- 案件
学校の英語の授業、聞かなくていいですか!?
学校の英語の授業、聞かなくていいですか!?
戦略01
授業時間の有効活用のコツは「内職」
皆さん、授業中内職はしていますか? 内職と言っても、スマホ見たりマンガを読んだりするのではなく、勉強をする内職です。
実はこの内職をこなすことで授業時間を有効活用できるんです。
それはなぜか。理由は主に以下の2つです。
- 授業の質が悪いorレベルが合わないケースが多い
- 勉強する力を向上させる
1つ目の理由は「授業の質が悪いorレベルが合わないケースが多い」。ひたすら教科書を読み上げるだけの先生とかっていますよね。あと難しすぎて全然授業で何言っているのかわからないケース。
こんな授業を受けて眠くなって寝るくらいならば、内職をして勉強していたほうが実力ははるかにつきます!
2つ目の理由は「勉強する力を向上させる」。というのも内職は、教室で周りがうるさかったり、先生のしゃべり声が聞こえてきたりしますよね? 時には隣の友達から話しかけられたりします。
でも周りがうるさい状況で内職をすることで、勉強するためには不可欠な集中力が身につきます。
さらに言えば、毎週同じ時間に同じ教科の内職をすることで、勉強する習慣を身につけられます。
戦略02
学校の授業を受験に生かす方法
このページを見ている皆さんはきっと、「あんな質の低い学校の授業なんて受けてられないよ!」とか、逆に「あんな難しい内容、今まで勉強してこなかった私が聞いても意味ないよ…」といった悩みを抱えていることでしょう。
先に言います。学校の授業中内職したっていいんです!
今回は「学校の授業を有効活用できてない」というような悩みを抱えた皆さんに、「学校の授業時間を受験に生かす方法」を説明していきたいと思います。
学校の授業の位置づけ
ここで皆さんに質問です。
学校の授業は受験に役立つのでしょうか?
答えは「ある程度までは役に立つ」ということになります。もっと具体的にいうと「各志望校別の勉強以外の部分までは」役に立つのです!
学校の授業は基本的に「生徒全員を対象にした授業」です。
皆さんの英語のクラスにはいろんなレベルの人がいることでしょう。もしかしたら東大・京大をはじめとする難関国公立を目指す一方で、日東駒専レベルの私大を志望する人もいるクラスからもしれません。
そのため学校の授業はどうしても「どの大学の受験でも共通して必要になる力を養成する」ことを主眼に置いた授業にならざるを得ないのです。
ですが、逆に言えば授業で「英語で不可欠な基礎力」を身につけることができるのです。
授業時間を有効活用する方法
そうは言っても、
のように、明確に自分のタイプがわかる人は多くないはず。下に参考を乗せたので参照してください。
タイプAの活用法
このタイプは、マルオをはじめ、これから勉強を頑張っていこうと思っている皆さんが当てはまります。
きっとやる気のない学校の先生の授業を受ける気にはならず、普段も英語の勉強はしない。そんな皆さんにとって「効率の良い授業の活用法」とは何でしょうか?
それは【毎週決まった時間に決まった勉強をする習慣を身につけるトレーニングに使う】です。これは「学校の授業を毎回受けろ!」と言っているわけではありません。「決まった授業時間に決まった内職をしよう!」ということです。
タイプAの皆さんは、今まで英語もほかの教科もまともに勉強したことがない!!というような方だと思います。そんな皆さんは「基礎力どうこう以前に、自ら進んで学習する力が身についていない状態」です。
そもそも学校の英語の授業の質が低く、聞いていても実力がつかない場合、自ら学習することでしか成績は伸びません。
でもそんなときに「自分で勉強なんてしたことない…」となってしまったら?? いつまでも成績が上がらない! そんなことは避けたいですよね。
そんな皆さんにおすすめな授業活用法が、「毎回英語の授業では決まった内職をする」という活用法です。授業は毎週どの時間にどの教科の勉強をするか決まっているため、勉強のリズムを作るのに最適だといえます。
ですから、勉強をする姿勢が身についていない皆さんはまず英語の授業時間をすべて使って①毎週、②決まった時間に、③決まった勉強をすることを身につけましょう。
タイプBの活用法
学校の授業のレベルは高くなくても、自分で学習したり塾に通ったりして比較的高い成績を収めている皆さん。
このような皆さんは「基礎力はまだまだ強化する余地があるが、自分で学習する力はついている状態」でしょう。
皆さんに必要なことは、「更なる基礎力の強化」(例:一通り学習を終えた文法事項の復習・一周を終えた単語帳の見直しなど)といえます。そこで考えられる授業活用法は2つ。
- 授業を聞いて、基礎力をつける
- 授業を聞かず内職をして、基礎力をつける
