英文法の参考書の中でも「難しい」という印象を持たれがちな英文法ファイナル問題集。よく文法の仕上げとして使う人も多いですが、「どんな人におすすめなの?」「どんな使い方がいいの?」といった疑問もお持ちの人も多いと思います。この記事ではこの参考書にぴったりな人から使い方まで徹底解説します。

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ファイナル英文法の使い方と勉強法を教えてください

ファイナル英文法の使い方と勉強法を教えてください






戦略02 ファイナル英文法はこんな人におすすめ!




英文法ファイナル




- 早慶志望で英文法の最後の仕上げの問題集が欲しいあなた→難関大学編
- 基礎英文法の仕上げの問題集が欲しいあなた→標準編
英文法ファイナル問題集 (難関大学編)の基本情報
- 料金
- ¥1,296
- 収録問題数
- 500個
- ページ数
- 226ページ
- 習得にかかる時間
- 30時間
- レベル
- 国立2次・早慶レベルなど難関大学レベル
- おすすめ度
- ★★★★☆(実戦形式で最難関問題が解ける!最後の仕上げにどうぞ!)



こんな人におすすめ!チェックリスト
- 他の文法問題集を完璧にし終わって、最後の腕試しをしたいあなた!
- 第1志望校が早慶上智で、最後の総仕上げをしたいあなた!
- 英文法を極めて、英語を得意科目にしたいあなた!
- 二次試験直前で、本番と似た形での演習を積んでいきたいあなた!


こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- センター英語の文法問題で7割以下
Next Stageがおすすめ! - 志望校がMARCH!
Next stage、 Vintage がおすすめ! - 参考書でじっくり文法の理解をしたい
Forest、一億人の英文法がおすすめ!


英文法ファイナル問題集(標準編)の基本情報
- 料金
- ¥1,188
- 収録問題数
- 500個
- ページ数
- 218ページ
- 習得にかかる時間
- 180時間
- レベル
- 定期テストからセンター試験・MARCHレベルまで対応
- おすすめ度
- ★★★★☆(標準レベルの英文法の総仕上げにはこれ!)



こんな人におすすめ!チェックリスト
- センター英語の文法は5割くらい。基礎英文法をマスターしたい人
- 文法のインプットはバッチリ!たくさん問題演習したい人!
- 実践的な問題集を使って問題演習をしたい
- 難関大学への対策をする前に基礎英文法の総仕上げをしたい
- 志望校がMARCHレベル


こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- まだ英文法の勉強が1周していない
スタディサプリがおすすめ! - センターレベルよりも簡単な英文ぽ問題集から始めたい
基礎英文法問題精講がおすすめ! - 志望校が早慶上智
ファイナル英文法(難関大学編)がおすすめ!



どちらの実践的な英文法問題集としては同じなんですが、この2つは今まで解説してきた通り「難易度」に最大の違いがあります。
「標準編」はいわゆるセンターレベルの基本的な英文法問題の総仕上げとして使うのがおすすめです。
センター英語7割から満点を狙う人にぴったりで、多くの受験生が使ってもかなりの効果が見込めます。
その一方で「難関大学編」は最難関大学向けです。具体的に言うと「早慶上智」レベルの英文法問題の演習として使うのがおすすめです。
ですので試験直前に今までの文法の総仕上げとして使うのがぴったりです。しかし、レベルがとても高いので、「早慶上智」や「難関国立」を狙う人以外には必要以上にレベルが高いです。



ほかのおすすめ英文法問題集も見たい、メリットやデメリットをきちんと比べたい、という人は、こちらの記事もチェック!
https://daigakujukensenryaku.com/eibunpou-mondaishu-recommend/
戦略02 ファイナル英文法の使い方・勉強法!





1周目
- Step1
- 制限時間内に問題を解く
- Step2
- 答え合わせ
- Step3
- 解説を熟読
- Step4
- 文法書に戻って復習
- Step5
- 間違えた問題だけをもう一度解く。
2周目
- Step1
- 全部の問題を解く
- Step2
- 答え合わせ
- Step3
- 解説を熟読
- Step4
- 間違えた問題のみを解き直す

- 1つの問題に時間をかけすぎないこと
- 間違えた問題には必ず×を入れること

一つの問題に時間をかけすぎないこと
1つの問題は30秒以内に解きましょう。30秒超えても何も頭に浮かんでこない場合は、「その問題を解くための知識不足」だと思って×を入れましょう。
実際の試験のことを考えると、長文問題に時間を残しておかないといけないため、文法問題は反射的にスピーディに解かなければいけません。
特にファイナル英文法は実践的な問題集なので、普段から解くスピードは意識しましょう。
間違えた問題には必ず×を入れること
間違えた問題には必ず×を入れてください。×を入れるのは間違えた問題を何度も繰り返し解くためです。間違えた問題には付箋などを貼る人がいますが、あまりおすすめしません。すべての間違えた箇所にふせんを貼ると、「何百枚もふせんびっしり..」となってしまい、結局どの部分が重要か分からなくなってしまうからです。繰り返し問題を解いていくことは常に頭に入れて問題を解きましょう。

ファイナル英文法の勉強をもっと知りたい↓
戦略03 こんな使い方は要注意!使い方のコツ


ファイナル英文法の「標準編」では、基礎、標準レベルの英文法の仕上げに最適です。ですので、「Next Stgae」などの文法問題集が終わった後で、総復習をするときに使いましょう。
その一方で「難関大学編」は国立二次、私立大学の試験直前に行うのがベストです。こちらは最後の最後、総仕上げのつもりで使いましょう。





まとめ

- 1つの問題に時間をかけすぎないこと
- 間違えた問題には必ず×を入れること
- それぞれ使う時期に注意。「標準編」は基礎英文法の総仕上げに、「難関大学編」は試験直前に
- 3週目以降は間違えた問題のみでOK