化学の参考書使い方


『リードα』は化学の基礎を固めるのにオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『リードα』は、高校基礎~応用レベルの化学を身につけたい人にオススメの参考書です。基礎から入試レベルまで段階を追って構成されているため、化学を基礎から学びたい人やさらに実力を伸ばしたい人も使えます。

『リードα』を1冊やり切れば、受験に対応できる力はつくでしょう。

今回の記事では『リードα』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『リードα』はどんな参考書?

それではまず『リードα』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

画像引用:チャート式の数研出版

  • ページ数
  • 312ページ
  • 習得にかかる時間
  • 63時間
  • レベル
  • 化学の基礎を固めたい人・さらに化学の学力を伸ばしたい人

『リードα』は、化学の学習全般に対応できる1冊です。以下の4段階で基礎から受験レベルの演習まで幅広く取り組めます。

  • リードA:学習事項の整理
  • リードB:基礎的な問題演習
  • リードC:基本的な問題演習(定期試験に対応)
  • リードD:応用問題演習(受験準備に対応)

化学が得意ではない人も基礎からじっくり学べますし、さらに実力を伸ばしたい人も論述問題の対策ができます。応用問題までやりきれば、MARCHや関関同立レベルの過去問にチャレンジできるレベルになるでしょう。

「化学の力を伸ばしたい」「応用力を身につけたい」という人は『リードα』を使いましょう。

『リードα』のメリット・デメリット

メリット

  • 基礎の問題が豊富
  • 解説が丁寧で見やすい
  • 暗記もののチェック問題がある
  • 各章に論述問題が収録されているため思考力や表現力を鍛えられる
  • レベルごとに問題が分かれている

デメリット

  • 問題量が多く、完成までに時間がかかる

『リードα』は、基礎~応用のレベルの問題が載っているため、幅広い人が活用できます。暗記が必要な単語にはチェック問題があるため、暗記すべき優先度を正しく判断できます。​​

ただし、問題量が多く、完成までに時間がかかるため注意しましょう。

リードαがオススメな人

『リードα』は以下のような人にオススメです。

  • 化学の基礎レベルの問題を解けるようになりたい人
  • まだ高1,2で受験まで時間がある人
  • 論述問題など、応用的な問題に挑戦したい人

『リードα』は、化学の基礎レベルの問題を解けるようになりたい人にオススメの参考書です。まだ受験勉強が始まっていない1,2年生が化学を勉強する足掛かりとしても使えます。

『リードα』は、レベルごとでA~Dまでわかれています。リードAは学習事項の整理、リードDは受験準備の問題まで対応できるため、自分の進捗や志望校に合わせ徐々にレベルアップするとよいでしょう。

『リードα』の使い方

ここからは具体的な『リードα』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『リードα』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
時間を計りながら問題を解く
Step2.
解説を丁寧に読む
Step3.
間違えた問題は解説を閉じて解きなおす
Step4.
資料集の該当範囲に目を通す
Step5.
間違えた問題に印をつける
Step6.
2周目以降は間違えた問題だけ取り組む

Step1.時間を計りながら問題を解く

時間を計りながら解く癖をつけましょう。ダラダラ進めるとなかなか進まず、モチベーションも下がってしまうので、制限時間を設けて進めるのがおすすめです。

Step2.解説を丁寧に読む

1周目を解いたら、正解している問題も含めて解説を丁寧に読みましょう。欄外に覚えておくべきものがまとまっていることもあるので、そこも飛ばさず読んでください。

Step3.間違えた問題は解説を閉じて解きなおす

解説を読んで理解できたら、解説を閉じて解き直します。その場で解きなおしておくと、分かったつもりも防げますし、暗記も同時に進むのでおすすめです。

Step4.間違えた問題に印をつける

資料集の該当範囲には、目を通す癖もつけておくと良いでしょう。化学は最後まで細かい知識の暗記が必要になります。

ただし時間を使いすぎず、5~10分程度でザっと資料集を眺めて、覚えきれていないものを覚えればOKです。

Step5.資料集の該当範囲に目を通す

間違えた問題には印をつけて2周目に備えておきます。

Step6.2周目以降は間違えた問題だけ取り組む

2周目以降は、先ほど印をつけた間違えた問題のみに取り組みましょう。

より細かい化学の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『リードα』を使う際のペース配分

『リードα』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、「1日1ページにする」ことで、約10ヶ月での完成を目指します。

もう受験まで時間がないという人は「1日2ページにする」ことで、約5ヶ月での完成を目標にします。

『リードα』を使う際の注意点

『リードα』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 自分に合ったレベルの問題から始める
  • 問題数が多いので周回するごとにレベルを上げる
  • 「覚えてから解く」のではなく「解きながら覚える」意識が重要
  • 解説を読んでも理解できない問題は飛ばしてOK

『リードα』はレベルごとに問題が分かれているため、自分に合った問題から始めるようにしましょう。まったく分からないのに受験レベルから始めても、効果がありません。

「1周目:基本問題→2周目:1周目で間違えた問題&発展問題→3周目:2周目で間違えた問題&総合問題」のようにレベルを周回ごとに上げながらチャレンジすると、途中で挫折しにくくなります。

また、用語などを覚えてから問題を解くのではなく、問題を解きながら「頻出の物質や反応を自然に覚える」という方が効率的です。

1周目はバツだらけになるかもしれませんが、それでもOKです。2周目以降にしっかり回収しましょう。

また、『リードα』の解答解説は非常に分かりやすいため、しっかり読み込みましょう。ここで得た知識がそのまま受験に出る可能性があります。ただし、解説を読んでも理解できない問題があった場合、飛ばしてもOKです。2周目でもわからなければ、先生に質問するなどして解決しましょう。

まとめ

最後にもう一度『リードα』がオススメな人を確認しましょう。

  • 化学の基礎レベルの問題を解けるようになりたい人
  • まだ高1,2で受験まで時間がある人
  • 論述問題など、応用的な問題に挑戦したい人

化学を基礎から学びたい人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人などは、化学を勉強する足掛かりとして使いましょう!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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