英語の参考書使い方


『イチから鍛える英語長文500』でMARCHレベルの長文を38日でマスターする方法を解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『イチから鍛える英語長文500』は、共通テストレベルの長文は読めるけれど、国公立の2次試験やMARCHレベルの長文読解に自信がない人にオススメの参考書です。厳選された15題の長文と詳しい解説が掲載されているため、効率よく読解力を身につけられます。

『イチから鍛える英語長文500』を1冊マスターすることで、MARCHレベルの長文が読めるようになるでしょう。

今回の記事では『イチから鍛える英語長文500』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『イチから鍛える英語長文500』はどんな参考書?

『イチから鍛える英語長文500』の基本情報はこちらです。

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  • 料金
  • ¥1,320
  • 収録長文数
  • 15題
  • ページ数
  • 197ページ
  • 習得にかかる時間
  • 38日間
  • レベル
  • 2次試験、MARCHレベル

『イチから鍛える英語長文500』は、2次試験やMARCHレベルの長文問題を解けるようになりたい人にピッタリです。掲載されている長文数は15題で、どの問題も厳選して収録されていて解説も丁寧なので読解力が身につきます。

共通テストの長文は読めるようになってきたけれど、それ以上のレベルに自信がない人は『イチから鍛える英語長文500』を使いましょう。

『イチから鍛える英語長文500』のメリット・デメリット

メリット

  • すべての問題で解答の根拠を丁寧に説明している
  • Warming upで単語をすぐに確認できる
  • 構文解説で自分の知識が足りているかすぐに確認できる
  • 完全和訳文と読み下し和訳文が両方載っているため英文を前から読んで理解できるようになる

デメリット

  • 解説の文字がやや小さい

『イチから鍛える英語長文500』は解説が丁寧なため、15題でもしっかり読解力が身につく参考書です。

単語確認ができるWarming upや構文の解説も掲載しているため、分からないところをすぐに確認できます。英語を読みながら和訳できるように読み下し和訳が掲載されているため、長文の読解方法も学べます。

以上のように、1つの長文で読解に必要なさまざまな知識を同時に学習できるのです。

『イチから鍛える英語長文500』がオススメな人

『イチから鍛える英語長文500』は以下のような人にオススメです。

  • 2次試験対策をしたい人
  • 志望校がMARCHレベル以上の人
  • 解説の詳しい長文参考書が欲しい人
  • いろんな形式の問題を練習したい人
  • 長文を早く読めるようになりたい人
  • 音読を通して英文を前から読めるようになりたい人

『イチから鍛える英語長文500』は、レベルごとに以下の4つに分かれています。

  • イチから鍛える英語長文Basic
  • イチから鍛える英語長文300
  • イチから鍛える英語長文500
  • イチから鍛える英語長文700

長文が苦手な人は『イチから鍛える英語長文Basic』、共通テスト対策をしたい人は『イチから鍛える英語長文300』から始めるのがよいでしょう。

早慶レベルの最難関大学を目指している人は、『イチから鍛える英語長文500』をマスターした後に『イチから鍛える英語長文700』にステップアップするのがオススメです。

『イチから鍛える英語長文300』と『イチから鍛える英語長文700』については、それぞれ以下の記事でも解説しています!

『イチから鍛える英語長文500』の使い方

ここからは具体的な『イチから鍛える英語長文500』の使い方をチェックしていきましょう!どんなによい参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『イチから鍛える英語長文500』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
時間を計りながら問題に取り組む
Step2.
答え合わせを行い自分の考え方と比較しながら解説を読む
Step3.
すべての文構造を理解する
Step4.
音源に合わせて3回音読する
Step5.
2周目は解説の解き方を意識して問題を解き、音読を5回行う
Step6.
3周目は解説を読んで文構造を確認して3回音読する

