日本史勉強法


【共通テスト日本史】設問構成&出題範囲を分析。問題にはパターンがあった!

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日本史選択の皆さん!共通テスト日本史の対策は順調ですか?センター試験から共通テストに移行になって日本史は色々と問題の傾向が変わります。

この記事ではそんな共通テスト日本史の問題を徹底分析した結果と、各問題の対策方法についてお伝えします。

*この記事は第1回、第2回試行調査と市販の予想問題集の内容を元に作成されています。

共通テスト日本史の設問構成と出題範囲

大問 内容 配点 1 テーマ史(時代は問わない) 16 2 古代(平安まで) 16 3 中世(鎌倉〜室町) 16 4 近世(江戸) 16 5 近代(明治〜戦前) 12 6 近現代(明治〜戦後) 24
共通テスト日本史は大問1から大問6まであります。配点はほぼ全てが一問3点。大問ごとの配点は年によって変わりますが、基本的には大問6の近現代が1番高いです。

大問1ではあるテーマに基づいた全時代にまたがる問題が出題され、大問2〜6では、特定の時代に関する問題が出されます。

続いて各大問をもう少し細かく見ていきましょう。

大問1:テーマ史

「会議」や「開発と災害」などといった特定のテーマにそって問題が出題されます。時代が経つにつれて社会が変化していくことに着目した問題が多いです。

大問2:原始・古代

大問2は、縄文時代から奈良・平安時代までと非常に広い範囲から出題されます。問題の内容も「政治」だったり「外交」だったりと様々です。またれ以降の大問では文化史が出されます。仏像などはどれも似たように見えますが、重要なものは区別できるようになっておきましょう。

大問3:中世

大問3は鎌倉時代から室町時代までの話が出ます。この時代は日本各地で争いが絶えなかった時代です。「応仁の乱」といった単語の内容だけでなく、その争いの原因や結果も合わせて覚えるようにしましょう。

大問4:近世

大問4は近世すなわち江戸時代についての問題が出されます。今までの大問と違い時代はひとつだけですが、江戸時代だけでなんと約250年もあります。

この250年の間はたくさんの政策が出されたり、将軍が変わったりと色々な出来事が次々とおきますので、知識がゴチャゴチャにならないように注意!

大問5・6:近現代

大問5と6は明治〜現代についての問題です。この時代から日本が海外と積極的に交流を始めるようになります。最初は西洋諸国と比べると劣っていた日本が西洋諸国に追いついていく流れを意識しながら勉強しましょう。

共通テスト日本史の問題パターンは3つ

大問1から6の内容が分かったところで、次は共通テスト日本史の問題パターンを紹介します。共通テスト日本史の問題は以下の3パターンです。

  • 資料読み取り問題
  • 資料読み取り+知識問題
  • 知識問題

設問パターンその1:資料読み取り問題

まず初めの問題パターンは「資料読み取り問題」です。これは名前の通り資料を読み取る力さえあれば、日本史の知識が0でも解けるサービス問題です。具体的には以下のような問題があります。答えを考えてみてください。

資料読み取り問題

答えはわかりましたか?この問題の答えは「2番」です。まずこの問題を解くには「外からの波」とはなんなのかをまず理解する必要があります。資料を読むと海外からの文化の流入を「外からの波」と表現していることが理解できます。

これさえ分かれば後は海外からの文化の流入に関連した資料を選べば良いだけです。2番だけマントを着た外国人っぽい人達が描かれていますね。だから2番が正解となるわけです。

このように資料読み取り問題では日本史の知識がなくても、文章読解力と絵・図・表を読み取る力さえあれば解ける問題が出ます。

設問パターンその2:資料読み取り+知識問題

先ほど紹介した問題は日本史の知識がなくても解ける問題でしたが、「資料読み取り+知識問題」では資料を読み取る力に加えて最低限の日本史の知識が要求されます。例えば以下のような問題が出題されます。答えを考えてみてください。

