

その結果、速読力が今まで以上に求められることになりました。

速読対策のキホンは音読です。詳しいやり方はこちらに載っているので、確認しておきましょう。

「共通テスト」と「センター試験」で配点も大きく変わる

リーディングの点数が変わったので当然配点も変わりました。センター試験との比較表は以下の通りです。

大問 センター(配点) 共通(配点)
第1問 発音アクセント(14) 書籍情報・Webサイトの読解(10)
第2問 文法(47) 施設案内文・記事の読解(20)
第3問 文削除、会話文など(33) ブログ・雑誌の読解(15)
第4問 図表読解など(40) 複数のブログ記事読解(16)
第5問 小説・エッセイ読解(30) 伝記文の読解(15)
第6問 評論読解(36) 論理的な文章の読解(24)

※2022年共通テストより

後半の大問になるにつれて配点が大きくなるのはセンター試験と同じなのですが、リーディングについては1問あたりの配点が2~5点と、センター試験よりも1問の重みが減っています。

場合によっては、解けない問題が出てくる場合もあると思うので、そのときにこのことを思い出して時間をかけすぎないようにしましょう。

「共通テスト」と「センター試験」の対策の違い

共通テストとセンター試験で出題内容が大幅に変わったことにより対策も変化します。大枠の対策は変わっていないのですがここが今までの対策と違うポイントを2つ説明します。

文法・アクセント対策は不要

1つ目は、文法・アクセントの対策が不要になったことです。

今までであれば「Next stage」や「Vintage」のような分厚い文法書を何周もして、文法問題に慣れるのが一般的でした。

しかし、文法問題は出題されないため今までのような量をこなす必要性がなくなりました。

とはいえ、文法の勉強が不要な訳ではなく「Evergreen」「スタディサプリ」などを通じて文法の基礎を抑えましょう。アクセントに関しては勉強の必要性はありません。

英文に今まで以上に慣れる

問題文が英文になったことで、冊子に存在する英単語の数が今まで以上に増えました。

そのため、今まで以上に英文を読む速度が求めらます。

対策としては、漠然と英語長文の勉強をするだけではなく「英語検定」や「TOEIC」など、問題文が英語のものも演習で活用して、今まで以上に英文に慣れるようにしましょう。

まとめ

センター試験と共通テストの違いは分かったでしょうか?もう一度4つの変更点を確認をします。

  • 配点が「リーディング:200点→100点」「リスニング:50点→100点」に変更される
  • アクセント、文法問題がなくなる
  • 問題文が英語になる
  • 長文の傾向が大幅に変わる

センター試験とは異なった試験になりますので他の記事も読んで共通テストについての理解をより一層深めてください。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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