日本史勉強法


【共通テスト日本史】1点でも多く取るための解き方のコツ・暗記のコツを紹介!

皆さん、共通テスト日本史の対策は順調ですか?

「共通テストまで時間がないけど、日本史なにも対策してない…」

「共通テスト日本史で1点でも多く取りたい!」

この記事ではこんなことを考えている皆様に向けて、共通テスト日本史で1点でも多く取るための解き方のコツと、今から使える単語暗記のコツをご紹介いたします。

*この記事は第1回、第2回試行調査と市販の予想問題集の内容を元に作成されています。

共通テスト日本史の解き方のコツその1:消去法を使う

まずひとつめの解き方のコツは「消去法」です。知っている単語やそれっぽい内容が書かれた選択肢を見ると、その選択肢をついつい選びたくなってしまいますが、その選択肢を選ぶ前に必ず残りの選択肢は本当に正解じゃないのかを確認しましょう。

例えば以下の問題を解くときを考えてみます。

消去法 問題

消去法 問題まずSさんの主題(年表甲)を確認してみると、「治水事業」「干拓」「住宅地造成」といったことについて書かれています。いかにも「開発」がテーマっぽいのでこの時点で選択肢①を正解に選びたくなりますが、決めつけは危険です。他の選択肢が正解の可能性はないのか必ず確認しましょう。

年表を見てみると「治水事業」という項目がありますが、これは洪水から身を守るための事業なので選択肢②の「災害」と関係がありますね。選択肢③と④の「文化」と「産業」は明らかに関係ないので正解から除外しましょう。

続いてTさんの主題(年表乙)を見てみましょう。この時点で正解の可能性があるのは選択肢①と②ですので、「災害」か「開発」のどちらかのテーマについて書かれているはずです。

年表乙を見てみると「地震」と「津波」といった「災害」について書かれていて、「開発」については全く書かれていません。よって正解は①となるわけです。

このように、それっぽい選択肢があっても他の選択肢が本当に正しくないのかをしっかり確認することで、ひっかけ問題にひっかかることもなくなり、正答率がグッと上がるようになります。

この「正解以外の選択肢が不正解であることを確認する」作業は、本番だけでなく普段の勉強でも大事です。ある問題で正解をひとつに絞りきれなかった時は、「その問題に関する知識が不足していた」ということ共通テストでは以前出された問題が、問題文や選択肢を変化させて再度出題される可能性が高いです。

正解を絞りきれなかった問題には印をつけ、答え合わせの時に必ず選択肢のどこが正しくてどこが間違っているのかを確認するようにしましょう。この作業をすることで次に似たような問題が出たときに確実に得点できるようになります。

共通テスト日本史の解き方のコツその2:資料(史料)と問題文を分析しよう

共通テスト日本史の特徴として、センター試験と違って資料が非常に多く問題に盛り込まれていることが挙げらます。

共通テスト日本史とセンター日本史の詳しい違いはこちら!

この資料と問題文を分析すれば、日本史の知識がなくても解けてしまうという問題が共通テスト日本史には非常に多くあります。例えば以下のような問題です。答えを考えてみてください。

資料 問題

この問題は「1920年代にかけて中等教育が普及し、そうした中で新聞などのマスメディアが発達し大衆文化が誕生した」という教科書の内容を知っている人には簡単な問題ですが、別にそうした知識がなくても答えをひねり出すことは可能です。

Bさんの発表をよく読むと「空欄Xを背景にして新聞の発行部数の増加といったマスメディアの発達が起きた」と書いてあります。ここから正解の選択肢にはマスメディアの発達の原因になる内容が書かれていると分かりますね。

続いて選択肢を分析していきます。選択肢②には「欧化主義(ヨーロッパの文化を取り入れるようとする風潮)の傾向が現れた」と書いてありますが、ヨーロッパの真似をするとなぜマスメディアの発達に繋がるのかがイマイチ分かりませんね。

選択肢③には洋風生活の普及とありますが、こちらもマスメディアとの繋がりが不明です。

残ったのは選択肢①と④はどちらも「国民が学校に通うようになった」という内容です。教育を受ければ文字も読めるようになるし、頭もよくなって新聞を読む人が増えそうなので、①か④のどちらかが正解の選択肢といえそうですね。そして①は小学校の話で流石に小学生は新聞を読まないだろうということで、④が正解の選択肢であると突きとめられるわけです。

答え:④

このように共通テスト日本史では日本史の知識がなくても、よく考えれば答えにたどり着ける問題が非常に多くあります。難しそうな問題にぶつかったときは、資料と問題文から何か導けないかということを考えるようにしましょう。

日本史知識の暗記のコツ

勉強風景
最後に今から使える日本史知識の暗記のコツをご紹介いたします。暗記には

  • 単語暗記(「織田信長」といった単語を覚えること)
  • 単語の内容暗記(「本能寺の変とは明智光秀が織田信長を打ち取った戦いである」のように単語の内容を覚えること)
  • 年代暗記(「本能寺の変は1582年」といった出来事が起きた年代を覚えること)

の3種類がありますが、共通テストで必要になるのは「単語の内容暗記」がメインです。「単語暗記」や「年代暗記」は共通テストではそれほど使うことはないので、まずは「単語の内容暗記」を優先して行いましょう。

単語の内容を覚える時のポイントはズバリ「その単語の内容だけでなく、その単語の背景や影響まで覚える」こと!例えば、明治時代の「自由民権運動」だと、事件や法律はたくさん出てきますが、それぞれなぜ起こったのか、なぜ法律が出されたのか、という理由まで覚えるようにしましょう。

その理由は、単語の内容は単独で覚えるよりも何かと関連づけた方が記憶に残りやすいから。例えば「friendly」という単語の意味を覚えるときは、「friendly」は「friend」の派生語であることを知っていた方が覚えやすいですよね。

このように単語の内容は他の単語などと関連づけて覚えた方が記憶に残りやすいので、ある単語の内容を覚えるときは、その単語の背景や影響とセットで覚えるようにしましょう。

まとめ

今回は共通テスト日本史で1点でも多く取るための3つのコツを紹介しました。日本史というのは数学や英語と違って、直前になってから対策を始めても点数が取りすい科目です。この記事に書いた3つのコツを参考にして頑張って勉強しましょう!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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