資料読み取り+知識問題

答えは分かりましたか?この問題の答えは「1番」です。

この問題にはまず資料から「備後・安芸・周防・長門」という国名を見つける「資料読み取り力」が必要です。そしてこれらの国は今の山口・広島・岡山周辺にあり、このあたりにある官道は山陽道であるということを判断できる日本史の「知識力」も要求されます。

このタイプの問題で要求される知識は、日本史を勉強するなら最低限は押さえておきたいものばかりです。細かい知識までは覚えなくて良いので頑張って覚えましょう。

このように「資料読み取り+知識問題」では、資料から解答に必要な情報を読み取る力に加え、その情報を日本史の知識と結びつけて考える力が求められます。

設問パターンその3:知識問題

最後の問題パターンが知識問題です。これは名前の通りある知識を持っているか持っていないかで解けるかが決まる問題で、他の2つの問題パターンと比べると問題数は少なめ。

この問題は主に「用語問題」「時代並び替え問題」「文化史問題」の3タイプに分けることができます。以下で詳しく見ていきましょう。

知識問題その1:用語問題

用語問題では、ある用語の内容を知っているかや、その用語が表す出来事の原因や結果を知っているかを問われます。具体的には以下のような問題です。

用語問題

答え:4番

この問題が解けるかどうかは、銀座が設けられたのが江戸時代であることを知っているかにかかっています。このように用語問題ではある用語について知っていないと解けない問題が出ますので、基本的な知識は最低限覚えておきましょう。

知識問題その2:時代並び替え問題

時代並び替え問題はセンター試験でもよく出ていた問題です。細かい年号が問われるというよりは歴史の大まかなストーリーを理解しているかが問われます。具体的には以下のような問題です。

時代並び替え問題

答え:1番

この問題は古代から現代にいたるまでの各時代を中央政府の動きと関連付けた問題です。ある程度日本史を学んだ方ならe→c→dという流れがあることはわかると思いますが、aがが中世、bが現代の環境アセスメントのことを表していると判断するのが難しい難問です。

ここまで難しい問題が出ることは少ないですが、対策としては出来事の細かい年号を覚えるというよりは、歴史の大まかなストーリーを理解するようにしましょう。

知識問題その3:文化史問題

文化史問題は、その名の通り文化についての問題です。例えば以下のような問題が出題されます。

文化史問題

答え:3番

この問題は近松門左衛門が元禄文化の人だと知っていれば解けます。他にもある時代の美術品の写真を見せられてその中から一つだけ違う時代の作品を選ぶといった問題が出たりもします。

対策としてはひたすら各時代の文化を暗記するとともに、資料集を使って各時代の代表的な作品の写真を覚えるようにしましょう。

共通テスト日本史の解き方のコツについて知りたい方はこの記事をチェック!

共通テスト日本史の対策

共通テスト日本史の問題パターンが分かったら、次は共通テスト日本史の対策方法についてお伝えします。

問題パターンを3つ紹介しましたが、共通テスト日本史は「図表読み取り問題」と「図表読み取り+知識問題」が大半を占めます。どちらのタイプも資料を読み解くだけの読解力が必須ですので、ある単元や用語を覚えた後にはその単元や用語が解説されている資料集のページを読んでみるようにしましょう。

また共通テスト日本史では基本的に、細かい用語の内容が必要になることはありません。細かい用語の内容を覚えるよりも、「基本的な知識の内容と出来事の原因や影響」、また「出来事同士の繋がり」といったことに重点を置いて勉強するようにしましょう。

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まとめ

ここまで共通テスト日本史の設問を詳しく分析してきました。共通テスト日本史は資料を読み取る問題が非常に多く、これが苦手な人には厳しい作りとなっています。資料を読み取るのが苦手な人は日頃から資料集も使った勉強を心がけるようにしましょう!

それでは本番も頑張ってください!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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