中央大学


中央大学 化学の対策

MARCHの一角を担う中央大学の化学は、各分野からバランスよく出題される難関私大にふさわしい試験です。そんな中央大学の化学だからこそ、きちんと傾向をつかんで必要な対策に絞っていくことが重要です。
この記事では、中央大学の化学の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

中央大学化学の出題傾向

各分野からバランスよく出題されていますが、理論化学の出題割合が高い傾向があります。
理論化学では化学平衡に関する問題が頻出です。有機化学は構造推定が頻出で、教科書レベル以上の複雑な反応や構造が出題されることがあります。融合問題も多く、計算問題も毎年出題されるため定型問題で十分に対策しておきましょう。

中央大学の化学の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 理論・無機・有機化学マーク式設問
  • 第2問 理論化学記述式設問
  • 第3問 理論・無機化学記述式設問
  • 第4問 有機化学記述式設問

大問1で正誤問題が出題されることが中央大の化学の特徴です。各分野で幅広い知識が問われます。断片的な知識ではなく本質的な理解を問う設問が多いため、各分野で正しい理解が必要です。理論化学では計算問題が多数出題されますが、難易度としては標準レベルです。定型問題の演習を通じて得点源にしていきましょう。有機化学で頻出の構造推定では非常に難易度の高い問題も出題されるため、特に対策が必要となります。

中央大学の化学の時間配分の例

中央大学は90分で大問が4つ出題されます。制限時間には余裕があるため、計算ミスなどのケアレスミスを防ぐことが重要になります。断片的な知識では解答が難しい問題も多いですが、基礎をしっかり固めておけば解ける問題がほとんどです。時間がかかっても諦めずに解答を導き出すことが大切になります。

時間配分の例

00:00 第1問 理論・無機・有機化学マーク式設問(15)
00:15 第2問 理論化学記述式設問(20)
00:35 第3問 理論・無機化学記述式設問(20)
00:55 第4問 有機化学記述式設問(25)
00:80 見直し(10)

中央大の化学では、有機化学の構造推定で難問が出題されることが多いです。大問1の正誤問題をスピーディーに解いて大問4に時間をかけることがおすすめです。設問数に対して制限時間にゆとりがあるため、見直しの時間をとってケアレスミスを無くすようにしましょう。

中央大学の化学で必要な学力レベル

中央大の化学は共通試験レベルの問題がほとんどです。共通試験対策で基礎を定着させておくことが、そのまま入試対策に繋がります。全ての分野において覚えるべき知識をしっかり記憶し、正しい理解を身につけておくことが重要です。頻出の計算問題や構造推定は、参考書を使って定石問題の演習をしておきましょう。

中央大学の化学が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、中央大学の化学で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから中央大に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

中央大学の化学対策に向けた基礎知識の習得

化学の勉強は学校の授業と並行して行うことでスムーズにすすめることが出来ますが、多くの学校では進度が遅く、高3の冬入試ギリギリまで終わらないということもしばしば。
高3の夏前までには基礎を固めて、夏以降は定石問題や構造推定の難問対策が出来るようにしておきましょう。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、教科書レベルの基本知識を盤石にしていきます。いきなり問題を解くことはできないため、まずは映像授業の視聴と付属の問題を解くことで身につけていきましょう。

「リードα」「セミナー」などは適宜学校で配布されたもので似たようなものを使っても構いません。学校で配布されない場合、中古のものの購入や市販の「エクセル化学」などを活用しましょう。問題数が多くレベルも幅広いため、知識の定着にも入試レベルへの飛躍にも最適です。

次に進むポイント

  • セミナー化学の問題を一周した
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた

中央大学の入試に向けて定石問題で理解度チェック

中央大入試や共通テストレベルの問題を解けるようになるには、理解だけでなく理解したことを問題を解く際に実践できることが大前提です。ここからは頻出の解法を固めていくことで、まずは入試問題を解くための「武器」を身につけていきます。

中央大学の化学でも基礎問題精講レベルの問題は毎年出題されます。参考書を使って基礎問題をしっかり解けるようにしておきましょう。特に、計算問題は何度も解いて、設問を見たらすぐに解法が思いつくようにしましょう。例題を一通り解くことで定石問題に必要な知識を習得することができます。夏が終わるまでに例題を2周して解答を見ずに解けるようになっていることが望ましいです。

次に進むポイント

  • 「基礎問題精講」の例題を一通り解き終わった
  • 「基礎問題精講」の計算問題を解答を見ずに解ける
  • センター試験の過去問で70点くらいは取れる

入試レベル対策!中央大の入試形式問題で演習

定石問題は身についたので、あとは中央大入試に向けて絞り込んでいくだけ。中央大学の入試に向けて、解答時間を意識しながら思考力・応用力を鍛えていきましょう。

重要問題集では、中央大の化学で難問が多い構造推定の問題を重点的に取り組みましょう。解説を見ずに自分で解けるようになったら、総仕上げとして中央大の過去問や中央大形式に似た問題に取り組みましょう。出題形式や出題内容が似た問題も多いため、過去問を解いて正誤問題などの特徴的な設問にも慣れておきましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

直近10年ほどの過去問は赤本で時間を測って取り組みましょう。実際にどの順番で解くのか、というのを意識できるので、11月以降の仕上げに使っていきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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