Step1.時間を計りながら問題に取り組む

問題はコピーを取ってから解くようにしましょう。問題を解く際に本体にメモや書き込みをすると、復習のときにヒントが見えてしまうため、十分な効果が得られなくなります。

問題ごとに目安の時間が書かれているので、それを参考に時間を計りながら問題を解いてください。時間を意識することで、ダラダラと参考書に取り組むことがなくなります。

問題を解いている最中は、電子辞書や参考書で単語などを「調べずに」自力で解きましょう。1分考えてもわからない問題は、とばして次の問題を解くのがポイントです。

Step2.答え合わせを行い自分の考え方と比較しながら解説を読む

解説を読む際は、不正解の部分だけでなく「正解した問題」もチェックしましょう。答えの正誤だけでなく、自分の考え方が合っているのかを確認することも大事です。

単語や文法は解説を読んでもわからない場合は辞書などで調べて暗記しましょう。

Step3.英文すべての文構造を理解する

長文を前から語順通りに理解できるようになると、読むスピードが上がります。前から語順通り理解するには、構造を理解して英語を前から読む訓練が必要です。文中で使っている文法や構文を理解して覚えるようにしましょう。

Step4.音源に合わせて3回音読する

音読は英文の意味を理解しながら行いましょう。前から文章を読めるようになると、スムーズに文章が理解できるようになります。

ただし、単語や文構造が分からないと音読をしても内容を理解できないため、基礎知識をしっかり理解したうえで音読するのが効果的です。

処理速度を上げるため、回数を重ねるごとに読むペースを上げていきましょう。

Step5.2周目は解説の解き方を意識して問題を解き、音読を5回行う

1周目で自力では意味が理解できなかった文章の構造を復習しましょう。

復習後は読むスピードを上げるために音読を繰り返します。文構造を理解しながら、文章を前からスラスラ読めるように練習しましょう。

Step6.3周目は解説で文構造を確認して3回音読する

3周目では解答をほとんど覚えてしまっているため、問題は解かなくて大丈夫です。音読を繰り返すことで文の構造を理解するスピードを上げ、長文読解の練習をしましょう。

『イチから鍛える英語長文500』を使う際のペース配分

『イチから鍛える英語長文500』を進める際は、1題の長文を90分かけて15日で1周し、「2周目は60分で15日」「3周目は60分で8日間」というペースがよいでしょう。

部活動で忙しくて毎日は時間が取れないという人は、まずは1週間に5題ずつのペースで2周するのがオススメです。このペースなら6週間でMARCHレベルの読解力を養成できます。

『イチから鍛える英語長文500』を使う際の注意点

『イチから鍛える英語長文500』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 1分考えても分からない問題は飛ばして見直しの後に考える
  • 分からない単語は問題を解いた後に調べる
  • 答え合わせの際は解説をよく読んで正解・不正解の理由を理解する

入試の実践力を付けるためには、文章中で分からない単語の意味を流れから推測することが大事です。本番でも分からない単語が出ることはあるので、その練習と思ってくださいね!

ただし、問題を解くときは1分以上かかってもわからないものは、ひとまず飛ばして次に進みましょう。推測することは重要ですが、考えすぎて目標の時間を大幅に超えてしまうと、テンポよく計画的に学習することができなくなってしまいます。

分からなかった単語や文法などは答え合わせの時に調べましょう。答え合わせの際は、時間をかけて解説を読み、正解・不正解の理由を確実に理解することが重要です。

まとめ

最後にもう一度『イチから鍛える英語長文500』がオススメな人を確認しましょう。

  • 2次試験対策をしたい人
  • 志望校でMARCHレベル以上の長文が出題される人
  • 解説の詳しい長文参考書が欲しい人
  • いろんな形式の問題を練習したい人
  • 長文を早く読めるようになりたい人
  • 音読を通して英文を前から読めるようになりたい人

単語や文法、構文の基礎知識がすでに身についており、2次試験やMARCHレベルの長文をスラスラ読みたい人は『イチから鍛える英語長文500』を使用しましょう!

以下の記事で長文読解の勉強方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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