これはすべての英語の授業で「(1)をしたほうが良い」、「(2)をやろう」といったことではありません。大切なのは「英語の基礎力をよりつけるためにより良い選択肢を取る」ということ。
具体的な基準はありませんが、学校の授業を聞いたほうがためになると思った場合は授業を聞き、そうでなければ内職をして力をつけましょう。
それでもあえて軽い基準を述べるとしたら、
- 授業の質
- 授業についていけるか
で判断しましょう。質も高くて授業についていけるならば、まじめに授業を受けましょう。それ以外の場合は全力で内職をしましょう。
タイプCの活用法
このタイプは、学校で高いレベルの授業を受けている一方で、自身は普段授業も聞かず、塾にもいかないような皆さんに多いかと思われます。このような皆さんはタイプAの皆さんと同じく「基礎力どうこう以前に、自ら進んで学習する力が身についていない状態」です。
そんな皆さんにおすすめできる授業の活用法は以下の2つです。
- 授業を聞いて、基礎力をつける
- 授業を聞かず内職をして、基礎力をつける
どちらの活用方法を取ったほうが良いのか。授業の質が比較的よくそれにある程度ついていけるのであれば(1)の勉強方法が、より効率よく基礎力をつけ学習習慣を身につけることができます。
その一方で中には「公立校で進度遅いし…質も悪いし…」といった方や、「いやいや進学校だけど自分の英語力じゃ、なんもわからんわ」といった方も多いと思います。そういった皆さんは(2)の勉強法を取ると良いでしょう。
タイプDの活用法
このタイプは、学校で高いレベルの授業を受けており、その授業を真面目に聞き課題にも取り組んでいる、もしくは予備校などに通うことで高い成績を維持している皆さんに多いでしょう。
そんな皆さんは基本的に「基礎力も一定水準あり、自ら進んで学習する力も身についている状態」といえます。
そんな皆さんにお勧めできる授業の活用法も、タイプB・Cと同じ2種類です。
- 授業を聞いて、基礎力をつける
- 授業を聞かず内職をして、基礎力をつける
そしてどちらの活用法を取ったほうがいいのかの基準についてですが、「英語の授業の質・レベルが高くて学びが大きい」というような方は(1)のやり方で良いでしょう。
一方で「英語の授業の質・レベルが自分には低すぎる」といった方や、「自分の不得意な分野に絞った勉強をしたい」というような皆さんは(2)の勉強法が良いでしょう。
まとめ
- タイプA:内職をする
- タイプB:授業を受けるor内職をする
- タイプC:授業を受けるor内職をする
- タイプD:授業を受けるor内職をする
戦略3
具体的な授業の聞き方・受け方
ではここからは「授業を聞いて、基礎力をつける」方法を伝えていきます。
解説するのは以下の4つです。
- 授業の予習について
- 授業中の受け方について
- 復習の仕方について
- テスト勉強の仕方について
授業の予習について
お悩み相談①予習する必要ある?
お悩み相談②予習ってどのくらいきちんとやるべき?
具体的なやり方としては、一回目は何も見ずに問題を解ききってみる、二回目は辞書・参考書などを見ながら解きなおしてみる、という2段階を踏むと良いでしょう。
一回目に何も見ずに解くべきなのは、受験本番はすべて自分の力で解かざるを得ず、受験までにすべての単語や文法は暗記することができずに本番を迎えるからです。そのため知識不足の中でも答えを出す練習をすることで入試でも通用する力が身につきます。そして二回目に知識を確認したうえで解きなおしましょう。
お悩み相談③予習にどれくらい時間をかける?
お悩み相談④わからない単語は全部調べる?
受験で覚えなくてはならない単語は限られています。答えを出すのに必要となる単語などは調べておきましょう。またその単語についてはきちんと暗記をしましょう。
また長文などでは、文章の意味が分からなくなる場面があると思いますが、その時はわからなくなった場面で出てきていた知らない単語については調べておくと良いでしょう。
授業中の受け方について
お悩み相談①板書ってメモする?
お悩み相談②学校で配られるプリントって有能?
考えてみてください、学校の先生がたった数十人・百人の生徒のために無料で作ったプリントと、予備校の講師などが全国の高校生のためにお金をかけて作った参考書、どちらがより質が高いでしょうか。ほとんどの場合、後者ですよね。ですから基本的は学校の授業のプリントは利用しなくてよいでしょう。
お悩み相談③授業で出た単語・文法はすべて覚える?
ただし、すべて覚えなくていい、というわけではありません。授業ではとても重要な単語・文法を扱っているはずです。そのようなものは単語帳・文法の参考書などにも載っているはずですから、単語帳などで確認すると良いと思います。
復習の仕方について
お悩み相談①そもそも復習すべき?
