英語勉強法

長文読解勉強法|英語が読める!問題が解ける!勉強法のポイント

「大学受験オンライン戦略会議」、略して「オン戦」では、学習塾STRUX塾長である綱島将人監修のもと、第1志望校合格のための勉強法や勉強に関するコラムを、"受験計画"を通してわかりやすくお伝えしています。高校生のマルオをはじめとするキャラクターたちと、合格への"最短距離"をすすんでいきましょう。

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長文読解の勉強が全く分からない人でもたった75日で 早慶の長文がすらすら読めるようになります。

入試で配点の高い長文読解。「配点が高いからちゃんと点数がほしい……」とおもっていても、なかなか読めるようにならない!なんて人も多いのではないのでしょうか。今回は、ニガテ意識を持つ人も多い、長文読解の勉強法を紹介しています。これこそ最短かつ最適な長文読解の勉強法!英語長文が「速く」「正確に」読める・解けるコツがわかります。

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  • 案件04
    長文読解が面白いほどできません。

赤神先生、今日学校で長文問題をやったんだけど、全然解けなかったです……。全部読み終わらなかったし、解いた設問も全然あってませんでした……。

早稲田大学 政治経済学部 2016年度 第一問

出典 “Gained in Translation, “The Economist(May 17, 2014), and David Edmonds, Would You Kill the Fat Man?
©The Economist Newspaper Limited ,London

ああ、これは2016年度早稲田大学政治経済学部の大問1の長文だな。
(問題文見ただけでわかっちゃうのかよ。。。)赤神先生、これぶっちゃけ本番どれくらい解けないといけないんですか?
そうだな……この問題なら正答率7~8割はほしいな。
えええええ!そんなのムリですよおお。
そう案ずるな。僕が今から君に「長文読解をマスターする勉強法」を教えてあげよう。実際に過去僕が教えた大学(長文の大学)の合格者も実践していた勉強法だから効果は抜群だろう。
ぜひとも教えてほしいです!
少々ハードなレクチャーだ。ついてこれるか?
はい!頑張ります!
いい返事だ。「長文読解できずして受験英語は突破できない」と言っても過言ではないからな。今回は、長文を「読む」&「解く」コツから、詳しいレベル別勉強法記事の紹介、さらに「わからない単語ってどうするの?」などの疑問にも答えていくぞ!
はーい。

ペン画像戦略01
長文を「時間内に」「正確に」読むための勉強法!

この案件を見ているということは、きっとあなたは長文問題をうまく解けるようになりたいと思っているはず。

では、まず長文読解はどうやったら上達するのか?ということを考えてみましょう。

実際、長文読解に関するお悩みはこの二つのどちらかであることが多いです。それは、

  1. 「長文を読みきれない」…単語がわからない、スピードが足りないなど。
  2. 「問題が解けない」…文章の意味はだいたいわかるのに、問題に答えることができないなど。

の2つです。

この戦略1では、「(1)長文を読みきれない」を解決する勉強法について紹介していきます。

まずは長文を読みきるための解説だ!!

1. 長文を読みきるための2つのポイント

長文を試験中に読みきるためには、「正確に」「速く」読むということが必要です。

速く読んでも間違って内容を理解していたらいけませんし、正確に理解できても読み終わらなかったら問題を解けず得点できません。

長文問題を読みきるためには、「文章がどんな意味なのかということを素早く理解する」ということが必要なのです。

正確に、速く読むことが必要。

では「正確に」「速く」読めるようになるためには、どんな勉強をしなければいけないのでしょうか??

結論から言うとこの2つです。

  • 「単語、熟語」「文法」「構文把握」といった基礎事項を勉強すること。
  • 長文問題をたくさん解いて「慣れること」
「基礎知識」と「慣れ」が必要だ!

「単語、熟語」「文法」「構文把握」を勉強しよう!!

早速ですが、

“This is a pen.”

という文の意味、すぐにわかりますよね。

なぜすぐにわかるのかというと、それはあなたが、this, is, a, pen という単語の意味をよく知っていて、Be動詞の文法事項についてよく知っているから。

たしかに!Be動詞は「~です」っていうのは知ってるよ。バカにしないでください。

では

“She has been in Vietnam since last month when she succeeded the project.”

この文章の意味はすぐにわかりますか?

「This is a pen.」と同じぐらいの速さで理解できたでしょうか?

うーん、なんだこれ。

「関係代名詞」「現在完了形」といった知識をちゃんと理解できている人ならそこまで理解に時間はかからなかったはずです。

逆に、これらの知識があやふやな人だと理解することに時間がかかってしまったのではないでしょうか?

