スタディサプリの数学『ベーシックレベル』&『スタンダードレベル』は、授業の予習および復習に活用できる映像授業です。
数学はもちろん各科目について、レベルごと・学年ごとで多くの動画を視聴して勉強できます。スマホから視聴できるため、いつでもどこでも勉強することができます!
今回の記事ではスタディサプリの数学『ベーシックレベル』&『スタンダードレベル』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
スタディサプリ数学『ベーシック&スタンダードレベル』はどんなコンテンツ?
それではまず、スタディサプリ数学『ベーシックレベル』&『スタンダードレベル』がどんなコンテンツなのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- 月額2,178円
- 習得にかかる時間
- 毎日1講ずつ進めて約100日(1A2Bのみ)
- レベル
- 定期テストの問題はできても、多くの模試で偏差値が50を超えられない人
スタディサプリ数学『ベーシックレベル』&『スタンダードレベル』は、動画を通じて受験数学に必要な知識を一通り勉強できる教材です。レベル別・学年別で映像授業が充実しているため、自分の勉強進度に合わせて柔軟に選べます。
「学校の定期テストはできても模試が解けない」「基礎的な教科書レベルから理解し直したい」などの人にもオススメです。
単元別学習でインプットしてから総合問題に取り組む、という流れで勉強できるため、入試や模試での成績アップにつなげられるでしょう。
レベルに応じて使い所を変えると効率よく勉強できる!
スタディサプリの数学は、大きく『ベーシックレベル』『スタンダードレベル』『ハイレベル』『トップレベル』の4つに分かれています。各レベルによって、以下のように使い方を変えると効率的に活用できます!
- ベーシックレベル:授業で習っていない範囲の予習に使う
- スタンダードレベル:すでに授業で習った範囲の復習に使う
- ハイレベル:応用問題の解き方を学習するのに使う
- トップレベル:最難関の問題の解き方を学習するのに使う
多くの人は『ベーシックレベル』か『スタンダードレベル』の動画のどちらかを視聴すればそれで十分。それ以上は問題集を解きながら習得していくのがオススメです!
スタディサプリ数学『ベーシック&スタンダードレベル』のメリット・デメリット
メリット
- 一流講師による授業なので参考書を読むよりも理解しやすい
- 映像授業なのでわからないところは繰り返し視聴できる
デメリット
- 会員登録の手間がかかる
- 問題演習の量は不十分なためスタディサプリのみで難関大合格は難しい
スタディサプリ数学『ベーシックレベル』&『スタンダードレベル』は、質の高いプロ講師の授業を好きなときに視聴できる点が魅力です。プロ講師がわかりやすく数学の基礎から応用まで解説してくれるため、自分で参考書を読むのが苦手な人も活用できます。
また、映像授業なので何度も解説を聞き直せる点も大きな魅力です。自分の学年や苦手単元の映像授業を視聴して勉強できれば、受験数学で必要な基本はインプットできるでしょう。
スタディサプリ数学『ベーシック&スタンダードレベル』がオススメな人
スタディサプリ数学『ベーシックレベル』&『スタンダードレベル』は以下のような人にオススメです。
- 教科書レベル以上の問題になると解けない人
- 学校の定期テストレベルでも解けない問題がけっこうある人
- 未習単元の予習を独学でガンガン進めたい人
スタディサプリの『ベーシックレベル』&『スタンダードレベル』は、定期テストレベルがあやふやな人でも使いやすい教材です。『ベーシックレベル』で基礎を身につけてから『スタンダードレベル』に取り組むことで、順序よくステップアップできます。
高3のスタンダードレベルについては「単元別学習でインプットしたものを総合問題で確認する」という流れでしっかり定着させられるでしょう。
習った範囲の復習でも、未習範囲の予習でも使えるのが強みですね。
スタディサプリ数学『ベーシック&スタンダードレベル』の使い方
ここからは具体的なスタディサプリ数学『ベーシックレベル』&『スタンダードレベル』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い教材でも、正しい手順で使えなければ効率的に勉強できません。
スタディサプリ数学『ベーシックレベル』&『スタンダードレベル』は、基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- テキストを印刷する
- Step2.
- 授業を視聴する
- Step3.
- 授業で解説された問題を解説を見ずに自力で解く
- Step4.
- 確認問題を解く
まずは勉強する範囲のテキストを印刷しましょう。授業で学んだ内容は、この印刷したテキストに書き込んでいきます。
テキストなしですべてノートにまとめることはやめましょう。授業内容を写すことに集中しすぎて理解が追いつかないケースもあるので、最低限の内容だけメモすればOKです。授業中は「講義内容を理解する」ことに全力を注ぎましょう。
映像授業を視聴したら、動画内の問題を「解説なしで解けるか」をチェックしましょう。
映像授業で勉強する場合、「大筋は理解できたが細かい計算まではできない」というように、わかったつもりになるケースが多いです。特にスタディサプリは講師の解説が上手な分、「わかったつもり」に陥りやすいので注意してください。
この「わかったつもり」を放置すると、テストや模試、入試本番で同じような問題が出題されても対応できません。本当に知識が身についているかを確認するため、必ず解説なしで問題にチャレンジしましょう。
最後に確認問題を解いて終わりです。
スタディサプリ数学『ベーシック&スタンダードレベル』を使う際のペース配分
スタディサプリ数学『ベーシックレベル』&『スタンダードレベル』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで、適切なペースで学習していきましょう。
基本的には「自分の学年や勉強したい分野の講座を1時間受講する→1時間で復習や確認問題に取り組む」という流れで、合計2時間で勉強できればOKです。余裕があれば、倍速再生機能を使って視聴スピードを上げ、合計1.5時間で終わらせても良いでしょう。特に受験生はスピーディに進めたいところです。
受験まで時間がある高校1,2年生の場合は、1週間に3講座のペースで勉強すると、文系なら7か月半・理系なら10か月程度で完了します。
部活動で忙しくて時間が取れない人は、「1日に1講義を受ける→翌日に1時間で復習する」という流れで勉強しましょう。文系なら3か月半・理系なら4か月半で完了します。
受験生ならさらに倍のペース、1日2講座ずつくらい進めたいですね!
スタディサプリ数学『ベーシック&スタンダードレベル』を使う際の注意点
スタディサプリ数学『ベーシックレベル』&『スタンダードレベル』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- できるだけ毎日勉強する
- 間違った問題は復習して、解答を見ないで解けるようにする
- 前の単元が不安でもまずは1周をやりきる
数学の勉強では積み重ねが大切です。そのため「毎日1講座」でも良いので、継続して勉強しましょう。
間違った問題を復習しなかったり、解説を聞くだけというのは厳禁です。解説を見ずに解けるようになって、はじめて数学の知識は身につきます。復習しても解けない場合は、できるようになるまで何度も復習しましょう。
また、不安な単元が出てきても、この記事で解説した通りに勉強できているのであれば、前に進むことを優先しましょう。不安だからと言って、何度も前の単元に戻っているとなかなか先に進まず、成績を伸ばすことができません。
まとめ
最後にもう一度、スタディサプリ数学『ベーシックレベル』&『スタンダードレベル』がオススメな人を確認しましょう。
- 教科書レベル以上の問題になると解けない人
- 学校の定期テストレベルでも解けない問題がけっこうある人
- 未習単元の予習を独学でガンガン進めたい人
今回解説した手順で勉強すれば、受験数学の基礎が確実に身に付きます。本格的な問題演習が始まるまでに、スタディサプリを活用して基礎を固めておきましょう。
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