そもそも授業の形態は大きく二つあります。1つ目は知識の解説形式。2つ目は実践演習とその解説です。
知識の解説をする授業については復習をする必要があります。なぜならば新しい事項は一回学習しただけだは身につかないからです。復習をすることで、新しい知識が定着しますのでしっかり復習をしましょう。
実践演習の授業については基本的に授業の復習は必要ないでしょう。なぜならばきちんと予習をした状態で授業を受けているor授業で解いた問題を解説してもらうことをこなしていれば、授業中に復習が完了しているはずだからです。ただし必要があると感じた場合にはやるといいでしょう。
お悩み相談②復習ってどうするの?
1つ目は「覚えた内容を自分がほかの人に解説するようにして声に出してor書いて説明する」という方法です。そして2つ目は「解いた問題をもう一回解く」という方法です。
1つ目の方法は知識の解説形式の授業の復習に効果的です。これには初めて文法事項を学ぶときや、和文英訳を自宅でやってきて授業で採点してもらうような授業形式が当てはまります。声に出したり、書いたりして説明をすることで、授業で習った知識が格段に早く定着するようになります。
2つ目の方法は実践演習とその解説がメインの授業の復習に効果的です。これは授業時間内に文法問題を解いたり、長文を読んだりするような授業形式が当てはまります。できれば一度解く前にコピーなどを取り、まっさらな状態でもう一回解くと良いでしょう。
お悩み相談③どのくらい復習に時間をかけるべき?
テスト勉強の仕方について
お悩み相談①テスト勉強ってすべき?
文章の復習は授業が終わって記憶の新しいうちにしたほうが、収穫できるものは多いはずです。ですので、テスト前になったからといって急に授業で扱った問題を復習するくらいなら、普段から復習するようにしましょう。
そもそもテスト前に勉強して点数をとっても、そのあとにやったことを忘れてしまっていては勉強をした意味はなくなってしまいます。目標はあくまで志望校に合格すること。これをわすれないようにしましょう。
お悩み相談②それでもテスト勉強したい!
- 長文読解で授業と同じ文章が出てくるケース
- 授業で扱った英文を読み直す
- 問題を解く
- 答え合わせをして日本語訳を読んでおく
- 和文英訳が出てくるケース
- 授業で扱った和文英作文の模範解答を読む
- 読んだ内容を一字一句たがえないように思い出す
- 覚えていたら次の問題に進み同じことを繰り返す
- 一周を途中で戻ることなく終え、二周目をする
長文読解の勉強法について知りたい!
英語長文勉強法
和文英訳の勉強法について知りたい!
和文英訳勉強法
お悩み相談③
なぜ間違ったのか(例:この単語が分からなかった、この構文を見抜けなかった、この文法事項を忘れていた)をしっかり把握し、二度と同じミスを繰り返さないように定期的に見直すことが大切です!! …とはいっても、人間は忘れてしまう生き物なので、間違った事項をノートにまとめるなどをすると効果的です。
戦略04
具体的な授業の内職の仕方
ここからは、どうやって内職をするのかを下の2つをもとに、見ていきましょう。
- 授業中の内職するときに気を付けること
- 内職に向いている分野とその勉強法
授業中の内職するときに気を付けること
ここでは英語の授業中に内職をする上で気を付けるべきことを羅列していきます。
・内職する教科は英語にする
内職をすることを良しとしない先生は多いはず。ですが英語の内職ならば…と許してくれる先生も多いはず。
・思考系の勉強ではなく、暗記系の内職をする
授業中は思考系の勉強は向いていません。内職は先生にばれないか気を配り、また当てられる可能性を考えたりします。隣の席の友達から話しかけられたりするかもしれません。邪魔が入りやすい場所では長い時間集中する必要がある思考系の勉強は向かないのです。具体的には長文読解や自由英作文などが向いていないものです。
その一方で暗記系の分野は、短い時間の集中で済むものなので、集中が長く続かない授業中の内職に向いているといえます。具体的は単語暗記や文法問題などです。短い時間でしっかり集中することで英単語や英文法の力をつけましょう。
・その時間にやる量を決めておく
授業中に、時には友達とおしゃべりをしたり、絵しりとりをしたり、昼寝をしたくなると思います。それは僕もです。それを防ぐのが「今日この時間でここまで覚える」と決めておくことです。
まとめ
- 内職する教科は英語にする
- 内職する教科は英語にする
- 思考系の勉強ではなく、暗記系の内職をする
- その時間にやる量を決めておく
内職に向いている分野とその勉強法
では具体的にはどのような分野で内職をすればよいのでしょうか。それは以下の3つです。
- 単語
- 文法
- 和文英訳
この三つについての具体的な勉強方法についてはそれぞれの勉強法のページを見てください。
英単語の勉強法について知りたい!
英単語勉強法
英文法の勉強法について知りたい!
英文法勉強法
和文英訳の勉強法について知りたい!
和文英訳勉強法
まとめ
今回のページで抑えておいてほしいことはこれ!
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