「ターゲットの友」というアプリをご存知でしょうか?英単語帳の王道中の王道・ターゲット1900に準拠したアプリです。スマホのアプリを使って勉強するのも普通になってきましたが、「どうやって使ったらいいの?」「自分に合っているかわからない」なんて人も多いのではないでしょうか?この記事ではターゲットの友の使い方、ターゲットの友を使った正しい勉強法をお伝えします。
『ターゲットの友』の使い方は?
戦略01 ターゲットの友はこんな人におすすめ!
アプリのダウンロードはこちらから⇒ターゲットの友
ターゲットの友の基本情報
- 料金
- 無料(一部有料)
- 収録単語数
- 1900単語
- 習得にかかる時間
- 70時間
- レベル
- 定期テストからセンター試験・国立2次・早慶レベルまで対応可能
- 持ち運びやすさ
- ★★★★★(スマホで、いつでもどこでもできる)
- おすすめ度
- ★★★★★(スマホアプリならこれ!)
こんな人におすすめ!チェックリスト
- ターゲット1900を使って勉強している
- 共通テストで6割以上とれる!さらに単語を極めたい!
- MARCHレベルから早慶レベルまで対策したい
- 音声を聞きながら勉強したい
- スマホで手軽に勉強したい!スキマ時間を有効に活用したい
こんな人におすすめできない! チェックリスト
旺文社によれば、英単語ターゲットシリーズ(1200、1400、1900)のレベルについて、
- 1200:基礎~標準(中学レベル~共通テスト)
- 1400:標準(共通テスト~中堅私大)
- 1900:標準~応用(共通テスト~国公立2次・難関私立)
とされています。「中学の頃から英語ニガテだった……」「共通テスト模試で3割くらいしかとれないし、学校のテストも半分も取れない……」という人は1200からはじめてみましょう。
他のおすすめ単語アプリも見たい、メリットやデメリットをきちんと比べたい、という人は、こちらの記事もチェック!
ターゲットの友の使い方・勉強法!
もっと詳しい使い方や、英単語の勉強法の基本について知りたい場合はこちらも参考にしてください!
1周目
- Step1(書籍のターゲット1900を使ってください)
- 1ページの単語の意味を見て覚える
- Step2
- 覚えたと思ったら、赤シートで単語を隠して、意味が言えるかテストする
- Step3
- 意味がいえなかった単語をもう1度覚える
- Step4
- もう一度赤シートでテストする
- Step5
- これを100単語(1Section)ぶん繰り返す
2周目
- Step1
- 「選手権モード」を使ってSection1を解く。
- Step2
- 間違った単語は『ターゲット1900』を使って意味を確認
- Step3
- 「A」ランクになるまで繰り返す
1週目からアプリで覚えようとするのは非効率なので、必ず1周目だけは参考書のターゲット1900で勉強するようにしましょう。またターゲット以外の参考書しか持っていない場合は、そちらを1周できていれば、ターゲットの友を使った学習を十分始めることができます。
単語の勉強における大原則は次の2つ。
- なんども繰り返す!
- かならずテストする!
この2つを守ることで、記憶が定着しやすくなります。これは単語帳でもアプリでも同じです。
同じ範囲でも、間隔をあけて何周も取り組みましょう。 最初から単語暗記をできる人はいません。何度も繰り返してはじめて覚えられるようになります。最初の1周目はできなくて当たり前です。半分できればいいや!くらいの気持ちで、何度も繰り返しましょう。
そして、その定着をさらに確実にするためには、かならず「テスト」することです。
ただ見ているだけではなく、「なんとなく思い出そう」と脳に刺激を与えることで、格段に覚えやすくなります。脳に負担をかけることで、その時は思い出せなくても、次回以降の記憶定着につながります。
アプリでもこの原則を守ることで単語を覚えることができます。
このことについて、英単語勉強法の記事で詳しく述べているので、読んでみてください。
こんな使い方は要注意!使い方のコツ
上であげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。
- なんども繰り返す!
- かならずテストする!
これ以外にも、ターゲットの友だからこそ気をつけてほしいことがあります。
2-1.いきなりターゲットの友からはじめない
とくに「自分はこれから単語を覚える」「まだ単語帳は1周していない」という人は要注意です。「最初の一周は単語帳を使ってインプット」は確実に行いましょう。「アプリだから気軽にはじめられるし、ターゲット1900と同じ内容だからいいや!」と思ってしまうのは大変危険です。
アプリはあくまでテストを行う「アウトプット用」。なぜならターゲットの友は「テスト形式」で進めていくからです。知識を入れずにテストをしても、できなくて当たり前です。
いきなりアプリを使って勉強したら、全然身につかなかったなんてことになってしまいます。そんなことがないように、必ず知識を入れてから取り組みましょう。
2-2.いろんな意味がある単語を取りこぼしがち
英単語にはいくつかの意味があるものがほとんどです。特に、入試によく出るような重要語はかならずといっていいほどその別の意味や派生した語が聞かれます。
ところがターゲットの友ではテスト形式のため、意味が一つしか出てきません。
意味が一つしか出てこないと言ってもターゲット1900の赤字の意味と同じなので、他の参考書と大きく遅れをとることはありません。共通テストまでであれば、重要な意味だけ完璧にしておけば問題ないでしょう。
この点で、ターゲットの友はほかの単語帳に劣るといわれます。実際、掲載されている派生語やほかの意味は少なめです。
2-3.こういう使い方もある!ターゲットの友の上手な活用法
有料の「苦手特訓モード」
今回紹介したstepは全て無料でできますが、有料 で「苦手特訓モード」があります。
この「苦手特訓モード」は間違えた苦手な単語を洗い出して、集中的に勉強できる機能です 。また単語帳では毎回間違えた単語に印をつけたりしていたことを、この機能は全てやってくれます。
詳しい情報はこちらの記事で確認することができます。
⇒旺文社公式のターゲットの友解説ページ
ターゲット1900以外の単語帳と併用する
「ターゲットの友を使いたいけど、普段は他の単語帳使っている場合、効果あるの?」と疑問に思う人はいるかもしれません。安心してください。使い方を間違えなければ他の単語帳と併用して大丈夫です。
基本的にターゲットの友は「テスト用」です。インプットは他の単語帳、アウトプットとしてテスト用に使う場合ならしっかりと効果を見込めます。
まとめ
- 「なんども繰り返す」「テストをする」
- ターゲットの友はあくまで「テスト用」1周目は単語帳を使いましょう。
- 有料機能を使うととても便利
こんな人におすすめ!チェックリスト
- ターゲット1900を使って勉強している
- 共通テストで6割以上とれる!さらに単語をきわめたい!
- MARCHレベルから早慶レベルまで対策したい
- 音声を聞きながら勉強したい
- スマホで手軽に勉強したい!スキマ時間を有効に活用したい
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば英語の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
■ 参考書マップとは? ■
STRUXの「参考書マップ」は、受験までにやるべき勉強を「順番通りに」すべて洗い出したもの。「いつまでに」「どの順番で」勉強をすればいいかがひと目で分かるので、あとはこの通りに勉強するだけ!という状態になります。
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