このように「単語、熟語」「文法」「構文把握」に関することいった項目を勉強することで、上のような長い文、難しい文が「速く」「正確に」理解できるようになります。

長文読解をするうえでは、「英単語」「英文法」「構文把握」の3つをまず完璧にしていることが不可欠!ただがむしゃらに長文問題の練習をするのではなく、しっかり基礎を固めたうえで長文問題を解くようにしてください。

長文読解をする前に まずは「単語、熟語」「文法」「構文把握」をやろう。

「単語、熟語」「文法」「構文把握」の詳しい勉強法については、それぞれの記事を読んでみてください。

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以上が一つ目にやらなければならない、基礎事項をおさえることです。

長文問題をたくさん解いて「慣れること」

二つ目にやらないといけないことは長文問題に「慣れる」ということ。

結局それかよ?

と思われるかもしれません。

はい、結局これです。

先程の「単語、熟語」「文法」「構文把握」といった勉強はいわば、長文を読むための「準備作業」であり、いくら基礎事項を覚えたところで、長文を読む練習をたくさんしていないと本番では読めません。

2. 長文をすらすら読むときに意識したいコツ3つ

ここからは、長文を「速く」「正確に」読むためのコツを3つ、お伝えします。先ほどの「英単語・英文法・構文を完璧にする」「慣れる」の大原則ができるようになったら、実際に長文をすらすら読めるようになるためのテクニックとして、押さえておきましょう。

(1)英語を毎回和訳しない

本番の大学入試では、2ページ以上にわたる長文が複数個だされ、それをわずかな時間で解かなければなりません。

それを考えると、いちいち頭の中で和訳していては時間が足りませんし、自分の英語の理解のスピードも成長しないのです。

たしかに!学校でよく和訳させられるけど、めちゃくちゃ時間かかります!
そう!その勉強法こそ、英語長文では「やってはいけない」ことなんだ!

先程の「This is a pen」という文章、あなたは別に日本語に訳せずともその意味を理解できたと思います。英語ができる人というのは、長い文・難しい文でもこうしたことができてしまうのです。

もうちょっとわかりやすく見てみましょう。下に書いてあるのは「英語ができる人の思考回路」「英語ができない人の思考回路」です。

同じ文章でもこんなにも理解のスピードが違います。

例)“The word he said reminded me of the memory during my childhood in Japan. The memory is sad.”という文章を読む場合。

英語ができない人の思考回路

『”The word he said reminded me of the memory during my childhood in Japan.”えっと、「彼が言った言葉は記憶を思い出させた、わたしの日本での子供時代」で、”The memory is sad.”「その記憶は悲しいものだ。」」

このようにいちいち和訳を行ってしまうため、時間がかかってしまいます。

英語ができる人の思考回路

『The word he said reminded me of the memory during my childhood in Japan.か。でThe memory is sad..なるほど。』

このようにようにいちいち英文を日本語に訳して理解するといったことはありません。

そして、できる人がこの思考回路をなぜできるのかというと、文章中の「文法」や「構文」を理解していて、その文を読むことに慣れているからです。つまり今まで紹介した、

  • 1)「単語、熟語」「文法」「構文把握」といった基礎事項を勉強すること。
  • 2) 長文問題をたくさん解いて「慣れること」

をやることであなたも上記の英語ができる人の思考回路を手に入れることができるのです!

(2) ディスコースマーカーを活用する

ディスコースマーカーとは、簡単に言ってしまえば、文章の流れを表す言葉のこと。例えば、butやon the other handといった接続詞や副詞句などがそれにあてはまります。

例えば、

“ I partly agree with your idea, however, in my opinion, the better plan is.. ”

という文ならhoweverがディスコースマーカーです。

Howeverの意味は「しかし」。逆接の接続詞です。

つまりディスコースマーカーが出てきたら「話が切り替わったり、大事な内容が次に来たりする」と思ってください。

逆にこの文で “I partly agree~ idea” はそこまで重要な文ではないのです。本当に大事なのは次に来るin my opinion 以下の文章です。

ディスコースマーカーは話が切り替わる、大事な内容が次に来るサインだ!
なんでディスコースマーカーが長文読解で大事なんですか?

これはこの次の戦略でも触れるのですが、長文を実際に解くときに聞かれるのは「大事なところ」。

つまり、ディスコースマーカーに注目すれば解答になる部分を見つけやすいのです。

一文一文読んでくうちに2つ前の文の内容とかを忘れちゃう!

などのよくある悩みも、ディスコースマーカーを意識して、印を書き込むようにします。

こうすることで、「ここは大事だ!」という意識がつきます。大事な内容も忘れにくくなり、文章の主張も分かりやすくなります。

ディスコースマーカーには上のように、「逆接(but, howeverなど)にはこの記号」「順接(after all , thusなど)にはこの記号」というように意味ごとに記号を決める、といった自分のルールを作ってみると文章が読みやすくなりますよ。

ディスコースマーカーに印をつけよう!

(3) スラッシュリーディング

スラッシュリーディングとは、その名の通り、文章の区切れ、構文の区切れごとに「/」を入れて読むことです。このテクニックは、「スピーディに文の構造を理解する」ことに役に立ちます。

例えば、

It is rather for us to be here dedicated to the great task remaining before us―that from these honored dead we take increased devotion to that cause for which they gave the last full measure of devotion―that we here highly resolve that these dead shall not have died in vain―that this nation, under God, shall have a new birth of freedom―and that government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the earth.

