受験数学で王道の問題集といったら青チャート!しかしこの分厚い参考書、正しい方法で進めないと、多くの時間が無駄になってしまう恐れがあります。そんなことがないように、この記事では、青チャートを効果的に活用するための方法をお教えします。
- 案件
青チャートをマスターせよ!
青チャートをマスターせよ!
戦略01このカリキュラムの対象者
- 数学はセンター試験だけで使うけど、9割以上の高得点を狙いたい!
- 第1志望校の入試には、数学の論述問題がある
- MARCH以上の大学を狙っていて、入試に数学が出る
- 国公立大学を志望校とする
黄色チャート(執筆中)
自分はこのカリキュラムであってるの?
状況によってやるべき事は違うというけど、チェックリストを見ても自分に合ってるかイマイチわからなかった……。結局自分は何をすればいいの?そんなときはLINEで質問!このほかにも限定コンテンツを配信中!まずは友だち追加↓
戦略02どの参考書を使うのか?
入手方法
・書店でゲットせよ。分厚くて青い表紙なら多分青チャート!(笑)
・インターネットで注文せよ。
なぜこの参考書を使うのか
【メリット】
- チャート式はベストセラー!受験の王道問題が解ける!
- 一冊で数1+A、二冊で数2+Bの範囲が全て勉強できる!
- 2色刷りだから、重要なポイントが赤色でわかりやすい!
- 問題ごとでレベル分けがなされているから、個人のレベルに応じて学ぶ問題が選べる!
- 圧倒的な問題量!定石理解のレベルから難関大学の対策レベルまで幅広い問題を収録している!
【デメリット】
- 分厚くて持ち運びには不便
- 基礎ができていない人にはレベルが高い
戦略03どのように進めていくのか?
毎日の勉強時間
1時間
マスターするのにかかる時間
約3ヶ月(人によって解く問題が異なります!)
毎日の勉強内容
例題を解く→解説を読む
- 教科書レベルの理解に不安がある!というあなた!⇨レベル1、2を解く
- 教科書レベルはマスター、入試の基礎を身に付けたいあなた!⇨レベル3を解く
- レベル3が終わった人の中で、MARCH志望⇨レベル4を解く
- レベル3が終わった人の中で、早慶志望⇨レベル4、5を解く
○進め方の5ステップ
- Step1
- まず自力で、例題の問題を解く
- Step2
- 例題のすぐ下の【指針】をチェック!
- Step3
- 解答を読んで、理解する。分からないところにチェックを入れる
ここまでが1周目!2周目以降もstep1~3の流れを繰り返します! - Step4
- 2周目:分からなかった例題をもう一度解く
- Step5
- 3周目:ページの一番下の【練習】を解く
チャートの問題例
Step1 まず自力で、例題の問題を解く
例題の問題を、なにも見ることなく自分の力で解いてみましょう。解ける問題と解けない問題が出てくるはずです。
解き終わったらstep2へ、もしくは、3分経っても解き方が思いつかなかったらstep2へ移動しましょう。
Step2 例題のすぐ下の【指針】をチェック!
実は、ここに一番大事なことが書かれています!
例題を解く上で一番大切な視点が、この部分に赤文字で書いてあります。どこに注目すれば問題が解けるのか、ここを読んで学びましょう。
Step3 解答を読んで、理解する。分からないところにチェックを入れる
問題を解く一連の流れが書いてあります。「模範解答はどんな計算をしているのか」「どのように記述すればいいのか」を理解して、2周目には同じように解答が書けるようにしましょう。
ここまでで、1周目の学習は終了です!1題につき10~12分で解きましょう!
Step4 2周目:分からなかった例題をもう一度解く
2周目は、1周目でチェックがついた問題を解きます。進め方は、1周目と同じで、step1~step3の流れで行います。
ここでも分からなかった!という問題は、自分の苦手分野になってしまうかもしれません。そうならないためにも、何回も解くことで苦手意識をなくしましょう!
Step5 3周目:ページの一番下の【練習】を解く
最後の仕上げとして、【練習】にある類題を解きましょう。これはすべての例題に対して行ってください。例題に似た、違う問題を解くことで、はじめて見る問題に対応できるようになります。
ここで解けなかった問題については、例題を復習することでもう一度解法を見直してみてください。
数学学習の注意点
[良い例]
- 1周目では自力で解けた問題が3割
⇨1周目は解けなくとも大丈夫!模範解答を理解することを大切にしよう! - 蛍光ペンで分からなかった問題を目立たせる
- できない日が週に1日ある
[悪い例]
- 2周目で解けた問題が3割もない…
⇨きちんと解説を読んで、どんな視点で解くのかを理解しよう! - 分からなかった問題にチェックを打たない
⇨放置すると苦手分野ができてしまう!分からなかった問題は必ずチェックをして、目立たせよう! - 1週間できない日が続く
⇨忙しくても、数学にかける時間を確保しよう!最低ラインは1週間に3時間だ!
まとめ
今回の記事で押さえてほしいこと!
1. 青チャートは、自分にあったレベルの問題を解くことが大切!
2.【指針】に一番大事なことが書かれている!そこは必ずチェック!
3. 何周も繰り返して解くことで、苦手分野をなくそう!
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