ゲティスバーグ演説の訳し方(渡部, 2013)

これは有名なリンカーンの「ゲティスバーグの演説」の一説ですが、 正直こんな長い文章、どう読めば…と初めは思うはずです。

うげえ、読めないですね……。

これをスラッシュリーディングをすると、、

It is rather for us / to be here dedicated / to the great task / remaining before us /―that from these honored dead / we take
increased devotion to that cause / for which they gave the last full measure of devotion― / that we here highly resolve / that these dead shall not have died in vain / ―that this nation, / under God, / shall have a new birth of freedom― / and that government / of the people, / by the people, / for the people, / shall not perish / from the earth.

このように「文法的な役割(主語の部分、述語の部分など)」で前から切っていくことができて、意味を取りやすくなるのです。

なるほど、しかもスラッシュだから入れやすいですね!

英文解釈のようにかっこでくくったり、矢印をつけたりしないので、時間をかけずにざっくりと意味をつかむことができます。

さらに、前から読むくせもつくので、長文を読むスピードはあがっていきます。

とはいえ、このスラッシュリーディングができるためには、構文をしっかりとれるようになっていなければいけません

まずはこちらの記事で構文把握を完璧にしてから、長文のスラッシュリーディングにとりかかりましょう。

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スラッシュリーディングのまえに、必ず構文把握を完璧に!

どうだったかな?
長文を読むために何をすればいいのかが分かってきました!ただ赤神さん、僕長文を読めても問題を解こうとするとできないが時あるんですよ。なんか読むのが速くなっても点数が上がる気がしないです。
なるほど、それは「読めるのに解けない」という悩みにこたえる必要がありそうだな。次は「長文問題の解き方」をレクチャーしよう。
ういっす。

ペン画像戦略02
「正確に」「速く」長文問題を解く!

ここで教える長文問題の解き方の目的は、読み方と同じく、「正確に」「速く」解くことにあります。

ここでは、そのための長文問題の解き方の流れをご紹介しましょう。

大学によってもちろん問題形式は異なりますが、ここでは全般的に通用する長文問題の解き方の流れを紹介します。

(1)まずはじめに設問を見る。

いきなり長文を読み始める前に……設問を確認してください。

「何が問われているのか」、「設問箇所はどこか」

を確認しましょう。これによって、長文問題の中でどこをどう意識して読まなければならないのかが分かります

まずは設問の内容をチェック!

例えば、「下線部の内容を~字以内の日本語で答えなさい」といった設問ならば、その下線部の箇所を確認して、「ここの前後で解答になる部分があるな」と心構えをしておいてください。これだけでも、何に気を付けて読めばいいかがわかるので、よみやすくなります。

特に「段落1で述べられていることとして正しいものを選びなさい」のような問題は、先に設問を見ておけば、長文を読み進めてそのつど回答することができますね。

(2)文章を読む&問題を解く

設問の確認がし終わったら、文章を読んでいきましょう。

(1)で設問を確認しているので、設問になっている範囲にたどりついたら、そのつど問題を解いていきます。これは文章を読んでいるうちに問題文の内容を忘れて、最初の方の設問に答えられなくなる、ということを無くすためです。

センター試験などは、「この設問ではこの段落について聞いている!」ということがはっきりしているから、特にこのやり方がおすすめ!

よく「長文問題を解いている途中に問題文は読み直していいの?」という質問を聞きますが、読み直してもOKです。意味を正確に理解しないで進めてしまうよりは、時間をかけてでも文章の意味を理解したほうがよいです。(単語がわからない、といった時間をかけてもどうしようもない場合は除く)

読み直してもいいんだね!

特に、難関大の文章は難しい構文が使われていたり流れが読み取りにくかったりするので、そういった文章は読み直してでも理解し、設問に答えましょう。

1分以上答えが全く分からないという設問があれば飛ばして問題文を読み進めましょう。1分以上答えが全く分からないのは、設問にこたえるために必要な英文をみつけられていないというサイン。問題文を読み進めるうちに、わからなかった問題の答えがわかるということもあるので、いったん飛ばしましょう。

(3)飛ばした設問をもういちど解く。

問題が一通り解き終わったら、最後にまだ回答できていない設問を考えましょう。

設問箇所の前後を見直したり、理解できていない文などを再度理解しようするなどして答えを考えましょう。

長文問題の解き方 1.設問を見る。 2.文章を読む&問題を解く 3.埋まっていない設問を考える。

どうだ、長文読解をするイメージはできたか?
はい、どうやって解いていけばもわかりました!でもまだ気になることがあるんですよねー。
なんだね?
読んだり解いたりはできそうなんですけど、じゃあどうやって毎日勉強すればいいのかなあって。
よし、そうしたら次のページからは具体的にどうやって勉強すればいいのか?紹介しよう。
line@

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